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2013年8月31日 (土)

「パニック・マーケット3D」

Pm3d 映画の困った時のネタで使い勝手の良いので1番はゾンビで、何番目かには絶対にサメが入っていると思う。
 海を舞台にして適当に話を作ろうとしたら、水着の女の子とサメさえだしておけば良し。
 特にサメなんか背鰭だけで十分認識できるのは「ジョーズ」で証明済みだ。
 あとは、いかにサメが出てくる設定を構築するかなのである。
 この映画は津波で浸水したスーパーマーケットで巨大人喰いザメが人々を襲う…という話で、ゾンビをサメにしただけとツッコまれたらそれまでだが、逆もまた然りでしょ。
 親友をサメに食われて、決まっていた彼の妹との結婚も破談になってしまった元ライフセーバーの青年が主人公で、彼はスーパーマーケットでアルバイトをしていた。
 そこへ、元カノが新しい婚約者を連れて登場。
 店には強盗犯や殺人鬼もいるというだけでも無理があるのに、そこへいきなり津波が来て店は水没。
 さらには津波と共にサメもやってきてしまう。
 もうギャグと紙一重の最悪の状態で、店に残された人は無事脱出できるか?
 昔ながらの正統派パニック映画で、さらにはB級臭が漂っている。
 しかし、これでもかというくらい盛り沢山のサービス精神あふれる展開!
 たまにはこういうのはありだな。
 主演は「エクリプス/ トワイライト・サーガ」のゼイヴィア・サミュエル。
 監督は「アイ,ロボット」や 「ゴーストライダー」等の大作アクション……の第二班監督だったキンブル・レンドール。
 やっぱ誰しも下積み時代はあるよね。
 一応、3D映画なのだけど、一番それを感じさせるのは予告編でもお馴染み、海からサメが飛び出し、人がパクって食われるところくらいかなあ。
 だけど、この映画で3Dじゃなくなると、単なるB級サメ映画でしかないんだよね。
 
 

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2013年8月30日 (金)

「宇宙戦艦ヤマト2199/第七章 そして艦は行く」

Photo 新シリーズの第23~26話を再編集した劇場版第7弾で完結編。
 ここまでは割合問題なく、いやむしろ大満足。
 だからこそ、最後はきちんとしめてほしい。
 不安と緊張がよぎる。
 何しろ昨今のアニメは投げっぱなしで終わったり、何も解決してなくても続編を臭わせて終わりとかが多いからだ。
 ここまで来たら、どうにかうまくまとめて欲しいと思うのは仕方ないだろう。
 初っぱなから短縮版での公開のお詫びが入るのに驚いてしまった。
 どうやら、一部製作が遅れてこうなったっぽい。
 第一章のクオリティの高さから、余裕を持って制作していると勝手に思っていたので驚き!
 1980年代のアニメは間に合わないから総集編とか当たり前だったが、21世紀でもこういうことがあるのか~。
 しかし、幸いなことに「ガンドレス」のようなことはなかった。
 結局、完全版はテレビで確認するしかないのか。
 しかし、短縮版とか言われても、作品そのものは全く悪くはなく、むしろきちんとまとめている方だと思う。
 意外にもガミラスとの本土決戦は、オリジナルとは違う展開で、ガミラスの星は滅亡しないし、むしろ暴走気味のデスラーからガミラスを救ったのはヤマトで、イスカンダルにもスムーズに到着!
 しかし、イスカンダルのスターシャは波動エネルギーを兵器に使ったことを責めて、すぐにコスモリバースシステムの引き渡してくれない。
 何じゃ、こりゃ。
 苦労してこれかよ!
 デスラーの暴走や、スターシャのわけのわからないいいがかりにはちょっと戸惑うが、所詮宇宙人だしなと納得するしかない。
 自分が沖田艦長ならスターシャを速攻暗殺してでも何とかしてしまうかもしれない。
 まあ、それでも何とか引き渡してもらい、地球に帰還するヤマト。
 しかし、ガミラスが最後の戦いを挑んでくる。
 ここらへんは、オリジナルと同じ展開。
 そういえば古代守の扱いどうするかな?と思ったら、ちょっとアルカディア号状態で、それはそれで松本漫画魂をさりげなく生かしてくれていて良かった。
 最後はオリジナルが駆け足だったことを考えると、丁寧に描かれている。
 回収していなし伏線もあるのだけど、それは今回が短縮版だからと考えていいのか?
 いずれにしろ、とりあえずきちんと完結したことは喜ばしい。
 オリジナルの不満だったところや、こうして欲しかった箇所等を何とかしてくれたリメイクは、これはこれで良かった。
 あの時に泣いたことや、いつの間にかヤマトのファンであることが恥ずかしかった時代も、含めて、「宇宙戦艦ヤマト2199」が一つのけじめをつけてくれたと思う。
 
 

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2013年8月29日 (木)

「サイレントヒル:リベレーション3D」

Silent_hill_revelation_3d 大ヒット・ゲームソフトの映画化!……で、続編らしい。
 らしいという曖昧なことを言っているのは、ゲームはやったことないし、1作目も観てないから。
 そんな状態で観にいってどうするんだ?という声もありそうだが、ちょうどスケジュール的に観る映画がそれしかなかったから。
 劇場に来て「何観ようか?」って言ってるバカップルだっているくらいなので、別にいいじゃん、適当で。
 突如姿を消した父親を捜と 同時に、自らの出生の秘密を解き明かすため、深い霧に覆われた街 サイレントヒルに行く少女が体験する恐怖!!
 ちょっとわかりにくいところもあるので、おそらくゲームをやっていないからだと思うが、それでも適当に脳内補完できてしまうからOK!
 ぶっちゃけ、意外に怖くない。
 怖い映画が好きではない自分としては安心して観ていられる。
 ホラーとしてそれでいいのかどうかわからないが、それよりもゲームをいかに映像化しているかどうかが重要なのである。
 しかし、自分はゲームやっていないのでよくわからない。
 さらには1作目も観ていない。
 まあ普通の当たり障りのないホラーとしてはありかな。
 出演はアデレイド・クレメ ンスとショーン・ビーン。
 監督はマイケル・J・バセット。
 一応、3D映画なんだけど、自分の行った劇場が2Dのみで、もう色々な面で、この映画を観る資格ないんじゃねえか?>自分。
 
 

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2013年8月28日 (水)

「上京ものがたり」

Joukyou とにかく、地方の田舎は辛い。
 テレビは放送していない番組が多いどころか、根本的にチャンネルが少ない。
 ミニシアター系の映画は上映しないし、演劇は諦めなくてはいけない。
 オールナイトニッポンの二部が放送されない。
 唯一得なのは雑誌の販売が1日早いことくらいか。
 今でこそインターネットの普及で情報はどこでも瞬時だが、根本的なものは何も解決はしていない。
 日本を動かすものの全ては東京に集中している。
 仕事にしてもマスコミっぽいのを目指すのなら東京に行かなくてはならない。
 そして、これをこじらせて、地方の若者は東京に行けば何とかなると思ってしまうのだ。
 この映画のヒロインが正にそれだ。
 自分は特別と信じて上京する。
 大好きな絵で食べていけると思っていたが、実際は美大の成績も最下位。
 生活費のやりくりは想像以上に厳しく、キャバクラでホステスのバイトをしなくてはならない。
 さらにキャバクラで知り合った男(最終的には無職)となし崩しで同棲。
 あ~正にダメダメ女子の見本みたいな感じ。
 しかし、キャバクラの先輩ホステスとその娘に応援され、出版社への持ち込みを繰り返し、少ないながらも絵で食べていけるようになる…。
 原作が西原理恵子の自伝的同名コミックなので、当然結果はそれなりに明るい。
 だけど、本当は東京に何か夢見てやってきて何者にもなれずに終わっていく人は多いに違いない。
 地方から出てきて牛丼屋でバイトとか、あえて東京まできてやることじゃないでしょ。
 だけど、そんなのがゴロゴロいるのが東京砂漠であり、毎年若者が意気込んでやってくるのだ。
 とりあえず、女性版「おのぼり物語」っつうことで。
 主演は北乃きい(B80-W61-H81)。
 彼女のセーラー服姿がたまらん。
 ちょっと良い部類のビニ本のモデルっぽくて萌え!
 だけど、あんなにかすれた声だったかな?
 監督は「女の子ものがたり」に続いて、すっかり西原理恵子漫画の映画御用達になりつつある森岡利行。
 瀬戸朝香(B83-W60-H85)が母親役をやってるのに時代の流れを感じた。
 「のそき屋」の時は女子高生役だったのに…って何年前の話だ?
 
 

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2013年8月27日 (火)

「スター・トレック イントゥ・ダークネス」

Star_trek_into_darkness スター・トレックはTVシリーズと映画は数あれど、やっぱり一番好きなのは一発目のTVシリーズ、日本で言うところの「宇宙大作戦」だ。
 1979年に劇場版が公開された時は感動した。
 何にか?
 そりゃあ、もうエンタープライズ号が巨大スクリーンで動いているからで、TVシリーズは最初と最後にバンクフィルムで登場するだけだったが、映画版はきちんと動いていて、本当に巨大であることが実感できてしまうのだ。
 もうそれだけで満足。
 話がイマイチとか、登場人物がすっかり老けているとかは、まあこの際置いておくことにする。
 その後も色々新作が作られているけど、やっぱり「宇宙大作戦」が一番面白い。
 だから当然、オリジナルを映画化するのは当然だろう。
 もちろん、オリジナルの年寄りを使わずにだ。
 そんなわけで、オリジナルの映画化は大成功。
 往年のシリーズの要素を踏まえつつ、今風の要素を入れて新しいファンさえも獲得しつつある。
 オリジナルの精神が生きていることが大切なのだ。(少しは見習えよ>「ガッチャマン」)
 謎の男による爆破事件。
 謎の男が潜む宇宙の戦闘地帯へと旅立つエンタープライズ号。
 そして、次第にわかってくる男の過去、そして復讐の真の目的とは…てな話なのだが、これが大変面白い!
 TVシリーズに続くだけでなく、「カーンの逆襲」のリメイクでもあったわけで、往年のファンの気持ちをがっつり掴んで、新規ファンも取り込む、この心憎い展開。
 1作目の時も思ったけど、監督のJ・J・エイブラムスは、過去の作品を再構築させるとピカイチだな。
 この人だったら、スター・。ウォーズのエピソード7は適当にうまくやると思う。
 音楽が映画版ではなく、TVシリーズなのが泣かせる。
 しかし、社会人目線で見ると、カークは上司としてはダメだな。
 普通に考えたらスポックの方が絶対に艦長に向いてるのだけど、それだと話が盛り上がらないか。

 
 

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2013年8月26日 (月)

「ガッチャマン」

G とにかく、

 大変つまらない。

 この一言につきてしまう。
 「科学忍者隊ガッチャマン」は1972年放送当時としては、SFアニメとしてはかなりのハイクオリティであり、特にSFデザインは今でも全くの遜色はない。
 その後もOVAを含めて多くのシリーズが作られてきたが、ティム・バートンの「バットマン」が公開された時、この雰囲気で実写化も可能ではないかとさえ言われていた。
 結局、それはSMAPのNTT東日本のCMで実現化してしまった。
 そして、その完成度から本格的に劇場版を作ったら…という期待度はピークになっていく。
 そして、今回めでたく劇場版が完成するに至る……それと同時に大きな失望を味わうことになる。
 21世紀初頭。謎の侵略者ギャラクターによって、地球の半分が壊滅させられる。
 ギャラクターから地球を守るため、“石”という特殊な結晶体の力を引き出せる適合者が集められ、特殊エージェントとしての訓練を受ける。
 彼らはガッチャマンとしてギャラクターと戦う!!!
 正直、設定は変えてもらってかまわない。
 70年代のアニメなので、当然現在に合わせてのアレンジは必要である。
 それでもオリジナルの精神は守るべきである。
 「宇宙戦艦ヤマト2199」はオリジナルの精神を守りつつ21世紀版として昇華している。
 だからこそオリジナルの矛盾を修正しても根本的な精神は守られているので違和感はない。
 しかし、この映画はオリジナルの精神が全く守られていないので、偽物にしか思えないし全体的に違和感を拭えない。
 オリジナルの要素は色々入れているのに、それを生かしきれていない。
 新しく映像化するプラスαがないのだ。
 そして何よりもダメなのは全体的に緊張感と緊迫感が足りない。
 冒頭で物語の世界設定を説明しているのだが、ナレーションと文字での説明は「スター・ウォーズ」でも定番なのだが、あまりにもテンポが悪く、その後、勢いよく物語に入っていかない。
 そのため、壮大な設定も信憑性に欠けてしまうのだ。
 これは話の構築の仕方にも問題があって、例えばギャラクターからの亡命者と接触するためのパーティーに潜入するエピソードがあって、招待客の誰かと入れ替わるという作戦なのだが、入り口で認証されるまでに、ハッキングしてデータを書き換えなくてはならない。
 その時間は行列に並んで自分がそこにたどり着くまでなのだが、これも実はあえて行列に並ばなくても、きちんと準備してからでも問題がなかったりするのだ。 
 さらに最後に東京壊滅まで残り6分とか言っている倍以上と体感させる長い時間、会話をしたりしているのだ。
 もちろん、映画の中の時間というのはあるのだが、せめて不自然さと勢いがなければ成り立たない。
 ところが、この映画は全体を通して、うだうだの演出なのである。
 そして、最も見所であるべき、ガッチャマンスーツがエヴァンゲリオンのプラグスーツをパクったような感じであり、またそれが明るい昼間に出てくると非常に間抜けなのだ。
 ティム・バートンのバットマン以降、間抜けなコスチュームをかっこよく見せる方法は色々提示されているのに、何故参考にできないのか?
 そもそもガッチャマンスーツを着用する理由付けがされていないので、何故あのような〈醜い格好〉をして戦う必要があるのかがわからない。
 アメコミのヒーローでもそうだが、コスチュームは普通に考えたら全く意味をなさないものであり、何故そういう格好をするのかを理由付けがいるのである。
 この映画の場合、石の適合者であり、おそらく強化スーツであることはわかるのだが、例えば何かの象徴的なものとか理由がないと、あの格好で忍者とか言われても説得力はない。
 そして、これらは数あるアメコミヒーロー映画という見本があるのに、全く参考にされていないのだ。
 もし、そんな大がかりな理由付けがなくても、見た目の格好良さだけなら、仮面ライダーやスーパー戦隊の方が遙かにケレン味があって見せ方が上手い。
 いや、正直言うと、毎年公開されている仮面ライダーやスーパー戦隊の映画の方が遙かに面白いのだ。
 これだったらSMAPのNTT東日本のCMだけで良く、あえて作る必要性は全くなく制作スタッフの力量不足を出しただけにすぎない。
 出演はガッチャマンの5人に松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽(B77-W58-H84)、濱田龍臣、鈴木亮平。
 さらに南部博士が岸谷五朗って胡散臭すぎだろ!
 監督は「カイジ 人生逆転ゲーム」「ごくせん THE MOVIE」の佐藤東弥。
 この監督の「ごくせん」の映画は稀に見るくらい最悪だったなあ。
 明らかに続編を作る気満々の最後だが、そこはもうアメコミでお馴染みリブートとか適当な理由で、この映画はなかったことにしてもらいたい。
 あと、アメリカだとTVシリーズの映画化の場合、どこかでオリジナルの音楽を少し使ったりアレンジしたりして挿入して、かつてのファンへやオリジナルへの敬意が払われるんだけど、日本はそういう心意気が全くないのも残念。
 
 

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2013年8月25日 (日)

「タイピスト!」

Ty 1950 年代フランスを舞台に、タイプ早打ち世界大会優勝を目指す女性の奮闘するラブコメディー。
 いや~真剣懐かしいよ、タイプライター。
 ワープロが出てくるまで自分も使っていた。
 カセットのインデックスも苦労してタイプライターで打ち込んでいたよ。
 正直、使い勝手が良いわけでもないのだけど、和文タイプライターはもっと使いにくい。
 だけど、手書き以外で文書を作ろうとしたら、それしかないから仕方ない。
 そう考えると今やなんて便利な時代なんだ~と感無量。
 1950年代、女性の職業の花形は秘書であり、タイプが打てる=ステイタスという時代。
 そして当然、タイプの早打ちナンバー1は正に究極と言える。
 この映画は正にタイプ早打ちナンバー1の地位を目指し特訓と恋愛を程良くブレンドした物語で、まさにタイプ版スポ根といったところか。
 ちょっともたついたところもあるが面白い!
 特にタイプの早打ちは迫力満点。
 基本的にキーを叩いているだけなのだけど、そこは演出のうまさと思う。
 ヒロインはドジっ娘で感情的。
 正直、こんな娘を雇う気になれんのだが、そこは物語を動かすための起爆剤っつうことで。
 1950年代の話とは言え、そのまんまではなく、あくまでモダンレトロの雰囲気ということでファンタジーな感じもまた良し。
 出演はロマン・デュリスとデボラ・フワンソワ。
 監督はこれがレジス・ロワンサルで、これが初長編劇映画らしい。
 本編中は所かまわず男女共にバカバカ煙草を吸っているので、日本禁煙学会は映画会社に早速苦言を申し立てるべきだぞ。
 1950年代の話だけど、時代は関係なさそうだし。
 まさか、会員の誰かが「風立ちぬ」をたまたま観たからってことはないだろうから、とりあえず、この映画も喫煙シーンが多いので子供に影響があるかもしれない。
 喫煙シーンのある映画は多いので、もっと徹底して頑張って下さいね。
 
 

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2013年8月24日 (土)

「マジック・マイク」

Mm 男の裸が好き!

 大きな声で叫びたい人は多いはずだ。
 男子が女子の裸をこよなく愛するように、女子も男子の裸が嫌いではないはず。
 もっといえば、男子でも男の裸大好きという人も多いはずだ。
 しかし、だからといって、大きな声で叫ぶと「あまちゃん」のアキちゃんのように「このこはバカじゃないだろうか」と思われてしまう。
 ましてや、その手の本を買ったり、その手の店に行くのはかなり勇気がいることだ。
 しかし、映画ならそれなりの大義名分や理由がつけれるはず。
 そんなわけで、この映画は、男性ストリッパーの世界で繰り広げられる男たちの葛藤と友情の青春(?)映画。
 当然、題材が題材なので男の裸目白押しだ。
 主演がチャニング・テイタム、共演がアレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒーとくれば辛抱たまらん。
 そして、監督がスティーヴン・ソダーバーグなので、それだけで観にいく理由にはなるはず。
 しかし、反面、ソダーバーグの映画は、期待の斜め上をいく場合が多いので、つまらない可能性が極めて大きい。
 ところが、意外にも真っ当な青春映画だった。
 若い時に調子に乗ってしまうことや、ある程度の年齢だと分別がついてしまうこと等、男性ストリッパーでもやっていることや悩みは同じ。
 さらに恋愛パートも微妙な男女の関係がうまく描けている。
 ソダーバーグの監督作品なのでハードルを下げたとしても、それでも大変面白い!
 というか、自分的にはソダーバーグの監督作品で初めて面白いと思ったかも。
 チャニング・テイタムは悪の組織コブラの陰謀を阻止したり、大統領を救ったりしているマッチョヒーローだけじゃなく、どこにでもいる男性ストリッパーとかも演じられることがわかったのも良い。
 正直、投げっぱなしのところもあるけど、ラストはちょっと感動したよ。
 
 

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2013年8月23日 (金)

「ジョーカーゲーム 脱出(エスケープ)」

Photo 物語において、一番盛り上がるネタは命がかかっていることであり、死なないための行動は緊迫感と緊張感が大きい。
 しかし、そういう設定を自然に作ることは難しい。
 何故なら普通に生活している分には病気と交通事故以外で死ぬような目に遭うことはないからだ。
 一番手っ取り早いのは、よくわからないけど強制的に命がかかっている状態に持ち込むことだ。
 だからこそ、キチガイが襲ってきたり、よくわからない死のゲームに強制参加というパターンになるわけだ。
 この映画はババヌキによる死のゲームに参加させられた高校生たちの学園ホラー「ジョーカーゲーム」の続編。
 中学生や高校生が昼休みに弁当のおかずをかけてババヌキをやることがあるが、おかずじゃなくて命をかけるのだ。
 ババヌキで何故命をかけるのか?
 ここらへんをうまく設定しないと、大した説得力もないのにバカバカ人が死ぬ学生の自主映画みたいになってしまう。
 一応、この映画の場合、学力低下の阻止と人間力の向上を目的としているためというもっともらしい設定がされている。
 前作の敗者たちが送られた矯正施設を舞台に、7人の少女が新たな死のゲームを強要される…というもので、そんなドキドキハラハラするような話でもない。
 何故なら命掛かっているわりには、全く説破詰まってないから。
 いや、それなりに切羽詰まる状況は作ってあるのだけど、そう思わせる説得力に欠けるのだ。
 その時点で映画としては終わっているのだけど、私立恵比寿中学の鈴木裕乃や松野莉奈、宮武美桜のアイドル映画としてはありかな。
 個人的には原史奈(B84-W58-H84)が捨てがたい。
 監督は「マメシバ一郎」シリーズの芦塚慎太郎。
 これも設定さえあれば、出演者は誰でもいいので、延々と続編が作られていくんだろうなあ。
 
 

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2013年8月22日 (木)

「スクールガール・コンプレックス~放送部篇~」

Sgc 学園祭が間近に放送部に入ってきたのはトラブルでバスケ部を退部になった三塚チユキだった。
 彼女は留年している問題児で、男関係で何かあるらしいが、一方では女子にもモテる。
 そんな彼女に放送部の部長新谷マナミは惹かれるていくが、マナミの幼なじみの森野アイも彼女に密やかな想いを抱いていた…。

 自分が女性の場合、男性のことで知らないことは多いし、逆も然りだ。
 特に女子校と聞くだけで男子の妄想は爆発!
 いや、今は男子校と聞くだけで腐女子の妄想の爆発力の方が凄いかもしれない。
 だけど、世の中異性に見られてナンボの世界であり、同性だけだと緩みっぱなしだ。
 だから今は男女共学の方が受験生が多いと聞く。
 しかし、実際の世界はどうでも良くて、せめて物語の中だけでも女子校はきれいでリリカルな感じであって欲しい。
 そのために「マリア様がみてる」を読んでいるのだから。
 この映画は女子高生たちの日常をフェティッシュな少年の視点でとらえた写真集「スクー
ルガール・コンプレックス」を原案とする青春ガールズムービーだ。
 少年のフェティッシュな視点というと運動部系になりがちだが、この映画の舞台は放送部という文化系である。
 そんなのでフェティッシュなものがあるのか?という疑問を抱く貴兄もいるのだが、元放送部にいた自分に言わせると、放送室は学校唯一の防音の密室があり、盗聴的なこともできてしまうのだ。
 ね、そう思うと淫靡なものを感じるでしょ。
 え、感じないっすか?
 結局、この映画はエロいものは何もなく、もしろ、高校生の不安定な心模様が中心。
 今でこそすっかり荒んだ大人になってしまった自分だが、ふと思い出すと十代の頃ってど~でもいいことで悩んでいたりした。
 この映画だって、男と別れたいからといって、メールや電話をしてこないようにメールしているけど、そんなもん着信拒否設定だよなあとか、クラブ活動くらいうまく仕切れよとか、女同士の恋愛はまず成り立たないから無駄なことはしないとか、色々思ってしまうのだけど、それは今思うことであって、高校時代はそういうわけにはいかないのかもしれない。
 出演は森川葵(B74-W56-H78)、門脇麦(B85-W60-H86)他、実社会の学校には絶対にいなさそうな美少女目白押し。
 森川が細すぎるのか、門脇と並ぶと遠近感が掴めない(笑)
 監督は「nude」の小沼雄一。
 フェティッシュと青春物のコラボは目の付け所はいいと思うのだが、あともう一歩。
 そうこうしているうちに、映画部篇やら、漫画研究会篇、帰宅部篇とか数をこなしていくうちにどこかで物凄い傑作が出てくるだろうことを期待したい。
 
 

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2013年8月21日 (水)

『映画「立候補」』

Rikkouho 金払っても見たいドキュメンタリー映画とは、テレビでは絶対にやらないようなネタで、出てくる人が強い信念を持って痛い奴を追いかける作品だ。
 「ゆきゆきて、神軍」はあぶないネタと強烈なキャラの両方揃った稀に見る傑作であり、さらに劇場の外で街宣車が待機しており、映画も映画を観ている環境もドキドキだ。
 この映画は最初から当選の見込みのない立候補者達の選挙戦を追うドキュメンタリーだ。
 選挙権があれば、立候補する権利もある。
 中には当選しないことがわかっている、もしくはどう考えても当選しなさそうなのに本人は当選する気満々の候補者もいる。
 スマイル党総裁のマック赤坂、政権放送がYouTubeで150万回再生された外山恒一、 落選歴15回の日本記録を持つ羽柴秀吉。
 この映画は特にマック赤坂を中心に追いかけている。
 久しぶりにネタとキャラクターが際だっていて面白いドキュメンタリー。
 思った以上に編集がうまい。
 歯切れがいいし、ドキュメントでお馴染みの会話が聞こえないということもなく、そんなところもテロップ処理をしているのが有り難い。
 実はこの映画を観るまで立候補するのに300万円の供託金を支払うことを知らなかった。
 ま、正直彼らが当選することはないと思う。
 明らかに落選することがわかっているのにもかかわらず300万円払う意味がわからない。
 2011年11月は橋下徹が仕掛けた40年ぶりの大阪府知事・市長選挙が行われた。
 維新か反維新かで世論が二つに分かれ、日本中が大騒ぎの中に、場違いな泡沫候補たち。
 彼らが当選することはない。
 申し訳ないが、単なる目立ちたがりにしか思えない。
 そして、彼らがどんな思想を持っているかはしらないが、万が一当選したところで、彼らは何もできないような気がする。
 何故ならどれだけ大したことができなくても、やっぱり政治家はそれなりに考えている。
 彼らがもし本当に当選したいと思っていたら、やはり奇抜な行動よりも、今まで当選している人のように〈正攻法〉でやるべきなのかもしれない。
 監督は藤岡利充。
 見所は橋本徹や阿倍 の街頭演説にマック赤坂が突撃して直接対決するシーンかな。
 あの緊迫感は凄い。
 それでいて格の違いを感じさせられた。
 

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2013年8月20日 (火)

「オース!バタヤン」

Bataya こまどり姉妹のドキュメンタリーとか、アルタミラピクチャーズのドキュメンタリーは目のつけどころが面白い。
 この映画はバタヤンこと、田端義夫が第二の故郷である大阪での凱旋公演を中心とし、彼を知る関係者の証言を交えながら描く音楽ドキュメンタリー。
 凱旋公園が94歳の時だから、彼も元気な年寄りの一人だったかもしれない。
 さすがにそんな年齢だと、昭和から平成へ、正に戦前・戦中・戦後、高度経済成長など歴史の生き証人である。
 10人兄弟の9番目として生まれというビッグダディも真っ青な家庭に生まれ、栄養失調で片目を失明、4,000人のオーディションを勝ち抜いてスター街道を突き進むが、戦争中は「歌い方が軟弱」と憲兵の弾圧を受け、3度の空襲を奇跡的に助かり、しばらく売れない時期を過ごしたと思えば、急な大ヒット、さらにはラスベガスのカジノで大当たり……。
 これがハリウッドなら間違いなく2時間半の大作になってしまうくらいの波乱の人生だ。
 そんな彼について立川談志、 白木みのる、千昌夫など、自分らの人生も大概波乱の人達が語る。
 でも一番凄いのは浜村淳であることは間違いない。
 凱旋公演の彼のMCは普通に笑える。
 これも十分見る価値あり。
 
 

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2013年8月19日 (月)

「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」

The_smurfs_2 世の中には誰得?というような続編映画があって、最近だとパーシー・ジャクソンとスマーフの続編だ。
 そんなにヒットしたか~?と思ったりするのだが、続編ができるということは、自分が知らないだけで、どこかで大ヒットしているのかもしれない。
 スマーフたちの宿敵・魔法使いのガーガメルにさらわれたスマーフ達のアイドルのスマフェットを救出するため、パパスマーフたちが大活躍!…てな話で前作を観ていなくても大丈夫。
 何故ならスマーフとガーガメルのバトルは「トムとジェリー」に近いものがあるから。
 全く期待していなかったせいか、それなりに面白かった。
 いや、ピクサーやドリームワークスのアニメに比べたら果てしなく、子供向きだが、日本映画の子供用とは違い、子供騙しではなく、大人も楽しめる位の水準はある。
 まあ本当なら、DVDスルーの可能性は極めて高いのだが、ソニーもこれというキャラクター物が少ないので、できれば看板にしたいところもあるのかもと考えてしまう。
 本当は3Dなのだけど、2Dしか公開してないところに日本の映画会社の気合いの程が感じられる。
 監督は、前作に引き続きラージャ・ゴスネル。
 今回声の出演でクリスティーナ・リッチが出ているはずなのだが、ほとんどの劇場は日本語吹替版で、話題は高橋みなみ(B74-W56.5-H81)が主題歌と声を担当していることだ。
 そして本職の声優以外は叩かれがちだが、意外にたかみなは悪くなかったことだけ報告しておく。
 
 

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2013年8月18日 (日)

「陸軍登戸研究所」

Rikugun 戦前に大日本帝国陸軍が開設し、神奈川県川崎市に実在した陸軍登戸研究所を追うドキュメンタリー。
 第九陸軍技術研究所という正式名称を 持つその研究所では、生物兵器、化学兵器、風船爆弾、怪力光線、人工雷、偽札など、正に世界征服を企むショッカーとかがやってそうなことを、真剣に研究・開発していたらしい。
 当時の資料や関係者たちの証言をもとに、研究所の様子と研究内容を追求していく。
 上映時間3時間。
 絶対パスだなと思っていたが、予告編の「偽札は簡単に作れる」とか、「約40億円作った」の証言が面白かったので観にいくこと決定。
 1937年、神奈川県川崎市生田の丘陵地に電波兵器開発を目的とした陸軍の実験場が設立され、通称、登戸研究所と呼ばれるようになる。
 やがて、戦況が進むごとに規模は大きくなるし、研究棟は増築、所員も一千名に越えてしまう。
 その構成は将校だけでなく、一般人も多数入っている。
 普通の人達が自覚があまりないまま、殺人光線やら、風船爆弾、偽札製造などに関与しているのだ。
 戦時中は何でもありと言われるが、ここの研究所はその最たるもので、中には中学生の発想みたいなものを物凄い費用でやろうとしている。
 特に風船爆弾と偽札の話が面白い。
 特に偽札は、カリ城の銭形警部のセリフ「噂には聞いていたが、まさか独立国家が営んでいたとは」を地でいく感じで、これが一番やばい。
 監督は楠山忠之。
 しかし、残念なことに、扱ってるネタは面白いのに全体的に編集が下手すぎ。
 無駄なカットがやたらと多い。
 さらに、音声の収録方法が下手すぎて聞き取り辛い箇所が多い。
 そしてこれは制作側に問題があって、例えばインタビューなのにピンマイクをはめてなかったり、踏切の前や余分な音が入るような場所で収録しているのは何故なんだろう?
 というか、何故リテイクしないの?
 また、同じような話や不必要な話も多く、もうちょっと整理すれば短くなるはず。
 いや、それ以前に風船爆弾と偽札の話は分けるべきでしょ。
 あとテロップの間違いあり。
 「狩り出される」じゃなくて「借り出される」じゃないかな。
 
 

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2013年8月17日 (土)

「ホワイトハウス・ダウン」

Whd 娘を連れてホワイトハウス見学に来ていた議会警察官が、謎の武装集団の襲撃現場に遭遇。
 娘の安否を気にかけながら、大統領を守り戦う!
 
 つい最近、「エンド・オブ・ホワイトハウス」とかホワイトハウス襲撃ネタが流行なの?
 まあ、ぶっちゃけホワイトハウス版ダイ・ハードといった感じで、本家が新作でぐだぐだになってしまったことを考えると、とりあえず本家でないところで後継者が出てきて良かったって感じかな。
 監督が「インデペンデンス・デイ」「2012」のローランド・エメリッヒなので、派手で大味な展開かと思っていたら、昔ほどではなく、細かい中にも大味な展開がほどよくブレンドされていてOK!
 いや、宇宙人や巨大生物が出てこないだけ地味に思えてしまう。
 やっていることはホワイトハウスの徹底的な破壊活動なんだけどね。
 主演が「G.I.ジョー」のチャニング・テイタム。
 21世紀の地球を救う男は彼に決まりか?
 彼も最終的には「泥の河」のきっちゃんみたいなタンクトップなのは、「ダイ・ハード」以降の伝統になりつつあるな。
 とにかく、爆発&銃撃戦が延々と続き、山あれ谷ありどころか、山ばっかで平坦になりつつある一歩手前で踏みとどまっているのも良し。
 基本的にハードアクションといいつつも、適度なギャグも散りばめられている。
 悪役は頭脳犯から筋肉バカまでお約束が揃っている。
 いつかどこかで見たような場面も多いけど、ここはお祭り映画として、そこらへんもツッコミを入れながら楽しむのが正解。
 あと、子供かというツッコミはありそうだけど、大統領の仕事って大変だなあ。
 
 

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2013年8月16日 (金)

「不毛会議」

Humou 演劇を映画化。
 至極簡単だと思ってしまう。
 何故なら役者の演技は固まってるし、あとは撮影するだけ。
 そんなことを昔、考えていた。
 しかし、いくつかの演劇の映画化を見る度に違和感を覚えた。
 演技しているのを撮るだけではダメなのだ。
 この映画は映画と舞台で1つの作品を創る“ムビステ”の第1弾らしい。
 脚本家で舞台演出家としても知られる、なるせゆうせいが監督らしい。
 戦時中の某国の兵士が某所に集まり、殉職した分隊長の仇を討つため、特別部隊を結成する会議を始める。
 しかし、ある出来事をから結束が壊れていこうとしていた。
 さらに分隊長の妻の登場で、事態は予想外の展開になっていく…。
 いや、話そのものはワンシチュエーションドラマとして面白いし、役者さんも熱演している。
 だけど、登場人物がいかにも演技してま~すという感じで、セリフが予め決まっているというか、待っているような感じで、いわゆる自然な感じがしないのだ。
 演劇だったらOKかもしれないが、映画だと違和感がある。
 密室劇っぽいのはありだと思うのだけど、結局、演劇をそのまま撮りましたみたいな感じは否定できない。
 演劇と映画は似ているようで似てないし、それぞれの表現方法への変換は必要なのかもしれない。
 だから、不毛会議というよりも不毛映画……というのは言いすぎか。
 いずれにしろ演劇と映画の融合はもうちょっと方法もあるのではないかと思ってしまう。
 
 

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2013年8月15日 (木)

「パシフィック・リム」

Pacific_rim この映画に関しては語ることはあまりない。
 多くの人が語り散らかしているし、自分もそれに概ね近い感想を持っている。

 大変面白い。

 それ以上の言葉はあまりにも陳腐だ。
 巨大怪獣と人型巨大ロボットとのバトル。
 あまりにも今更だ。
 しかし、ふと考えれば、そんな映画って今まであっただろうか?
 日本人にとってロボットアニメは当たり前の存在であるし、怪獣も「ウルトラQ」以降、極めて身近な存在だ。
 そして、ロボットと怪獣の出てくる映画は数あるはずなのに、満足できるものは今まであっただろうか?
 少なくとも自分はなかった。
 今までは。
 しかし、「パシフィック・リム」は、長年待ち続けたものがやっと実現した感じだった。
 それは、初めて「スター・ウォーズ」を観た感じにも似ている。
 今までの特撮映画。
 それは、広がりのない宇宙に、煙を噴いて飛ぶロケット、蛇腹の腕を持つロボット、つながった宇宙服……おそらく当時の感覚では精一杯だったかもしれない。
 だけど、「スター・ウォーズ」は違った。
 今までの概念を打ち砕くものだった。
 「パシフィック・リム」は正にそれだ。
 今まで感じていた違和感を取り除き、自分等のこうあってほしいことのさらに上を行っている。
 例えば、ローランド・エメリッヒの「GODZILA」を観た時、日本人は大きい違和感を覚えたはずだ。
 おそらく、アメリカ人の考える怪獣=巨大な爬虫類なのだが、日本人の考える怪獣=災厄であり、震災に近いものなのである。
 そのため、「GODZILA」は巨大であるが、怖いという印象はない。
 怪獣は人智を越えた恐怖の象徴であるべきなのだ。
 「パシフィック・リム」に出てくる怪獣は、巨大な爬虫類ではなく、人類の想像を越えたものとして描かれている。
 さらに、それにもきちんと設定がされており、よくわからないだけで終わらせているわけではない。
 そして、それに対抗するために人類が開発したのが、人型巨大兵器イェーガー。 
 操縦は2人のパイロットによって行われる。
 イェーガーの能力を引き出すためには、パイロット同士の心を高い次元でシンクロさせなくてはならない。
 正に日本のロボットアニメの美味しいところを全てぶち込んだような設定。
 イェーガーの操縦は、懐かしのジャンボーグAを思い出させる。
 イェーガーは国ごとに特色があるのも、マニア心をくすぐる。
 自分が十代だったら間違いなくフィギュアとか集めていたかもしれない。
 とにかく、特撮をアニメ化したエヴァンゲリオンをさらに実写にしたような展開。
 画面の構図が日本のアニメや特撮であり、おそらく日本人が観ても違和感なし。
 いや、むしろ今までできそうでできなかった映画ができてしまったことがかなり衝撃的である。
 冒頭で怪獣が橋を壊した時は、「スター・ウォーズ」のクロッケードランナーとインペリアルクルーザーの登場を思わせるものがあり、思わず身を乗り出してしまった。
 「進撃の巨人」は言うに及ばず、「ワールド・ウォーZ」でもそうだが、この映画でもそうだが壁が重要なアイテムになっているが、これは世界的な流行なのか?
  この映画を観て、今まで観てきた特撮やアニメを思い出し、色々な語りたいことは山ほどある。
 その意味ではオリジナリティーはないのかもしれないが、それを省いてもそれらの要素をごった煮にして一本の作品ができてしまった時点で、オリジナルであり、今後ロボットや怪獣が出てくる映画は、この映画を基準として語られることは間違いない。
 少なくとも「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」は、本家としてこれを越えてもらわなくてはいけない。
 出演はチャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子(B83-W62-H86)、ロン・パールマン。
 菊池は日本語版だと林原めぐみが吹替という徹底ぶり。
 さらに日本のロボットアニメの有名な声優が多数出演。
 近年で稀に見るまともな吹替版と言えよう。
 彼女の少女時代役は芦田愛菜だが、出ている時間は極めて少ない。
 監督は「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ。
 確かに「ヘルボーイ」は「スター・ウォーズ」を思わせるものがあるので、新シリーズは8作目でもいいので彼に監督して欲しい。
 
 

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2013年8月14日 (水)

「ムービー43」

Movie_43 何か勘違いしている人がいるみたいだが、おバカとか脱力系と言われる映画だから、つまらないわけではない。
 くだらなくても笑えればいいのだ。
 ところが、この映画は全く笑えない。
 本当はくだらないとか言われていても、実は笑えるというのがパターンなのだが、この映画に関しては純粋につまらない。
 正に時間の無駄。
 全米ではその出来の酷さからほとんど話題になることもなく、ひっそりと公開され て大コケして、世紀の失敗作らしい。
 もうそんな映画だから、つまらないは当たり前で誉め言葉になってしまっている。
 しかし、どれだけ開き直ろうがつまらないものはつまらない。
 スティーヴン・ブリル、ピー ター・ファレリー、ウィ ル・グレアム、ス ティーヴ・カー 、グ リフィン・ダン、ジェー ムズ・ダフィ、ジョ ナサン・ヴァン・タルケン、 エ リザベス・バンクス、パ トリック・フォーシュベリ、ブレット・ラトナー、ラ スティ・カンデッフ、 ジェー ムズ・ガンが、それぞれの1本ずつ演出して、成り立つオムニバス映画。
 
 脚本家が大物プロデューサーに心温まるといいながら、下劣な話の企画を売り込む話を中心として、そのやり取りを含み、その企画の数々をオムニバス形式で12本のエピソードで見せていくという形式。

 ブラインドデートでイケメンな男性に出会えたはいいが、彼の喉には金玉袋がぶらさがている話。

 教育熱心が高じて息子に、学生時代の負の部分を教育する夫婦の話。

 結婚を視野に入れてつきあっていた女性が、ウンコをかけるように言われる男の話。

 スーパーのレジ係とと恋人のエロい会話が店内放送で流れる話。

 
 カップリング・パーティに参加するアメコミのヒーローの話。

 等身大の女性ヌードボディを再現した音楽プレイヤーiBabeの話。

 恋人が初潮を迎えて大騒ぎの話。

 アイルランドのこびと妖精を捕まえ金貨を手に入れようとする男

 セクシーな美女とインテリ男のゲームがどんどんエスカレートしていく話。

 公民権運動が高まる前の1959年、白人チームとの初の対戦を前に委縮する黒人チームに熱血コーチが発破をかける話。

 恋人の飼っている猫の恐ろしい本性をアニメとの合成で描く話。

 う~ん、どれもつまらない。
 それでもアメコミとiBabeの話だけは比較的面白かったかな。
 そしてこのどうしようもない映画に、ハル・ベリー、 ジェ ラルド・バトラー、リチャード・ギア、テレンス・ハワード、ヒュー・ ジャックマン、クロエ・グレース・モレッツ、エマ・ストーン、ユマ・サーマン、ナオミ・ワッツ、ケイト・ウィンスレット、デニス・クエイド…等々主役級の俳優が出演している。
 ヒュー・ジャックマンなんか、首に金玉袋をぶらさげているし、ハル・ベリーは特殊メイクで顔もいじり、ビックリ人間大集合に出てきそうな巨乳になっている。
 クロエ・グレース・モレッツなんか多感な年頃なのに、初潮でズボンを血だらけにしているとか、自分が彼女の親だったら出演させないよ。
 大物男優や俳優がバカなことをやっているところに、この映画の面白さはあるのだろう。
 と、言うかそれしかない。
 そして彼らがウンコや差別ネタをやってるのが面白いのかもしれないが、それらはあまりにも捻りがなさすぎて笑えない。
 結局、この映画は日本の予告編がかなりよくできており、あれはちょっと観たいかなと思わせてしまう。
 まあ、だから観にいっちゃったわけなんだけどね。
 
 

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2013年8月13日 (火)

「ワールド・ウォー Z」

World_war_z 元国連捜査官が家族を乗せた車で渋滞にはまっていると、爆発音がして謎のウイルス感染によって増殖した凶暴な人間が襲ってきた。
 かつて伝染病の調査や紛争地域で活躍した彼に、調査隊への協力が求められる。
 最初は断るものの、愛する家族の安全と引き換えに、協力することにする。
 しかし、感染は世界中に広がりつつあった…。

 予告篇を見る限り何故大騒ぎになっているかわからないが、映画会社が必死こいて、家族愛やら主演のブラッド・ピットを前面に出そうとも、ネットでどんな映画かすっかりダダ漏れ。
 タイトルのZってゾンビのZかよ~。
 そんなわけで、この映画は、映画を盛り上げる5つのアイテムである宇宙人、ゾンビ、テロリスト、サイコキラー、北朝鮮の中のゾンビがネタになっている。
 ウィルス感染によりゾンビになった人達が襲いかかってくるという話で、もうすっかり今更感が漂ってしまうのは言うまでもない。
 走ってくるゾンビとか、壁をよじ登るゾンビとか、昔どこかで見たようなのばっかりなので新鮮さは全くない。
 バイオハザードみたいにバッタバッタ倒していく痛快さはなく、治安がなくなり、果てしなく不安が続くどよ~んとした雰囲気のじわじわとくる不安感を煽るタイプのゾンビ映画なのだ。
 同じ時期、勢いで怪獣とロボットが戦っている映画とは全く逆である。
 しかし、この映画も物凄い人数のゾンビが一斉に襲ってきて、物量的な怖さもあり、その意味では大作なのだ。
 まあ、あえていうならファミリー向きゾンビ映画といった感じか。
 面白いかどうかと聞かれれば、つまらなくはないけど…という歯切れの悪い答え方しかできないのも微妙なところなのだが、監督が「007/慰めの報酬」のマーク・フォースターなので、そりゃあ演出にキレがないのは仕方ないと納得してしまうのだ。
 そもそもブラピが自らの会社であるプランBが関係している映画は、まず面白い映画がないのも悲しい。
 一応、3D版も公開しているけど、暗いシーンが多く、あまり意味がないので2Dをオススメする。
 そしてゾンビが出ているからといって、グロいものを期待してもダメ。
 どちらかというとパニック映画に近いから。
 
 

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2013年8月12日 (月)

「アイアン・フィスト」

The_man_with_the_iron_fists 19世紀の中国を舞台に、黒人の鍛冶職人が政府の金塊強奪を企む悪の組織を相手にカンフーで戦う!!

 両腕を切られた鍛冶屋が鉄の腕をつけて復活…とか、かなりキワモノ臭い内容だが、実はかなり真面目に70年代のカンフー映画の世界を復活させている。
 個人的にはツボで大変面白かったよ~。
 時々、こういう映画は必要なんだよ~。
 懐かしいと同時に21世紀にこの手の映画を観ることができて逆に新鮮なものがある。
 アクションはVFXを駆使しているのは時代の流れか。
 ラッセル・クロウやルーシー・リュー等意外に有名どころが出演している。
 ラッセル・クロウってこんなキワモノ映画に出ている人でもないんだけど、ひょっとしてこういう映画が好きなのか?
 ルーシー・リューは相変わらず不細工な顔しているんだけど、これってアメリカから見たら東洋美人のカテゴリーに入ってしまうの?
 ど~考えても主人公の黒人の恋人役の方がかわいいっつうの。
 監督はヒップホップ界のスーパースターRZA。
 クエンティン・タランティーノが全面協力しているらしいが、この手のB級っぽい映画で彼の名前が前面に出てくるのはあまり好きじゃないし、またその名前につられてやってくるいかにもな観客も勘弁してくれ。
 
 

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2013年8月11日 (日)

「少年H」

H 妹尾河童の自伝的ベストセラー小説の映画化。
 戦時下の神戸で生きていく少年と家族の物語。
 妹尾肇の一家は洋服の仕立屋を営む父、クリスチャンの母、2歳下の妹の4人で構成されている。
 父は仕事柄、外国人との付き合いもあり、母は家では子供に標準語を使わせ、ナイフとフォークを使わせて食事をさせている。
 自伝的小説なのでどこまで本当かわからないが、戦時下でこの手の一家が時代の空気を読まないために、周囲の偏見の目で見られてしまうフラグは思いっきり立ちまくり。
 現在の目線だと極めて普通の一家も、当時としてはかなり近所で浮いている存在であることは言うまでもない。
 原作は未読なので比較できないが、少なくとも自分はこの映画は普通に最後まで飽きることはなかった。
 良い意味で朝の連ドラを観ているような感じだった。
 おそらく、子供の頃だとこの手の映画は退屈だと思ったに違いない。
 ところが、すっかりええ年になると感じ方が変わってくる。
 ポリシーはわかるけど、この両親だったら子供はいじめられるよなあとか、自分の家族が食べていくのが精一杯なのに、他人に施しをするクリスチャンの母親とか、思ってしまう。
 そして、子供の頃ならそういう信念を貫き通すのがかっこよく見えたけど、今だともうちょっとうまくやれよとか思ってしまう。
 戦中→戦後は当然、世の中の考え方がコロッと変わる。
 大人は切り替えが早いが、子供には納得できないかもしれない。
 だけど、これって今でも形を変えて存在してるんだよね。
 会社の経営方針なんか正にそれだ。
 だけど、何事もなく黙々と仕事している。
 まあ、これが大人ってことやね。
 この映画って戦時中の話なのに、十分現在にも通用する話であり、それはそれで考えさせられるものがある。
 だけど、この一家って意外に恵まれているんだけどね。
 出演で注目なのは実際に夫婦の水谷豊と伊藤蘭の夫婦役だろう。
 水谷豊が外人女性と結婚していたのは、なかったことにするのも、大人ってことかな。
 監督は「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男。
 戦争ネタの映画化なら小林信彦の「ぼくたちの好きな戦争」を希望。
 しかし、何故か彼の小説の映画化ってねこそぎ失敗するんよね。
 
 

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2013年8月10日 (土)

「劇場版 仮面ライダーウィザード in マジックランド」

Wizard ウルトラマンが意外に潰しがきかないのに比べて、仮面ライダーは何でもありだ。
 仮面ライダーウィザードは魔法使いがネタになっている。
 魔法使いの国と化してしまった世界で、虹色の竜巻により人が行方不明になる事件が発生しており、真相を探るため晴人とコヨミはエメラルド城を訪れる…
 ここ最近の仮面ライダーの映画は面白くてハズレなしだったのだが、この映画はイマイチ。
 同時上映の「キョウリュウジャー」のアクションを先に見ると、ちょっと地味な感じと、昨年末のMOVIE大戦の凄まじいアクション、ポワトリンの登場、笑える最後のオチなどと比較すると極めて小さくまとまりすぎている感じがするのだ。
 話題の陣内孝則の史上最年長のライダーは割合どうでもよくて、むしろカバちゃんと凛子ちゃんの変身の方が衝撃的だった。
 カバちゃんは変身してもカマっぽいところが、徹底して笑える。
 藤子F不二雄先生の漫画にもあったけど、魔法は魔法のない世界で効果を発揮するのであって、皆が魔法を使えたらそういう基準で世界ができていくので結局は変わらないということやね。
 監督は中澤祥次郎。
 普通、この時期だと次回の仮面ライダーがちょろっと出てきて〈引継〉があるんだけど、今回はないのは何故?
 一応、ほんの短い時間でも新旧ライダーの共演こそ燃えるものがあるのに、絶対に物足りない。
 たまにはこんな時もあるよなあと思いつつ、次回に期待。
 
 

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2013年8月 9日 (金)

「天国までの百マイル」

100miles 「鉄道屋」とか「極道懺悔録」、「ラブ・レター」とか浅田次郎の原作の映画って正直どれも面白くなくて困ってしまうのだが、世間一般では彼の作品は評判が良い。
 「鉄道員」なんかは東映の久々のヒットだそうだが自分はこの映画への不満は多い。
 そんなわけで浅田次郎原作の映画化である「天国まで100マイル」である。
  出演は時任三郎と大竹しのぶ。
  この二人の共演は傑作「永遠の1/2」以来か?
 相変わらず浪花節というか泣かせようというかそういうのが全開している映画で、それが浅田作品の神髄だといわれそうだが、やっぱりそれが見えるのはよくない。
 母親を160キロ先の病院に運ぶいわゆるロードムービーなのだが、たかだか車で160キロだしなあ。
 別に時間との競争でもないのだから緊迫感もないし、飯食ったり海を観たりと余裕があるわけだし・・・・・・。
 この映画のいやなところは泣かせようとか感動させようとかの作為的なものがプンプン漂ってきているところだ。
 途中で金貸しにガソリン代を借りるエピソードがあって、金貸しはぶつくさいいながらも実はいい奴で、病気の母親の運び方の工夫を教えたり、金も財布ごと貸したりしてくれるわけだ。
 ね、ちょっといい話っぽいでしょ?
 本当は観ている方もそこにポイントを置かなくてはならないわけなんだけど、どうしてもガソリン代も持たずに走っている主人公のずうずうしいというか甘えた考えに腹立つわけだ。
 だったら始めから同棲している大竹しのぶ扮するホステスに金借りればいいじゃんって思うわけよ。
 この映画のクライマックスはおそらく主人公とホステスの電話でのやりとりなのだが、伝わらないんだなあ、これが。
 これは「ラブ・レター」の手紙をえんえんと読んでいるシーンと共通すると思うのだが、おそらく文章で読んでいると泣かせるのだろうが、映画だと映像がくっついているためによほどうまくやらないと成功しない。
 ところがこの映画ではそれが成功していない。
 その原因は主人公とホステスの関係がきっちり描かれていなくて、話の大筋は病気の母親を運ぶことに集中しすぎているからだ。
 だから当然の話、ホステスとその対照的な存在である主人公の別れた妻の設定がほとんど生きていない。
 また主人公もどうしようもないが共感のもてる奴なら感情移入もできるが、本当にただのどうしようもない奴でしかないので見ていて腹が立つ。
 おそらく、違う演出と違う出演者でもっと良くなる映画だと思う。
 ちなみにチーム・オクヤマ制作なので、どっかに出てるんだろうなあと思ったら案の定いました>羽田美智子(笑)
 奥山さん関係に映画は羽田ちゃんがどこに出ているかを探すのが通ってもんです(すぐわかるんだけどさ)
 
 

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2013年8月 8日 (木)

「映画 謎解きはディナーのあとで」

Nazode 東川篤哉のミステリーを櫻井翔、北川景子主演で実写化した人気TVドラマの劇場版。
 シンガポールに向 かう豪華客船で発生した殺人事件に毒舌執事・影山と令嬢刑事・麗子が挑む!!
 いや、推理物として見るなら、名探偵コナンばりの決め付けと強引さであり、どちらかというとコメディとして見るのが正解だと思う。
 正直、年末年始、もしくは改編時期のTVスペシャルドラマでも全然OK。
 もちろん、そこは制作側も重々承知をしていて、テレビで放送する前に劇場でも儲けて、話題作にして視聴率も取るという、自作自演状態。
 もちろん、それは今更言うまでもなく、現在の映画のシステムだ。
 ドラマ化した時、お嬢様刑事役の北川景子(B75-W53-H81)が、ど~考えてもお嬢様っぽい感じがしなかったが、今は慣れてしまったので気にならなくなってしまった。
 どうしても比べてしまいたい「富豪刑事」とは真逆のキャラはそれはそれで面白い。
 執事役の櫻井翔も最初決まった時は若干若すぎるかなと思ったけど、今はすっかり定着しているし、意外にかっこいいぞ、メガネキャラ。
 JINSで彼の仕様メガネを売るのは、ある意味正解かな。
 監督は土方政人。
 ドラマ版の演出をしている人だそうな。
 結局、船という完全密室のはずなのに、豪華客船であるため広すぎて、密室感が少なかったり、乗員・ 乗客3000人の中に犯人がいるというわりには、それほど大掛かりでもないし、タイムリミットが船が目的地であるシンガポールに到着するまでの7日間の割には時間との競争の緊迫感がなかったりするのだが、あくまでコメディとして考えれば、それらは盛り上げるための味付け程度みたいなものだと思えば納得。
 当然、次回作も作れそうな雰囲気を残して終わるのはお約束だ。
 
 

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2013年8月 7日 (水)

「ABC・オブ・デス」

The_abcs_of_death アルファベット全26文字を頭文字とするそれぞれのキーワードを元に、世界中から集められた新進気鋭の映像作家26組が、様々な死を巡る短編作品を競作!
 まあ、例えるなら相原コージの「コージ苑」みたいなもんかな。
 こういうのって、AからZまでの作品を1本ずつ感想を書いていくのが、かっけえ映画ファンなんだろうが、自分はそんなことはしない。

 
 何故なら

 どれも全く面白くないから。

 こういう短いのを数多く見せられると、タメが全くなくなり怖さは減ってしまうし、グロも慣れてくるので面白味がなくなってくるのだ。
 もう最後の方は飽きてくるというか、ダレまくり。
 一応、日本からも井口昇、山口雄大、西村喜廣が3人作品もあるのだが、いつも通りなんだけど他と比べると、何か悪い意味で浮いている。
 おそらく第2弾とか作るのだろうけど、もうさすがにいいかなって感じになってしまう。

 
 

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2013年8月 6日 (火)

「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」

Gaburi 毎年夏の恒例、スーパー戦隊と仮面ライダーの二本立て。
 スーパー戦隊は30分程度で、どちらかというと仮面ライダーの前座扱いなの2013年の夏も変わらず。
 スーパーアイドルの歌に秘められた獣電竜復活の鍵をめぐり、キョウリュウジャーといにしえの戦騎デスリュウジャーがバトルを展開!
 ミュージカル仕立てという割りには言うほどでもなく、歌ったり踊ったりしている時間は極めて少ない。
 インド映画のようなものを期待すると肩透かしになってしまう。
 ただし、アクションはこれでもかというくらいテンコ盛りであり、見た目も派手なので大満足!
 スーパーアイドル役の中村静香(B88-W59-H86)は、ロリ顔で巨乳という、子供を連れてきたお父さんも満足するだろう。
 しかし、一部のマニアとしては、キャンデリラの中の人である戸松遥の顔出しを希望してたんじゃないかな。
 
 

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2013年8月 5日 (月)

「バーニー/みんなが愛した殺人者」

Bernie 「羊たちの沈黙」に出てくるハンニバル・レクター博士は、人さえ食べなければいい人なのは、誰もが認めるところだ。
 しかし、世の中残念なことに、たった一つの致命的なもので人生がダメになってしまうことはよくあることだ。
 テキサス州で葬儀社の助手として働くバーニーは、配慮のある仕事ぶりと献身的な市民活動で町の誰からも愛されていた。
 しかし、非常に残念であることは、彼が人を殺害してしまっていることだった。
 莫大な遺産を相続した未亡人マージョリーから気に入られ、彼女の世話役となった彼だが、わがままな要望の数々に四六時中振り回され、ある日カッとなって、彼女を銃で撃ってしまったのだ。
 ところが、彼の普段の行動と人柄のせいか、町で彼の罪を責める者はほとんどいない。
 しかし、野心家の地方検事ダニーだけは、執拗に彼を有罪にしようとしている。
 つまり、バーニーは人さえ殺さなければ良い人なのだ。
 果たして人殺しの罪は人柄で何とかなってしまうのかどうかが気になってしまう。
  実際に本人たちを知る住民たちへのインタビューを交えた構成で、リアルさとバーニーの人柄がよくわかる。
 逆に殺人をやらかしても、彼への信頼が崩れてないのが面白い。 
 実話を元にしているらしいのだけど、自分は全く知らなかった。
 だから、最後どうなるのかなあとドキドキしながら観ちゃったよ(笑)
 主演はジャック・ブラック。
 監督はリチャード・リンクレイター。
 つまり、「スクール・オブ・ロック」のコンビ再びってわけやね。
 共演のシャーリー・マクレーンの鬼婆ぶりにも注目!
 
 

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2013年8月 4日 (日)

「ローン・レンジャー」

Lr 日本映画はテレビ番組の映画化ばかりだが、それはハリウッド映画だって同じだ。
 とにかくネタがない。
 そう考えると、テレビ番組の映画化か、大ヒットした映画の続編が手っ取り早い。
 特にテレビ番組の映画化は、当時のファンを取り込むことができるし、悪いところを改善すれば良いので、対策も立てやすい。
 しかし、今更「ローン・レンジャー」ってどうよ?
 かなり評判も良くないみたいだし。
 これって日本で言うと「鞍馬天狗」を映画化するみたいなものか?
 観たいかそんなもの?
 「鞍馬天狗」だって、伊藤つかさが出ていても視聴率は悪かったはず。
 この映画もかなり評判が良くない。

 少年時代の忌まわしい事件のために復讐に燃える悪霊ハン ターのインディアンであるトントは、その聖なる力で、テキサス・レンジャーの兄を無法者一味に殺され、自らも凶弾に倒 れて生死をさまよう郡検事のジョン・リードを甦らせる。
 復讐と正義のため手を組むトントとジョン。
 ジョンは敵を欺くため、マスクをつける。
 2人は共通の敵である無法者ブッチ・キャヴェンディッシュを追っ て旅に出るのだった…。

 結局、基本がアメコミのヒーロー物と同じでマスクをつけるまでがもっともらしく描かれている。
 ど~考えてもあんなショボいマスクじゃ誰かすぐわかるだろ…というツッコミはあるが、そこは西部開拓時代だからってことで(笑)
 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキーが監督で、ジョニー・ デップが主演なので、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を西部劇にしたような感じで、さらにディズニー映画なので明るく楽しく当たり障りのない話が展開していく。
 ローン・レンジャー=ジョン・リードが、どんな悪者でも法で裁判を受けさせるというのがかったるく、兄を無惨に殺されて、まだそんな眠たいことを言っているかと思うとテンション下がりまくり。
 そこらへんはマスクをつけた時点で気持ちを切り替えてもらわないとね。
 上映時間が149分程あるが、この手の映画は2時間以内でまとめないと、どんなに盛り沢山でもダレてしまう。
 しかし、世間の評判が悪かったので自分の中のボーダーラインが低かったせいか、自分はそんなにつまらないと思ったことはなく、むしろそれなりに面白かった。
 やっぱり見所は最後の列車アクションだろうなあ。
 列車の上を中を馬で走るのは最高に面白い!
 ジョニデはローン・レンジャー役かと思いきや、インディアンのトント役で相変わらず顔が白塗りで素顔はわからない。
 もうこういう役が好きなんだろうなと改めて認識。
 テーマ音楽は世代的に「オレたちひょうきん族」を思い出させて、ちょっと懐かしい気分になってしまう。
 
 

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2013年8月 3日 (土)

「サウンド・オブ・ノイズ」

Son 自分は映画は好きだけど、音楽はそれ程でもない。
 車に乗ったら聞く程度だ。
 残念ながら、音楽なしの生活なんて考えられない…という人とは真逆で、今年に入ってから一度もCDプレイヤーを動かしていない。
 いや、CDで音楽を聞くというのが時代遅れなのかもしれない。
 もちろん、人の趣味はそれぞれなので音楽が好きな人に文句はないが、迷惑行為は勘弁して欲しい。
 例えば、ヘッドフォンからの音漏れは極めて迷惑。
 電車とかでシャカシャカされると不愉快極まりない。
 そもそもそんなに大きな音量で聞く必要あるのか?
 そして、もう一つが路上ライヴ。
 邪魔だしうるさい。
 そもそも許可取ってやってるの?
 多くの人に聞いてもらいたいはわかるけど、聞きたくない人のことも考えて欲しい。
 これらは音楽を使ったテロだな。
 そんなことを考えていたら、音楽を使ったテロはこんなものではないことがわかった。
 この映画に出てくるようなのが、音楽を使ったテロなのかもしれない。
 日用品をはじめ、あらゆる場所のあらゆるモノを使って音楽を作ってしまう6人組の音楽テロリスト集団と、オンチで音楽に嫌な思いを抱く警官との戦いを描いたもので、4つのパートで構成されている。
 患者と手術器具で演奏とか、よい子が真似してはいけないこと目白押し。
 ここまでいくと、路上ライヴなんかかわいいもの。
 面白いけど、どちらかといえば短編ネタかな。
 監督はオーラ・シモンソ ンとヨハンネス・シューネ・ニルソン。
 出演者の6人のうち、5人は本職のミュージシャンだそうな。
 彼らの動きを見てると、言われてみればそうかもと納得!
 
 

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2013年8月 2日 (金)

「ペーパーボーイ 真夏の引力」

The_paperboy 1969年フロリダ。
 大学を中退したジャックは、父親の会社で新聞配達を手伝うだけの退屈な日々を送っていた。
 そんなある日、新聞記者の兄ウォードが同僚の黒人記者ヤードリーと共に、4年前に地元で起きた保安官殺害事件の再調査をするために帰ってきた。
 既に判決が確定している死刑囚ヒラリーに冤罪の可能性があるらしい。
 さらに、今回の取材の依頼者で、獄中のヒラリーと文通の末に婚約まで してしまったという女性シャーロットも登場。
 金髪でお色気たっぷりの彼女にジャックは心奪われてしまう…。

 冤罪を追いかけるミステリーかなと思ったが、実はそれよりも人間関係が凄まじい話だった。
 田舎の閉鎖的な町で発生した殺人事件。
 それを追いかける記者。
 1人は当時としては珍しい黒人で、そんな彼が南部に来る時点で、何かありそうなのは必然。
 本心がよくわからないセクシー金髪美女。
 それらは、極めて特殊な人達なのかもしれないが、逆にそんな人間が集まるとそれが普通に思えてくるから不思議だ。
 正直、観ていてスカッとするような謎解きは何もなく、話が進むうちに真相はわかってくると同時に知りたくもないようないやな話も出てくる。
 まあ、現実には名探偵コナンみたいにはいかないわけかな。
 出演はザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザック。
 豪華な出演者の怪演が最大の見所かも。
 何かやらかしそうな怖さが漂っている。
 監督は「プレシャス」のリー・ダニエルズ。
 2時間もない映画なんだけど、妙なけだるさがあるので、意外に疲れてしまうので、体調の良い時に観るべし。
 まあミステリーというより、ザック・エフロンの童貞喪失物語ってことで(笑)
 
 

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2013年8月 1日 (木)

「李小龍 マイブラザー」

Bluce 一昔前は若くして亡くなって伝説となってしまった俳優といえば、ジェームズ・ディーンだったが、今はすっかり名前も聞かなくなってしまった。
 やっぱり、ジミーちゃんの伝道師である小森のおばけちゃま、いやおばちゃまがいなくなったのも要因の一つかもしれない。
 しかし、若くして亡くなった伝説の俳優のもう一人、ブルース・リーは生誕70年、没後40年経っても、まだまだ名前が上がってくる。
 おそらく、彼の存在がハリウッドでも特殊であり、香港では誰よりも有名な歴史上の人物だからかもしれない。
 そしてあまりにも早すぎる死が、さらにカリスマ性を強めてしまう。
 そのため、未完成の映画はもちろん、ジャンクやNGから使える箇所を抜粋して、とりあえず1本の映画を作ってしまっても、商売として成り立ってしまうのが辛い。
 ファンも惚れた弱みでついつい観にいってっしまうのだ。
 当然、彼に関するドキュメンタリーや伝記映画も作られてしまう。
 この映画も正にそれだ。
 若かりし日のブルース・リーの香港修業時代を描いている。
 もう今更の話なので、どう見せるかが気になるところだ。
 どこらへんで。イップマンが出てくるのかな…とか、どこの時代を一番描くのか?とか、お約束を守りながら新しいものがあればいいのだ。
 この映画はどちらかというと、青春時代が中心。
 天下のブルース・リーも若い頃はやんちゃで、ストリートファイトはもちろん、イギリス人のプロボクサーをノックアウトしたり、それでいて淡い恋愛があったりするのである。
 正にブルース・リービギンズといった感じだ。
 が、しかし、自分が求めるのはブルース。リーのアクションなのだ。
 もちろん、ないものねだりなのは重々承知している。
 それでも、彼を思わせる何かがあれば、それだけでもいいのだ。
 ところが、この映画、アクションシーンが絶対的に少ない。
 仕方ないといえば、仕方ないのだが、唯一、短い時間ながらもブルース・リーを思わせる仕草があって、これはこれでちょっと嬉しかった。
 ブルース・リーを演じるのはアーリフ・リー。
 香港を中心に歌手として活躍しているらしいが、そんなの知るわけもなく、ちょっとイケメンすぎる感じがしないわけでもない。
 監督よりもブルース・リーの実弟であるロバート・リーが製作総指揮というのが話題かもしれない。
 関連映画もいいけど、やっぱり本物のブルース・リー映画をデジタルリマスターで上映しtれくれた方が嬉しい。

 
 

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