「劇場版 仮面ライダーウィザード in マジックランド」
ウルトラマンが意外に潰しがきかないのに比べて、仮面ライダーは何でもありだ。
仮面ライダーウィザードは魔法使いがネタになっている。
魔法使いの国と化してしまった世界で、虹色の竜巻により人が行方不明になる事件が発生しており、真相を探るため晴人とコヨミはエメラルド城を訪れる…
ここ最近の仮面ライダーの映画は面白くてハズレなしだったのだが、この映画はイマイチ。
同時上映の「キョウリュウジャー」のアクションを先に見ると、ちょっと地味な感じと、昨年末のMOVIE大戦の凄まじいアクション、ポワトリンの登場、笑える最後のオチなどと比較すると極めて小さくまとまりすぎている感じがするのだ。
話題の陣内孝則の史上最年長のライダーは割合どうでもよくて、むしろカバちゃんと凛子ちゃんの変身の方が衝撃的だった。
カバちゃんは変身してもカマっぽいところが、徹底して笑える。
藤子F不二雄先生の漫画にもあったけど、魔法は魔法のない世界で効果を発揮するのであって、皆が魔法を使えたらそういう基準で世界ができていくので結局は変わらないということやね。
監督は中澤祥次郎。
普通、この時期だと次回の仮面ライダーがちょろっと出てきて〈引継〉があるんだけど、今回はないのは何故?
一応、ほんの短い時間でも新旧ライダーの共演こそ燃えるものがあるのに、絶対に物足りない。
たまにはこんな時もあるよなあと思いつつ、次回に期待。
« 「天国までの百マイル」 | トップページ | 「少年H」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント