「漂流街」
年間の監督作品量が多くアイドル映画からヤクザ物までジャンルを選ばずサクサクこなしていく正に職人監督・三池崇史の2000年の作品。
話題の「DEAD OR ALIVE」は最後のオチはド肝を抜くが、オープニングなどテンポがいいと言われているが自分にとってはちょっともたついていたように感じた。
「漂流街」は全編ハイテンションで進んでいく。
どっからみてもアメリカにしかみえないのに日本の土地と言い切ってしまうところが
、ずうずうしいというかハッタリが効いているというか、無国籍アクションといってアジアなんかで撮影してあえて舞台の国を曖昧にしてしまうということはあるが、どこで撮影しても日本と言い切ってしまうというのもないわけではないが珍しい。
この馬鹿馬鹿しさについていけるかどうかで、この映画の価値が決まってくるのだが、自分は全然OKで、べたな話展開であるが、異常なハイテンションと妙に立ち捲っているキャラクターの登場人物が観ていて心地良い。
特に音響設備の良い映画館だとちょっとしたライブ感覚で最高である。
その中でも良い味出してるね>ミッチー
あれだけ出ていて吉川晃司が特別出演というのも凄い話だなあ。
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