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2013年7月31日 (水)

「終戦のエンペラー」

Emperor 映画やドラマにおいて、日本の皇室がネタになるのは極めて少ない。
 イギリスの王室は、本人が現役で活動で、若干批判的な感じの話でもOKみたいな感じだ。
 おそらく、考え方の違いなのかもしれない。
 そして、最大のタブーは天皇の戦争責任についての追求だろう。
 これに関しては色々な議論が分かれるとことだが、基本的にはそれについては触れないのが現状だ。
 しかし、日本人はそうであっても、外国人は別だ。
 何しろ極東の小さな島国のことでしかないからだ。
 特に太平洋戦争前後だと、よくわからない不思議な国というのが一般的で、もっと言えば宇宙人と接するような感じだったかもしれない。
 何しろ言葉はもちろん、文化も思想も全く違うのだ。
 この映画は、敗戦直後の日本を舞台に、日本文化に精通しているボナー・フェラーズ准将が、マッカーサー元帥から、たった10日で太平洋戦争における天皇の戦争責任の有無を追求する話で、調査を進めていくうちに、日本国民です ら知らなかった太平洋戦争の真実が明らかになっていく。
 自分は図書館で太平洋戦争前後の新聞記事を読んだり、周辺の記録を読み捲っていたので、いかに描くかが興味深かったが、基本的には史実を元にしている。
 日本が舞台の外国映画にありがちな間違った描写は極めて少ない。
 歴史の真実を追求するものかと思いきや、半分位は恋愛話だった。
 ドキュメンタリーじゃあるまいし、恋愛パートが良いクッションになってメリハリがつくので、役割的にありかもしれない。
 正直、ひたすら地味だけど、自分は結構好きだな。
 出演は、日本ではコーヒーを飲む宇宙人の印象がかなり強いトミー・リー・ジョーンズ。
 同じ時期に公開されている映画ではメリル・ストリープが演じる嫁とのセックスレスについて悩んでいる旦那役なのに、今回は当時、日本で一番偉い人だよ。
 監督は「真珠の耳飾りの少女」「ハンニバル・ ライジング」のピーター・ウェーバー。
 上映時間が、この手の映画では珍しく2時間以内だが、長ければ良いと言うものでもないしね。
 
 

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2013年7月30日 (火)

「漂流街」

Hyouryuugao 年間の監督作品量が多くアイドル映画からヤクザ物までジャンルを選ばずサクサクこなしていく正に職人監督・三池崇史の2000年の作品。
 話題の「DEAD OR ALIVE」は最後のオチはド肝を抜くが、オープニングなどテンポがいいと言われているが自分にとってはちょっともたついていたように感じた。
 「漂流街」は全編ハイテンションで進んでいく。
 どっからみてもアメリカにしかみえないのに日本の土地と言い切ってしまうところが
、ずうずうしいというかハッタリが効いているというか、無国籍アクションといってアジアなんかで撮影してあえて舞台の国を曖昧にしてしまうということはあるが、どこで撮影しても日本と言い切ってしまうというのもないわけではないが珍しい。
 この馬鹿馬鹿しさについていけるかどうかで、この映画の価値が決まってくるのだが、自分は全然OKで、べたな話展開であるが、異常なハイテンションと妙に立ち捲っているキャラクターの登場人物が観ていて心地良い。
 特に音響設備の良い映画館だとちょっとしたライブ感覚で最高である。
 その中でも良い味出してるね>ミッチー
 あれだけ出ていて吉川晃司が特別出演というのも凄い話だなあ。
 
 

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2013年7月29日 (月)

「GUN CRAZY 復讐の荒野」

Gun_crazy かつて「キネ旬」がべタ褒めしていた室賀厚の「SCORE」だが、実際劇場まで観に行くと全然面白くなくて、色々「大人の事情」もあるんだろうなあと思ったりした。
 どちらかと言えば「SCORE」は主演の小沢兄ィの「俺の俺による俺のた
めの映画」でしかなくて、それが自主映画以上商業映画未満であったにすぎない。
 室賀厚の演出は基本的にどこかで観たようなもの、いわゆるパクリが多い。
 もちろんそれはそれでかまわないのだが、要はそれをどこまで自分流に昇華するかが大切なのである。
 「GUN CRAZY 復讐の荒野」は「GUN CRAZY 裏切りの挽歌」と合わせても2時間少しの上映時間なので、実質1時間なのだが大変面白い。
 話はとにかくベタすぎるくらいベタで(話内容はここには書かないので情報誌とかホームページ見てね)実質Vシネマである。
 正直話展開上不思議なところも多い。
 例えば街に一人しかいない警官がどうして裏切るに至ったか?等説明不足なところも多い。
 しかし、映画に勢いがあるので少々のことは気にならない。
 主役の米倉涼子(B84-W59-H85)は、話し方が鼻につくのだが、この映画ではほとんど喋らさないところが良い。
 三白眼が役にピタリと合っている。
 制作はチーム・オクヤマで、「ダンボールハウスガール」に引き続き米倉が出ているのは、米倉の事務所とチーム・オクヤマは商売上良い関係なのか?
 そしてチーム・オクヤマ制作というだけで羽田美智子(B81-W59-H88)がどこかに出ていると思っていたのは自分だけではないはずだ。
 この映画の最大の欠点は女の裸が出てこないところだが、米倉にそこまで求めるのは無理か。
 だったらせめて昔の「土曜サスペンス劇場」の泉じゅん(B85-W54-H86)のようなヌード要員が必要であることは言うまでもない。
 最後の敵の倒し方は何でもありの展開でOK!
 やはりあそこまでハッタリが効いていると面白いと思う。
 
 

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2013年7月28日 (日)

「劇場版トリコ 美食神の超食宝(スペシャルメニュー)」

Toriko 美食神アカシアの隠された“スペシャルメニュー”の食材を調達してほしいという依頼が寄けたトリコ達が向かった先は、“アカシアのキッチン”の異名を持つ絶海の孤島だった。
 スペシャルメニューの謎を解き明かそうと遺跡の中へ足を踏み入れるが、その前に元美食會特別料理顧問のギリムが立ちはだかる…。

 ジャンプのアニメって物凄く人が来るので、初日に行くのもどうかと思ったが、時間が丁度合うのがこれしかなかったので観にいった。
 そしたら、あれれれれ、意外に客が少ない。
 ひょっとして皆、「風立ちぬ」を観にいっちゃったか?
 これじゃあ、世はグルメ時代じゃなくて、ジブリ時代じゃないか。
 話的には当たり障りのない話で、逆にこれで劇場版はちょっときっついものがあるかも。
 前の劇場版よりは面白かったけど、ぶっちゃけ、1本で勝負できるものでもないと思うんだけどなあ。
 一応、キャラ全員集合は映画版のお約束ということで。
 実は、本編前の「銀魂」の予告篇の方が遥かに面白く、持って行かれた感じは否めない。
 さらに、本編に銀魂のキャラが遠くにいたのも、さらに相乗効果で笑える。
 
 

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2013年7月27日 (土)

「31年目の夫婦げんか」

31 親がセックスしているところを見てグレる中学生がいるらしい。
 まあ、確かにそりゃあショックかもしれない。
 親の一番見たくない所かもしれない。
 いや、それ以前に中学生の感覚だと、セックスは若い時だけで40回ったらやらないものだと思っている。
 しかし、いざ自分が年とってくると、そんなことは全くないことがわかってくる。
 ただ、そんなことをわざわざ話さないだけなのだ。
 所詮、AVを見て、熟女=30代前半だと思っているような連中には大人の性生活についてなんかわかるわけもないのだ。
 そして、そんな中学生には、この映画を観てもわからないだろう。
 結婚31年目で、毎日同じことを繰り返しているだけの夫婦が、夫婦関係を見直すためにカップル集中カウンセリングに参加する話に、中学生が何か感じることはあるだろうか?
 例えば、恋に恋するお年頃でセックスが最大目標である彼らと、今更恋愛という年でもなくましてやセックスレス。
 そんなのわかるわけない。
 それに日本語タイトルに、夫婦げんかってあるのに、喧嘩なんかほとんどしていない。
 まだ喧嘩するだけマシなのかもしれない。
 もう黙々と生活しているだけの夫婦。
 それはあまりにも寂しすぎる
 ……と思うのが、まだまだ若い証拠。
 もう行き着くところまで行き着くとこうなってしまうのだ。
 ただ、それでもまだまだお互いわかっていないことも多い。
 それが夫婦ってもんやね。
 出演が、トミー・リー・ジョーンズとメリル・ストリープ。
 いや~名男優と名女優ではあるけれど、誰のこの2人のセックスレスだからと聞いてもどうでもいいでしょ。
 正直、この2人がエロいことをしていても、何も感じない。
 エロは感じない。
 だけど、年とるとはどういうことかはわかる。
 この映画に共感できるか、できないかは年齢によるだろうなあ。
 若者ぶって、こんな映画つまんないよ~と言えないのが辛い。
 監督は「プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケルだけど、あの映画と同じノリを期待すると肩透かしかも。
 
 

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2013年7月26日 (金)

「シャニダールの花」

Shani よく理由はわからないが石井聰互が改名して石井岳龍になってしまった。
 改名後初の監督作品である「生きてるものはいないのか」は、じわじわくる恐怖を描いた傑作だった。
 いや、もちろん賛否両論で、好き嫌いがすっぽ~んと分かれるのだが、少なくとも自分は嫌いじゃないよ。

 
 一握りの女性の胸にだけ咲く美しくて不思議な花シャニダールの花は、完全に咲ききった状態で摘んだ花の成分は、画期的な新薬の開発に役立つらしく、億単位で取引されていた。
 シャニダールの研究所で働く植物学者のとセラピストのは、提供者である女性 たちの健康を管理しつつ、花を育ててきれいに咲かせることが仕事だった。
 しかし、花を摘み取る際、提供者が謎の死を遂げているらしい。
 研究所の方針に疑問を抱く植物学者と、危険とわかっていながらも花の魅力に取り付かれていくセラピスト。
 そして、2人はいつしか恋に落ちていく…。

 この映画も「生きてるものはいないのか」と同じで、何か状況がはっきりわからないまま話が進んでいく。
 特にシャニダールの花がどういうもので、何の役に立つのかは明確になっていない。
 それでも物凄く価値があるもので、それを採取することが人命にかかわることであることはわかる。
 よくわからない怖さがじわじわと伝わってくる。
 そして、そんな状況で恋仲になってしまう男女は、正に吊り橋効果なのかもしれない。
 出演は綾野剛と黒木華。
 「おおかみこどもの雨と雪」の中の人ってこんな人だったんだ!
 何となく安藤聡子に似てないか?
 でも個人的には伊藤歩の方が好きだ。
 「生きてるものはいないのか」よりも遙かにわかりやすい話で、その分よくわからない怖さは減少していると思う。
 
 

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2013年7月25日 (木)

「百年の時計」

100nen もう随分昔だが、女の子をうまく撮るのは、今関あきよしと言われていた時代があった。
 しかし、自分は絶対に金子修介だと思っていたが、誰にも賛同を得られなかった。
 しかし、「百年の時計」を観て思った。
 やっぱり金子監督は女を撮らせるとピカイチだ。

 ちなみに、この映画は 高松琴平電気鉄道開通100周年記念として製作された。
 昨今流行のご当地映画だ。
 高松を舞台に憧れの芸術家の回顧展を担当することになった学芸員が、芸術家
の持つ古い懐中時計の持ち主である女性を探すことにより、切ない恋愛事情を知ることになる…。

 何が凄いって主演の木南晴夏(B80-W57-H80)が物凄くきれいでエロく見えるのだ。
 いや、普通に考えて彼女の場合「20世紀少年」の中で一番原作に似ていることが評価されているが、それ以外では何がどうというわけでもないし、無茶苦茶美人かといえば正直そうでもない。
 そんな彼女がきれいでエロく見えることは貴重なのである。
 金子監督の場合、このエロいというのが極めて重要であり、同じ女優でもどういうわけか彼の映画に出演するとエロく見えてしまうから不思議だ。
 映画も多少強引なところもあるが面白い!
 いわゆるご当地映画は、撮影場所がそこであるだけであって、つまらない映画の場合が多い。
 だけど、この映画はきちんと話が面白いし、ロケもいわゆる観光案内ではなく、生活に根ざしたものがあり、その意味ではいかにもな白々しさがなくて良い。
 だけど、金子監督のご当地映画って、1作目は東京、2作目は仙台、3作目は京都の平成ガメラが一番のご当地映画じゃないのかな?
 
 

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2013年7月24日 (水)

「ピカチュウとイーブイ☆フレンズ」

Pika_4


 「劇場 版ポケットモンスター ベストウイッシュ/神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」の同時上映。
 時々、ポケモンは短編をつける時がある。
 その場合、サトシは出てこなくて、ピカチュウを中心としたポケモンたりだけで話が展開する場合が多い。
 今回は森の奥にあるイーブイハウスで、イーブイとその進化系の仲間、ピカチュウやキバゴたちのお泊り会の話らしいが、そもそもイーブイが何かよくわかっていない。
 いや、それ以前に自分が知っているポケモンがいない。
 昔、変な歌に出てくるようなポケモンがいない。
 これはやばい。
 明らかに惰性で見ていると思われる。
 もちろんDSで新しいポケモンをゲットする目的があればいいのだが、ゲームそのものがPS2で終わっているため、完全にアウェイ感が半端ねえ。
 一応、前田敦子(B76-W60-H83)がナレーションというのが最大の売りなのだが、この短編に彼女が必要である理由は極めて少ない。
 アニメに有名人を起用するとワイドショーで取り上げてくれるものの、作品的には全くどうでもよい話が多い。
 この映画も例外ではなく、「星の子チョビン」の天地真理くらいどうでもよかったりするのだ。
 話は子供向きなので、大人があえて語る程でもないのが残念。
 

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2013年7月23日 (火)

「ベルリンファイル」

The_berlin_file 映画の中で仮想敵国といえば、かつてはナチスだったが、その後、アラブ系の国となり、今はすっかり北朝鮮となっている。
 まあ確かに話題には事欠かない国であるので、話も作りやすいかもしれない。
 しかし、日本では拉致問題など複雑な問題を抱えており、どこか遠くのよくわからない国では済まない。
 ましてや、韓国は現在休戦中という微妙なポジションである。
 正に一触即発の状態。
 ところが、そんな状態でも、いやそんな状態だからこそリアルな物語ができるのかもしれない。
 北朝鮮をネタにしている映画は意外に多い。
 そして、この映画は韓国の映画でああるが、北朝鮮のスパイが主人公だ。

 北朝鮮の敏腕諜報員が、アラブ組織との武器取引現場を韓国情報院に察知されてしまう。
 何とか逃げ切ったものの、何故トップシークレットの取引の情報が漏洩しているのか?
 やがて自分の妻が二重スパイの容疑がかけられているだけでなく、彼自身までが恐るべき巨大な陰謀に巻き込まれていた…。

 ベルリンを舞台に命懸けの攻防戦が展開!
 ヨーロッパロケを敢行してハリウッド映画のような規模の娯楽作となっている。
 同じようにヨーロッパロケを敢行しても小じんまりした織田裕二の映画とはちょっと違う。
 比べても仕方ない。
 何故ならこっちの方が有無を言わさず面白いからだ。
 銃撃戦と肉弾戦が迫力ありすぎ。
 昨今のアクションはスローモーションを多様するが、この映画はスローは使わず、等倍速。
 しかし、等倍速でも目で追えないくらい早い。
 よくよく考えてみたらスポーツではなく生きるか死ぬかであり、速く動き相手を殺さなくてはいけない。
 そう考えると、スローを使わないのは正解だと思う。
 さらには効果音が乾いた感じで、それがアクションの迫力を増している。
 ミッション・インポッシブル・シリーズを思わせるところもあるのだが、話は遙かに重たい。
 だからこそ、緊張感と緊迫感もあるわけだ。
 常に仮想敵国である北朝鮮が、主役になると意外に悲哀あふれる話にもなるのは、立場違えばというところか。
 出演はハ・ ジョンウ、ハン・ソッキュ、チョン・ジヒョン。
 日本での韓国ブームの立役者が集結。
 監督はリュ・スンワン。
 監督映画はホラーにしてもアクションにしても加減なしだが、今回はそれがうまく行っていると思う。
 
 

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2013年7月22日 (月)

「SHORT PEACE」

Short_peace_2 4人のクリエイターが描くオムニバス形式のアニメ映画。
 注目は「スチームボーイ」以来9年ぶりに大友克洋がアニメ映画を手がけることだろう。
 同じ日に「風立ちぬ」が公開され、アニメファンどころか一般のファンまで流れてしまい、大変不利な状況下で公開されているが、劇場はほぼ満席に近かった。

 オープニング

 衣装が変わる場面が印象的。
 いや、結論から言うと、ここが一番良かった。

 
 「九十九」 監督:森田修平

 道に迷った男が入った小さな祠は、捨てられた道具や着物の住む別世界につながっていた。
 少し説教臭い感じもしないわけでもない。

 
 「火要鎮」 監督:大友克洋監督

 商家の娘と幼なじみの隣に住む男の結ばれない恋。
 火消しになった男と会うには火事があればいいかも…。
 見た目や技術は凄いのだけど、話のベースが八百屋お七なんで、話は関係にのかなあ。

 「GAMBO」 監督;安藤 裕章

 巨大なシロクマ鬼の対決!
 ほとんど怪獣映画のノリです。

 
 「武器よさらば」 監督: カトキハジメ

 近未来の東京を舞台に、パワードスーツで武装した小隊と敵との凄まじい戦い!
 実はこれが一番面白かったな。
 実はこれが一番大友っぽい映画だ。
 
 
 上映時間68分。
 まさにショートである。
 何か物凄いメンツが揃っているのにイマイチな感じで、やっぱり技術的なものあるかもしれないけど、話がどれもイマイチであり、比べるものでないけど「アニメミライ2013」の方が面白いかも。
 
 

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2013年7月21日 (日)

「風立ちぬ」

Kazetatinu かつては、作る映画にハズレなしと言われていた宮崎駿だが、「崖の上のポニョ」で、無敗伝説崩壊!
 今回の新作は果たしてどうか?
 零式艦上戦闘機の設計者として知られる堀越二郎の半生を、堀辰雄の小説「風立ちぬ」のエピソードを盛り込んだもので、実在の人間を使ったファンタジー……だと自分は思っている。
 夢と現実の世界が行ったり来たりする摩訶不思議な感じで、色々なエピソードをぶったぎってつないだような感じだ。
 そこには、物語の起伏はまるでない。
 淡々と登場人物の生活描写がえんえんと続くだけなのだ。
 技術的には凄いところもあって、例えば関東大震災の描写は生々しく隅々の人まで動いている。
 まるで昔の日本映画を再現しているような雰囲気とか悪くない。
 しかし、残念なことに話が全く盛り上がらない。
 描きたいことは伝わってくるし、大人なら理解できると思う。
 ところが、ジブリ=トトロやラピュタみたいなものを期待してやってきた親子連れは御愁傷様としか言えない。
 何しろ、全く子供相手に作った内容ではないからだ。
 だから、子供によっては、2時間以上は苦行スイッチを入れなくてはならない、
 この映画の最大の話題である主演の声にを庵野秀明が抜擢されたことは、、残念ながら大失敗だと思う。
 実際にはしばらくすると慣れてくるのだが、他の人とのバランスが悪すぎる。
 これはもう本職の声優とかタレントがどうこうではないと思う。
 効果音を人の口で作るのは違和感なし。
 というか、夢の中や震災など普通ではないところが中心なもで、そんなもんかと思ってしまう。
 それに、「ポリスアカデミー」で、人間効果音があったので今更なのだ(笑)
 音がモノラルも別にどうでもいい。
 誰も気にしてない。
 キューブリックの映画だって、結構な年代でもモノラルだったし。
 まあ、それなら画面サイズをスタンダードにするとかもあって良かったかも。
 色々深読みもできるだろうが、映画としては面白くない。
 おそらく、監督もそれはわかっている。
 だけど、それでも作れて、それなりの興行成績を出せるのが実力なんだろう。
 個人的には、4分の予告編が一番良かったと思う。
 
 

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2013年7月20日 (土)

「25年目の弦楽四重奏」

A_late_quartet 結成 25周年を迎えた弦楽四重奏団だが、チェリストがパーキンソン病になってしまったので引退宣言。
 それと共に残された楽団員の人間関係が崩れだしていく…。

 老人と音楽って「アンコール!!」や「カルテット!人生のオペラハウス」とかぶりまくりじゃん。
 ひょっとして今は老人と音楽が静かなブーム?
 それはともかく、出演者にクリストファー・ウォーケンがいるんだよな。
 ウォーケンといえば、「ディア・ハンター」でお馴染みだが、自分の中では「007/美しき獲物たち」の悪役を真っ先に思い浮かんでくる。
 最初、デヴィッド・ボウイが悪役と聞いて期待していたのだが、その話がなくなり代わりにクリストファー・ウォーケンと聞いて、逆に喜んだくらいだ。
 そんな彼もいよいよ年寄り役かと思うと感無量。
 というか、当時の007を演じていたロジャー・ムーアもたいがい爺さんだったんだけどね。
 で、この映画ではパーキンソン病になって引退を考えているチェリスト役だ。
 しかし、さすぎに年取ったとはいえ、妙な凄みがあるので、チェリストの裏で人を殺していても違和感が全くない。
 これが彼の魅力だ。
 共演がフィリップ・シーモア・ホフマン。
 「M:I-Ⅲ」の悪役じゃないっすか。
 正に007とミッション・インポッシブルの悪役夢の共演!
 この2人なら、3日くらいで世界征服してしまいそう(笑)
 話は世界征服とか犯罪とは程遠い、むしろ誰も経験したりしそうな悩みや葛藤を描いている。
 監督はヤーロン・ジルバーマン。
 やっぱり年取ってかっこいいのは、音楽関係なのか?
 漫画描いたりとかはダメなのかな?
 

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2013年7月19日 (金)

「スタンリーのお弁当箱」

Stanley_ka_dabba 明るくクラスの皆を笑わせている少年スタンリーだが、家の都合で弁当を持ってこられないため、水道水を飲んで空腹をしのいでいた。
 そんな彼にそれぞれの弁当を少しずつ分け与えようとする友達だが、食い意地の張った国語教師が生徒の弁当を取り上げ、スタンリーに弁当を持ってこない奴は登校する資格なしと言ってしまう…。
 
 歌もなければ踊りもないインド映画…って言っているけど、一応歌はある。
 出演者が歌うのではなく、BGMとして。
 まあ、それって普通っちゃあ普通なんだけど、インドではかなり異常なのかもしれない。
 ここらへんは文化の違いかもしれないが、この映画で一番わからなかったのは、国語教師が何故、食べ物を人にたかっているかで、これに比べたらスタンリーが弁当を持ってこない理由なんて全くどうでもいいと思ってしまう。
 国語教師が多くの生徒に迷惑をかけまくり、あげくの果てにスタンリーに弁当を持ってこない奴は学校に来るなと言っている。
 そもそも何故、彼がそこまで食べ物に気を使い、生徒を怒るのかがさっぱりわからない。
 ひょっとして自分が何かを見落としたのか、それともインドではこんないじきたない先生が普通にいるのかは全くわからない。
 とにかく、自分はこの先生の存在がかなり気になって、本来なら感動するところが全く感動しなかった。
 誰か解説希望!!
 だけど、インド映画も時にはこんな感じもあっていいんじゃない?
 いや、正確には歌と踊りはあってもいいけど2時間以内にまとめてほしい。
 
 

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2013年7月18日 (木)

「モンスターズ・ユニバーシティ」

Monsters_university 「モンスターズ・インク」の続編で前日譚。
 後にコンビを組むマイクとサリーの大学時代を描いたもので、いかにして2人は知り合い、親友になったかがわかる。
 ここ最近の映画は続編でビギンズものばっかりだよ。
 そんなことを考えて観にいったら意外に面白かった。
 もちろん「モンスターズ・インク」を観ていれば更に楽しめるが、観ていなくても問題なし。
 もしろ逆でこの後に「インク」を観ると面白さ倍増かもしれない。
 モンスターの世界の大学といっても、そこはやっぱりアメリカの典型的な大学と同じで、リア充と冴えない奴の格差は思いっきり激しい。
 人間の大学生活をモンスターに置き換え、そのギャップで笑いを取りながらも王道の青春物にもなっているのが素晴らしい。
 大変面白い!
 そもそも、マイクが怖がらせ屋になれないことは誰しも知っているわけで、いかに話を盛り上げるかは脚本家の腕の見せ所だが、ディズニー映画の神髄でもある「努力すれば夢は叶う」と安直な方向に進んでいかないのは共感が持てた。
 まあ、子供には悪いけど世の中思い通りにいかないことが多い。
 だけど、何か納得できる折り合いがつけば悪くないわけで、それが子供たちにもわかるようになっているのは素晴らしい。
 しかし、びっくりするのは技術の向上で、「モンスターズ・インク」の時はサリーの毛並みが凄いと話題になっていたが、今やそれは当たり前になってしまい、さらには実写に近い映像と動きになっている。
 さらにチビマイクのかわいさが異常で、完全にディズニーとピクサーは萌えをマスターをしている。
 ブーなんかよりも遙かにかわいい。
 声の出演はオリジナルはビリー・クリスタルと ジョン・グッドらしいが、日本語吹替は前回と同じ田中裕二と石塚英彦。
 今回もピッタリだった。
 次回作もありそうな予感が漂っているが、そうだったらちょっと期待!
 
 

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2013年7月17日 (水)

「アンコール!!」

Song_for_marion おそらく今の若い人にとっては、クリント・イーストウッドやショーン・コネリーは年寄りでしかないのかもしれない。
 若い時にハリー・キャラハンや007を演じていたことも話には聞いてDVDで見たことがあるかもしれないが、何も感じないだろう。
 こういうのはリアルタイムで映画を観ていないと何も感じないかもしれない。
 いわゆる青春時代のスターってやつだ。
 おそらく、将来ハリポタの出演者にそういう想いをするかもしれない。
 映画の中のスターは年を取らないけれど、実際の役者と観客は確実に年を取っていく。
 何故そんなことを感じたかというと、最近年寄りが主人公の映画を立て続けで観ているからで、それらに出演している俳優はかつては、当たり前のことながら若かったのだ。
 そして、なまじブランクが空いているので、一気に老けた感じがする。
 「アンコール!!」は、ロックやポップを歌う年寄り合唱団を中心に、気難しい頑固じじいが、ある出来事をきっかけに自分の殻を破って新たな人生への一歩を踏み出そうとする話だ。
 主人公がテレンス・スタンプなのだ。
 久しぶりに見たらめっちゃ年取ってるわ~。
 自分の中ではテレンス・スタンプ=スーパーマンのゾッド将軍のイメージが相当に強く、いつも思い浮かべるのが、あの姿なのだ。
 だから、ここまで年取っているとは思わなかった。
 あ~時の流れは残酷。
 だけど、かっこいい年寄りではある。
 そして、彼の妻役がヴァネッサ・レッドグレーヴ。
 これも滅茶苦茶婆さんになってるよ。
 今でも「ジュリア」のイメージだから、これも時の流れどころの騒ぎじゃないよ。
 逆に彼らが年取った=自分も年取ったってことなんだろうな。
 話は「カルテット!」と混同しそうだけど、こっちの方が遙かに面白くて泣ける。
 歌が素晴らしいよ。
 監督はポール・ アンドリュー・ウィリアムズ。
 劇中で合唱団が歌うのもシンディ・ローパーやビリー・ジョエルであるのが懐かしい。
 これらの歌も今や懐メロの域になっているわけなんだな。
 
 

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2013年7月16日 (火)

「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒」

Pokemon16 いや~さすがにもうポケモンも卒業かなあって。
 TVシリーズは見てないし、ゲームもやってないから、何が何だかわからない。
 登場人物もサトシとピカチュウはわかるとしても、新しい仲間なんてどこから出てきたことやら。
 何しろ映画でしか観てない=1年に1回なので、さすがにもうついていけない。
 だったら観にいくなよ…とお叱りのお言葉ごもっとも。
 一応、自分はシリーズ物は完結するまでは一度観たらひたすら観るタイプなのだ。
 まあそのうちポケモンも完結するだろうと思いきや、今や世代を越えてしまっているので、それなりの興行成績はキープしているし、ニンテンドーDSの宣伝映画で、子供たちは映画目当てというよりも、映画館でゲットできるポケモン目当てなわけで、純粋に映画目当てで来てるのは自分だけじゃないかと思ってしまう。
 今回は「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ」シリーズ第三弾にして最終作らしい。
 現代によみがえった三億年前のポケモンと伝説のポケモンのミュウツーのバトルに巻き込まれたサトシ達の話なのだが、とにかく、「伝説」とか「幻の」とか言われる割には普通に目撃例が多いのが不思議だ。
 今回は珍しく市街戦を展開。
 ポケモンが怪獣だということを意識してしまう。
 いつも空気のロケット団がいつもと比べて出番が多いが相変わらず空気なのが悲しい。
 声のゲストは、高島礼子(B84-W56-H89)と平成ノブシコブシ。
 別に悪くないよ。
 来年も当然作るらしいけど、新シリーズなので何とかついていけるかも。
 
 

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2013年7月15日 (月)

「ブルー・アンブレラ」

Bu_3
 「モンスターズ・ユニバーシティ」の同時上映短編CGアニメ。
 実はピクサーの新作の楽しみは短編なんだよね。
 青い傘と赤い傘のロマンチックなラブストーリー。
 え、傘って生物じゃないじゃん!…と言われる人もいるのだが、単なる<物>でいかに物語を作るかが腕の見せ所。
 セリフがないのは「紙ひこうき」と同じだが、切ない感じと必死な感じがガンガン伝わってくる。
 何よりも凄いのが、ほとんど実写であり、これをアニメというのはどうかと思ってしまう位のリアルさだ。
 このリアルな世界で、傘の恋愛物を成り立たせてしまったのが、かなり凄いことでああることは言うまでもない。
 何故ならアニメの演出をきちんとしているから。
 例えば、これを実写でやったらかなり痛いものになってしまう。
 さらに雨ってかなり鬱陶しいはず。
 つまり何気に高度な演出なんだろうなあ。
 監督は「トイ・ストーリー3」や「カーズ2」でレイアウトを担当したサーシャ・アンセルド。
 おそらく何かの賞をもらってしまうのは確実だろうなあ。
 

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2013年7月14日 (日)

「しわ」

Shiwa 若い時は自分が年を取ることは全く想像ができない。
 若い時は自分のことだけを考えていればいいのだ。
 しかし、実際には年は取ってくるのは自分だけではない。
 親も当然年を取ってくる。
 体力は衰え、記憶も曖昧になってくる。
 そして、彼らを支えるのは紛れもなく子供である自分たちなのである。
 自分のことだけ考えているだけではなく、親のことも考えなくてはならない。
 ましてや家庭を持っている人なら、それも含めて受け止めなくてはならない。
 さらに、年老いた両親は、近い将来の自分たちでもあるのだ。
 この映画は高齢化社会や認知症というテーマを描いたアニメ映画だ。
 元銀行員の男が認知症の症状が現れ始めたため、息子夫婦の手により養護老人施設に送られる。
 そこには色々な症状の老人が集められていた。
 家族も滅多に面会に来ない施設で、あるきっかけで彼は自分がアルツハイマーであることに気づいてしまう…。
 これは観ていて気分が果てしなくブルーになってしまう。
 何故ならアニメ故に余分な情報が入らないため、伝えたいことがストレートに伝わってくるからだ。
 施設に入っている人達は、将来の自分がそうなるであろう可能性の最大公約数なのだ。
 体も動かず、頭が呆けてしまうことは、今まで自分がどれだけのことをやってきてもその功績が一瞬でチャラになってしまう。
 単なる厄介者にしかすぎなくなるわけだ。
 正直、ホラー映画よりも遙かに怖い。
 日常生活でゾンビや宇宙人がやってくる可能性は極めて少ない。
 だけど、体が動かなくなったり呆ける可能性は極めて高い。
 そして、その可能性は自分であっても、親であってもどちらも地獄。
 へたしたらダブル介護だってないわけでもないのだ。
 監督はスペインのアニメーター、イグナシオ・フェレラス。
 原作のパコ・ロカも脚本で参加しているらしい。
 時々、ユーモアがあったり救いがあったりするのだが、それでも覚悟が必要であることを改めて認識してしまう。
 とりあえず、中年の人は必見のアニメ映画かもしれない。
 
 

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2013年7月13日 (土)

「コンプライアンス 服従の心理」

Compliance_2 週末のクソ忙しいファストフードチェーン店に、警官を名乗る男から1本の電話が入る。
 男は女性店長のに対し、女性店員に窃盗の疑いが掛けられていると告げ、捜査協力を依頼。
 しかし、男からの指示は所持品検査から始まり、更にエスカレートしていく…。

 俺俺詐欺とかひっかかる奴はバカだと思っていたけど、意外にコロッと騙されやすいのかもしれない。
 後で考えればありえないと思うことも、その状況だと冷静な判断ができないかもしれない。
 そこの心理をうまくついているのが詐欺なのだろう。
 この映画は、米国の大手ファストフード・チェーン店で実際に起きた事件を基にしているらしい。
 警官を騙る謎のイタズラ電話の狡猾な誘導によって、店長と窃盗の疑いを掛けられた若い女性従業員がえらい目に遭ってしまう。
 特に女性従業員は裸にされるし、エロDVDのような屈辱をうけることになる。
 そして、この映画が凄いのは、最初は見ている方も相手が本物の警官だと思ってしまうことだ。
 女性従業員はパッと見、ビッチなところもあるので人の金とか盗んでそうなところがある。
 そして途中で警官が怪しいとわかってくるのだが、次はそれでも従業員たちが巧妙に騙されるサスペンスに移行。
 実は2段構えの構造になっているのだ。
 ほとんど会話劇で密室劇なのに手に汗握る緊張感と緊迫感!
 実は小規模公開なのに傑作!
 出演はアン・ダウド、ドリーマ・ウォーカー。
 監督はクレイグ・ゾベル。
 実際に自分も相手が警官だと言われたら言うことを聞くかもしれない。
 人間って雰囲気に弱いしね。
 賠償金6億円は裸にされた女性の気持ちから考えたらわからないでもないが、店側も被害者でもあるんだけどね。
 さすがにドッキリカメラの看板で済むような話でもなさそうだし。
 一方では電話でここまでやれる犯人はもっとその才能を何かに生かせないものか?
 正に才能の無駄使い。

 
 

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2013年7月12日 (金)

「スプリング・ブレイカーズ」

Spring_breakers ひたすら毎日単調な生活を送っている高校生にっとって、夏休み・冬休み・春休みは何か特別なことがあるのではないかと思ってしまう。
 しかし、結論から言ってしまえば、ただ学校に行かないだけで基本生活は全く変わらない。
 刺激的な生活は漫画とラノベの世界だけなのだ。
 じゃあ、大学に行ったら変わるのか?
 実はあまり変わらない。
 バイトして使える金が増えるくらいだ。
 とりあえず、就職試験で言うためにボランティアくらいやておくべきかもしれない。
 この映画に出てくる女子大生4人組は、変化のないつまらない大学生活に飽きて、刺激を求めて春休みにフロリダ旅行を計画。
 しかし、金がないので強盗。
 意外にうまくいったので、フロリダで浮かれまくってハメをはずしまくり。
 やがて、明らかに胡散臭い男と出会ったことから、ちょっと刺激を求めていただけの彼女らの運命が予想外の展開になっていく。
 こう聞くとオッパイと銃のめくるめく世界が展開していくと思ってしまう。
 確かにフロリダのバカ騒ぎは「ピラニア3D」を思わせるところがある。
 ところが、この映画にそんな浮かれたものを要求してはいけない。
 確かにオッパイも銃も出てくるが、それ程でもない。
 実は思ったほどバカ騒ぎ映画でもなく、どちらかというと春休みの暗部を描いた感じで明るくない展開。
 とりあえず、はしゃぎすぎるとダメだよ…ってことで。
 出演は、ヴァネッサ・ハジェンズ、セレーナ・ゴメス、アシュレイ・ベンソン、レイチェル・コリン。
 彼女たちが出会う、明らかに胡散臭い男に ジェームズ・フランコ。
 監督はハーモニー・コリン。
 ちなみにレイチェル・コリンは監督の嫁さんだそうな。
 ったく、自慢か?
 これって日本で言うと神楽坂恵(B92-W58-H87)と結婚した映画監督みたいなもんか?
 
 

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2013年7月11日 (木)

「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」

Gintama2 ジャンプの漫画のアニメ映画の中で一番待ちこがれてたよ。
 劇場版第2弾は、銀さんの過去の話も出てきてレギュラー総出演。
 一応、アニメ銀魂の完結篇らしい。
 だけど、そんなの信じないぞ。
 TVシリーズで金魂の話の時はEPGまで変える徹底ぶりなので、大掛かりな嘘だと思いたい。
 もう最初っから映画泥棒ネタで笑わせてくれる。
 これは劇場で本当の映画泥棒を見た後だと、さらに笑える。
 これこそ劇場版ならではのネタ!
 そしてそれがツカミの一発ネタかと思えば意外に最後まで関係している。
 ちなみに、劇中に出てくる映画泥棒は一世代前なんだけどね。
 さらにアニメ映画の前売り特典や入場特典についてのネタも笑える。
 確かにアニメ映画のそれらはあざとすぎる。
 新八がイケメンでクールになっていて、神楽がナイスバディーになっているのは笑った。
 神楽の場合、今までが声優の無駄遣いという自虐ネタに笑った。
 前回に比べ笑いと泣かせ、それにアクションのバランスが良かった。
 それでもアクションは人数が多く激しすぎなので、逆に単調になってしまった。
 意外にも疲れているとここで寝てしまう可能性があるので要注意……って自分の斜め左に座っているおっさんが戦闘シーンで寝ていたので、そう思っただけなんよね。
 監督はテレビシリーズの藤田陽一。
 個人的にはフィナーレとしては満足のできなんだけど、やっぱり完結編は惜しい。
 どうせしばらくしたら、シレっと新作作ってしまうんだろけどね。
 それでこそ「銀魂」だよ。
 入場特典をもらえないので、聞いたらちゃんとあるんだよ。
 手を抜きすぎだよ、自分の家の近くのシネコン。
 あと、公開時期が悪くて、「銀魂」と「忍たま」を間違えて売ろうとするチケット売場のお姉さんには参った。
 
 

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2013年7月10日 (水)

「忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段」

Nintama 忍たま乱太郎の実写映画化第2弾。
 果たしてどれくらい需要があるかはわからないけど、続編ができるくらいなので人気はあるのかもしれない。
 話は、手にした者が天下を制するといわれる幻の妖刀“極楽丸”の奪還を命じられた乱太郎と忍術学園の活躍を描いる。
 アニメをそのまんま実写化したような感じで、これが25年前だったら「月曜ドラマランド」で放送されて、悲惨なものになっている可能性は極めて高い。
 ところが、昨今はCGを駆使して、漫画的表現を可能にしている。
 これをアホ臭いと思うかどうかで評価が分かれるのだが、自分は昔の東映漫画実写映画の伝統を21世紀に伝えていると思うと、そんなに気にならない。
 それよりも、この吉本新喜劇的なノリを劇場映画でやっていることは、ある意味評価したい。
 出演は加藤清史郎なんだけど、彼もいつまでもこんなことをやってられないので、そろそろ次の路線を模索するべきかも。
 監督は「小さき勇者たち ~ガメラ~」や「仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010」の田崎竜太。
 ここは安全パイ的な起用だけど、自分は供映画なのにどこかそうでない雰囲気が漂っている前作の監督・三池崇史の方が好きかな。
 
 

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2013年7月 9日 (火)

「きっと、うまくいく」

Kitto とにかく、インド映画は根性がいる。
 話はベタだし、歌や踊りがあるので上映時間は3時間近い。
 1本観たら、お腹一杯だ。
 おそらく、インド映画を観た日はハシゴを使用とは思わない。
 とかくキワモノ扱いのインド映画だが、いつまでも「ムトゥ 踊るマハラジャ」みたいなものばかりではない。
 当然、進化をしている。
 考えてみたらインドは映画生産量世界一であり、映画は娯楽の王様なのだから。

 エリート大学に合格した超天才の自由人ランチョーと2人の親友ファランとラージューが、強権的な学長と対立しながら繰り広げるハチャメチャ学園生活の様子と、10年後に行方不明になったランチョーの行方を探るファランとラージューの姿が交錯しながら話は展開していく。
 大変面白い!
 インド映画なのに……という言葉は不適切かもしれないが、ちゃんと伏線を回収している。
 話が面白い。
 過去と現在を往復しながら、一本の話に繋がっていく。
 当然、インド映画なのでミュージカルはあるのだが、それも必然性があるし、良いブリッジになっている。
 上映時間170分は長いに決まっているのだが、それを感じさせない。
 学生時代は普通の青春物として、現在の話は、何故ランチョーが行方不明になったかがミステリ仕立てとなっている。
 それでいて、学歴偏重や、子供に過度に一家の期待を背負わせたりしていること等インドの社会問題も盛り込まれている。
 文化の違いでわかりにくいところもあるのだが、だからだといってそれらがまるっきり話をわからなくするかといえばそうでもない。
 基本テーマは全世界共通だ。
 主演はアーミル・カーン。
 といっても、自分はインドの男優=ラジニカーントしか知らないんだけどね。
 ヒロインのカリーナ・カプールは「ラ・ワン」にも出演していたが、小林幸子にも似ているが、自分は小雪にも似ていると思う。
 監督・脚本はラージクマール・ヒラニ。
 こういう映画を観ると、インド映画の将来が楽しみになってくる。
 それこそ、「きっと、うまいく」だろう。
 
 

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2013年7月 8日 (月)

「フィギュアなあなた」

Figyua いきなりリストラを宣告されたフィギュア大好きの孤独なオタクのサラリーマン青年が、まるで本物の人間のような美少女フィギュアを発見!
 それが動き出してしまった……。

 頭の悪い少年漫画のラブコメかよ(笑)
 それか、エロを描くための適当な理由付けなのか。
 いずれにしろ、話は遙か昔からあるような感じで、この時点でついていけない場合は、この映画は無理かもしれない。
 それよりも実際にはありえない美少女フィギュアが動いて、自分の危機を救ってくれたり、一緒に住んで、一緒に風呂に入ったり……という男の見果てぬ夢を映像化してくれたことが大切なのかもしれない。
 そうなると美少女フィギュアを演じてくれるのが誰かというのが最大の気になるところだ。
 グラビアアイドルの佐々木心音(B88-W58-H88)が適切かどうかはわからないが、とりあえずヘアヌードも披露して頑張っている。
 それよりも熟女AV女優の風間ゆみ(B98-W65-H93)が出るのか?と思っていたら、さらにマニアックな風間ルミ(B99-W72-H88)だった。
 しかし、さすが元女子プロレスラーだけあって、アクションのキレが凄まじく、また効果音も乾いた感じで迫力満点!
 実はこの映画、女子の裸なんかは比較的どうでも良くて、全く躊躇しない暴力シーンがかなり良い。
 自分的にはこれだけで満足してしまった。
 主演は柄本佑は朝の連ドラにも出ているのに、この手の映画にも出ているのが好感が持てる。
 監督は「GONIN」や』「花と蛇」の石井隆。
 自筆の漫画の映画化らしい。
 とりあえず、誰が出演とかはあまり関係がなく、あくまでシチュエーションの映画なので、色々な形でシリーズ化しちゃうんだろうなあ。
 
 

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2013年7月 7日 (日)

「ワイルド・スピード EURO MISSION」

Photo 1970年代はカーアクション映画の全盛期で、二本立ての映画のメインの同時上映の場合が多かった。
 今はアクション映画の中にカーアクションが含まれているような感じが多い。
 もちろん、それはそれで悪くないのだけど、やっぱり単純明快に車が走り、クラッシュするような映画が観たいと思うこともある。
 ワイルド・スピードは昔ながらの正統派カーアクション映画を受け継いでいる。
 そして、シリーズ第6弾。
 今回はヨーロッパを舞台に ドミニクと仲間たちが。FBI捜査官に協力して、謎の犯罪組織と戦う……と話で、物語は深く考えたら負け。
 昔の少年漫画か!というような展開!
 ツッコミ所満載だ。
 いや、それ以上に登場人物全てが異常に体が頑丈で、普通なら死んでいるところをかすり傷一つなし。
 おそらく、アベンジャーズの次くらいに強い連中なのである。
 そんな彼らが燃費の悪そうでエコカーから程遠く、決してオートマではない車で暴れまくっているだけで満足!
 普通ならシリーズもピークが終わると尻すぼみになっていくものだが、この映画は前作よりもテンションが上がっていて大変面白い!
 カーアクションも前よりも激しいどころか、今回は車以外のものも公道走りまくり!
 これに比べたら「ゴールデンアイ」のロシアでのアクションなんかまだまだかわいいものなのである。 
 カーアクション以外の肉弾戦も迫力満点!
 特にガールズファイトは必見!
 とにかく、往年のカーアクションをCGや撮り方で21世紀に復活させているのだ。
 出演はレギュラーは同じ。
 ただ、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、最後に出てくる意外な人物までハゲ率高すぎ!
 2013年ハゲ・オブ・ザ・イヤーの映画部門はこの作品で間違いなし。
 ポール・ウォーカーは今回が一番かっこいいかな。
 監督は3作目から続投のジャスティン・リン。
 チラシにファイナルとか書いてあるが、続編作る気満々であり、まあ確かに最後を観たら続編が早く観たいと思ってしまう。
 とにかく、音響が全てなので、できればIMAXをオススメ。
 
 

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2013年7月 6日 (土)

「コン・ティキ」

Kon_tiki 昔、学研のひみつシリーズに「できるできないのひみつ」というのがあった。
 これは、セックスができるかどうかのホットドックプレス的な内容ではなく、台風の進路を変えれるか?とか、日本からアルゼンチンまで穴を掘って荷物が遅れるか?とか、小中学生が思いつきそうなことを検証する。
 今から35年くらい前の本なのだが、リニアモーターカーの話が出てきており、もしこの本を読まなかったら、自分はリニアモーターカーの存在を愛知万博開催まで知らなかったかもしれない。
 そして、この本の中で筏で太平洋を横断したヘイエルダールの話があった。
 もし、この本を読まなかったらヘイエルダールの存在をこの映画を観るまで知らなかったかもしれない。
 そんなわけで、この映画は自分にとって「できるできないのひみつ」のエピソードを映画化したような感じだった。
 話は 1947年に自説を証明すべく、古代ペルーの筏を再現して太平洋横断に挑戦したトール・ヘイエルダールの大冒険を完全映画化したものだ。
 当然、海に出たらもう何もやることがない。
 時々、サメがやってくると緊張感が出てくるが、それまでは割合スローライフな展開。
 一応、古代の航海を再現と言っても筏だけで、食べ物は現在のものを持って行ってるし、他にも無線機だったり、航海は昔のままだけど周辺は最新というのにちょっと冷めてしまった。
 というか、科学者も大変だなあ。
 いくら自説の証明のためとはいえ、100日以上筏に乗ってるとか、ありえねえぇぇ。
 自分は性格的に科学者とか冒険家とかは向いていないことを実感。
 出演はポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン……っえt言われても誰かわからない。
 監督のヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ……ってのもよくわからない。
 主人公は自説の証明のために頑張ってるが、海が大好きな自分としては、海を満喫できたので大満足!
 しかし、冒険よりも最後の夫婦の行く末の方がショックだった。
 
 

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2013年7月 5日 (金)

「華麗なるギャツビー」

The_great_gatsby 実は随分前にロバート・レッドフォードが主演の方を観たんだけど、評判の割にはイマイチで、何となくダラダラした話なのだ。
 小説は有名らしいのだけど、あの映画を先に観たら読む気になれない。
 今回のリメイクもどうよ?と思ったけど、監督が「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマンなので、期待して観にいった。
 当然、気になるのはキャスティングだ。 
 ギャツビーを誰が演じるか?
 なんと、監督と「ロミオ+ジュリエット」で一緒に仕事をしたレオナルド・ディカプリオなのには驚いた。
 いや~だって、彼に洗練されたかっこよさなんかないでしょ。
 彼のかっこいい時代は「タイタニック」で終わっている。
 しかし、当時の彼がギャツビーを演じるのは若すぎる。
 これはミスキャストかと思いきや、今の彼のちょっと太った胡散臭いところが、正体不明の大富豪というのに合っている気がする。
 映画を見ていると、これはこれでありかなと思ってしまう。
 ちなみにギャツビーの隣人ニックを演じるのがトビー・マグワイヤで、彼が「隣人」を連発するとスパイダーマンを思い出してしまう(笑)
 話は昼のメロドラマ、もしくは韓国ドラマみたいなベタな感じで、まあこれは元ネタが元ネタなので仕方ない。
 それよりも、さすが「ムーラン・ルージュ」の監督だけあって、むやみやたらと絢爛豪華!
 大富豪のパーティーなんか、正にイリュージョン状態!
 この映画は3Dでもあるのだが、正直アクション物やSFでもないのに意味あるのか?と疑問に思っていた。
 ところがパーティーのシーンを中心としたところで威力を発揮!
 あまりにも多い情報量に酔いそうになるが、自分がその場にいるような感覚になれるのでOK!
 最初は白黒・モノラルが、カラー・ステレオ・3Dになっていくのが時代の変化のようで面白く、昨今のナンチャッテ3Dに比べたら計算されていて効果的である。
 ただやっぱり3Dで観るには上映時間が長すぎる。
 おそらく、この監督は3Dをもっと使っていくと思うので、映像的効果はもちろん、人間の体力の限界も考慮した上映時間も加味してほしい。
 残念なのは前半はイケイケなのに、後半が尻すぼみなところかな。
 旧作とどうしても比べたくなるのが人情だが、それぞれ違う表現であり、どちらがどうとは言い難い。
 あとは好き好きかな。
 
 

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2013年7月 4日 (木)

「インポッシブル」

Impo 2004年のスマトラ島沖地震による大津波で被災した家族の奇跡の再会物語。
 実話を元にした映画なので、ネタバレとかの問題ではなく、そこに至るまでをいかに描いているかがポイントだ。
 そしてこの映画を作るのおいて避けられないと同時に見所である津波のシーンは、日本人にとっては辛いものがある。
 正直、リアルタイムで津波を見ていたので気分が悪くなってしまった。
 もちろん、ニュースでは上空からの映像だが、映画は被災した人の目線で作られているため、いきなりやってくる波や、それに巻き込まれた息苦しさがひしひしと伝わってくる。
 さらにその後の生きているかどうかわからない家族への不安がのしかかってくる。
 特に主人公の一家は、海外に来て巻き込まれたという設定。
 言葉も通じない異国の地で震災に巻き込まれたら不安度はさらに増すだろう。
 しかし、一方では外国人であるがために帰ればそれで終わりなのである。
 現地に住んでいる人は、その後も余震に震えながら、何もかもなくしてこれからも生きていかなくてはならない。
 おそらく、昔の日本人ならこの映画を観て、家族と再会して国外脱出するまでがドキドキハラハラのディザスター映画だろう。
 しかし、今は他人事ではなく、さらに原発問題など、この映画以上に問題目白押しだ。
 ひょっとしたら、この映画はまだマシな方だと思ってしまうかもしれない。
 出演はナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー。
 ナオミ・ワッツは、こんな映画でも胸を出してしまうとことに役者魂を感じた。
 ユアン。マクレガーは父親役なのだが、このお父さん、子供2人を置いて妻を探そうとするのだけど、普通に考えたら言葉も通じない異国の地で小学校に行くか行かないかの子供を置いてくか?
 せめて一緒に連れて行くのが普通だろう。
 これ実話に基づいていたら、バカ親もたいがいだと思う。
 監督は「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ。
 おそらく、時期が時期ならこの映画は絶対に日本では公開されない映画なんだろうなあ。
 
 

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2013年7月 3日 (水)

「さよなら渓谷」

Sayonarakeikoku 美しい自然が残る渓谷の町でひっそりと暮らす夫婦の隣に住む女が幼い娘を殺害して逮捕される。
 ところが、容疑者である母親と夫が不倫関係にあったとの情報提供があり、夫に共犯の疑いがかけられる。
 しかも、通報したのは彼の妻だった。
 事件の取材を続けていた週刊誌記者が夫婦の過去を調べ始めると予想もしない事実が発覚する…。
 「悪人」、「横道世之介」でお馴染み吉田修一の小説を映画化。
 おそらく、今かつての赤川次郎くらい映画化ラッシュだと思うが、自分は未読。
 最近は細かい字が読みにくいよ、いやマジで。
 
 なかなかの傑作!
 静かに淡々と進む中にも、人間のドロドロとした念みたいなものが伝わってくる。
 その緊張感や緊迫感が全編に絶え間なく漂っている。
 さらに、テレビのような親切さは全くないので、少ないセリフや動きから状況把握をしなくてはならない。
 その断片的な情報から全貌が明らかになっていく。
 もちろん、わからなくなりそうになると途中で週刊誌の記者が状況をさりげなくまとめてくれるんだけどね。
 自然の美しさと人間の汚さのコントラストも良い。
 出演は真木よう子(B83-W59-H83)、大西信満。
 この映画はどう考えても真木よう子の一本勝ち!
 実は自分は、彼女を不自然な巨乳女優としか思っていなかったのだけど、今回の鬼気迫る演技は良かったと思う。
 監督は「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」「まほろ駅前多田便利軒」、さらには「ぼっちゃん」までメジャーからマイナーまで何でもこなす大森立嗣。
 おそらく、今年の何らかの賞をもらうことは間違いなし。
 
 

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2013年7月 2日 (火)

「真夏の方程式」

Manatu 天才物理学者・湯川学が難事件を解決する東野圭吾の人気ミステリー・シリーズを福山雅治主演でTVドラマ化。
 そして、「容疑者Xの献身」に続く劇場版第2弾。
 海底鉱物資源開発計画に揺れる小さな港町で発見された変死体は、悲しい秘密と切ない人間関係を浮き彫りにしていく……。

 新シリーズから湯川とコンビを組むのが柴咲コウ(B76-W58-H83)ではなく、吉高由里子(B85-W63-H88)なので、本編の謎解き以上に色々な噂が広まり、あげくの果てには今回の映画に織田裕二が出るので、彼が柴咲を嫌っているからという話まで出る始末。
 結局、柴咲の役はTVシリーズの中やスピンオフでそれなりに理由付けしてあるし、織田裕二なんか微塵も出てこない。
 全くどこからそんな話が出たんだか(笑)
 そんな裏事情はわからないが、この映画は面白い。
 この手の推理物ってトリックのためのトリックだったり、決め付けが多かったりするのだが、この映画は比較的そんなことはなくて、どちらかというと人間模様の方に重点を置いている。
 その行動の賛否は分かれるところだが、人間、時には客観的に考えたらバカなこともやってしまうことを考えれば納得。
 だけど、されどなのだ。
 ミステリーなので詳しく言えないのが辛い。
 前作もそうだったが、基本的に映画は湯川が活躍するものの、あくまで狂言回しでしかなく、出てくる犯罪もいけないが気持ちはわかるものだったりする。
 また、映画の中で資源開発をすると自然が壊れることで反対派と、経済が活性化するので賛成派が出てくる。
 それに対して「選択の問題」は実に的確な答えだと思う。
 自分は昔は田舎に住んで田舎大嫌いだったので、自然なんか少々壊しても都会化していく方が良いと思っているんだけどね。
 監督は「容疑者Xの献身」の西谷弘。
 原作は知らないが、3作目も希望する。
 
 

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2013年7月 1日 (月)

「インターミッション」

Im 2013年3月31日に閉館を迎える銀座シネパトスを舞台に、映画の休憩時間での会話劇。
 シネコン全盛期の現在、昔ながらの趣の映画館。
 これが同館の最後のロードショー作品となり、そのために豪華なスタッフや出演者が集結したらしい。
 つまり、銀座シネパトスに思い入れがないと、感じ方が変わってくる。
 う~ん、正直1本の映画として考えるとあまり面白くない。
 いや、ひょっとしてそういうことを言うような映画ではないのかもしれない。
 おそらく、銀座シネパトスが閉館するので、そこを舞台にした記念した一種のホームムービーみたいなものかもしれない。
 ぶっちゃけ、馴れ合いの身内受けの自主映画なんだよな。
 そんな映画が面白いか?と聞かれたら、極希に面白い時があるとしか言いようがない。
 あとやたらと出てくる放射能ネタが不自然極まりない。
 確かに震災の煽りで取り壊しが決まったことや、外でデモをやってるから必要なネタなのかもしれないが、もうちょっとうまく見せれないものか?
 出演は主演は秋吉久美子、染谷将太、香川京子、小山明子、水野久美、竹中直人、佐野史郎、佐伯日菜子、ひし美ゆり子、寺島咲、杉野希妃、奥野瑛太、畑中葉子…等やたらめったら豪華。
 しかし、全くの無駄遣い状態。
 監督はこの映画が劇場用映画初監督の樋口尚文。
 もうこれは閉館なので何やってもOKという感じで、流すしかないんだろうなあ。
 おそらく他の映画館で観るとしこたまつまらないと思う。
 
 

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