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2013年7月20日 (土)

「25年目の弦楽四重奏」

A_late_quartet 結成 25周年を迎えた弦楽四重奏団だが、チェリストがパーキンソン病になってしまったので引退宣言。
 それと共に残された楽団員の人間関係が崩れだしていく…。

 老人と音楽って「アンコール!!」や「カルテット!人生のオペラハウス」とかぶりまくりじゃん。
 ひょっとして今は老人と音楽が静かなブーム?
 それはともかく、出演者にクリストファー・ウォーケンがいるんだよな。
 ウォーケンといえば、「ディア・ハンター」でお馴染みだが、自分の中では「007/美しき獲物たち」の悪役を真っ先に思い浮かんでくる。
 最初、デヴィッド・ボウイが悪役と聞いて期待していたのだが、その話がなくなり代わりにクリストファー・ウォーケンと聞いて、逆に喜んだくらいだ。
 そんな彼もいよいよ年寄り役かと思うと感無量。
 というか、当時の007を演じていたロジャー・ムーアもたいがい爺さんだったんだけどね。
 で、この映画ではパーキンソン病になって引退を考えているチェリスト役だ。
 しかし、さすぎに年取ったとはいえ、妙な凄みがあるので、チェリストの裏で人を殺していても違和感が全くない。
 これが彼の魅力だ。
 共演がフィリップ・シーモア・ホフマン。
 「M:I-Ⅲ」の悪役じゃないっすか。
 正に007とミッション・インポッシブルの悪役夢の共演!
 この2人なら、3日くらいで世界征服してしまいそう(笑)
 話は世界征服とか犯罪とは程遠い、むしろ誰も経験したりしそうな悩みや葛藤を描いている。
 監督はヤーロン・ジルバーマン。
 やっぱり年取ってかっこいいのは、音楽関係なのか?
 漫画描いたりとかはダメなのかな?
 

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