「25年目の弦楽四重奏」
結成 25周年を迎えた弦楽四重奏団だが、チェリストがパーキンソン病になってしまったので引退宣言。
それと共に残された楽団員の人間関係が崩れだしていく…。
老人と音楽って「アンコール!!」や「カルテット!人生のオペラハウス」とかぶりまくりじゃん。
ひょっとして今は老人と音楽が静かなブーム?
それはともかく、出演者にクリストファー・ウォーケンがいるんだよな。
ウォーケンといえば、「ディア・ハンター」でお馴染みだが、自分の中では「007/美しき獲物たち」の悪役を真っ先に思い浮かんでくる。
最初、デヴィッド・ボウイが悪役と聞いて期待していたのだが、その話がなくなり代わりにクリストファー・ウォーケンと聞いて、逆に喜んだくらいだ。
そんな彼もいよいよ年寄り役かと思うと感無量。
というか、当時の007を演じていたロジャー・ムーアもたいがい爺さんだったんだけどね。
で、この映画ではパーキンソン病になって引退を考えているチェリスト役だ。
しかし、さすぎに年取ったとはいえ、妙な凄みがあるので、チェリストの裏で人を殺していても違和感が全くない。
これが彼の魅力だ。
共演がフィリップ・シーモア・ホフマン。
「M:I-Ⅲ」の悪役じゃないっすか。
正に007とミッション・インポッシブルの悪役夢の共演!
この2人なら、3日くらいで世界征服してしまいそう(笑)
話は世界征服とか犯罪とは程遠い、むしろ誰も経験したりしそうな悩みや葛藤を描いている。
監督はヤーロン・ジルバーマン。
やっぱり年取ってかっこいいのは、音楽関係なのか?
漫画描いたりとかはダメなのかな?
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