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2013年6月 6日 (木)

「監禁探偵」

Kankin 面白くて高視聴率のNHK朝のテレビ小説の「あまちゃん」。
 いや、いつも通りのクドカンの作る話なのだが、その前の「純と愛」が前代未聞のつまらなさだったので、相乗効果でとてつもなく面白く感じてしまうのだ。
 「純と愛」の主演である夏菜(B83-W57-H86)は、巨乳であるという最大の武器を持ちながらも、ドラマそのものがあまりにもダメだったので、イマイチブレイクすることもなく、〈綾瀬はるかになれなかった女〉として現在に至っている。
 そんな彼女が久し振りに出演した映画は、監禁映画だ。
 と、いっても監禁シリーズのようなものを期待すると超肩透かしだ。

 向いのマンションの一室を覗き見ていた男が、女が殺されるのを見て、その部屋にかけつける。
 そこで出くわした美女が、自分が犯人だと疑っているので、自室に監禁。
 身の潔白を証明するため、潔白を証明するため真犯人捜しを開始する彼に、何故か彼女が協力を申し入れる。
 タイムリミットは、約5時間。
 2人はお互いに警戒をしつつ、事件の真相を探りだそうとする。

 そういえばあったなあ、サミュエル・ホイが出てるやつ……って、それは「悪漢探偵」やね。
 原作は今は無き「漫画サンデー」の漫画だ。
 何となく1980年代のVシネを思い出させる。
 漫画の原作+グラビアアイドルといえば、Vシネの鉄板マストアイテムじゃないですか~。
 二転三転する話展開は面白い。
 しかし何だかんだ言ってもこの映画の見所は、夏菜の男物のワイシャツ姿とか、タンクトップから時々見える胸の谷間とかであることは言うまでもない。
 三浦貴大も主演ではあるけど、彼女に比べると影が薄いかな。
 監督は及川拓郎。
 事件の真相が微妙だけど、21世紀のVシネと思えば、それなりに楽しめた。
 ラストは続編もできるかも…と臭わせているが、残念ながらあまりにも客が入っていないので無理しなくてもいいと思われる。
 あと、中にはヒッチコックの「裏窓」と比較したがる人もいるかもしれないが、野暮なのでやめるべし。
 
 

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