「体脂肪計タニタの社員食堂」
ロリ顔で巨乳さらに癒し系。
男の夢を具体化したような優香(B87-W59-H85)。
一時期の、青年漫画のグラビアは彼女ばっかりだった。
しかし、いつの間にか水着にならなくなり、元グラビアアイドルのマルチタレントという肩書きになってしまった。
今でも水着写真集を出したりしているのだが、やっぱり2000年位までが良かったと懐かしむ人も多いはず。
ちなみに、ネタにもなっていたが、彼女がイエローキャブでなく、ホリプロのタレントであることは意外だった。
そんな彼女が久しぶりに主演として映画に出演。
それが、「体脂肪計タニタの社員食堂」だ。
体脂肪計メーカーの大手タニタの社員食堂が健康的と評判を呼び、そのレシピ本がベストセラーになったが、この映画はそれを元ネタにしている。
世界初の体脂肪計を開発したタニタの社長が入院し、新型体脂肪計の発表会を2代目の副社長がしきることになる。
そして、自分を含め肥満体型の社員がダイエットを行い、その経過を発表するという企画する。
高校時代の同級生で栄養士を社員食堂にスカウトし、体脂肪率40%以上の社員がダイエットに挑む……というもの。
まあ、いわゆる劇場映画という形の企業PVみたいなもんですわ。
当然、食べたいのに食べることができない苦しみとかが、笑いあり涙ありで描かれる。
若い時は何を食べてもどんだけ食べても太ることはなかったが、年取ると食べなくても痩せない。
この映画に出てくるデブの気持ちはよくわかる。
映画としてはイマイチで、気弱な二代目の副社長とか、料理の下手な栄養士とか、「これがキャラ作りの方法です」みたいな登場人物が出てくるのに、意外とそれが物語に乗らないというか、使い切れていないというか、この手の企業モノって成功するまでが見所な反面、一方ではそう簡単に行くのか?という疑問が沸いてくる。
所詮、映画とは言え、説得力がないと白けてくる。
この映画は、元ネタがあるのだが、細かいところでそんなことないよなあと思うところもあり、もちろんフィクションであることはわかっているのだけど、もっともらしさとハッタリは欲しい。
監督は「デトロイト・メタル・シティ」の李闘士男。
主演の優香は、久しぶりに見たら美人なんだけど意外に華がないことと、演出の問題だが演技がわざとらしい。
「恋に唄えば」みたいなシーンがちょっと懐かしかった。
しかし、何よりも草刈正雄が年とってもかっこいいのに驚いた。
一応、壇蜜(B85-W60-H89)が、当たり障りのないエロ要員で出ていることも話題にしたい。
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