「10人の泥棒たち」
幻のダイヤモンドを強奪するため、10人の泥棒が集結してチームを組む。
しかし、彼らにはそれぞれの思惑があり一筋縄でいくはずがない…。
この映画2週間限定で、それも一律1800円。
どんだけ強気なんだよ…と思ったが、予想以上に面白かった。
これが割引とか使えればもっと面白く感じたのにな…と思うのだが、もう言うまい。
韓国で観客動員記録を塗り替えたらしいのだが、それもわかるような気がする。
登場人物の数から「オーシャンズ11」を思い出し比較してしまいそうだが、こっちの方が遙かに面白い。
よく考えてみたらステーヴン・ソダーバーグが監督していて娯楽物として面白いわけないでしょ。
意外にもアクション満載だし、60年代の泥棒映画を21世紀に蘇らさせた感じ。
それでいて、韓国のベタさ加減もちゃんと存在している。
特に汚い壁を使ったアクションは、エアコンの室外機を落下させるだけでなく、「G.I.ジョー」の絶壁でのアクションを普通のマンションの壁でやってしまっているところが凄いと思う。
これだけでも十分観る価値はあるし、韓国映画の底知れぬ力を垣間見たような気がした。
二転三転する話展開も面白い!
とにかく登場人物全員が腹の底で何を考えているかわからないので、ダイヤを盗むだけでもハラハラするのに、いつ誰が裏切るかという要素も加わって全く気が抜けない。
この緊張感と緊迫感が心地よいのだ。
出演は キム・ユンソク、キム・ヘス、イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョン、サイモン・ヤム、キム・スヒョン、キム・ヘスク、オ・ダルス、アンジェリカ・リー、デレク・ツァン、シン・ハギュン、チュ・ジンモ。
おそらく韓国オールスター映画なんだけど、自分がすぐにわかったのはチョン・ジヒョンで、記憶にあるのは30近いのにセーラー服着ているビニ本のモデルみたいな映画のことだけだ。
監督はのチェ・ドンフン。
一応、頑張れば続編もできそうな感じだ。
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