「L.A. ギャング ストーリー」
ロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと、市警の少数精鋭の極秘部隊との壮絶な抗争!
コーエン殲滅チームは正式には記録されず非公認。
正に死して屍拾うものなしである。
ギャングとの戦いというと、「アンタッチャブル」と比較してしまう。
結論から言うと「アンタッチャブル」の方が遙かに面白い。
何故か?
それはコーエンの組織を壊滅させるロス警察の連中があまりにもいきあたりばったりだから。
一応、実話を元にしているらしいけど、こんな適当な奴らでどうにかなったのか?
あくまでも実話を元にした娯楽映画と割り切るしかないんだろうなあ。
というか、ロス警察の極秘部隊ギャングスター・スクワッドがご都合主義の固まり、いや物凄く運が良くて、コーエンの貸し切りで物凄い数の武装した連中がいるホテルに、たった数人で正面から突入とか、ハイパーありえね~状態!
さらにはタイマン勝負とか、どんだけ少年漫画展開なのよ。
そもそも何でもありのギャングで、敵の身元が割れたらすぐに殺されるんじゃないの?…とか色々考えてしまう。
おそらく、B級映画のノリで観ないとダメなのだが、そういう割り切りができるような感じではなく、極めて中途半端なのだ。
だけど、まあ上映時間が2時間以内なので、まあこんなものかといえばそれなりには楽しい。
中学時代の自分だったら文句なしだったかもしれない。
出演はジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ニック・ノルティ、エマ・ス トーン、ショーン・ペン。
ショーン・ペンはノリノリというか過剰演技っぽいのが少し残念かな。
監督は「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー。
音楽が「アンタッチャブル」っぽかったり「インセプション」みたいだったりするのもマイナス要因。
しかし、日本版タイトルだけど、原題カタカナ読みの「ギャングスター・スクワッド」でも良かったと思う。
« 「戦争と一人の女」 | トップページ | 「劇場版 STEINS;GATE シュタインズ・ゲート 負荷領域のデジャヴ」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
« 「戦争と一人の女」 | トップページ | 「劇場版 STEINS;GATE シュタインズ・ゲート 負荷領域のデジャヴ」 »
コメント