「AURA~魔竜院光牙最後の闘い~」
実は田中ロミオの原作を全く知らなかったどころか、その存在を全く知らなかった。
予告編以外の知識を全く持たずに本編を観にいった。
いや~予告編にすっかり騙された。
ファンタジーだと思いこんでいたし、実際、冒頭部分はそんな感じが出ていたので、正直、よくあるラノベ系ファンタジーかと思っていた。
ところがどっこい(←死語)中二病を治し、普通の男子高校生として学校に通っている少年が、自称魔女の中二病全開の妄想少女に振り回される……という話だった。
こ、これは痛い!あまりにも痛すぎる。
最近、いわゆる中二病をネタにした作品が多い。
比較的明るいラブコメだった「中二病でも恋がしたい」のまさにダークサイドを描いている。
というか、両作品とも似ている…と言うのは野暮か。
最後はちょっとやりすぎ感(1人でどうやって?)もあるのだが、痛いながらも面白い。
原作を知らないので展開が読めずに気になった。
誰しも中二病を大なり小なり抱えているので、緊張感と緊迫感が普通のアクションやホラー映画よりあるのかも。
ただエンドロールは静止画ではなく動きが欲しかった。
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