「サイレント・ハウス」
渋谷ミッドナイト・マッドネス2013。
2012年夏に開催された、強烈な作品の数々を上映する『渋谷ミッドナイト・マッドネス』が、今年も開催!
刺激的な夜を過ご せること間違いなしの強烈なラインナップを結集。
会期中は、6作品が順次公開される……との企画で、広く一般公開はしないが、選りすぐりの映画を公開するのが主旨とのこと。
「サイレント・ハウス」は、全編リアルタイム進行によるワンカット撮影というふれこみで世界的に話題を集めたウルグアイ発のホラー・サスペンス「SHOT/ショット」をハリウッドでリメイクしたらしい。
う~ん、そんな映画、あったかなあ?と思って調べたらどうやら未公開らしい。
父親と湖畔の別荘にやってきた娘が何かに襲われる…という話で、全編家の中と敷地内が舞台で登場人物も少ない。
上映時間85分という昨今の映画の中では極めて短いのに、最初の20分は何も事件は発生しない。
その後、やっと話が転がりだすのだけど、何かありそうで大したことも起こらず、最後は確かに意外な展開なだが、そこに至るまでが少しモタついてしまうので、ダレてしまうのだ。
こういうのは、アイディアで勝負だ!と言わんばかりの意気込みを感じるのだが、それだけでは厳しい。
オリジナルは全編リアルタイム進行によるワンカット撮影だったらしいが、このリメイク版はどうだったのか、全く意識していなかったが、いずれにしろそこを感じるまでの効果はなかったと思う。
出演はエリザベス・オルセン。
とりあえず、彼女が何かと前かがみになって、胸の谷間を見せるのが見所か?
監督は「オープン・ウォーター」のクリス・ケンティス&ローラ・ラウ。
まあ、掘り出し物とか言っても、結局はそんなものなのかもしれない。
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