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2013年4月19日 (金)

「HK/変態仮面」

Hk ティム・バートンの「バットマン」以降、アメコミのヒーローの実写映画化の流れの一つとして、リアル指向になってきた。
 そして、リアル指向の一番重要となるものは、コスチュームの存在理由である。
 何故、あんな格好をしなくてはならないのか?
 確かに冷静に考えなくても、原色の派手派なコスチュームで身元不明で、正義という名目で自分の主観的判断のみで人に暴行をするのは、誰よりも危険な存在かもしれない。
 そもそも、あんな格好である必要は全くないわけで、どう考えても変態である。
 その意味では変態仮面は、コスチュームヒーローが他人にどう思われているかをつきつめた究極の姿かもしれない。
 あんど慶周の漫画「究極!!変態仮面」は、女性用のパンティを被る事で変態パワー を発揮し、悪者を退治する変態仮面の活躍を描いている。
 女性の下着を被っている時点で、否定しようがないくらい変態扱いされるのは仕方ない。
 だからといって、コウモリや蜘蛛の格好で街をほっつき歩いている人が、変態ではないと言い切れるわけでもないのだ。
 コミックスを持っているだけでも人格を疑われそうな「究極!!変態仮面」を映画化。
 チケット売場で「変態、1枚」と言わなくてはいけないのは、まるで屈辱プレイだ。
 ところが、何故か劇場は満席近い状態。
 そして、映画は大変面白い!
 前から日本でもバットマンやスパイダーマンみたいな映画ができないものか?と思いきや、まさか「変態仮面」で叶うとは夢にも思わなかった。
 そりゃあ、女の下着を被っているだけで笑いは取れる。
 そんな小学性的発想なのに、実は極めて真っ当なヒーロー物であり、本質はバットマンやスパイダーマンに近い。
 何故、女性の下着を被って戦うのか?という命題が、アメコミのヒーローのコスチュームで戦う理由付けと同じ次元で語られている。
 それでいて、娯楽映画に徹しているのは見事!
 地上波ではまず放送は不可能だが、だからこそ劇場に行くという映画の本質にも言及している。
 満員に近い客席だと笑いが絶えることはない。
 ある意味、観客の一体感を感じることができる貴重な映画なのだ。
 出演は鈴木亮平。
 監督は福田雄一。
 「コドモ警察」が映画の次元まで達していなかったので、心配していたのだが、この映画は問題なし。
 原作の大ファンだという小栗旬が脚本協力しているらしいが、やっぱ主役を演じないと、大ファンとは言えないでしょ。
 
 

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