「宇宙戦艦ヤマト2199/第五章 望郷の銀河間空間」
4月からテレビ放送も始まり、視聴率もそれなりにあって盛り上がりつつある「宇宙戦艦ヤマト2199」。
第1回目をテレビで見ていると、何ともいえない不思議な気分になってくる。
気を抜くと自分がまるで、昭和49年に戻ったような感じになってしまう。
チャンネルを変えると、「フランダースの犬」や「猿の軍団」が放送しているような気がするが、残念ながら放送しているのがTBSなんよね~。
ここはやっぱり日テレで、TBSは「猿の軍団」のリメイクをして、その後は「日本沈没」のリメイクでもしてくれれば、もっとノスタルジーに浸ることができるのに残念。
しかし、放送しているのは話の基本設定こそ昔のままだが、最新アニメ技術と、最新SFのネタが満載で、ノスタルジーに浸っている場合ではない。
むしろ、あの当時に不満だったところは、見事痒いところに手が届いている状態。
自分が本当に見たかったヤマトはこれであり、少なくとも「さらば」以降の、ヤマト=カッコ悪いという心の傷を消してくれるだけでなく、リアルタイムで知っていることを誇りにできる程だ。
テレビ放送はしっかり録画し、初見はやっぱ劇場のイベント上映でしょ!
そんなわけで、イベント上映第5弾。
TVシリーズで言うところの15話~18話までを一気に上映。
相変わらず客層はおっさん率高いが、例えキャラクターデザインがアホ毛があって、巨乳で萌えキャラばっかりでも、本質は男汁出まくりなのが、このシリーズだ。
そして、今回が今までの中で一番面白い!
ヤマト内部での反乱、デスラーの行方、森雪の秘密、真田さんの過去の話など、これでもかというくらい盛り沢山。
ビーメラ星の話って、オリジナルでは比較的ど~でもいい話だけど、今回は意味を持たせている。
SF考証が今風だけど、作品の雰囲気を壊すことはなく、むしろ奥行きを出している。
戦闘は滅茶苦茶迫力があり、ヤマトの動きがあれだけ巨大艦なのに無茶苦茶スピーディーに動いている。
反乱の話も前回の伏線をうまく回収した感じで、今回で今までの謎がある程度解決していく。
真田さんのエピソードは少し泣けたわ~。
やっぱり理想の上司は、ガンダムならブライトさん、ヤマトなら真田さんで間違いないっしょ。
やっぱり、これは劇場で観るレベルなので、テレビではちょっともったいない。
とにかく最初から最後までハイテンション!
あっと言う間に終わってしまう。
とりあえず、6月まではTVシリーズで凌いで、8月の最終章まで耐えるよ。
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