「桜、ふたたびの加奈子」
もう随分前だけど、祖母の葬式に出た時、火葬場で、泣いて目が腫れ上がっている女の子を見た。
おそらく、親しい身内の人が亡くなったと想像できるのだが、見ていていたたまれなくなってしまった。
家族の死はわかっていても辛い。
ましてや、自分の子供でいきなりの死亡は真剣辛いに決まっている。
この映画は、突然交通事故で娘が死んでしまった夫婦を中心に、妊娠中の女子高生と彼女を見つめる男子高校生、女子高生の小学校時代の先生の話が交錯していく。
前半の子供を亡くしたエピソードが物凄く重たくて気分がすっかりブルーに。
実は予告編以外の知識を入れずに観にいったので、まさか後半にあんな話展開になるとは思わなかった。
原作である新津きよみの小説を読んでいなかったので予想外だった。
登場人物の心情がひしひしと伝わってくる。
それは見た目の刺激であるアクション映画とは違った、緊迫感と怖さがある。
出演は広末涼子(B81-W59-H85)と稲垣吾郎。
世間的には広末はポケベルのCMに出ていた頃がピークだが、どう考えても離婚してからの方が絶対に良いと思っているのだが、これって少数派?
監督は栗村実…って、全くしらない人でした。
正直、デートには向かないと思うけど、これから子供が産まれるという人は、自分の気持ちを確認するためには必見かも。
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