「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」
見た目は子供、頭脳は大人。
この条件を満たしているのは白木みのる、「ブリキの太鼓」のオスカル君、そして名探偵コナンくらいだ。
そして、今やGWに最も稼ぐ劇場版の第17弾。
今回は、イージス艦を舞台にどこかの国のスパイとの攻防戦を描く。
何故、コナンがイージス艦に乗っているかは、毎度お馴染み、見学ツアーの抽選に当たっただけ。
まあ、コナンの場合、たまたまとか偶然に物凄い確率で事件に巻き込まれるのはお約束で、特に米花町はヨハネスブルグ並に治安が悪いので、もはや偶然と言うよりも必然と言っていいかもしれない。
TVシリーズは町内とその周辺の殺人事件がメインだが、映画はそれに加えて破壊が出てくる。
ビルや船など舞台となるものを崩壊させてしまうのはお約束だ。
今回はイージス艦で、どこかのスパイが出てくると聞いていたので、間違いなく日本の近くの国をコナンが壊滅させると思っていた。
公開時期に、ミサイル騒動があったことを考えると実にタイムリーだからだ。
しかし、戦時中の国家高揚映画じゃあるまいし、そんな展開にはならなかった。
じゃあ、イージス艦を沈没させるのかと思ったが、海上自衛隊の全面バックアップの映画でそんなこともなく、コナン映画としては珍しく、破壊がなく終わってしまった。
相変わらず無理無理な展開はお約束っちゅうことで。
正直、今回は滅茶苦茶面白いかというと、そうでもなく、まあいつもの当たり障りない程度かな。
ゲスト声優の柴咲コウ(B76-W58-H83)は意外に上手かったと思う。
当然、来年の春もあるのだが、その前に「ルパン三世VS名探偵コナン」の劇場版があるらしい。
視聴率が良かったので、ひょっとしてと思ったらやっぱりやるみたいだな。
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