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2013年4月30日 (火)

「図書館戦争」

Lw 小説は読んでないけど、ノイタミナのTVアニメは見ていたし、劇場版も観に行った。
 今度は実写版と言われても今更感があるのだが、どういう風に映像化されるかは気になるのは人情だ。
 メディア良化法による検閲とそれを実行するための武装組織メディア良化隊に対抗すべく、図書館が創設した防衛組織・図書隊の壮絶な戦いを描いたもので、話は基本的にTVシリーズと同じ。
 ただ、たかだか本で戦闘状態っておかしくね?…と身も蓋もないことを言い出すとこの話は成り立たない。
 そういう世界のファンタジーだと思い切れることが大事だ。
 ただ、小説だと色々説明があって脳内補完ができても、映画の場合はスクリーンに映るものが全てなので、実写の場合だと地続きとなってしまう。
 そのため突飛な設定はかなりの説得力がいる。
 この映画の場合、そこらへんが微妙だったりするのだが、滅茶苦茶気になる程でもなく軽くスルーできてしまうのは、アニメを先に見ていたからかもしれない。
 実写となるとキャスティングだが、堂上を岡田准一、笠原を榮倉奈々(B83-W58-H85)が演じており、これは意外にハマリ役。
 榮倉の長身がこれ程ぴったり役にハマるとは思わなかった。
 さらに、共演の仮面ライダーフォーゼの福士蒼汰が思った以上にイケメンだったのに驚き!
 フォーゼの時はリーゼントだったからわからなかったが、きちんとした(?)髪型だとイケる。
 いつ彼が「俺はメディア良化隊ともダチになる男だぜ」言い出すかとちょっと心配でした(嘘)
 実は意外に面白く、銃撃戦とバトル、それにラブコメの要素が程良くブレンドされている。
 特に岡田准一のアクションが素晴らしい!
 「SP」の時よりもアクションがキレキレだったので、是非とも彼が主演のアクション映画を作ってほしい。
 監督は「GANTZ」の佐藤信介。
 頑張れば続編もできそうな展開なので、少し期待。
 エンドロールがジャニーズ系の歌手が歌わなかったのも好感!
 
 
 

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2013年4月29日 (月)

「アイアンマン3」

Ironman3  これはつまらない。

 それは何故か?

 アイアンマンがあまり活躍しないから。

 どちらかというとアイアンマンの中に入っているトニー・スタークが生身で活躍する話なのである。
 しかし、ほとんどの人はそんなものを望んではいない。
 多くの人は、最強兵器アイアンマンの活躍が見たいのだ。
 生身の人間のアクションなんて、腐るほど存在する。
 アイアンマンという道具を使ってこそなのだ。
 前から言っているが、アメコミのヒーロー物の映画化はあの派手なコスチュームの着用の理由付けが重要であり、本来なら真っ先に職務質問されても不思議ではない奴が、自分が悪と判断して暴力を振るっているのだ。
 結局、ほとんどのアメコミのヒーローは、正義の象徴で悪から見たら恐怖の象徴という意味である記号的な意味でのコスチュームなのである。
 しかし、アイアンマンの場合、コスチュームではなく着用する〈兵器〉なのである。
 つまり、コスチュームではないので理由付けを説明する必要性はなく、圧倒的な兵器=道具であり、使用は個人の判断なのである。
 そしてスーツを使うトニー・スタークは、元軍事産業の社長で、性格はある意味軽く迷いがない。
 そして何より他のヒーローと違うところは、正体を全く隠していない。
 アイアンマンは他のヒーローとはかなり異質なのである。
 そのため、他のヒーローと違い、自分の存在理由について全く悩む必要がない。
 これだけお膳立てしてあれば、あとはひたすら暴れて悪を倒せばいいだけなのである。
 しかし、残念なことにシリーズ3作目において、他のヒーロー同様悩み始めている。
 そして、うまくやれば物語を大きく膨らませる要素が裏目に出てしまった。
 アイアンマンは壊れて使わない場合が多いため、多くの人が期待しているようなバトルは少なく、大変テンポの悪く歯切れの悪い展開になっている。
 さらに今回は装着方法が遠隔操作でできるようになり、どこにいても指示さえすれば鋼鉄ジークのようにパーツが飛んでくる。
 さらに本人が装着しなくても、動かすことができるのだ。
 しかし、それはトニー・スタークがいなくても問題ないことを意味するため、アイアンマンがヒーロー物から外れることを意味する。
 パーツが遠隔操作で飛んでくることによる装着も、ケレン味が全くない。
 そもそも秘密アイテムは常に持ち歩いてこそ価値があり、仮面ライダーの変身ベルトと同じようなものだと考えればその重要性と、装着した時に無敵っぷりが強調される。
 残念なことに今回はアイテムとしての価値がかなり低くなっている。
 見せ場であるアイアンマン大集合も、今回初めて出てきたようなものには全く思い入れがないために、歴代仮面ライダーやスーパー戦隊大集合のようなワクワク感が全くない。
 さらにそれらを何のためらいもなく壊している。
 確かに〈道具〉ではあるが、アイテムという重要性はまるでなく、むしろ否定していることになる。
 例えばアメリカ政府の開発したアイアン・パトリオットもほとんど出オチ状態である。
 結局、「アベンジャーズ」でやりつくした後では、何をやっても地味に思えるし、だったら逆にトニー・スタークの自分探し的な話にするのも番外編的にはありかもしれないが、それにしてもやり方があるはずで、今回は脚本と演出があまり上手とは言えない。
 監督は前作までの監督ジョン・ファヴローは製作総指揮に回り、シェーン・ブラックになったのも残念な要因か?
 3Dが公開されているが、暗いシーンが多く、細かいカット割りで3Dの立体感を感じることができない。
 やっぱり3Dなら3Dの撮り方と演出で制作してほしい。
 最後はマーヴェルの次回作の予告編があるのだが、もうさすがに飽きてきた。
 こういうのってタイミングが大事で、連発するものではないんじゃないかな。 

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2013年4月28日 (日)

「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」

Z_2 「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」の第二弾。
 歴代ライダーとスーパー戦隊が集まるのは40周年とか35周年とかの節目だけかと思ったが、今やもうそれが常識になりつつあるみたいだ。
 まあ確かに歴代ヒーローが集まるのが映画の醍醐味というのはわかるけど、こう何度もやられると有難みがない。
 さらに仮面ライダーもスーパー戦隊も年に1本だった映画が、長期休みの季節の度に出てくるので、もう何が何だか。
 あ、だけど金はあるから大丈夫なんだけどね。
 今回から新たに宇宙刑事、メタルヒーロー、キョーダインとイナズマンも出てくる。
 世界征服を企むベンチャー企業の悪の秘密結社ショッカーが魔法の力を得てスペースショッカーとして、宇宙征服を企むベンチャービジネスにも進出。
 その影響により宇宙全域で魔法の暴走が起こり、その原因が仮面ライダーウィザードにあると考えた銀河連邦警察は宇宙刑事ギャバンにウィザードを倒すように命令する。
 しかし、戦っている間に友情が芽生えた二人は、その後の独自の調査により、ショッカーを復活させたのが宇宙犯罪組織マドーであることを突き止める……とまあ毎度お馴染みのパターンなわけで、最初は敵対しても最後は一緒に戦うヒーロー達、同じように共同で世界征服を企む悪の組織、最後は敵味方入り乱れて壮絶な集団バトルってわけやね。
 さすがに人数が多すぎるので全員の見せ場を作ることは、プリキュアオールスターズの例を出すまでもなく不可能!
 そこは制作側もわかっていて、とりあえず撮影が終わったゴーバスターズとTVシリーズをやってないギャバンを中心として、ここ過去数年のライダーと戦隊をメインとしている。
 子供がメインだから、そんなに昭和のヒーローを出しても仕方ないかもしれない。
 映画そのものはお祭り映画としては及第であり、適度なギャグと盛り上がりがあってOK!
 しかし、ヒーローが全員集合するとバトルが集団リンチに見えてしまうのが辛い。
 一応、テレビより早くキョウリュウジャーの新メンバーを知ることができるのは映画ならではの特典か?
 最後にキカイダーを作る予定にしているらしい。
 ちょっとやりすぎな感じもしないでもないが、過去の再利用はありなのかもね。
 
 

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2013年4月27日 (土)

「天使の分け前」

The_angels_share 実は世間で評価されているケン・ローチの映画だが、そんな無茶苦茶面白いと思ったことはなくて、あらゆる賞を総なめの「麦の穂をゆらす風」も、自分的にはそんなでもなかった。
 しかし、「趣味は映画です」と言う場合、カンフーとアニメばっかじゃ格好がつかないわけで、面白いとは言えなくても、とりあえず観ておくことは重要だ。
 この映画も第65回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞しているし、ケン・ローチなので、「とりあえず観ておく映画」なのである。

 暴力沙汰等のもめ事ばかり起こしてきた若者が、恋人との間にもうすぐ子供が生まれることに免じて刑務所送りを免れ、社会奉仕活動を命じられる。
 そこで、奉仕先の指導者からウイスキーのテイスティングの才能に目覚め始める。
 しかし、彼をとりまく環境は彼の再起をさせることは困難だった。
 そこで彼は仲間と共に人生の大逆転の計画を立てるのだった…。

 すいません、全く期待していなかったせいか、無茶苦茶面白かったですわ。
 登場人物は全員キャラが立っているし、話も無駄がない展開。
 ドキドキするところもあれば、ホロリとするところもある。
 何よりも若者のもがきみたいな切なさと切羽詰まった状況がひしひしと伝わってくるのが良い。
 正直、他人に迷惑かけて反省したから許されるわけでもないのだけど、逆に考えれば迷惑をかけないようにするための抑止力的な意味での救済はありなのかもしれない。
 それに人間、環境が人生左右するということを実感。
 当たり前のことを考えさせられた。
 主演の青年はこの映画でデビューの新人らしい。
 今更だけど天使の分け前とは、ウイスキーが熟成する過程で年2%ずつ減っていくその 減少分を指す言葉らしいが、自分は何か物が減った時にこの言葉をよく使います、てへ。
 
 

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2013年4月26日 (金)

「チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット」

Night_of_the_chicken_dead 「トロマの逆襲2013!」と題した企画上映は、個人的には「悪魔の毒々モンスター ノーカット無修正完全版」だけがお目当てだったけど、この企画のメインはやっぱり、トロマの比較的最新作…といっても2008年の映画である「チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット」なので、観ないわけにはいかない。
 旧作と新作を合わせる話題作りは企画としては成功かもしれない。
 新しい世代には新鮮だし、かつてを知る人には懐かしさと、トロマがまだ健在であることを知らせるには良いと思う。
 話は、先祖たちが眠る墓地跡にフライドチキンの店ができたのだが、先住民の呪いによって、チキンを食べた客たち が次々とゾンビやモンスターとなって人々を襲い始める…というもので、それに歌って踊るミュージカルとオッパイがブレンドされる。
 相変わらず下品でしょうもない笑いがテンコ盛り。
 トロマはまだまだ死んでない。
 昔も今も変わらない。
 いや、もっというと今の方がダメになっている気がする。
 ど~考えても「悪魔の毒々モンスター」の方が面白い。
 どちらもしょうもない映画には違いないが、「悪魔の毒々モンスター」の方が勢いがあったし、結果的にZ級映画のカルトになっただけだと思う。
 しかし、「バリューセット」の方は計算ずくで狙っているところがあり、危うい面白さがない。
 それにギャグも少しもたついている。
 基本的にトロマ映画は、演劇的というかコントを映画にしているような感じであり、どちらかといえば、映画を観るというより、ショーパブ感覚なのかもしれない。
 監督はやっぱりロイド・カウフマン。
 この手の映画は寛容さが必要だけど、上映中に「俺はわかってるんだぞ」みたいな感じでバカ笑いしている奴は死ね!!
 そして、これを真似る新しい世代の自主映画も出てくるんだろうなあ。
 
 

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2013年4月25日 (木)

「悪魔の毒々モンスター ノーカット無修正完全版」

The_toxic_avenger 何でもありの自主映画だが、時代によって演出の流れがある。
 例えば1970年代は、遠くからズームアップというのが多いが、これは当時の商業映画の流行だからだ。
 1980年代初期は、シーンごとにBGMが入って最後はフェードアウトというパターンが多い。
 おそらく、わかる人にはわかるが、もしわからない場合は「悪魔の毒々モンスター」を観て欲しい。
 この映画は良くも悪くも1980年代の8ミリフィルムで作る自主映画の雰囲気が詰まっている。
 もちろん、腐っても商業映画なので必要最低限の作りではあるが、当時の自主映画はこれを劣化コピーしたようなものが、どれほど多いことか。
 そして、まさか21世紀になって、再び劇場で「悪魔の毒々モンスター」を観ることになるとは思わなかった。

 今更説明するまでもなく、「悪魔の毒々モンスター」は、トロマ・エンタテイメントの映画だ。
 トロマ・エンタテインメントは、ロイド・カウフマンとマイケル・ハーツが74年に設立した映画製作配給会社で、大手メジャーハリウッド映画では扱わない過激なネタのアクション、ホラー、コメディの怪作、珍作、極希に傑作を世に送り出している。
 一部のマニアにはロイド・カウフマンは、ロジャー・コーマンと並び称されている伝説の映画人だ。
 今回、「トロマの逆襲2013!」と題した企画で、最新作「チキン・オブ・ザ・デッド 悪魔の毒々バリューセット」と、ノーカット無修正完全版「悪魔の毒々モンスター」が公開される。
 正直、何がどうノーカット無修正版かわからない。
 有毒廃棄物を全身に浴び醜いモンスターになってしまった青年が、街の悪党どもを退治していく。 
 こう聞くと、昨今のバットマンやスパイダーマンのアメコミのヒーローの映画化と同じような感じだが、そこはやっぱりトロマ映画なので、お下劣ネタとオッパイ、それにチャップリンの「街の灯」の要素を入れてテンコ盛り状態。
 良くも悪くも1980年代の雰囲気が出まくりで、さすがリアルタイム!これは21世紀に人工的に再現しようとしても無理だ。
 改めてみると、やぱり1980年代の8ミリフィルム自主映画の雰囲気を思い出した。
 こんな感じのBGMの使い方だったなあ。
 一方、この映画を観て色々な意味で勇気をもらった大学の映画サークルもあったことも確かで、当時、どれだけ劣化コピーの作品が溢れたことか。
 当時のホラー系を目指す映画サークルに「これくらいなら自分らもできるかも」と思わせてしまった意味では、その影響はかなり大きい。
 しかし、残念ながら、自主映画におけるこの映画の役割を多くの人は知らないので、あえて自分だけでも書き留めておきたい。
 さらに思い出すのは、本来ならまず日本では上映されそうもないトロマ映画が次々と入ってきたのは、当時やっと家庭用ビデオデッキが普及し始めた頃で、とりあえずかき集めていた頃でもあったからかもしれない。
 まさか、今、歴史的価値が出てくるとは、当時は思いもしなかったけど、これが時代の流れか。
 
 

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2013年4月24日 (水)

「カルテット!人生のオペラハウス」

Quartet 元音楽家たちが暮らす老人ホームが経営難のため、存続するためのコンサートの準備をしていた。
 ホームに住むレジー、シシー、ウィルフのところへ、かつてのカルテット仲間だったものの、しこってやめたプリマドンナのジーンがやってくる。
 昔のこととはいえ、心穏やかになれない4人。
 さらにジーンは過去の栄光を引きずり、歌うことをやめていた。
 果たして彼らはコンサートを成功させることができるか?……という話で、老人ホームが舞台で老人が主役であるためか、出演者の平均年齢がやたら高いというか、ジジババばっかりである。
 おそらく高年齢は「デンデラ」といい勝負。
 何しろマギー・スミス、トム・コートネイ、ビリー・コノリー、ポーリーン・コリンズが登場している時点で、絶対に若いとはいえない。
 実はこの映画の最大の話題はダスティン・ホフマンの初監督作品なのかもしれない。
 彼が今まで映画を監督していないのが意外だった。
 老人ホームを舞台にした密室劇みたいなもので、そもそも芸術家ばかりの老人ホームってあるのか?と思うのだが、無理矢理な設定っぽいけど、海外にはあるかもしれないし、「潜水服は蝶の夢を見る」「戦場のピアニスト」の脚本のロナルド・ハーウッドによる原作戯曲をもとにしているので、そこを色々考えるのは野暮かもしれない。
 ダスティン・ホフマンが監督なので観にいったのだが、目に見えて凄い演出があるわけではなく、手堅くまとめた感じだった。
 映画を観て感じたのは、年とっても人間そうそう気持ちは変わるものではないんだろうなあということだ。
 エンドロールで一線で活躍した人達の今と若い時の写真が出てくるのだが、今やジジババでも若い時はかっこよく、年を取るとは何か考えさせられた。
 しかし、原題がそうであるとはいえ、カルテットのタイトルの映画多すぎ!
 昨今、似たようなタイトルは不利だし、それに伴う副題がやたらと長くなるのも何だかなあ。
 
 

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2013年4月23日 (火)

「コズモポリス」

Cosmopolis ハイテク装備のリムジンをオフィス代わりに、国際情勢を読んで相場で、若くして巨万の富を築き上げた青年が破滅していく1日を描くサスペンススリラー。

 
 正直、よくわからん。

 監督がデヴィッド・クローネンバーグだから、仕方ないかもしれないが、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」とか普通に面白かったんだけどなあ。
 だけど、こういうのが面白いと言えてこそ、かっこいい映画ファンじゃないの?
 よくわからないというのは、説明らしい説明がなく、状況でどういう展開か判断しなくてはならない。
 何しろ、どうやってカーブを曲がるのか?と思ってしまうくらい長いリムジンの豪華な社内の中で話が進んでいく。
 話の流れから大統領が来てて交通規制されていて、大勢の市民がデモがいたり、その間によくわからない会話があって、ネズミが出てきて…何かよくわからないうちにちょっと眠くなってくるのだが、タイミングの良い時に銃の音や、何かのぶつかる音がしてかろうじて寝なくてもすむわけだ。
 主演はトワイライト・シリーズで顔色の悪いロバート・パティンソン。
 彼は悪くないのだけど、どちらかといえば若い時のディカプリオの方が向いていると思う。
 この映画を観て、「やっぱクローネンバーグ最高!」と言えるとかっこいいのだが、自分の場合、まだまだ修行が足りないので無理でした。
 
 

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2013年4月22日 (月)

「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」

Kureshin21 かつて、「クレヨンしんちゃん」の劇場版は完成度が高いものの、子供の映画であると言うことで、評価されることが少なく、知る人ぞ知るアニメだった。
 評価をされだしたのは「オトナ帝国」と「戦国」からである。
 しかし、皮肉なことに、それ以降は面白くなくなっている。
 面白くなくなったのは、監督が水島努や原恵一でなくなったからなのだが、それ以上に「オトナ帝国」の呪縛に囚われて、作品が、その劣化コピーみたいになっているからだ。
しかし、今回は水島&原が抜けてからでは一番の面白さなのである。
 話は、。A級グルメ対B級グルメの戦いの中、しんちゃん達カスカベ防衛隊が伝説のソースを目的地まで届けるという極めてシンプルな話なのだが、その道中、道に迷ったりするのはデフォルトで、色々な障害が発生する。
 アクションと笑いのバランスが絶妙であり、漫画映画本来の面白さがある。
 子供目線の描き方も興味深いものがあり、確かにキャビアって値段の割りにはあまり美味しくない。
 監督は「映画 レイトン教授と永遠の 歌姫」の橋本昌和。
 しかし、今回の成功は脚本が浦沢義雄であることが大きい。
 ここ最近の子供用の映画で面白いのは、彼の脚本である場合が多い。(「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」と「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」)
 ゲスト声優は、コロッケ、渡辺直美(B120-W115-H130)、川越達也。
 コロッケと渡辺は下手ではなかった。
 新しい活路を見いだした劇場版の来年も期待したい。
 
 

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2013年4月21日 (日)

「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」

Conan17 見た目は子供、頭脳は大人。
 この条件を満たしているのは白木みのる、「ブリキの太鼓」のオスカル君、そして名探偵コナンくらいだ。
 そして、今やGWに最も稼ぐ劇場版の第17弾。
 今回は、イージス艦を舞台にどこかの国のスパイとの攻防戦を描く。
 何故、コナンがイージス艦に乗っているかは、毎度お馴染み、見学ツアーの抽選に当たっただけ。
 まあ、コナンの場合、たまたまとか偶然に物凄い確率で事件に巻き込まれるのはお約束で、特に米花町はヨハネスブルグ並に治安が悪いので、もはや偶然と言うよりも必然と言っていいかもしれない。
 TVシリーズは町内とその周辺の殺人事件がメインだが、映画はそれに加えて破壊が出てくる。
 ビルや船など舞台となるものを崩壊させてしまうのはお約束だ。
 今回はイージス艦で、どこかのスパイが出てくると聞いていたので、間違いなく日本の近くの国をコナンが壊滅させると思っていた。
 公開時期に、ミサイル騒動があったことを考えると実にタイムリーだからだ。
 しかし、戦時中の国家高揚映画じゃあるまいし、そんな展開にはならなかった。
 じゃあ、イージス艦を沈没させるのかと思ったが、海上自衛隊の全面バックアップの映画でそんなこともなく、コナン映画としては珍しく、破壊がなく終わってしまった。
 相変わらず無理無理な展開はお約束っちゅうことで。
 正直、今回は滅茶苦茶面白いかというと、そうでもなく、まあいつもの当たり障りない程度かな。
 ゲスト声優の柴咲コウ(B76-W58-H83)は意外に上手かったと思う。
 当然、来年の春もあるのだが、その前に「ルパン三世VS名探偵コナン」の劇場版があるらしい。
 視聴率が良かったので、ひょっとしてと思ったらやっぱりやるみたいだな。
 
 

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2013年4月20日 (土)

「リンカーン」

Lincoln スティーヴン・スピルバーグが、リンカーンの映画を監督すると聞いたので楽しみにしていたら、車のリンカーンを事務所にしている弁護士だったり、昼は大統領で夜はヴァンパイア退治したり、リンカーンネタ多すぎ。
 やっと公開に至ったけど、アカデミー賞で盛り上がったのもすっかり冷めてからだよ。
 リンカーンの話でも生い立ちを描く伝記映画ではなくて、奴隷制度の撤廃を定めた合衆国憲法修正第13条の成立までを中心としたものとなっている。
 もちろん、史実なので結果はわかっている。
 いかに、奴隷制度が撤廃までを緊迫感を持って描かれるかが制作サイドの腕の見せ所だ。

 う~ん、結果的に言うとあまり面白くない。

 いや、スピルバーグなので、確実な演出なのである。
 実は「プライベート・ライアン」ばりに、人が死にまくる南北戦争をするのかなと思いきや、基本的に話あったり、会議したりしているだけなのである。
 それでも緊迫感があったりするのでOKなんだけど、根本的にアメリカの歴史、もしくは文化を実感しないと実感がないというか、イマイチわかりにくい。
 まあ、確かに日本人で、曾祖父さんがアフリカから連れてこられた奴隷って、あまりというかほとんどいないしね。
 これはもう文化の違いが大きく影響すると思う。
 リンカーンを演じるのダニエル・デイ=ルイスは、もうノリノリの演技で、アカデミー主演男優賞ももらってしまうことも納得!
 でもそれ以上にトミー・リー・ジョーンズの方が泣かせるキャラだった。
 しかし、サリー・フィールドがあれほど老けてしまったとは…。
 
 

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2013年4月19日 (金)

「HK/変態仮面」

Hk ティム・バートンの「バットマン」以降、アメコミのヒーローの実写映画化の流れの一つとして、リアル指向になってきた。
 そして、リアル指向の一番重要となるものは、コスチュームの存在理由である。
 何故、あんな格好をしなくてはならないのか?
 確かに冷静に考えなくても、原色の派手派なコスチュームで身元不明で、正義という名目で自分の主観的判断のみで人に暴行をするのは、誰よりも危険な存在かもしれない。
 そもそも、あんな格好である必要は全くないわけで、どう考えても変態である。
 その意味では変態仮面は、コスチュームヒーローが他人にどう思われているかをつきつめた究極の姿かもしれない。
 あんど慶周の漫画「究極!!変態仮面」は、女性用のパンティを被る事で変態パワー を発揮し、悪者を退治する変態仮面の活躍を描いている。
 女性の下着を被っている時点で、否定しようがないくらい変態扱いされるのは仕方ない。
 だからといって、コウモリや蜘蛛の格好で街をほっつき歩いている人が、変態ではないと言い切れるわけでもないのだ。
 コミックスを持っているだけでも人格を疑われそうな「究極!!変態仮面」を映画化。
 チケット売場で「変態、1枚」と言わなくてはいけないのは、まるで屈辱プレイだ。
 ところが、何故か劇場は満席近い状態。
 そして、映画は大変面白い!
 前から日本でもバットマンやスパイダーマンみたいな映画ができないものか?と思いきや、まさか「変態仮面」で叶うとは夢にも思わなかった。
 そりゃあ、女の下着を被っているだけで笑いは取れる。
 そんな小学性的発想なのに、実は極めて真っ当なヒーロー物であり、本質はバットマンやスパイダーマンに近い。
 何故、女性の下着を被って戦うのか?という命題が、アメコミのヒーローのコスチュームで戦う理由付けと同じ次元で語られている。
 それでいて、娯楽映画に徹しているのは見事!
 地上波ではまず放送は不可能だが、だからこそ劇場に行くという映画の本質にも言及している。
 満員に近い客席だと笑いが絶えることはない。
 ある意味、観客の一体感を感じることができる貴重な映画なのだ。
 出演は鈴木亮平。
 監督は福田雄一。
 「コドモ警察」が映画の次元まで達していなかったので、心配していたのだが、この映画は問題なし。
 原作の大ファンだという小栗旬が脚本協力しているらしいが、やっぱ主役を演じないと、大ファンとは言えないでしょ。
 
 

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2013年4月18日 (木)

「ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー」

Naoto 若い時の苦労は金を払ってでもしろとか、若いうちに旅をしろとか色々言われるが、実際は苦労は金を払っても避けたいし、若い時は金がないので旅はできない。
 じゃあ、年とったらどうなんだ?と言われると金はあるが体力がないという状態。
 つまりどちらにしても無理だと言うことだな。
 せめて映画で世界を旅している気分になれれば…。
 実は映画を観る理由の一つがそれで、その意味では007シリーズは正にうってつけだ。
 この映画はナオト・インティライミが、旅先で出会った音楽や人々との交流に密着したドキュメンタリーだ。
 実は自分はナオト・インティライミが何者か全く知らない。 
 だけど、冒頭で何者かをきちんと説明してくれたので安心だ。
 彼がエチオピアやコロンビア、カリブ海に行って現地の人、もしくはご当地アーティストと交流をする。
 旅先では現地に馴染まなければならない…らしいのだが、馴染むと言うより、無理矢理割り込んでいるような感じ。(
 これを自由な生き方というのかどうかは疑問だが、人によっては同じようなことをやってたら絶対に嫌がられるっつうの。(ファンの人、すいません)
 ところが、この人の場合、何となく許されてしまう。
 いや、もっというと微笑ましくさえ感じる。
 これって人柄ってやつか?
 一応、映画としては、ドキュメンタリーなのに音質が物凄く良くて、現場音も非常に聞きやすいのは良いと思う。
 監督は、「モテキ」の編集で、これが劇場公開初作品の石田雄介。
 ファンは当然だけど、そうでなくても観て面白いと思う。
 やっぱり奥崎謙三を例に上げるまでもなく、キャラが立ってるとドキュメンタリーは面白い。
 
 

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2013年4月17日 (水)

「ミクロの決死圏」

Micro 午前十時の映画祭で鑑賞。
 随分昔に「月曜ロードショー」だったかで見た覚えがある。
 アーノルド・シュワルツェネッガー主演でリメイクの話があったので、その前に劇場で観ておこうと思って観にいったのだが、それ以前にリメイクの話ってどうなってるの?
 話は今更説明するまでもない。
 物体を長時間縮小しておける技術を開発したチェコの科学者がアメリカに亡命してきたが、敵側のスパイに撃たれて意識不明の重体。
 彼を助けるのには、医師と科学者を乗せた潜水艇を細菌大の大きさにして、脳内出血部に行ってレーザー光線で治療するしかない。
 しかし、アメリカの今の技術では研究が進んでいないため、体中に潜りこむことは1時間だけだった。
 果たして時間内に治療し、戻ってくることができるのか?…という話で、小さくなるとちょっとした衝撃が命取りだったり、白血球が襲ってきたりする。
 さらにはクルーの中に裏切者がいたり、時間との競争があったり盛り沢山だ。
 小さくなって体に潜るという学研の「からだのひみつ」に出てきそうなネタを、まじめに作っている。
 色々ツッコミ所はあるのだが、そんなことよりも見た目のハッタリが素晴らしく、細菌大の大きさで見た体内はこんな感じだと思わせる美術は良し。
 それでも一番の見所は、「宇宙戦艦ヤマト」の森雪みたいに体のラインがくっきり出るパッツンパッツンのスーツを着たラクェル・ウェルチだろう。
 当時のセックスシンボルであり、また元祖特撮色物女優の彼女がエロい体のラインをさらしていうだけでも満足の人も多いはず。
 監督は「海底二万哩」のリチャード・フライシャー。
 ちなみに、アイザック・アシモフの小説は、さすがにSFの大御所だけあって設定の理由付けに気合いが入っている。
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 今、リメイクするなら3Dだろうなあ。
 いやそれ以前に、リメイクって色々噂があってわからないけど、最終的にどうってるの?

 
 

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2013年4月16日 (火)

「宇宙戦艦ヤマト2199/第五章 望郷の銀河間空間」

21995 4月からテレビ放送も始まり、視聴率もそれなりにあって盛り上がりつつある「宇宙戦艦ヤマト2199」。
 第1回目をテレビで見ていると、何ともいえない不思議な気分になってくる。
 気を抜くと自分がまるで、昭和49年に戻ったような感じになってしまう。
 チャンネルを変えると、「フランダースの犬」や「猿の軍団」が放送しているような気がするが、残念ながら放送しているのがTBSなんよね~。
 ここはやっぱり日テレで、TBSは「猿の軍団」のリメイクをして、その後は「日本沈没」のリメイクでもしてくれれば、もっとノスタルジーに浸ることができるのに残念。
 しかし、放送しているのは話の基本設定こそ昔のままだが、最新アニメ技術と、最新SFのネタが満載で、ノスタルジーに浸っている場合ではない。
 むしろ、あの当時に不満だったところは、見事痒いところに手が届いている状態。
 自分が本当に見たかったヤマトはこれであり、少なくとも「さらば」以降の、ヤマト=カッコ悪いという心の傷を消してくれるだけでなく、リアルタイムで知っていることを誇りにできる程だ。
 テレビ放送はしっかり録画し、初見はやっぱ劇場のイベント上映でしょ!
 そんなわけで、イベント上映第5弾。
 TVシリーズで言うところの15話~18話までを一気に上映。
 相変わらず客層はおっさん率高いが、例えキャラクターデザインがアホ毛があって、巨乳で萌えキャラばっかりでも、本質は男汁出まくりなのが、このシリーズだ。
 そして、今回が今までの中で一番面白い!
 ヤマト内部での反乱、デスラーの行方、森雪の秘密、真田さんの過去の話など、これでもかというくらい盛り沢山。
 ビーメラ星の話って、オリジナルでは比較的ど~でもいい話だけど、今回は意味を持たせている。
 SF考証が今風だけど、作品の雰囲気を壊すことはなく、むしろ奥行きを出している。
 戦闘は滅茶苦茶迫力があり、ヤマトの動きがあれだけ巨大艦なのに無茶苦茶スピーディーに動いている。
 反乱の話も前回の伏線をうまく回収した感じで、今回で今までの謎がある程度解決していく。
 真田さんのエピソードは少し泣けたわ~。
 やっぱり理想の上司は、ガンダムならブライトさん、ヤマトなら真田さんで間違いないっしょ。
 やっぱり、これは劇場で観るレベルなので、テレビではちょっともったいない。
 とにかく最初から最後までハイテンション!
 あっと言う間に終わってしまう。
 とりあえず、6月まではTVシリーズで凌いで、8月の最終章まで耐えるよ。
 
 

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2013年4月15日 (月)

「舟を編む」

Hune_2 学生時代に必需品だった辞書だが、今やネットや電子辞書があるので全く使わなくなってしまった。
 ひたすら「セックス」という意味を調べるのは、辞書の使い始めとしては誰しも通る道だろう。
 この映画は、真面目で不器用な青年が、新しい辞書の編纂という一大事業に 取り組む辞書編集部に配属され、地味で気の遠くなるような作業をしながら人間関係や恋愛関係を構築して成長していく話だ。
 辞書ができるまでがよ~くわかる。
 こんな地味で根気のいる仕事を10年以上かけてする仕事は、自分には絶対に無理だなと思った。
 一方では、絵的にも盛り上がりのない辞書の編纂をどう見せていくかと思ったが、あまりにも正統派な作りで驚いた。
 イメージ映像を駆使した感じになるかと思いきや、あまりにもオーソドックスな演出、しかし、それでもひしひしと伝わってくるのだ。
 10年以上かけて辞書を作るのと、主人公の成長がリンクしていく。
 長い年月で、人が成長していく様子が描かれているが、それは決して特別でもなく誰にでもありそうなところが妙にリアルだったりする。
 上映時間も短くないのに、それを感じさせない。
 三浦しおんの原作がどうなっているか未読なので知らないが、少なくとも映画は大変面白い!
 「川の底からこんにちは」や「ハラがコレなんで」の石井裕也が、まさかこれ程骨太で繊細な映画が作れるとは思えなかった。
 出演は 松田龍平、宮崎あおい(B72-W57-H84)、オダギリジョー。
 やっぱり松田とオダジョーは小汚い格好がかっこいい!
 宮崎あおいの役は、本当は監督嫁の満島ひかり(B75-W60.5-H89)にやらせたかったのではないかと思うが、園子温と神楽坂恵(B92-W58-H87)じゃあるまいしね。
 
 

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2013年4月14日 (日)

「ブラック・サンデー」

Bl ♪は~は~は~ブラックサンデ~……ってそれはビューティフルサンデーだっちゅうの(←1977年からあったネタ)
 大統領を含む数万人の観客がいるスーパーボウルの競技場を爆破しようと企む国際テロ組織と、イスラエル特殊部隊の攻防!
 原作が「羊たちの沈黙」でお馴染みトマス・ハリスなのだが、この映画が公開されるはずだった1977年は当然執筆前だ。
 この映画、何が有名かというと77年に日本でも劇場公開が予定されていたが、映画館を爆破するという脅迫があ り、上映中止となったてしまったことで、思い返せば少年チャンピオンに夏休み目玉作品として公開されていたことを思い出す。
 今回、午前十時の映画祭で公開となり、やっと劇場で観ることができた。
 映画ファンの長年の想いがやっと叶ったと考えると正に感無量である。
 1977年の映画を今更観てどうか?と思ったのだが、今観ても面白い。
 いや、逆に言うと、当時のリアルタイムネタが、今では歴史物を観ているような感じにさせてくれる。
 それらはリアルタイム故に現在では作れない時代の空気が出ている。
 今の映画みたいに盛り沢山の内容だとは言えないが、じっくり構築されたサスペンス感が出ており、飛行船での戦いも当時のことを考えるとCGもなかった時代によく頑張っているなあと言った感じだ。
 監督がジョン・フランケンハイマーで、脂が乗っていた頃かもしれない。
 出演者に「007/ロシアより愛をこめて」のロバート・ショウは当たり前だが、ロジャー・ムーアの007時代のKGBのゴーゴル将軍役でお馴染みウォルター・ゴテルがいるのも見落としてはならない。
 

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2013年4月13日 (土)

「ライジング・ドラゴン」

Rd 前から言っているが、自分が出演者の名前だけで映画を観にいくのはジャッキー・チェンだけだ。
 彼が少しでも出ていようものなら、地の果ての劇場だって観にいく。
 ジャッキー・チェンこそ、自分の中でのスターなのだ。
 もちろん、彼に期待するのは、普通の人間なら絶対に死んでそうな生身のアクションだ。
 しかし、不死身と言われるジャッキーでさえも年は取るし、体力も衰えてくる。
 普通の人よりは動けるとはいえ、全盛期に比べたら動けなくなってきているのも確かだ。
 ブルース・リーが若くして亡くなってしまったので、アクション俳優の晩年がどうなっていくかはわからない。
 ジャッキーがその例になっていくのかもしれない。
 そんな彼もアクションを封印して演技派になろうとしていたこともあったが、申し訳ないがそんなこと誰も期待していない。
 確かに年取って動けなくなっていくのは頭で理解しているが、やっぱり期待するのはアクションだ。
 そんな彼の自身最後のアクション大作と公言し、自ら監督・製作・脚本も務めたのが、この映画だ。
 、十二支をモチーフにした国宝のブロンズ像を求めてジャッキー扮するトレジャー・ハンターが大活躍!
 「サンダーアーム/龍兄虎弟」「プロジェクト・イーグル」に続くアジアの鷹シリーズの最新作と言っていいかもしれない。
 ちなみに「サンダーアーム/龍兄虎弟」は地方だと「エイリアン2」と夢の同時上映だったりするわけだ。
 何故、今頃アジアの鷹なのかわらないが、映画は久しぶりにジャッキーアクション炸裂!!
 ユルいギャグも含めて懐かしの香港映画時代のテイスト満載だ。
 これだよ、これ。
 自分らがジャッキーに求めていたのは、こういう明るく楽しい活劇だったのだ。
 ジャッキーのアクションも良いが、女性陣のアクションも予想以上にキレがあって良い。
 ジャッキーも59歳。
 アクションなんかやってたらいつかは死んでしまうことはわかっている。
 だけど、されど、それがファンの複雑な心境なのだ。
 日本語吹替版も石丸博也で安心だが、彼も「マジンガーZ」の頃からやっているとおもうと結構いい年んだんだよなあ。
 最後のアクション大作らしいが、これこそ最後最後詐欺であってほしい。
 そんなこと言わなくても、新作ができればいつでも観にいくのだから。
 
 

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2013年4月12日 (金)

「ダーク・タイド」

Darktide 例えば、ブルース・ウィリスは、あまりにもダイ・ハード・シリーズが有名だし、その他にも「G.I.ジョー」とか大作もしくは有名映画専門イメージが強い。
 しかし、よ~く出演作をチェックしてみると、あまり有名でない映画にも数多く出ている。
 何故?と思う人もいるかもしれないが、日本映画でも有名で実力派の男優や女優でも地味な映画に出ているので、それと同じようなものだろう。
 彼らにとって小遣い稼ぎかもしれないが、制作側としては唯一の売りになるわけである。
 この映画は、渋谷ミッドナイト・マッドネス2013で公開された映画の中の1本である。
 ということは、そんなメジャーな映画ではなくて、地味ながらも光るものありみたいな感じの映画なわけだ(悪口ではない)
 サメと一緒に泳ぐことができる海洋学者の女性が、同僚がサメに殺されて以来、サメに関わる仕事をやめ、オットセイ・ツアーで食べているが儲からず銀行に船を差し押さえだれそうになる。
 そんな時、疎遠になっていた夫から、ケージなしでサメと泳ぎたいと言う富豪の依頼を持ちかける。
 葛藤をしながらも依頼を受ける彼女だったが……って話で、当然サメと仲良くで済むわけがない。
 「ジョーズ」の例を出すまでもなく、サメは身近な人類の敵だ。
 おそらく、多くの人は人食いサメを相手にいかに生き残るかのサスペンスアクションを期待するだろう。
 一応その通りなのだが、残念ながら緊迫感や緊張感があまりない。
 何故なら、状況に切羽詰まったものがないから。
 「ツイスター」という映画が何故面白くないかというと、主人公達が自ら竜巻に近づくからだ。
 それと同様、この映画もどちらかというと、本人都合でサメに近づいている。
 もちろん、そんな状況以上の緊迫感があればいいのだが、そこまでもないのが辛い。
 監督のジョン・ストックウェルは、どちらかというと役者としての方が有名か。
 この映画の最大の売りはハル・ベリーが主演であるということだろう。
 「チョコレート」や「007/ダイ・アナザー・デイ」ですっかり有名で、オスカー女優でもある彼女が、こんな微妙な映画に出ているのは不思議だが、これもブルース・ウィリスと同じような感じか。
 一応、彼女は水着にもなって頑張っているのだが、もう結構いい年なんだよな。
 そう思うと少し複雑。
 いや、もちろん彼女の年齢の、一般の人に比べたら遙かに良いんだけどさ。
 
 

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2013年4月11日 (木)

「サイレント・ハウス」

Silent_house 渋谷ミッドナイト・マッドネス2013。
 2012年夏に開催された、強烈な作品の数々を上映する『渋谷ミッドナイト・マッドネス』が、今年も開催!
 刺激的な夜を過ご せること間違いなしの強烈なラインナップを結集。
 会期中は、6作品が順次公開される……との企画で、広く一般公開はしないが、選りすぐりの映画を公開するのが主旨とのこと。
 「サイレント・ハウス」は、全編リアルタイム進行によるワンカット撮影というふれこみで世界的に話題を集めたウルグアイ発のホラー・サスペンス「SHOT/ショット」をハリウッドでリメイクしたらしい。
 う~ん、そんな映画、あったかなあ?と思って調べたらどうやら未公開らしい。
 父親と湖畔の別荘にやってきた娘が何かに襲われる…という話で、全編家の中と敷地内が舞台で登場人物も少ない。
 上映時間85分という昨今の映画の中では極めて短いのに、最初の20分は何も事件は発生しない。
 その後、やっと話が転がりだすのだけど、何かありそうで大したことも起こらず、最後は確かに意外な展開なだが、そこに至るまでが少しモタついてしまうので、ダレてしまうのだ。 
 こういうのは、アイディアで勝負だ!と言わんばかりの意気込みを感じるのだが、それだけでは厳しい。
 オリジナルは全編リアルタイム進行によるワンカット撮影だったらしいが、このリメイク版はどうだったのか、全く意識していなかったが、いずれにしろそこを感じるまでの効果はなかったと思う。
 出演はエリザベス・オルセン。
 とりあえず、彼女が何かと前かがみになって、胸の谷間を見せるのが見所か?
 監督は「オープン・ウォーター」のクリス・ケンティス&ローラ・ラウ。
 まあ、掘り出し物とか言っても、結局はそんなものなのかもしれない。
 
 

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2013年4月10日 (水)

「ヒッチコック」

Hitchcock 今更説明するまでもなく、スリラーの最高傑作で、その後の作品に大きく影響を与えた「サイコ」。
 この映画はアルフレッド・ヒッチコックの「サイコ」の誕生秘話を映画化したものだ。
 当然、「サイコ」を観ていることが前提である。
 しかし、「サイコ」のメイキングというわけでなく、自己資金調達による困難を極めた製作を、影で叱 咤し支え続けた妻アルマとの知られざる夫婦の愛憎劇が中心となっている。
 確かに「サイコ」のメイキングならDVD特典にも入っているくらいなので、そんなものを映画化する必要性は全くない。
 映画よりも、際どい夫婦仲を描くのが、色々な意味でサスペンスフルだ。
 ヒッチコック夫人であるアルマが、実際にどれだけ製作にタッチしたかはわからないが、一応、彼女も製作関係の仕事をしている事実もあるみたいなので、そんなに盛った話ではないだろう。
 この映画を観る限り、正に内助の功なのである。
 「サイコ」の本編もメイキングも観ているので、いかにアレンジするかが興味深く面白い。
 これはもう「サイコ」をメインとしたヒッチコックの同人誌的映画である。
 当然、誰が誰を演じるかが気になるところだ。
 ヒッチコックを演じるのはアンソニー・ホプキンス。
 さすがにハンニバル・レクター博士の印象が強く、彼だったら映画の中だけでなく本当に人を殺してそうな雰囲気である。
 実は昔、彼とアンソニー・パーキンスをごっちゃにしていたのは内緒だ。
 最初はヒッチコックのコスプレにしか見えなかったが、途中から何となくそれっぽく見えてくる。
 ヒッチコック夫人であるアルマを演じるのはヘレン・ミレンで、下着になったり水着になったりしているが、年齢が年齢だけに色々と残念である。
 その分、スカーレット・ヨハンセンが共演でいるからいいや。
 監督は「アンヴィル!夢 を諦めきれない男たち」のサーシャ・ガヴァシ。
 懐かしの「ヒッチコック劇場」の音楽が出てきたり、ヒッチコックの映画はもちろん、当時の映画の話が出てきたりして、映画ファンの心をくすぐるネタも満載。
 日本語吹替版は、ヒッチコックの声はやっぱり熊倉一雄がいいのだろうけど、ちょっとこの映画だと雰囲気違うかな。
 この映画を観て思ったことは、監督として理想の妻はヒッチコック夫人であるアルマ・レヴィルか、神楽坂恵(B92-W58-H87)のどちらかであり、もし自分が監督だったらと考えると……微塵の迷いもなく神楽坂恵を選択してしまう可能性は極めて大きい。
 やっぱり巨乳に勝るものなしか?
 
 

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2013年4月 9日 (火)

「ダークホース ~リア獣エイブの恋~」

Dark_horse 夢は必ず叶うとか、努力すればとか、色々言われて頑張って何とかなることもあるけど、ダメなものはとことんダメだよね。
 そういう時、一番良いのはやらないこと。
 結果が出ていない=ダメではないということだから。
 可能性は誰だって無限大だ。
 もちろん、結果はちょっと考えればわかることなんだけどね。

 オタクでデブでマザコンで両親に甘やかされて育てられ、30歳を過ぎているのに、いずれ大成すると根拠のない自信を持ち続けるカン違い男が、パーティーで出会った美女に一目惚れ。
 強引にデートに誘って、即プロ ポーズ。
 失恋で自暴自棄になっていた彼女はOKの返事をするが、彼女はある秘密を持っていた…。

 「リア獣」という日本語タイトルに笑った。
 センスいいぞ!

 この手のダメ系男の話って、日本だけかと思っていたけど、そりゃあ世界各国にいるわな。
 アメリカの青年=アメフトやってマッチョでイケメンってことはないはず。
 主人公の青年が痛すぎる。
 だけど、父親の会社で就職しているだけマシで、世の中には正真正銘のプロの無職もいるわけだから、恵まれている方だよね。
 ダメ男が、美女と結ばれハッピーエンド…ってベタな展開かと思っていた。
 まあ、実際に主人公のような男が何とかなる程、世の中甘くないわけで、だからこそ、せめて映画だけでもと思ってしまうわけだ。
 ところが、この映画はそんな予定調和なハッピーエンドは全くなくて、とことんダークな方向へ。
 観ていて気分がブルーに。
 主人公の痛さを笑っているうちが一番幸せだったことを思い知らされるのだ。
 監督が「ハピネス」のトッド・ソロンズなので、そんな予定調和の展開を期待する方が間違ってるかもしれない。
 だけど、嫌いじゃないよ。
 むしろ、好きな映画の方かな。
 主演はジョーダン・ゲルバーって全く知らない人なんだけど、共演がミア・ファローとクリストファー・ウォーケン…ってどう考えても脇役の方が豪華すぎだろ!(笑)
 ウォーケンなんか、良いお父さん役なのに、今までの役から平気で人を殺してそうな雰囲気である。
 だけど、髪形が笑えるのでOK
 
 

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2013年4月 8日 (月)

「桜、ふたたびの加奈子」

Sakura もう随分前だけど、祖母の葬式に出た時、火葬場で、泣いて目が腫れ上がっている女の子を見た。
 おそらく、親しい身内の人が亡くなったと想像できるのだが、見ていていたたまれなくなってしまった。
 家族の死はわかっていても辛い。
 ましてや、自分の子供でいきなりの死亡は真剣辛いに決まっている。
 この映画は、突然交通事故で娘が死んでしまった夫婦を中心に、妊娠中の女子高生と彼女を見つめる男子高校生、女子高生の小学校時代の先生の話が交錯していく。
 前半の子供を亡くしたエピソードが物凄く重たくて気分がすっかりブルーに。
 実は予告編以外の知識を入れずに観にいったので、まさか後半にあんな話展開になるとは思わなかった。
 原作である新津きよみの小説を読んでいなかったので予想外だった。
 登場人物の心情がひしひしと伝わってくる。
 それは見た目の刺激であるアクション映画とは違った、緊迫感と怖さがある。
 出演は広末涼子(B81-W59-H85)と稲垣吾郎。
 世間的には広末はポケベルのCMに出ていた頃がピークだが、どう考えても離婚してからの方が絶対に良いと思っているのだが、これって少数派?
 監督は栗村実…って、全くしらない人でした。
 正直、デートには向かないと思うけど、これから子供が産まれるという人は、自分の気持ちを確認するためには必見かも。
 
 

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2013年4月 7日 (日)

「ボクたちの交換日記」

Koukannikki ウッチャンナンチャンのウッチャンこと内村光良が映画指向であることは、オールナイトニッポンを聞いていれば明らかである。
 そして、やっと願いが叶った監督デビュー作は「ピーナッツ」は当たり障りのない映画だった。
 そんな彼の監督最新作は、放送作家・鈴木おさむの小説の映画化だ。
 結成して12年目で、売れる気配のないお笑いコンビが交換日記をすることにより、互いに本音を語り合うことにする…という話だ。
 仕事柄よくわかっているせいか、芸人の売れない悲壮感がビシビシ伝わってくる。
 主人公の2人の生き様が長い期間をかけて描かれているのは面白い反面、時代背景が物凄く曖昧だったりもする。
 まあ、そこらへんはファンタジーとして軽く流すのが正解かも。
 映画としては物凄く当たり障りのないものとなっているが、狙いすぎている松ちゃんの映画よりは良いと思うし、当たり障りない作品って意外に難しいことをもっと評価するべき。
 主演は伊藤淳史と小出恵介。
 共演は長澤まさみ(B83.5-W54-H82.5)。
 長澤の演じている献身的な妻は、芸人のみならず、男だったら誰しも欲しいアイテムだろうなあ。
 なんとなく「二丁目のドンキホーテ」を思い出した。
 そういえば、この漫画もウッチャンはラジオで話てたんだよなあ…って自分どんだけウンナン好きだったんだよ(苦笑)
 
 
 

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2013年4月 6日 (土)

「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」

Hanasaku 世の中、不思議なもので、野球には全く興味ないのに、「巨人の星」のアニメは好きだったり、テニスに全く興味はなくても「エースをねらえ」は好きだったりする。
 普段は全くドラマを見ないのに、ドラマと同じような内容でアニメだと見てしまう。
 結論から言えば、アニメになっていれば大概のものは見てしまうし、見る自信があるのだ。
 昔はアニメは子供が見るものだったが、それは子供の時代にアニメがない時代に生まれた大人が言っていただけであって、今の大人は子供の頃からどっぷりアニメに使っているので、全く抵抗がない。
 そして、かつては動物が話しているか、ロボットが出てくるのが中心のアニメも、表現方法の一つとなり、色々なジャンルが映像化されている。
 この映画なんか、旅館で住み込みで働く女子高生の話だ。
 TVシリーズ映画化で、ロボットや宇宙船は全く微塵も出てこない。
 ひょんなことから祖母の旅館で働くことになった女子高生が、右も左もわからないながらも、友人や先輩に助けられながら成長していく。

 え、それって普通のドラマでいいじゃん。
 アニメにする必要あるの?

 そう思う人もいるかもしれない。
 それに対してあえて言いたい。
 アニメじゃダメなの?
 自分はありだと思っている。
 アニメだからこそ、余分なものがない分、伝わりやすいし、逆にごまかしも効かない。
 この映画は、主人公を中心にしての群衆劇でもあり、世代を越えた普遍的な人としての悩み、親子関係…等が思った以上にきちんと描かれている。
 上映時間が67分という極めて短い時間には賛否両論だろうが、長ければいいというものでもないし、逆に短い中でもきちんと収まっているのは悪くないと思っている。
 監督はTV版と同じで「ストレンヂア -無皇刃譚-」の安藤真裕。
 舞台が石川県ということらしく、ご当地映画としても効果的。
 ご当地映画がアニメというのも、聖地巡礼等を考慮すると観光を盛り上がる意味では、実は極めて有効的手段であることは、もっと多くの人が認めるべきだと思う。
 
 

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2013年4月 5日 (金)

「駆ける少年」

Kakeru 痛すぎる映画への愛情を描いた「CUT」のアミール・ナデリ監督の映画だというので観にいった。
 画面サイズがSDだったが、イランの映画だしなあと納得していて、後で調べたら1985年の映画じゃないっすか。
 主人公は海辺の廃船で暮らし、ビン拾いや靴みがきで生計を立てている少年で、走るのが速いことが自慢だ。
 時には外国の雑誌の写真や、空港の飛行機や港の船を見て、まだ見ぬどころか、おそらく一生見ない外国に思いを馳せていた。
 字の読み書きができないため、学ぼうともしている。
 そんな中、毎年恒例の天然ガスの炎が燃え盛る中に置かれた氷の塊を取りに行く火の競走の日を迎える…。
 実は話らしい話はなくて、主人公の少年の貧乏暮らしを延々と見せられている状態だ。
 スケッチ的なものを繋いだような感じだ。
 こんなの見せられてもなあ…と思っていたのだが、話が進むうちに目が離せなくなってくる。
 それと同時に面白いと感じてきてしまうのだ。
 子供が1人で生きていくのはかなり根性がいることを改めて認識した。
 そして1人で生きている主人公はかなり根性があって、金を払ってもらえない場合は、どこまででも追いかけるターミネーターみたいな奴だ。
 正直、舞台となっている国がわからないと何故?と思うところもあるのだが、そこらへんについての説明がないのは、その国では当たり前なので説明する必要がないからだろう。
 全く英語が入っていない全てがペルシア文字(?)なのでクレジットも何が何だかわからない……って当たり前か。
 1985年当時のイランの状況を知るにはかなり資料的価値もあるので、そこらへんも気にして観るべし。
 
 

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2013年4月 4日 (木)

「ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン」

Dont_stop_believineverymans_journey スポーツは明らかに目に見えるもので実力がわかってしまう。
 それは当人の気持ちとかは全く関係がなく、その競技における結果が全てなのだ。
 しかし、文化的なもの、特に芸術関係は、絶対的な基準がない。
 一応、論理づけることはできるが、あくまで気持ちの問題だ。
 例えば、絵や歌でも多くの人が認めれば、価値があるものだし、逆に他人は認めなくても自分だけが満足していてもOK!
 時代がついてこれないとか、一般人にはわからないとか言っていればすむからだ。
 自分の実力を理解せず、見果てぬ夢を追い、極希な成功例を自分にも当てはまるかもしれないと思っている人もいる。
 例えば、誰かががストリートライブでデビューしたと聞けば、街中でギターをかき鳴らして歌う。
 よくよく考えれば、そんなものでデビューできたら、その手の話は出てこないはず。
 ということは、飛行機が墜落しても生き残る人だっているのと同じくらいの確率かもしれない。
 ちょっと考えればわかりそうなものだが、調子の良い話を夢見てしまうのかもしれない。
 ジャーニーの新ヴォーカリストであるアーネル・ピネダは、YOUTUBEの映像をきっかけに40歳でアメリカン・ドリームを掴んだ。
 あちゃ~、ボンクラ連中に夢見させてしまってるよ。
 YOUTUBEに自分の歌っている様子をアップすれば、どこかの音楽プロデューサーの目にとまってデビューできるかもしれない。
 40回っても何とかなるかもしれない。
 そんな煩悩丸出しの奴が変なことを考えるかもしれない。
 そんな簡単じゃないから、話題になるし、彼のドキュメンタリー映画ができるわけでしょ。
 「ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン」は、アーネル・ピネダが、YOUTUBEがきっかけで、デビューするまでを描くのではなく、その後のプレッシャーや彼の生き方などを描いている。
 確かに、有名すぎるくらい有名な伝説のバンドのヴォーカル。
 それもフィリピン人。
 そりゃあプレッシャー半端ねえ。
 この映画を観てると、成功するまでと成功してからの苦労がひしひしわかる。
 やっぱり、地道に生きるのが間違いなしという結論かな。
 あ~嫁さんがかわいいのにはびっくり!!!
 個人的には劇場の音響でジャーニーの歌を聞くのが目的だったんだけどね。
 気を抜くと「海猿」の映画を観に来ているような錯覚に(笑) 
 
 

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2013年4月 3日 (水)

「ルビー・スパークス」

Ruby_sparks 天才と騒がれ若くして華々しいデビューを飾った小説家が、理想の女性をヒロインにした小説を書いていると、突然、現実の世界で 彼の前に彼女が現れる。
 なんと、彼女は小説家が書いた通りの行動をするのだった…。

 どんだけ中二病設定なんだよ!!!(笑)
 今時、こんな話、少年誌だってボツになるよ。
 だけど、「リトル・ミス・サンシャイン」のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファ
リスが監督だと知ると、頭の悪そうな少年漫画のような話でも期待してしまう。
 主人公も最初は理想の彼女が来たと思って大喜び!
 ところが、元々そんなに人付き合いがうまくない方なので、せっかくの彼女も距離が離れていってしまいそうになる。
 そうなると、タイプライターで話を自分の都合のいいように書き換えていく…という感じ。
 正に想定範囲内の展開。
 あれれ、もっと面白くならないの?
 そんな予定調和の話展開でいいの?
 まさか、最後はこんなオチだったらいやだな。
 ところが色々な意味で全く予想を裏切らなかった。
 う~ん、イマイチ。
 いや、面白くないわけではなく手堅いのだけど、もうちょっと何かあっても良かったような。
 主演は「リトル・ミス・サンシャイン」のポール・ダノ。
 彼はイケメンだけどメガネをかけて、アメリカ版のび太君みたいな感じ。
 こういう場合、主人公の男なんかどうでも良くて、ヒロインが極めて重要なのである。
 そんなわけで、中二病の理想を具体化したようなヒロインを演じるのはゾーイ・カザン。
 エリア・カザンの孫娘だそうだが、そんなのどうでもええわ。
 彼女が大変微妙で、美人のはずなのに、あまりそうは見えないのが残念である。
 もちろん、人それぞれなので楽しめた人はいるだろうし、それはうらやましい。
 自分的には似たような話だったら「ときめきサイエンス」の方が面白いと思ってしまう。
 
 

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2013年4月 2日 (火)

「チョコレート・ガール バッド・アス!!」

Badass 前から言っているが、自分はアクション映画が好きだ。
 その中でも生身で殴り合い蹴り合いをしているような映画が好きだ。
 人間の華麗な動きはそれだけでも価値があると思っている。
 だからこそ、カンフー映画に出ていた頃のジャッキー・チェンの映画は無条件で観に行っていた。
 ジャッキー映画に限らず、昔の香港映画はアクションに気合いが入っていた。
 しかし、昨今はCGやワイヤーを使った映画がメインになっている。
 そういう時代だから仕方ないのだが、やっぱり話が単純でも生身のアクションが観たい。
 もしくはそれっぽく見えればOK!
 タイ映画は正にそれだ。
 ドニー・ジャーの映画は、いつかなくした夢がそこにだけ生きてる~というキャプテン・ハーロックの終わりの歌を地でいくような生身のアクションだ。
 しかし、人間は欲深い生き物で、できれば全盛期のミシェル・ヨーのような女性のアクション映画も観たいと思っている。
 そんな要望に応えてか、「チョコレート・ソルジャー」の登場!
 主演のジャージャーは子供ながら大人顔負けのアクションを見せている。
 ちったあ、「カンフーくん」も見習えよ。
 そのジャージャーの映画が久し振りに日本で公開となれば地の果てまで行っても観にいってしまう。
 この映画は、どんなものでも届けるフリーランスのバイクメッセンジャーが、何者かの襲撃 に遭い、預かった荷物を奪われてしまい、7日以内に奪われた荷物を取り戻さなければならないため奔走するというもの。
 見所は当然、自転車を使ったアクロバティックなアクションだ。
 自転車アクションは程良く肉体勝負でスピード感もあるため、映画のネタにされることが多いのは言うまでもない。
 その中でも「プロジェクトA」は今更説明するまでもなく大傑作だ。
 当然、これを越えるか、同等のレベルでなくてはならない。
 と、過剰な期待をしていたら、実はアクションがメインでなく、ユル~いコメディの中にアクションが入っているという程度だった。
 いや、それなりに迫力はあるのだが、「チョコレート・ソルジャー」のような緊迫感もないので、イマイチ乗れないのだ。
 まあそれがある意味、懐かしの香港喜劇テイストと言えば納得できてしまうんだけどね。
 ジャージャーはすっかり成長して年頃の娘になっているのだが、蒼井優(B80-W60-H88)のパチモンみたいな感じで思った以上にかわいくないのが悲しいところだ(蒼井優がブスというわけではない)
 監督はタイの大御所コメディアンらしいが、そんなの知るわけないよ。
 タイトルに「チョコレート」とあるけど、「チョコレート・ソルジャー」とは全く関係がなく、スティーヴン・セガール映画に何でも「沈黙の」とついているようなものだ。
 ここらへんは映画会社のセンスがないのか、ここまでお膳立てしないとダメな観客がバカなのかどっちだ?
 
 

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2013年4月 1日 (月)

「DRAGON BALL Z 神と神」

Dragon_ball_z 日本人の人生において「少年ジャンプ」をどこで卒業するかは大変重要である。
 「ドラゴンボールが終わったらジャンプをやめる」
 80年代後半~90年代始めの青少年の合い言葉だった。
 この時代はジャンプの売り上げはもちろん、関連グッズを含めると一大経済効果になっており、そう簡単に終わるわけにはいかない状態だった。
 今の20代後半から30代前半は正にドラゴンボール世代で、アニメも漫画もどっぷりだ。
 しかし、残念なことに「ドラゴンボール」は、ウルトラマンや仮面ライダー、ガンダムのように世代交代をして新作ができていない。
 せいぜい昔の作品がアニマックスで放送しているくらいだ。
 だから、今回の映画化の話を聞いた時は、「え、今更?」と思ってしまった。
 ましてや実写版で懲りたはずじゃないの?
 しかし、ドラゴンボールをなめてました、すいません。
 劇場は満席状態でした。
 考えてみれば、ドラゴンボール世代が親になって子供を連れてくる可能性も大きいので、この企画は出るべきして出てきたと思っていいかもしれない。
 そして、今回は鳥山明が自らストーリー、キャラクターデザインを手がけて完全オリジナル・ストーリーで映画化しているので、実写版のようになることはない。
 話は破壊神ビルスと悟空が戦うという極めて単純明快な話。
 今までのキャラも総出演である。
 いや~大変面白い!
 今までのジャンプアニメは、それぞれのキャラの見せ場を作るために四苦八苦していたが、この映画は戦う相手が1人で、基本悟空の戦いが中心となっている。
 程良いユルさと迫力あるアクションのバランスがうまくできている。
 ちゃんと原作のテイストは出ている。
 上映時間が90分もないのも、子供にもやさしくて良い。
 IAMXでの上映は必然性はあったかどうかは疑問だが、少なくとも子供たちには劇場の迫力を知ってもらうには良かったと思う。
 監督は細田雅弘。
 破壊神ビルス役で山寺宏一、その側近・ウイス役で森田成一が、なかなか良いコンビぶりを発揮して、聞いていて心地良かった。
 東映と20世紀フォックスとしては、シリーズ化をしたいところだろうなあ。
 
 

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