「相棒シリーズ X DAY」
「踊る大捜査線」の時にも感じたが、シリーズは主役がいてナンボであり、それがあってこそのスピンオフが生きるものだと思っている。
相棒も水谷豊が活躍してナンボかなと思っている。
スピンオフを量産されてもなあというのが本音。
この映画は「相棒」のスピンオフ劇場版第2弾。
捜査一課刑事・伊丹憲一とシリーズ初登場となるサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬を主人公が、殺人事件と不正アクセス容疑を追いかけていくうちに、政官財を巻き込む巨大な金融犯罪に立ち向かうという話である。
この映画の良いところは、一応、シリーズのレギュラーが何らかの形で登場しているので、本来のスピンオフ的な面白さがあることだろう。
「踊る大捜査線」のように、全くメインレギュラーが出ないのとは違うのだ。
実は手堅く面白い。
物凄く大風呂敷を広げている話なのだが、まあハッタリが効いているのでOK!
少なくとも自分は最後まで飽きずに観ることができた。
主演は田中圭と川原和久。
一応、ミッチーも出てたので良かった。
監督は「探偵はBARにいる」の橋本一。
だけど、警察上層部や政府の大きな陰謀ネタは食傷気味なので、次回は違うネタで何とかしてくれ。
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