「アンタッチャブルズ」
かつては、カトリーヌ・ドヌーヴやソフィー・マルソー等、出演者で客を呼ぶことができたフランス映画だが、今や名前で集客できるスターはいない。
無理矢理探すとするならば、ジャン・レノくらいかもしれない。
そもそも、一般的にはフランス映画=リュック・ベッソン関係の映画という図式が出来上がっており、それはそれである意味ブランドなのだが、やっぱりスターがいてナンボのところがあるのも映画だ。
久しぶりにフランス映画で大ヒットの「最強のふたり」。
当然、それに便乗しない手はないわけで、出演者や監督などが少しでも関係していれば、宣伝しやすい。
そんなわけで、この映画は「最強のふたり」に出演していたオマール・シーが主演というのが最大の売りだ。
下町の熱血刑事と中央のエリート刑事がパリでコンビを組んで事件解決のために大活躍…って話で、「踊る大捜査線」だけでなく、現場熱血刑事とエリート刑事の組み合わせは世界共通の定番ネタか。
いやどちらかというと、主演が黒人なので「ビバリーヒルズ・コップ」を思い出させる。
話展開は、いわゆるフレンチユルユルコメディで、上映時間も90分程度なのでサクッと見ることができて良い。
監督はダヴィド・シャロン……って誰やねん。
頑張れば続編もできそうだけど、できたところで日本には入ってこないだろうなあ。
良くてDVDスルーか。
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