「さまよう獣」
工業系の学校は絶対的に女の数が少ないので、生物的に女であればどんな顔でもOKだ。
もし、通常の空間ではイマイチもてない女性は、そっち方面に行くことをオススメする。
だからといって女子が多い商業系の学校に行ったからといって、男が誰でももてるわけではないので念のため。
この映画は正にそんな状況の話だ。
女が婆さんだけで若い女性がいない田舎の村に現れた美女。
彼女が現れた理由はわからないが、村の男達が色めきたつのは当たり前のことだった…。
こ、これは少年漫画から成人漫画までよくありがちな設定ではないか。
今更?と思ったが、これは永遠のテーマなのに違いない。
しかし、この手の話を成り立たせるたまえには、絶対的な美人でなくてはならない。
そんなわけで、この映画のヒロインは「ボウケンジャー」の風のシズカや映画版の「電人ザボーガー」のミス。ボーグでお馴染み山崎真実(B84-W59-H87)。
さすがにまみヤンなら納得。
とにかくエロい。
劇中でつぶやくセリフ「いやらしい体」は、誉め言葉でしかない。
キャスティング的には大成功。
あんなわがままなナイスバディーの女性が、やってきたら田舎の村はパニック状態ですよ。
さらに彼女の謎めいたところが、エロさをヒートアップさせているわけやね。
ところが、話が思ったより面白くなくて、彼女がやってきた理由もまあありがちといえばありがち。
監督が「ふゆの獣」の内田伸輝なので、もっと緊張感と緊迫感、さらにエロスの三位一体になるかと期待したら、そんなでもなかった。
せっかくのまみヤンの無駄遣い。
ちなみに彼女は裸になるわけでもないので、過剰な期待をすると超肩透かしなので注意!
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