「デッド寿司」
確かにスポーツ選手というカテゴリーで、谷亮子を最低ラインにした場合、武田梨奈(B72ーW57-H82)は遙かにかわいいが、一般の女優のカテゴリーだと極めて普通である。
彼女の付加価値は空手であり、普通のタレントと同じものは求めてはいない。
しかし、残念なことに彼女の有効性を遺憾なく発揮する場は極めて少ない。
映画も小規模公開で話展開はあまりにもショボい。
だけど、彼女のキレのあるアクションを見たいがために、ファンはせっせと劇場に通うのだ。
この映画は寿司がゾンビになって人を食い散らかすというもので、高校の映画部でも、速攻でボツになりそうな話である。
そして主演は武田梨奈だ。
当然、彼女が主演ならアクションはあるのは必然。
自分もそれを目当てで観に行ったのだが、思った以上にないし、見せ方が良くない。
まあ制作側がそこにポイントを置いていないと言われればそれまでだが、極めて残念。
それじゃあ話が面白いかというと、まあ監督が「ロボゲイシャ」や「ゾンビアス」の井口昇なので、こんな感じじゃないの?
それよりも武田梨奈って、どんどんキワモノ女優の道まっしぐらのような感じがする、
何かせめて彼女のアクションが皆に知れ渡るような映画はないものかと真剣に感じる今日この頃だ。
競演は久しぶりに見た松崎しげるだが、当時は違和感のあった映画版コブラの声も、今回改めて彼の声を聞いて、そんなに悪くないかなと思ってしまった。
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