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2013年1月31日 (木)

「さよならドビュッシー」

Sayonara ピアニストを目指す香月遥は、両親を亡くしたいとこの片桐ルシアと姉妹のように育ったが、高校生になったある日、家が火事に巻き込まれ、自分は何とか生き残ったが、祖父とルシアを亡くしてしまう。
 全身火傷で普通の生活をするのにも厳しいリハビリをしなくてはならないのに、彼女はルシアとの約束があるためピアニストになるためさらに過酷な練習をしなくてはならない。
 司法試験をトップで合格しながらも音楽の道に進んだ変り種の天才ピアニスト岬洋介の指導の下、コンクールに向けて懸命のレッスンを重ねていくが、祖父の莫大な遺産をめぐって不可解な出来事が立て続けに起こり始めていた…。

 「このミステリーがすごい」で大賞を受賞した中山七里の同名小説を映画化らしいのだが、自分は未読。
 小説はどうなっているのかわからないが、この映画の<仕掛け>は最初の方でわかってしまう。
 おそらく、そこはあまり重要でないのかもしれない。
 追求しだすとツッコミどころは多いので。
 遥とルシアの友情や、その周辺の大人のえげつないところなどの対比がもう少しうまく描かれていると良かったのだが、ちょっと中途半端で残念。
 不可解な事件の真相も個人的にはイマイチ説得力がなかったりする。
 あと、よくわからない出オチ的な刑事は何だったのか?
 監督は役者としても活躍している利重剛。
 でもこの映画で一番のお目当ては、「告白」や「桐島、 部活やめるってよ」ですっかりブレイクした橋本愛(B80-W58-H82)だ。
 いつも同じような髪形の彼女だが他の髪形も似合うと思うけどな。
 舞台が愛知県なのは原作がそうだからなのかもしれないが、あえて映画の中で出す情報でもなく、場所があまり意味がないので伏せておいても良かったと思うのだが、これもご当地映画なの?
 

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2013年1月30日 (水)

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」

Life_of_pi_2 予告を観ると、船が難破して、救命ボートで助かったはいいが、虎も一緒だった…という話かな?と思っていたら、その通りだった。
 そんな話のどこが評価されているのか?と思ったが、映画を観て納得!
 まあ、そんな片手間で考えたような話だったら、「ちびくろサンボ」を映画化しとけって感じだよね。
 実は虎との漂流がメインではなく、最後のオチにかなりポイントがある。
 そこで、あ~なるほど、そういうことかと納得してしまうのだ。
 漂流している時は目一杯3Dを堪能する方が良い。
 水とか空をうまく使って立体感を出している。
 昨今のナンチャッテ3Dに比べたら遥かに良心的であり、効果的だ。
 出演はスラージ・シャルマ…って誰?と思って調べたら新人で、知っているのはジェラール・ドパルデューだけだった。
 監督は「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー。
 「ハルク」を監督していたことは内緒だ。
 子供向きっぽいけど、大人の映画。
 ただ、日本のTVCMはもうちょっと映画の趣旨を考えて作るべき。
 
 

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2013年1月29日 (火)

「東京家族」

Tokyokaziju 基本的にリメイクというのは、オリジナルがすばらしいから作られるのであって、オリジナルが駄作だったら作られない。
 もっといえば、駄作をうまく作った時点でそれがオリジナルになってしまう。
 当然、オリジナルは唯一絶対であり、リメイクでそれを越えることはない。
 それでもリメイクができるのは、オリジナルの持つ不変なものをいかにアレンジするかにかかっている。
 「東京家族」は、山田洋次監督が小津安二郎監督の「東京物語」をモチーフにしている。
 もうこの時点で無謀だ。
 映画ファンの中には小津信者は多い。
 当然彼らにとってオリジナルは絶対であり、それ以外のものは認めない。
 そこらへんは山田監督も重々承知している。
 彼が表現しようとしたのは「東京物語」の〈精神〉である。
 2002年にリメイクドラマがあった。
 「東京物語」の設定を現在に変えたものだ。
 今の日本で戦争未亡人の設定をどうするのか?と思ったら海外の戦争に巻き込まれて死亡という無理無理な展開。
 当然、ファンは怒りを通り越して失笑してしまった。
 リメイクはオリジナルの〈精神〉の再構築であり、設定をそのまんま変えただけでは劣化コピーでしかない。
 例えば「宇宙戦艦ヤマト2199」はその成功例である。
 逆に大失敗は「死刑台のエレベーター」(2010)だ。
 前者はオリジナルの〈精神〉を大事にし敬意を払い、現在の目線で再構築されている。
 しかし、後者は1950年の設定をそのまま現在に持ってきているため、不自然極まりないものになっている。
 「東京家族」は「東京物語」をモチーフにしているが、リメイクとは言っていない。
 確かに似て非なるものである。
 しかし、「東京物語」の〈精神〉と要素を再構築しているのは疑いようがない。
 賛否が分かれる映画ではあるが、自分は悪くないと思っている。
 どうしても納得できない人は、映画に散らばる小津映画の要素を探して楽しむの良いかも。
 出演は橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣(B85-W58-H83)、中嶋朋子(B78-W58-H83)、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優(B80-W60-H88)。
 橋爪は笠智衆を意識したような感じだった。
 しかし、一番驚いたのは中嶋朋子で、最初、メガネかけてるおばさんは誰?と思っていたが、まさか彼女だとは…。
 もう蛍ちゃんは遙か昔のことなんだな。
 

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2013年1月28日 (月)

「ストロベリーナイト」

Sn テレビ番組の映画化は昨日今日始まったわけでもなく、今や極めて普通である。
 しかし、最近はそれに拍車がかかり、テレビ番組と映画がセットになっている。
 特にフジテレビはそれが激しすぎる。
 今までは無理してテレビ番組のおさらいもしていたのだが、ここ最近は数が多すぎて追いつかない。
 もちろん、観なければいいと言われそうだが、時々当たりが出てしまうので観にいくのだ。
 「ストロベリーナイト」は月9の枠で放送されていたらしいのだが、全く観ていない。
 だからといって予習もしていかなかったし、ウィキで設定も調べてない。
 ま~なんとかなるっしょ。
 チンピラ殺害事件の容疑者を上層部から追求してはならないと指示をされた姫川が、独自の捜査を展開し、真実を追求していくという話で、細かい設定は知らなくても前後の状況でなんとなく脳内補完できてしまう。
 つまらなくはないけど、まあこんなもんかなって感じ。
 もうそろそろ、警察上層部の隠蔽とか、ノンキャリがどうとか、「踊る大捜査線」で当時は新鮮で面白かったネタも、何度もやられると食傷気味。
 出演は竹内結子B80-W60-H82()、大沢たかお。
 監督の佐藤祐市はテレビシリーズも手がけていたらしい。
 公開当日の夜にTVスペシャルがあったので、それを見ておくべきかなあと思ったけど、結局見なかった。
 そんなに入ってないだろうと思ったら、意外に客入りが良いのでびっくりした。
 そう考えれるとテレビ番組の映画化はやめないわな。
 
 

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2013年1月27日 (日)

「サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ」

Side_by_side  かつてはフィルムが唯一無二の映像記録媒体だったが、今は撮影から上映までデジタル化が進んでいる。
 この映画はキアヌ・リーブスが企画製作そして案内役となり、フィルムとデジタルの違い、ハリウッド錚々たる大物監督や撮影監督などに問いかけ、デジタル革命という大きな転換点 に直面している映画産業の現在と未来を見つめたドキュメンタリーだ。
 マーティン・スコセッシ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロン、クリスファー・ノーラン等が語り、彼らのこだわりがよくわかる。
 当然、ルーカスはデジタル派だ。
 ノーランはフィルム派である。
 それぞれの主張が面白い。
 意外によくわかってなかったデジタル化についてわかりやすく説明してくれているも有り難い。
 そういえば、スター・ウォーズのエピソード2がDLP上映だからといって、画質を確認しにいったのが遙か昔のことに思えるが、実はそんな昔の話でもないわけやね。
 ここ最近はミニシアターのデジタル化などが話題になっているので、この映画の公開は色々な意味でタイムリーと言える。
 この映画はデジタルがダメだとか、フィルムがどうとか言っているわけでもなくて、今はそういう状況のレポートみたいなものである。
 長年映画ファンをやってると感慨深いものがある。
 まあ色々語ったところで、映画がデジタル化していくのは必然であり、フィルムは完全になくなりはしないけど用途に合わせてといったところかもしれない。
 正直、自分はどちらでもよくて、デジタルだろうがフィルムだろうが、映画が面白いかどうかが大切だと思っている。
 ついでに言うとミニシアターのデジタル化に伴う存続の話も、関係者は随分前からわかっているはずで、どうするかは劇場の裁量でしかない。
 資金繰りや方法は客には関係ないことだし、そもそも昨今の風潮として、劇場経営と文化の存続を一緒にして話していることが多く、これを他の業種に置き換えれば理路整然とするはず。
 映画だから特別ではないと思う。
 色々語られるけど、多くの場合は問題提起だけであり、具体的な解決策はでない。
 結局、解決するのは当事者なのだ。
 と、脱線して申し訳ない。
 脱線ついでに、自主映画もこの映画の内容に近いようなことがあって、8ミリフィルムの時代が終わりかけているけど、ビデオへの移行にはまだ早い時期があった。
 今でこそ安価なノンリニアでサクサク編集ができるのだが、それまではビデオデッキをつないで編集しなくてはならず、フレーム単位でインサート編集ができるシステムは業務用しかなく、当然滅茶苦茶高い。
 だから1990年代初めの大学の映画サークルは作品作りがうまくいかず、空白期間があったりした。
 商業映画だと簡単にデジタル化に移行できても、自主映画はそう簡単にできない。
 だって、映画製作って自主も商業もとてつもなく費用がかかってしまうからねえ。

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2013年1月26日 (土)

「青木ヶ原」

Aoki_2 2013年1発目のダメ映画キタ━(゚∀゚)━!
 基本このブログはネタバレありといいながらネタバレはしないようにしているのだが、今回はしまくっているのでネタバレがいやな人は読まない方がいいよ。

 石原慎太郎の短編小説集の一編を原作に、製作総指揮も務めた純愛(笑)映画。
 自殺の名所として有名な富士山麓にある青 木ヶ原樹海。
 ペンションを経営する松村は、行きつけのバーで出会った男に、翌日松村が参加する遺
体一斉捜索に同行したいと頼まれる。
 人が多いに越したことがないので、参加してもらったはいいが、男が山の中で行方不明になる。
 探していると、なんとその男が死体で発見され、状況から察すると2年前に死んでおり、出会ったのは幽霊だったのだ。
 一応、丁寧に弔ったのに幽霊はまだ松村の前に出てくる。
 地元に住職に相談すると、男は松村に頼みたいことがあるから成仏していないかもしれないとのこと。
 県警の友人から男の身元を聞き出した結果、幽霊の男は東京の老舗紙問屋の入婿の若旦那で名前は滝本。
 妻と息子がいたが、店の金を持ち出して勘当状態。
 そのため、遺族は遺骨の引き取りを完全拒否。
 何故、彼が店の金を持ち出したかというと、彼はライオンズクラブの慈善活動で、幼稚園に勤める女性・純子と恋に落ちて、彼女が白血病になったため、治療のために金が必要だったから。
 海外で手術をして病状が良好に向かいはじめたのに、彼女はは化学療法をやめ、姿を消す。
 彼女が消えた理由とは何か?
 滝本のとった行動は?
 松村は謎を解決するため樹海に再度樹海に向かう……という話なのだけど、何か物凄く良い話しっぽい感じがするのだけど、全体を通して何か変。
 そもそも松村がそっこまでして謎を解決しなくてはならない理由が弱い。
 幽霊が出るからといっても、命を狙うわけでもないし、そもそも本業そっちのけで調べなくても、幽霊って会話できるので、そこで本当は終わってしまうのだ。
 さらに滝本の行動も、家族を捨ててまで成し遂げる恋とは思えない。
 演じてる矢柴俊博の見た目がパッとしないため、こんな男に好かれてもなあ…と女子が思い出したらアウト。
 確かに現実世界ではリアルかもしれないが、話がファンタジーなのでせめてそこらへんで、感情移入できる何かがないと成り立たない。
 ここに説得力がないと、単なる勘違い野郎みたいになってしまう。
 さらに主人公に協力してくれる個人情報ダダ漏らしの警察関係者ってのも単に物語の進行上都合のいい設定なだけ。
 一応、純愛物にありそうな要素は目一杯揃っているのだけど、何一つ生かされていないというか裏目に出ている。
 出演は勝野洋、前田亜季(B75-W60-H80)。
 石原慎太郎も出演している。
 監督は「俺は、君のためにこそ死ににいく」の新城卓。
 この映画で話題と言えば、心霊シーン。
 編集時に気付かずそのまま公開へ…って気付かない監督の方が問題でしょ。
 あえて言わなければ多くの人は気にならないだろうし……これが心霊マーケティングってやつか?
 いずれにしろ話題作り、ご苦労様です。

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2013年1月25日 (金)

「エンド・オブ・ザ・ワールド」

End_of_the_world ある一定の世代にとってノストラダムスの予言は心に大なり小なりのインパクトを与えており、必ずどこかで「どうせ1999年には人類は滅亡する」という刹那的な考えを持っていた。
 そのため、1999年の滅亡ネタの創作物がやたらと多かった。
 特に1970年代は1999年というのが近すぎず遠すぎない未来であり、もし人類が滅亡しなかった場合、それを越えたら物凄い未来が待っているとも思っていた。
 宇宙開発が進み、車はチューブの中を走り、ロボットが友達という未来だ。
 しかし、1999年は普通に来てしまい何事もなかった。
 予言に心を捕らわれていた世代の人間は、長年の呪縛から解放された。
 同時にその後の21世紀は思った以上に輝かしい未来でもなかった。
 1970年代に多感な十代を過ごして今や中年になってしまった彼らは、何か心にしこりを残しながらも残りの人生を生きていかなくてはならないのだった。
 その後、2012年に世界が滅びるとかの話もあるのだが、さすがにノストラダムスの予言程インパクトもなく、もしろもう騙されないといった感じで完全スルーしている。
 むしろ、その前に東北の震災があったので、そんなのは全く関係ないと思っているに違いない。
 この映画は 小惑星の衝突による人類滅亡まで、あと21日となった地球を舞台に、突然、妻に去られた男と、最後の飛行機に乗り遅れて、両親のいるイギリスに帰れない女性のロードムービー。
 男は今でも想い続ける高校時代の恋人へ気持ちを伝えるため、女性は両親の元に行くための飛行機に乗るため、旅を共にする。
 これまたある一定の世代だと、終末=無法状態=モヒカン頭がひゃっは~なのだが、この映画は一応暴動っぽいことはあるものの、意外に淡々としている。
 まあ実際21日後に地球が滅びるみたいなことになったら、会社に行かないくらいが精一杯の刹那的行動であり、意外に小心者なので無法者に徹することはできないかもしれない。
 一番盛り上がるのは地球規模の吊り橋効果なので恋愛かもしれない。
 ただ、それも人類滅亡まで後少しなのに、そこから始まる恋愛は死ぬ程辛い。
 いや最終的には死ぬのだけど、この映画の最大のやるせなさはそこなのかもしれない。
 出演はスティーヴ・カレルとキーラ・ナイトレイ。
 スティーヴ・カレルのちょっとかわいそうなところは紹介される時に「40歳の童貞男」でお馴染みとか言われてしまうところなんだろうなあ。
 この映画のキーラ・ナイトレイは真剣かわいい。
 神よ、彼女にもう少し豊満な胸を与えたまえ。
 監督は「キミに逢えたら!」の脚本を担当し、この映画がデヴュー作のローリーン・スカファリア。
 同じ世紀末ものでも「メランコリア」よりも良かった。
 だって普通に考えてキルスティン・ダンストよりキーラ・ナイトレイの方がかわいいでしょ。
 
 

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2013年1月24日 (木)

「フラッシュバックメモリーズ 3D」

Fb3d 高次脳機能障害というのは色々な症例があって、治るかどうかわからない。
 今まで生活できていたことの一部が無理になってしまう。
 本人も厳しいが、家族はもっと厳しい。
 しかし、何よりも辛いのは記憶関係の障害だ。
 基本的に人間はコミュニケーションをしながら人間関係を構築していく。
 意志の疎通があってこそであり、意志の疎通がなければ、肉体は単なる入れ物でしかなく、人形と同じである。
 それこそ「攻殻機動隊」でお馴染みゴーストなのである。
 この映画は、2009年に追突事故に遭ったディジュリドゥ奏者のGOMAのドキュメンタリーである。
 事故で軽度外傷性脳損傷による高次脳機能障害と診断され、記憶の一部が消えてしまい、新しいことを覚えづらくなってしまう。
 一時はディジュリドゥが楽器であることすらわからなかったらしい。
 これは怖い。
 ひょっとして一気に全ての記憶がなくなっていく方がいいなおかもしれない。
 徐々に記憶がなくなっていったり、覚えることができない…などあまりにも恐ろしい。
 ビデオや写真を見ても全く記憶がなかったり、友人を忘れたり、用があって出かけてもいつの間にか忘れてしまう。
 しかし、一番怖いのは大切な記憶が消えることだ。

 「神様、この記憶だけは消さないで下さい」

 この言葉には泣けた。
 一応、リハビリ期間を経て徐々に復活をしていっているらしい。
 良い方向に向かって欲しい。

 実はこの映画を観るまでディジュリドゥが何なのか知らなかった。
 とりあえず、オーボエみたいなものでいいのか?(全く違うって)
 全編に流れる音楽が素晴らしい。
 監督は「童貞。をプロデュース」の松江哲明。
 ドキュメンタリー映画なのに珍しい3D映画だが、演奏を中心にしていて、アニメーションの効果もあって立体感はあった。
 いや、もっと言えば音楽による音の立体感の効果もあったかもしれない。

 
 

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2013年1月23日 (水)

「いま、殺りにゆきます」

Imayari 人気ホ ラー作家・平山夢明の実話恐怖体験集をベースに映画化したオムニバスホラー。
 今はどうか知らないが、1980年代に学生が作った8ミリフィルムで自主映画は、くだらないホラーが多かった。
 学生で金はないため、身近なものですませてしまうので、必要以上に生活感が出てしまい、撮影技術がないので、怖くも何ともない。
 しかし、この映画はそんな懐かしの8ミリ自主ホラー映画を思い出させるものがある。
 正直、しこたまつまらない。
 原作はどうなっているか知らないが、少なくとも映画は面白いとはいえない。

 「わたしのししゅう」
 帰宅途中に路上でホームレスから詩集を買った女子高生だが、ホームレスは日を追うごとに彼女の言えに近づいてくる…。
 これだよ、これ。
 自主映画でよく出てきそうな感じ。
 日毎ホームレスが近づいていくる怖さが全く出ていない。
 もともとホームレスなんて異質な存在だから、もっと不気味さを感じさせないとダメでしょ。

 「おまけ」
 古本屋で買ったお目当ての絵画集の中に一枚のDVDが入っていて、そこには身の毛もよだつ映像が記録 されていた……。
 買ってきた絵画集に何かあるのかと思ったら何もない(苦笑)
 恐怖の映像を見てたら、実は現実世界でも…ってパターンすぎね?

 「やあ、カタオカ!」
  小学校時代の同級生っぽい男にハイテンションでまくしたてる男の話で、空気読まない人の話を聞かない怖さが出ていた。

 「さよなら、お~える」
 我慢ができず入った公衆トイレでの恐怖…っていうより品がなく何が面白いかわからない。

 「いま、殺りにゆきます」
 帰宅途中に何者かにマンションからテレビを投げ付けられ、自宅に帰ると非通知の電話で「殺りにいきます」という男の声がする…。
 いやもっと「隣の家の少女」みたいな感じかと思ったら、意外にユルい話だった。
 

 最近のこの手の話って必ず常識が通じない異常者というパターンが多く、正直食傷気味だ。
 救いはオムニバスで一つのエピソードが短いことかな。
 全体的に上映時間も短いし。
 出演は森田涼花(B80-W58-H80)、桃瀬美咲(B75-W56-H80)、肘井美佳(B83-W57-H87)、菅野麻由(B84-W55-H86)、大友さゆり(B84-W56-H84)。
 まあ自分はすうちゃん目当てで観にいったんだけどね。
 監督は「AVN/エイリアンVSニンジャ」の千葉誠治。
 観ている時に、そ~いえば「いま、斬りにいきます」って自主映画あったなあとどうでもいいことを考える余裕があるのはダメかも。
 

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2013年1月22日 (火)

「テッド」

Ted ドラえもんやオバQは子供の憧れだ。
 何か特別な存在、それがロボットでもオバケでもいいのだが、やってきて友達として一緒に住む。
 ケロロ軍曹もこのパターンを踏襲している。
 しかし、それらの漫画は登場人物はいつまでも小学生のままの永遠のループ状態だ。
 果たして子供が成長したらどうなるかまでは追求していない。
 いや、してはいけないのかもしれない。
 しかし、藤子F先生は「劇画オバQ」で答えを出してしまった。
 初めて読んだ時は胸が締め付けられる感じだった。
 寿命が500年と言われているオバQは子供のままだが、正ちゃんは結婚して家庭を築いている。
 正ちゃんの結婚相手がよっちゃんじゃないのもリアルだ。
 年齢と立場の差が出てしまったオバQと正ちゃんの間には埋まらないものがあり気まずいものがある。
 これが少年の日の決別であり大人になるということかもしれない。
 が、しかし、この場合、オバQがオバケの国に帰って時間が空いているからであって、ず~っと一緒に住んでいたらどうなっていただろうか?
 その答えの一つを提示する映画が「テッド」だ。
 友だちのいない孤独な少年ジョンがクリスマスに神様へお願いすると、テディベアのテッ ドに魂が吹き込まれ、人間のように動いて喋り出す。
 永遠の友情を誓うジョンとテッド。
 それから、27年。
 ジョン はすっかりダメ中年オヤジに成長(?)し、テッドは見た目は昔と変わらないが、中身は不良で下品なエロオヤジになっていた。
 ジョンには、過ぎた恋人ロリーがいるが、テッドのせいでうまくいかない。
 そして彼女はジョンに自分かテッドかどちらかを選べと迫る…。
 これは2013年の最初の大当たり映画!
 大変面白い!
 話的には誰でも思いつきそうだが、こういうのはやったもん勝ちである。
 もしもドラえもんやオバQが大人になってもそばにいたらこんな感じになってしまうのかもしれない。
 また違う意味ではダメトイ・ストーリーとも言える。
 とにかくテッドのキャラが立ちすぎ。
 酒は飲むし、マリファナはやるし、デリヘル呼ぶし、やりたい放題。
 またジョンも35歳になるのに、仕事はレンタカーの受付で、それさえもさぼり気味。
 この手の話は主人公が成長したりするのだが、まあ普通に考えて35歳のおっさんが成長するわけないわな。
 映画好きのジョンとテッドが崇拝する映画が「フラッシュ・ゴードン」なのには死ぬほど笑った。
 公開当時、ジョージ・ルーカスが映画化権が取れなかったので、スター・ウォーズを作ったと言われているので、さぞ面白いだろうと観に行ったら、あまりにも駄作なのに驚いた。
 むしろ同時上映の「マイ・ボディガード」の方が遙かに面白かった。
 というか、「帝国の逆襲」公開後だと、さすがに見劣りしてしまうのだ。
 どういうわけか、「フラッシュ・ゴードン」ネタが延々と続き、とうとう主役のサム・ジョーンズが本人役で出てくる。
 これには、真剣驚く!
 っつうか、久しぶりに見たよ、サム・ジョーンズ。
 めっちゃ老けてるよ。
 自分も彼が来ていたら、何もかもそっちのけで会いにいくな。
 さすがに、日本人には解りづらいギャグもあるが、映画ネタは万国共通!
 特に80年代の映画ネタは泣ける。
 これっておっさんホイホイだよね。
 出演は「ディパーテッド」「ザ・ファイター」のマーク・ウォールバーグ。
 しかし、向こうの国は、こういうコメディ系の役も演じるわけやね。
 監督はこれが長編デビューとなるセス・マクファーレン。
 テッドの声も担当しているらしい。
 劇場は満席でひょっとしたら、「最強のふたり」みたいなヒットになるかもしれない。
 しかし、意外にグッズが売っていないのが残念。
 

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2013年1月21日 (月)

「映画 鈴木先生」

Suzuki テレビ東京の番組の映画化はポケモンが一番有名だが、ドラマの映画化も地道に作られている。
 ここ最近では「モテキ」が一番のヒットで、おそらくその次を狙いたいのが「鈴木先生」かもしれない。
 「鈴木先生」は「アクション」の連載漫画をドラマ化したもので、原作は面白いせいもあるのか、テレビドラマの方も面白かった。
 しかし、面白い=高視聴率とはならないわけで、このドラマもあまり視聴率は良くなかったらしい。
 それでも映画化するのは、色々諸事情があるとの話だが、面白ければその経緯はどうでも良かったりする。
 話は生徒会選挙と文化祭の準備が進む校内で、ドロップアウトしてしまった卒業生が人質を取って学校に立てこもる…等盛り沢山の内容。
 中学生時代は大人でも子供でもない…というより全くの子供でしかなく、だけど単純ではないためトラブルが多い。
 それらの問題をいかに理路整然と解決していくかが見所だ。
 あえて劇場版を作る程の内容でもない気もしたのだが、面白いからいいや。
 上映時間は長いけど考えさせられることが多く、普通の学校物とは違うのが良いと思う。
 出演と監督はドラマ版と同じ。
 続編も作れそうだけど、テレビで地道に放送でいいんじゃない?

 

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2013年1月20日 (日)

「特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE」

Gvsg 基本的に大手日本映画のラインナップはテレビの番組表を見ている感じであることは今更説明するまでもない。
 テレビ番組の映画化の間に時々それ以外の作品が入っているような状態だ。
 東映の場合、アニメと特撮は年間の興行成績の半分以上を稼いでくれる。
 仮面ライダーとスーパー戦隊はちょっと前までは夏休みにそれぞれ同時上映で1回公開するはずなのだが、今やそれぞれ独立して年2本公開となっている。
 この映画は、特命戦隊ゴーバスターズと海賊戦隊ゴーカイジャー夢の競演という、東映伝統の方式を取って構成されている。
 突如、地球へとやって来た海賊船は黒いゴーカイガレオンで、乗っていたのは宇宙帝国ザンギャックの新司令官バッカス・ギルと、海賊戦隊ゴーカイジャーだった。
 最強の敵となって特命戦隊ゴーバ スターズの前に立ちふさがるゴーカイジャー。
 彼らが地球で手に入れようとしているお宝は、宇宙で最も巨大な力が持ち主に宿ると伝えられている「幻のレンジャーキー」だった…。
 もちろん、VSといっても本気で戦うわけでもないのは今更言うまでもない。
 ここ最近の制作条件と言わんばかりの太秦の撮影所も時間移動という理由付けでうまく登場させている。
 当然、ゴーバスターズの次の戦隊である獣電戦隊キョウリュウジャーのお披露目も兼ねている。
 実は思った以上に面白く、話は大体お約束通り進んでいくのだが、何よりもアクションが迫力満点!
 編集が流れるようで上手いのだ。
 入場料も1200円で上映時間も1時間位というお手頃さも良い。
 自分の行った劇場は本編でいきなり終了。
 あれ、いつも最後にこれから公開の予告映像ってなかったか?…と思って他の劇場に観にいった人に確認したら、実はスーパーヒーロー大戦2の以前と同じ特報あったらしい。
 前観たからいいけど勘弁して下さいよ、こんな劇場格差は。
 
 

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2013年1月19日 (土)

宇宙戦艦ヤマト2199 第四章「銀河辺境の攻防」

21994 「宇宙戦艦ヤマト」のリメイク版のイヴェント上映第4弾。
 今回はガミラスのドメル将軍が登場!。
 さらにはオリジナルとは違ったエピソードも盛り込まれている。
 さすがに4弾目となると、安定した面白さがあり安心して観ていることができる。
 ガミラスとのファーストコンタクトと戦いになった真の理由、それが元で対立するヤマトの乗組員、沖田艦長が倒れ手術中にヤマトへの次元潜航艦からの魚雷攻撃……等盛り沢山の展開!!
 実は古代が艦長代理に若干の抵抗感を持っていた自分だが、今回は真田さんが副長として艦長代理を務めているのに溜飲が下がった。
 やっぱり真田さんでなくっちゃダメっしょ。
 ヤマトの艦内に映画館などの娯楽施設があったりするのは、長い航海としては当然かも。
 ガミラスの方も顔色が悪いだけで、普通に複雑な人間関係があったりするのも良い。
 これも長いシリーズだからこそ描けることであり、決してガミラス=悪い奴の図式でないところが物語を大きく膨らませている。
 一応、TVシリーズ1作目をベースにリメイクしているが、他のシリーズの要素も入れているのが良い。
 まあ正直、ヤマトは劇場版2作まで、後は微妙だと思っていたけど、各作品に味のあるキャラがいるので、それがちゃんと出てくるのが嬉しい。
 さらに往年のファンにはヤマトといえば松本零士先生なおに、昨今は完全無視されがちだが、今回のシリーズは松本先生のトリさんを思わせる鳥や先生の描くような女性っぽいキャラが出てきたのが泣かせる。
 大っぴらにできないけど、それなりに敬意を表していると思いたい。
 ただ、最後の話はちょっと好きじゃないな。
 森雪の過去がわかるエピソードとはいえ、こんな感じの話はエヴァンゲリオンみたいな感じになってしまいそうで不安。
 まあ、スタッフもそんなことはやらないと思うけど…。
 今回、このリメイクを見て思ったのは、スター・ウォーズもディズニーで新しく作れば遙かに面白くなるんじゃないかということだ。
 往年のファンがクリエイターになり、オリジナルの要素を踏まえつつ新しく話ができる感じがするのだ。
 ルーカスは終身名誉製作総指揮ということで、若手に任せた方がいい。
 今回のヤマトみたいにうまくいく可能性は大きい。
 少なくともそう期待する。
 
 

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2013年1月18日 (金)

「渾身 KON-SHIN」

Konshin 映画を観にいく理由は人それぞれだ。
 感動したい、スカッとしたい、好きな俳優を見たい。
 色々あると思う。
 しかし、残念なことに、若い男の褌姿を見たいという希望を叶えてくれる映画は極めて少ない。
 おそらく、「シコふんじゃった」以降、若い男の褌姿の映画は作られていない。
 もちろん、テレビで大相撲を見れば、一応は若い男の褌姿を見ることができるかもしれない。
 しかし、力士ではなく、普通の男子の褌姿を見ようと思っても、基本的に無理である。
 残念なことに若い男の褌好きな人は、叶わぬ夢を心の奥に秘めて生きているに違いない。
 しかし、そんな人のためと言わんばかりの映画がこの映画だ。
 島根県の隠岐諸島を舞台にした古典相撲の話だ。
 隠岐諸島に暮らす多美子は、夫・英明とその前妻の子で5歳になる娘と暮らしていた。
 英明は結婚式をドタキャンし、前妻と駆け落ち同然に島を飛び出したので、島へ帰ってきてからも両親どころか、島の人々にも受け入れてもらえなかった。
 しかし、古典相撲の練習に参加してから、皆に認められ、正三役大関に選ばれ、20年に一度の遷官相撲大会に出場することになる…。
 上映時間が134分もあるのに説明不足なところが多い。
 英明が何故結婚式をドタキャンしたのか?、いつの間に相撲の練習に参加できるようになったのか?、いやそれ以前に何故相撲を始めることになったか?…等、物語に入り込む要素が必要以上に省かれている。
 これは想像にお任せします…ではなく、単に描写不足だと思う。
 古典相撲は現在の大相撲とは色々なところで違うところがあって興味深い。
 特に塩をまくのが力士ではなく、観客側というのが新鮮だった。
 若い男の褌は小さな島が舞台であるため、多くはないが、それでも子供から青年まで幅広く網羅している。
 出演は伊藤歩(B82-W62-H86)と劇団EXILEの青柳翔。
 何気に伊藤歩がエロいことがよ~くわかった。
 地道に色っぽいのだ。
 監督は錦織良成。
 とりあえず、若い男の褌が好きな人は必見!!
 
 

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2013年1月17日 (木)

「ゾンビデオ」

Zomvideo 映画のネタで最も便利な設定、それはゾンビだ。
 話の広がりはあるし、制作費に合わせてアレンジができる。
 ジャンル的にファンがいるので、それなりの収益が見込める。
 自主映画から商業映画まで、ゾンビは使い勝手が良い。
 だからこそ、面白いのとつまらないのとの差が極めて大きいのも特徴だ。
 この映画はタイトル通り、よくわからないけどゾンビが蔓延する世界で、ヒロインが「ゾンビ学入門」というハウツー・ビデオを頼りにゾンビと戦うというもの。
 ゾンビのビデオは数あれど、対応策のビデオはなかったので、そこがある意味斬新かも。
 何がいいかというと、このビデオがあるので、設定を説明しなくてもいいというのが制作者が大助かりなのだ。
 もうネタだけで出オチ感が強いが、ゆる~い展開で進んでいく。
 面白いかどうかと聞かれれば、もうそんなものだとわかって観にいくので、これをハリウッド大作と比べることが野暮というものだ。
 美少女が血だらけになって、バッタバッタとゾンビを倒していくのを楽しむのが正解かも。
 主演は℃-uteの矢島舞美。
 ハロプロ系は昔は好きだったけど、すっかりご無沙汰状態。
 こんな娘もいたんだなと新鮮なものを感じた。
 しかし、何よりも今回のお目当ては鳥居みゆきで、映画に出演している方が遙かに普通で、コントの方が異常に感じるから不思議だ。
 監督亜村上賢司。
 どちらかというと、ゾンビ+ビデオでゾンビデオという言葉が一番それっぽいかも。
 変なカタカナタイトルは定番だし。
 
 

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2013年1月16日 (水)

「96時間/リベンジ」

962 「96時間」は予想以上に面白かった。
 いや話的にはスティーヴン・セガールの映画と大差ないのだけど、テンポよく痛快だった。
 おそらく制作側もそこまでヒットするとは思っていなかったはず。
 しかし、ヒットしたら2匹目。3匹目のドジョウを狙うのは当たり前。
 1匹残らずさらうのが業界の鉄則だ。
 元CIAの凄腕工作員のブライアン。
 しかし、その一方では娘大好きの親バカっぷりを見せている。
 闇のキャリア(笑)を生かせば娘の彼氏の経歴を調べることはできるし、娘を泣かしたら物凄い報復措置を取ることだって可能だ。
 前作では、娘が拉致られて奪還したが、今回は娘を誘拐してブライアンに息子や部下たちを殺された犯罪組織のボスが復讐のため、ブライアンの妻と娘を狙う…というもので、面白いことは面白いのだけど、前作ほどの痛快さはない。
 やっぱり、続編はハードルが高い。
 前作の面白さは、娘を拉致したはいいが、親父が実は元CIAの凄腕エージェントで、敵がいつのまにか追いつめられていく慌てぶりと、娘のためにはなりふりかまわず突進するバカ親、いや親バカっぷりが単純明快ながら一本芯が通っており、異常なくらいテンポよく進んでいくのが良かった。
 前から言っているが、映画は何が何でもの度合いが高いほど面白くなっていくのだが、この映画は何が何でも娘を奪還するという、何が何でも度数が高いので手に汗握ってしまうし、感情移入できてしまうのだ。
 しかし、今回は父親の無双状態を誰もが知っているので、若干手に汗握らないし、敵が少し間抜けで、やっぱり、同じ父親同士愛する子供のためには手加減なしのガチンコ勝負じゃなきゃダメでしょ。
 だけど、もはやお約束映画に突入しているので、いかにお父さんを怒らせて返り討ちにされるのが楽しみだったりする。
 ひょっとしたら、娘の彼氏が実は犯罪組織のボスの息子だったら…という韓国映画みたいな展開を期待したのだが、この映画にそんな複雑なものを求める方が間違いである。
 真っ直ぐな面白さが、この映画の醍醐味なのだ。
 「007/スカイフォール」と同じイスタンブールが舞台となっているが、どちらの映画も善良な市民に迷惑かけまくりのカーチェイスをしています(笑)
 主演は、「シンドラーのリスト」で大物性格俳優になるかと思いきや、意外に色物キワ物映画の出演が多いリーアム・ニーソン。
 彼の妻役でファムケ・ヤンセンが出ているのだが、今でも「007/ゴールデンアイ」の太股暗殺のイメージが強いため、彼女を拉致っても緊迫感が沸くどころか、いつ何時返り討ちにあうかと敵の方に同情してしまう(笑)
 監督は「トランスポーター3 アンリミテッド』のオリヴィエ・メガトン。
 まさか日本の配給会社も続編ができると思ってなかったのか、「96時間」という」タイトルが全く意味をなさなくなってきたことを悔やんでいるに違いない。
 やっぱりここは「いそげブライアン」でしょ…ってそれじゃあPFFの8ミリ映画だよ(わかる人だけついてきて下さい)
 おそらく3作目は娘夫婦、4作目は孫が拉致られること間違いなし。
 しかし、「ダイ・ハード」といい、最近はお父さん最強映画が増えているよなあ。
 
 

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2013年1月15日 (火)

「ボス その男シヴァージ」

Sivaji_the_boss 今でこそ仕事をして金があるので、ダラダラと劇場に映画を観にいっているが、金のなかった学生時代は劇場で映画を観ることは大きなイヴェントだった。
 おそらく、昔はもっと娯楽がなかったので、映画は最大の娯楽であり、たまの休みに劇場に行って、ニュース映画、短編映画、メインの映画を観て楽しんでいたに違いない(想像だけど)
 そして映画には、有無を言わせないスーパースターが主演がいた。
 古き良き時代が良いとは言わないが、たまにはそういう雰囲気を味わいたいと思う時もある。
 しかし、21世紀でもその雰囲気を守っているがインド映画だ。
 ベタな話展開に、歌あり踊りあり、誰もが認める主演俳優がいて、上映時間も3時間を越えている。
 まさにボリューム満点。
 経済大国になって金はあるはずなのに、さらに金を使ってVFX技術は見た目の派手さに使い込んでいる。
 ハリウッド映画の影響をインド映画に昇華しているのだ。
 この映画はインド映画のスーパースター、ラジニカーントが主演の何でもありの映画である。
 映画で面白そうな要素は全部入れてある。
 それでもどこからみてもインド映画なのだ。
 アメリカで大成功を収めた実業家シヴァージは、インドの貧しい人々のために、無料の病院や学校を建設しようとしたが、先にそのビジネスに投資をしていた悪徳企業家の妨害が入る。
 破滅に追い込まれたシヴァージは、スキンヘッドにサングラスで登場!
 性格も変わり、自分を陥れた一派に復讐を誓う!!!
 え、何故、そんな展開?
 まともに考えると不思議である。
 無理矢理笑わせたり、泣かせたり、アクションもあれば、当然、歌と踊りもある。
 しかし、観ているうちにそんなことを考えてはいけないことがわかってきた。
 ブルース・リー師匠も言っている通り、考えるのではなく感じるのだ。
 頭を空っぽにして観ると、何か勢いがあって楽しくなってくる。
 大音響で観ていると、ふわ~っとトリップした感じになってくる。
 そうか、これがインド映画なのだ。
 納得してしまう。
 主演のラジニカーントは、スーパースターと冒頭表示されるが、正にこの映画は彼の彼による彼がかっこよく見える映画だ。
 彼も結構いい年で、爺さんなんだけど、有無を言わせないものがある。
 はっきりいってかっこいいとは思えないのだが、インド人にはかっこいいに違いない…と納得するしかない。
 だけど、映画を観ていると、そうかなと思えるのがマジックなのだ。
 正直、「ロボット」より遥かに面白かった。
 それにインド映画は長いけど、ミュージカルシーンを削るとテンポがおかしくなってしまう。
 それも混みで計算ずくでなのだ。
 ポスターの予測不能は正解だけど、予測するのではなく何も考えない正解(笑)
 

 
 

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2013年1月14日 (月)

「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」

Hunterhunter ここ最近、日本のアニメ映画は2年位に1回ジブリの新作アニメがあって、1年のうち数回はジャンプの漫画のアニメを公開しているような気がする。
 今更、「ワンピース」について語ることもないが、それ以外はあったりなかったりで、「BLEACH」っていつの間にかなくなったけど、「NARUTO」は続いている。
 2012年の年末に「ワンピース」観たばっかりなのに、新年明けて「HUNTER×HUNTER」だ。
 この後、3月には「ドラゴンボールZ」が公開予定だそうで、ひょっとして我々の生活はジャンプを中心に回っているのか?と思ってしまう程だ。
 「HUNTER×HUNTER」の映画化と聞いた時に、冨樫先生の漫画のアニメ化なので、アニメも「ガンドレス」状態かなと期待したが、さすがにそんな面白い状態ではなかった。
 話は少年ジャンプの2013年の1号と2号に載ったクラピカ追憶編の後日談みたいな感じだった。
 入場者特典で0巻がもらえるという、ジャンプがワンピースで当たった戦略をこの映画もやっていた。
 公開3日後でも余裕でもらえたのだが、中身は少年ジャンプの2013年の1号と2号に載ったものの再録だった。
 それも少し修正があるかなと思ったらまんまだった。
 これはやられた~。
 だけど、冨樫先生だから仕方ないかなと納得してしまうのがファンの心意気かもしれない。

201301141420000


 話はう~ん微妙。
 目を盗む話は観ていて怖いよ。
 この映画観ただけではわからないことが多い。
 そこらへんは原作やアニメを観て補完するということでいいのかな。
 最後に映画第2弾のお知らせがあるので最後までお見逃しなく……というか見逃してもあまり問題ないけどね。

 
 

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2013年1月13日 (日)

「LOOPER/ルーパー」

Looper 殺すべき標的は30年後の自分だった!!!
 未来からタイムマシンで送られてきた標的を消すルーパーと呼ばれる殺し屋。
 2074年の世界ではタイムマシンが開発されていたが、その使用は法律で固く禁じられており、犯罪組織だけがタイムマシンで標的を30年前に送り、待ち構えているルーパーに殺害を実行させていた。
 ルーパーの1人ジョーのもとへ送られてきたのは、何と30年後の自分だった。
 一瞬の隙をついて未来の自分に逃げられてしまう現代の自分。
 処刑を失敗すれば犯罪組織に消されてしまう。
 しかしだからといって、未来の自分を殺すことができるのか!?

 面白い!
 自分は時間SFが好きなので評価が甘いのだが、それでも悪くない。
 一応、2074年は事実上殺人が不可能らしいのだが、そんな手間隙かけてルーパーを使わなくてもとか、それ以前に毎度この手の話でお馴染みタイムパラドックスの矛盾について考えるとツッコミ所満載だ。
 タイムパラドックスは現代のジョーを特異点として考えれば、ある程度納得できてしまう。
 「ターミネーター」と「AKIRA」を足したような話であり、実はこの映画に出てくる超能力ネタはあまり意味がない。
 ミス・リードのためのネタもあるのだが、そこらへんはもう少しうまくやっていただくか、勢いでごまかしてくれればと思うところが時々目立つのが惜しい。
 出演は現代のジョーにジョセフ・ゴードン=レヴィット。
 30年後の彼にブルース・ウィリス。
 この2人、全然似てないじゃん…と思ったが意外に似ているのは製作スタッフの努力の賜物か。
 監督はライアン・ジョンソン。
 30年後のハゲた頭を笑っている若い人もいたが、意外に5年後ハゲてくる可能性は極めて高いことを忠告しておく。

 
 

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2013年1月12日 (土)

「僕の中のオトコの娘」

Bokuno 僕の中のオトコの娘って大沢逸美……ってそれはジェームズ・ディーンみたいな女の子だ~!
 仕事は失敗ばかりで上司に怒られ、自殺を図り、それ以来引きこもりになった青年が、女装娘という世界に入って成長していく青春映画。
 ちなみにこの映画を観るまで一緒くたにしていたのだが、オカマと女装娘は違うらしい。
 女装娘は単に女装することが趣味なだけであって、女になりたいとかそういうものとは別らしい。
 女装ネタは遙か昔から存在し、手っ取り早く笑いを取る方法として重宝されている。
 ところが、この映画は青年の再生のためのきっかけとしての女装であり、極めて真っ当な青春映画だったりする。
 もっとも主人公は結構いい年齢なので青春と言い切って良いかどうかは検討の必要があるかもしれないが…。
 確かに人にいえない趣味ってあるよなあ…と妙に納得。
 何か新しいことに興味を持つ面白さはどんな場合もあるわけで、それが女装でも基本は変わらない。
 この映画の場合、女装に目覚めていくのが、普通の趣味と同じような感じで描かれているのが興味深い。
 たまたま女装だっただけで、だけどそれ故バレると悲惨なのは仕方ない。
 これはもういい年こいてアニメグッズ集めていいるのを親に見つかったのと同じであり、ただバレた時の気まずさはその比ではないんだけどね。
 主演は川野直輝。
 彼がどれくらい女っぽく見えるかがポイントだが、まあメイクでそれっぽく見えてしまう。
 女性でもそうだけど、メイクって重要だよね。
 監督は窪田将。
 最後は本人の気持ちが大切っていうことで…。
 
 

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2013年1月11日 (金)

「たとえば檸檬」

Lemon アクセサリーデザイナーを目指す20歳のカオリだが、母親のDVと 過干渉に苦しんでいた。
 ある日、一人の男と出会い、母の支配から抜け出そうと決意する。
 大手企業の役員秘書(愛人も兼務)をする40歳の香織は万引きの常習犯でセックス依存症。
 家には引きこもりの娘がおり、万引きで捕まった時に知り合った刑事・河内に紹介された病院で境界性パーソナリティ障害の疑いありとされている。
 全く関係ないような二人だがやがて重なりあっていく…。

 実は全く自慢できないことだが、自分は頭がよくない。
 だから最初は二人のヒロインのエピソードの行ったり来たりの展開が理解できなくて、少し混乱してしまった。
 ひょっとして、これが制作者の術にハマったってやつか?
 しかし、その仕組みがわかると構造の面白さが際立ってくる。
 出てくる女性はドキュメント女ののど自慢に出てきそうな感じで、観ていて痛々しい。
 そして演じる韓英恵と有森也実(B82-W60-H87)は鬼気迫るものがある。
 韓英恵はパッと見、あまりかわいいとは思えないのだが、慣れてくるとええ感じに思えてくるから不思議だ。
 有森也実は、当たり前とはいえ「星空のむこうの国」の頃と比べると、すっかり年とってしまった頃に驚き!
 この映画で彼女の激しい濡れ場が話題になっているが、言うほどでもないので期待しないように。
 監督は「アジアの純真」の片嶋一貴。
 個人的には微妙にジャンプカットの編集をしているのが好きじゃないんだけどね。

 
 

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2013年1月10日 (木)

「カリフォルニア・ドールズ ニュープリント版」

Cdolls 安いレンタルどころか、セルDVDが家族4人で劇場に行くより安い時代。
 新作映画でも厳しいのに、名画座の経営が成り立つかどうかは今更検討する余地もないだろう。
 だけど、昔の映画が劇場で観ることができなくなったか?と言われればそうでもない。
 ニュープリント版やデジタルリマスター版が公開されることにより、かつての名作・珍作を劇場で観ることができるようになった。
 確かに昔のボロボロのフィルムを見せられるより遙かにマシだ。
 中にはそういうのが味があると語る人もいるだろうが、自分は古い映画を新作同様に観る方が逆に新鮮で面白いと思っている。
 「カリフォルニア・ドールズ」は1981年の映画で、ロバート・アルドリッチの遺作だ。
 記憶が曖昧なので自信がないが、もう随分昔に「日曜洋画劇場」で放送されたと思う。
 初めて知ったのだが音楽の権利の関係で日本ではDVDが出ていないらしい。
 そういえば、「ブルースブラザース」も音楽の関係でしばらくソフトの販売がなかった。
 小野やすしの吹替版のテレビ放送を録画したものが唯一無二だったのも懐かしい思い出だ。
 話は超簡単に言えば女子プロレスラーの二人カリフォルニア・ドールスと、そのマネージャーのロードムービー。
 公開当時の最大の宣伝が「刑事コロンボ」のピーター・フォークが出演していることくらいしか売りがなく、ロバート・アルドリッチの名前が前面に出ていることはなかったと思う。
 改めて観ると、最初はちょっとダレてしまうが、後半の試合は迫力満点だった。
 そういえば、公開当時くらいまではテレビでプロレス中継をやっていた時代だった。
 女子プロレスも普通に放送していた。
 マッハ文朱や、ビューティペアが大人気だった。
 女子プロレスで最後の有名人ってキューティー鈴木になるのかもしれない。
 確かに彼女は女子プロレスラーの中では希に見る美人だが、我々が女子プロレスに求めていたのは、そういうものではないのだ。
 この映画を観て、自分の求めていた女子プロレスラーとはこういう感じだったことを思い出した。
 ビアガーデンや深夜番組でお馴染みだった泥んこプロレスもあったのは、この時期だった。
 正直、この映画に何かテーマ的なものを見つけるようなものはないと思っている。
 色々深読みはできるかもしれないが、基本は女子プロレス映画であり、極めてスポ根の王道である。
 しかし、今観ると、何とも言えない懐かしさが漂っている。
 それは1970後半から1980年代前半の空気であり、こればっかりは今の最新技術を使っても再現することはできない。
 その意味ではこの映画は今の時代貴重だ。
 ピーター・フォークの生の声に違和感あり。
 やっぱりピーター・フォーク=小池朝雄の声なんだよね~。
 
 

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2013年1月 9日 (水)

「映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!」

Dadada かいけつゾロリの初の長編アニメ映画らしい。
 昔、「ケロロ軍曹」の同時上映は短編というわけやね。
 長編と言っても90分未満で、さらに前編後編に分かれており、最初と途中にイシシとノシシのしょうもない漫才というかコント(?)が入る。
 だけど、子供は集中力がないので、続けて1本見せるよりも疑似的に2本にしてしまうのはありかもしれない。
 子供しか発病しない謎の伝染病が大流行している村に辿りついたゾロリ一行は、病気を治す薬の材料を手に入れるため、伝説の山に行く。
 そしてそこは海賊が隠したお宝もあるらしく、美人の先生に好かれるためにも、子供達を救い、お宝も手にするだけでなく、美人先生の心もガッチリ手に入れようと考えているゾロリだったが……。

 意外に面白い!!
 基本的に予定調和なんだけど、子供相手に激しい大ドンデンはないものの、確実なツボをおさえている。
 基本的にアンパンマンやゾロリは世代的に全く興味ないのだが、今の子供には人気なんだろうなあ。
 声の出演は山寺宏一、林原めぐみ、くまいもとこと意外に豪華!
 ただ、入場者プレゼントが小学生だけってどうよ?
 プリキュアの時もそうだが、希望者には大人にも渡すべきじゃない? 図書館にある定番
 

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2013年1月 8日 (火)

「ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ」

100 図書館にある定番絵本といえば「もちもちの木」と「100万回生きたねこ」だ。
 この映画は「100万回生きたねこ」の絵本作家・佐野洋子のドキュメンタリー。
 と、言っても彼女は顔出しNGで声だけの出演。
 ガンで余命を宣告された彼女の最後の日々を記録と、「100 万回生きたねこ」を愛する各世代の女性読者たちの言葉で構成されている。
 「100万回生きたねこ」は昔読んだ時は、ふ~んと軽く流していたが、今改めて読むと奥の深さを感じる。
 特に白い猫が出てくるあたりからは、子供よりも大人になってからの方が沁みるものがある。
 「100万回生きたねこ」の制作秘話がガンガン出てくると思っていたが、そんなのはあまりなかった。
 正直、あらゆる世代の女性から話を聞くのは、作者と読者が一体になるという意味ではありかもしれないが、少しダレてしまう。
 後半は個性派女優の渡辺真起子が作者の幼少時に過ごした北京を訪ねる。
 結局、佐野洋子が声だけのインタビューしか応じていないために、本来ドキュメンタリーなら定番の作者の顔や作業風景などが撮影できないため、随分苦肉の策になっているような気がする。
 彼女自身のインタビューを聞く限り良くも悪くもクリエイターなんだなと思った。
 監督は小谷忠典。
 音楽はコーネリアス。
 この映画でもぶつぎれながら物語の全容は語られているが、見終わった後はもう一度読んでみたいという気になってしまう。
 おそらく、それぞれの世代で感じ方が変わってくるだろうし、その時にこの映画を再見すればまた違ったことを感じるかもしれない。
 

 
 

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2013年1月 7日 (月)

「シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」

Comme_un_chef ずば抜けた味覚を持ち、有名シェフのレシピを数多く記憶する天才料理人。
 しかし、空気を読まない性格が災いして、どのレストランでも長続きしないジャッキー。
 とりあえず、身重の妻のために老人ホームのぺンキ抜きをしいる。
 
 パリ有数の高級フレンチレストランで長年三ツ星を守ってきたベテランシェフ、アレクサンドル。
 しかし、彼はスランプで、今度の審査会で好評価を得る自信がない。
 今度の審査会で三つ星を取らないとクビとオーナーから言われている。
 
 そんな二人が知り合うことにより、予想もしない展開になっていく…。

 アレクサンドルがジャッキーをアシスタントにして、レストランの三つ星を守ろうとする話で
、いわゆるユルユルのコメディ。
 大体予想通りの結末になってしまう。
 だけど、そのほのぼのユルユルコメディが逆に新鮮!
 昨今の映画は派手さが目立つものが多いので、こういう軽い感じのも必要なのだ。
 出てくる食事も美味しそうだし、この映画を見る時は空腹時は禁止だな。
 主演はジャン・レノ。
 スパイだったり、殺し屋だったり、ゴジラと戦ったり、きな臭い役が多いので、この映画のような普通の役にはとてつもなく違和感を感じた。
 ひょっとして、店のオーナーを暗殺するのか?と思わせてしまう。
 だけど、そのギャップが面白さの一つでもあるのかもしれない。
 監督はダニエル・コーエン。
 上映時間も90分以内。
 重くもない話で、正にデート映画にうってつけ。
 

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2013年1月 6日 (日)

「青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版」

Aoeku 実は一番見ているチャンネルはBS11だ。
 何故なら地上波は録画するしかない深夜にアニメを放送しているが、ここのチャンネルは寝る直前のちょうど良い時間帯にアニメの放送をしてくれるから。
 そんなわけで、今更ながら「青の祓魔師」を見てるよ。
 ちょうど劇場版公開前なので、ナイスタイミングですよ。
 基本設定はTVアニメを見てもらえばわかるので今更説明しない。
 劇場版は、11年に一度の祝祭に沸く正十字学園町で、結界の張り替え作業中に、幽霊列車の暴走事件があり、そこで燐と雪男は、見た目がかわいい少年の悪魔・うさ麻呂と出会う。
 成り行きで、うさ麻呂の面倒をみることになる燐だが、実はうさ麻呂はとんでもない力を持っていた……という話で、実は意外に面白い。
 TVシリーズや原作を読んでいなくてもOK。
 そりゃあ、知っているにこしたことはないのだが、それなりに脳内補完ができるので大丈夫。
 「うる星やつら2/ビューティフルドリーマー」のようにもう少し謎を引っ張るかと思いきや、そこまでの引きはなかったが、それでも一本ビシッと話が通っており、最後はちょっと泣ける。
 ただ幽霊列車の件も余計なことさえしなければ、こんな大きな事件にもならなかった……という身も蓋もないことを言うのも野暮だが、ここらへんはもう少し自然に事件に巻き込まれていかないと、キャラの性格でこうなったというには、イマイチ共感できない。
 こんなこと考えてしまうのは、擦れた大人になってしまったから……って普通大人はアニメなんか観にいかないか。
 ちなみに、もらったおみくじは「大吉」でした。

201301060811000
 
 

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2013年1月 5日 (土)

「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2」

Tsbd2 シリーズ最終作。
 いや~長かった。
 っつうか、もう途中でどうでも良くなってきたというのが本音。
 1作目は吹替えもあって大規模公開だったのに、最終作は小規模公開。
 小まめにチェックしていないと公開していることさえ知らなかった。
 思った以上にブレイクせんかったなあと言うのが本音。
 だけど、こっちはきちんとした性格なので最後まで見届けなくてはらないという義務に似たようなもので観にいった。
 ヴァンパイアとの禁断の恋を実らせた少女ベラの子どもを巡って、ヴァンパイアの頂点に君臨するヴォルトゥーリ族とベラたちに味方する世界中のヴァンパイアたちの最終決戦!
 おおお、もう少年ジャンプ的な展開!!!
 実はPart 1で終わったといえば終わっている話なので、あとは今までの登場人物大集合的なノリなのである。
 新米ヴァンパイアになったベラは超人的な体と能力をつけていて、正直、これだったら自分もヴァンパイアになりたいと真剣思ってしまいましたよ。
 飛んだり走ったりはおそらく30年前だったら「スーパーマン」くらい金をかけなくてはいけないくらいの技術で、それが割合普通にできているのに時代の流れを感じて感無量。
 話は昼ドラみたいな展開だった。
 相変わらず、狼族はところかまわず脱いでいるのはお約束ということで、これで見納めと思うと若干寂しい気も。
 出演は引き続きクリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー。
 監督も前作と同じビル・コンドン。
 とりあえず、頑張れば続編もできそうだけど、やっぱりアニメとかTVドラマに展開するのが良いのかな。
 
 

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2013年1月 4日 (金)

2012年の映画の総括というか雑感

 今年一番の話題になったように思えるのが映画館上映設備のデジタル化。
 ミニシアターの危機とか、色々言われているけど、これは何とかなってしまうような気がする。
 というのは、テレビが普及した時に映画はなくなるとか言われてたけど、形を変えて何とか残っている。
 つまり、素人がどうこういうより、それで食ってる人達はもっと早く情報を得ていて対策を考えているはず。
 自分としてはどんな形でも観ることができりゃあ、ミニシアターだろうが、シネコンだろうが関係なしなんだけどね。
 いやもっと言わせてもらえば、ミニシアター云々って大都市の話で、地方なんてシネコンがあるだけでもOKって感じだし。

 
 ディズニーがルーカスフィルムを買収、エピソード7製作決定。
 これも賛否分かれるところだろうけど、自分はSWの基本さえ守ってくれれば大歓迎。
 ルーカスによる改悪が続いていたけど、エピソード1の3Dを見て、彼と時代が完全にズレていると思った。
 おそらく、もっと才能のある製作者によってSWの精神を汲んで今風の新作を作ると期待している。

 
 今年も相変わらずテレビ番組の映画化と続編だかりだが、興行成績が「海猿4」とか「踊るFINAL」とかが上位であることから、客もそういうのを望んでいるというか、そういうものだと思い込んでいるのかもしれない。
 だから、家にいる感覚で上映中に喋ったり携帯電話をいじったりするわけやね。
 ただ「テルマエ」の異常な興行成績は分析するべきかも。
 おそらく続編は作るだろうなあ。

 2012年も多くの映画関係者がお亡くなりになっている。
 テオ・アンゲロプロス、と若松孝二、トニー・スコット……そのなかでもトニスコの自殺がショックだ。
 とにかく絵がかっこいい映画を作らせると本当にセンスが良かったので残念でならない。

 アニメの安定した人気も見逃せない。
 まさか「おおかみこどもの雨と雪」が42億円も稼ぐとは。
 細田守監督も一気に有名になってしまった。
 しかし、公開当時はジブリアニメと間違えて来ている人が意外に多かったらしい。
 「まどマギ」や「なのは」も諸経費を含む制作費は軽くペイしてるんじゃないかなあ。
 公開初日の行列やチケットが1日売り切れとか全くニュースにもならないが、現地にいたらその凄まじさはわかるはず。

 ライヴヴューイングなど、映画上映以外のシネコンのスクリーンの使い方も2012年は更に多くなってきたような気がする。
 これはデジタル化により新しい方向性だと思う。

 
 
 う~ん、パッと思い出すとこんな感じかな。
 本当はもっと色々あるのだろうけど、そういうのは業界の人がやってくれるでしょう。
 そんなわけで明日から通常モードに戻ります。
 

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2013年1月 3日 (木)

2012年のダメ映画

 順不動で日本映画・外国映画関係なし。

 「カルテット!」
 いい話っぽいけど、ただのドキュン家族の話なんだよなあ。

 「ALWAYS 三丁目の 夕日'64」
 なんかもう飽きてきたというか、この話で3Dって意味なし。

 
 「ジャックとジル」

 アダム・サンドラーが「双子の男女を演じている俺ってすげえ」と思っている典型的な自己満足映画。
 とにかく気持ち悪いんだよ。

 「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」
 TVシリーズの総集編を見せられても困るし、有名人が河童とか、星の格好をしているからって凄くも何ともないし、もう時間の無駄!

 
 「STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D」

 もうジョージ・ルーカスのセンスが完全に時代とずれていることがわかった。
 いつまでも同じ作品をこねくり回しているのではなく、新作作れよ~。
 3Dに関しては同じ時期の公開された「タイタニック」に完敗した。

 「グッドドクター」
 これで企画通るのって凄い!
 
 一連のはやぶさの映画
 そこまでして作らなくてはならないようなネタか?

 「劇場版 SPEC~天~」
 公開前に放送しているTVSPの方が面白い。
 そもそも堤幸彦って、TVシリーズは面白いのに、何故映画はあそこまでつまらなくできるのかが不思議。

 「映画クレヨンしんちゃん  嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」
 昔はクレヨンしんちゃんってハズレなしだったんだけどなあ。

 「少年と自転車」
 観ていてここまで不愉快になる主人公も久しぶり。
 とりあえず離れる時は自転車に鍵をかけろ!

 「貞子3D」
 貞子が本当に出てきたら凄いぜ……というだけで企画が通ってしまったような感じだった。

 「レンタネコ」
 レンタルの必要な日本映画の企画だよ。
 猫を虐待しているとしか思えない。

 「LOVE まさお君が行 く!」
 これがOKなら食いしん坊万歳でも映画化できるじゃん。

 「ヱヴァンゲリヲン新劇場 版:Q」
 前作が面白かっただけに、ここまで独りよがりな映画は残念。
 もうエヴァも上がりかな。

 「映画 ホタルノヒカリ」
 日テレのドラマの映画化としては「ごくせん」と並ぶ駄作

 「ハンガー・ゲーム」
 もし面白い映画だけ残るハンガー・ゲームがあったら、この映画は真っ先に死んでると思う。

 やっぱり、日本映画多くなってくるのだけど、普通に考えたら通りそうもない企画が通ってしまっているのが不思議。
 これはもうよほど凄腕の売り込みの人がいるのか、決断する人がおかしいかどちらかだろうなあ。
 変な映画ができる度に、日本って裕福な国だと改めて実感しますよ。
 
 
 

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2013年1月 2日 (水)

2012年日本映画ベストテン

 昨日に引き続き今日は2012年日本映画ベストテンです。

 第1位「桐島、部活やめるってよ」

 これぞ、青春映画版「ゴドーを待ちながら」
 映画少年の心意気が痛い程わかります。

 第2位「鍵泥棒のメゾッド」

 全てがパズルのようにハマっていく気持ちよさ!

 第3位「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」

 爽やかでなく痛い青春映画の最高傑作!

 第4位「僕達急行 A列車で行こう」

 森田監督の遺作。
 このまったりした雰囲気は彼しか出せません。

 第5位「苦役列車」

 「モテキ」とは対極にあるダメっぷり。
 森山君の演技幅の広さを実感!

 第6位「ロボジー」

 もうなめてるとしかいいようのない設定なのに、なめてかかるとその面白さに返り討ちです。
 

 第7位「夢売るふたり」

 女のいやな面が全開!
 松たか子(B85-W59-H85)はこの手のヤバい女をやらせると最高です。

 第8位「アシュラ」

 野沢雅子の声優としての実力を見せつけられました。
 まさか、これがアニメ映画化されたことも凄いですが、原作の精神をきちんtアニメに昇華しているのが凄いです。

 第9位「映画ひみつのアッコちゃん」

 
 まさか昨今のアメコミのアニメ化方式を「ひみつのアッコちゃん」でやるとは思いませんでした。
 何気に傑作!
 もっと評価されるべき。

 第10位「虹色ほたる ~永遠の夏休み~」

 
 自分は「おおかみこども」よりこっちなんです。
 すいません。

 基本的に日本映画はダメな青春映画が面白かった2012年でした。
 共通するのはどんな映画でもそうですが、登場人物のキャラが立っていることです。
 日本映画って実はこの基本ができていないことが多いのです。
 明日はダメ映画の発表です。

 

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2013年1月 1日 (火)

2012年外国映画ベストテン

 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。

 2012年は劇場で403本観ました。
 2011年が408本でしたので、昨年に比べて少し減っているのですが、私生活で色々あったので仕方ありません。
 人は映画のみに生きるにあらずということで。

 2012年もテレビ番組の映画化とシリーズ物の続編ばっかりで、新鮮さに欠けるものがありましたが、今後もそんな感じになっていくんでしょうね。
 おそらく来年も同じよなことを言います。
 まあこれも時代の流れということなんでしょうね。

 そんなわけで、2012年外国映画ベストテンを発表します。
 しかし、最近は何をもって日本映画なのか外国映画なのかさっぱりわからないくらい複雑になってますね。
 毎年言うことですが、自分の場合、話が面白くて、ちょっとでも自分の心の琴線に触れることが最優先で、世間の評判なんか全く関係がありません。
 自分はかっこいい映画ファンじゃないんですよ。
 そこんとこ改めて断言しておきます。
 あと、これも毎年言ってますが、本当は感想のリンクを貼ればいいのですが、面倒臭いのでお好きな検索エンジンを使って読んで下さいね。

 第1位「アルゴ」

 本当はこの映画を観るまでは「ダークナイト ライジング」が1位だったんですけどね。
 久しぶりに手に汗握るサスペンスだったので、観終わったらすぐに1位決定です。

 第2位「ダークナイト ライジング」

 「アルゴ」さえ出てこなければ間違いなく1位。
 アメコミ、いやアメコミヒーローの究極です。 

 

 第3位「ドラゴン・タトゥーの女」

 本国版も良かったけど、デヴィッド・フィンチャーの圧倒的な勝ち。
 オープニングかっこよすぎです。

 第4位「007/スカイフォール」

 
 長年、シリーズを観ていて、シリアス路線ファンの自分としては、今回で極めた感じで感涙です。

 第5位「最強のふたり」

 五体不満足映画の最高最強映画。
 アースウィンド&ファイヤーの歌も良し。

 第6位「ミッドナイト・イン・パリ」

 ウディ・アレンの久しぶりの傑作!
 ムラがある監督だけど、こういうのが出てくるから油断できない。

 第7位「タイタニック 3D」

 改めて観ても泣けた。
 さすがにキャメロンだけあって3Dも知り尽くしている。
 ルーカスもちったあ勉強しろ!

 
 第8位「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」

 ハッピーエンドでもないけどバッドエンドでもない。
 だけど心が温かくなってくる。

 第9位「アーティスト」

 
 今更サイレントって…と思ったが、今でもやれば十分通じる。
 作り手の才能とはまさにこれ。

 第10位「ドライヴ」

 
 登場人物は、セリフは少ないが、何気ない仕草や公道が言葉よりも雄弁に語っている。
 静かながらも緊張感が漂っているし、それでいて暴力シーンは限りなく手加減なし。
 馬鹿の一つ覚えみたいな言葉は使いたくないですが、クールとかスタイリッシュという言葉がピッタリです。

 そんなわけで明日は日本映画のベストテン発表です。
 日本映画は下手するとテレビ番組のベストテンになりそうな感じになりそうで辛いです。

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