「恋のロンドン狂騒曲」
妻を捨て、金髪のコールガールを恋人にするアルフィ。
夫のアルフィに去られ、インチキ占い師の予言だけが心の拠り所のヘレナ。
二人の一人娘サリーは、処女小説を当てて以降万年スランプの夫ロイに愛想を尽かし、新しい職場のオーナーに心揺れ動いていた。
ロイもまた向かいのアパートに越してきた美女に夢中になっていく。
40年間連れ添った老夫婦とその娘夫婦のそれぞれ迎えた結婚生活破綻の顛末や如何に。
ウディ・アレンの監督作品だが新作ではなく、「ミッドナイト・イン・パリ」前年の作品。
現代の寓話といった感じの話で、いかにもウディ・アレンの映画という感じだ。
小さくまとまっているというより、手堅くまとめている。
出演者がむやみやたらと豪華で、アンソニー・ホプキンス、ナオミ・ワッツ、ジョシュ・ブローリン、アントニオ・バンデラス……主役クラスが勢揃い。
まさにオールスター映画だ。
しかし、あまりにも有名すぎてアンソニー・ホプキンスなんか、レクター博士のイメージが強く、つきあっている女性がいつ食われるかビクビクしてしまう(笑)
バンデラスなんか力業で何とかしそうだしね。
一方では主役級の大物がかぶりまくりでも、それでも出演したいと思わせるのがウディ・アレンの実力か?
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