「アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち」
前夫との間に生まれた息子の結婚式に出席するため、現在の家族を連れて実家へ戻ったリン。
久しぶりに会った家族は、それぞれ問題や悩みを抱えていた。
父親は認知症、その世話に疲れ果てた母は神経衰弱、子どもたちは自傷癖にドラッグ中毒。
それらは不満やストレスになり、結婚式当日、大騒動に展開していく…。
この映画の最大の売りが、オスカー監督バリー・レヴィンソンの息子であるサム・レヴィンソンのデビュー作ということだ。
役者の場合、子供がデビューした場合は、似ているかどうか等意外に下世話なところに注目が集まってしまう。
しかし、裏方は別で、特に監督の子供なんか全くもってど~でもいいんじゃない?
名監督の子供が必ずしも名監督になるわけでもないしね。
正直、この映画、あまり面白くない。
わけあり家族で登場人物のキャラが立っているのだが、いかにもすぎて現実味がない。
多くの登場人物が出ているせいか、まとまりがない。
個人的には誰も共感できないのが辛かったりする。
出演はエレン・バーキン、トーマス・ヘイデン・チャー チ、エレン・バースティン、デミ・ムーア、ケイト・ボスワース、エズラ・ミラー…等むやみやたらと豪華なのだが、その中でもデミ・ムーアが目立っている。
と、いうか彼女、物凄く人工的な顔でちょっと怖いものがある。
え、サンダンス映画祭脚本賞受賞なの?
自分が読みとる力がないとはいえ、どうも今一つ納得できないような。
まあ好き嫌いだけなんだけどね。
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