「もうひとりのシェイクスピア」
イギリスが誇る作家ウィリアム・シェイクスピア、
数ある作品だが、実は本人が執筆しているのではないかもしれない。
シェイクスピアの作家別人説をネタにした歴史ミステリー。
もともとシェイクスピアは不明なところが多く、そこにつけこむ余地があるわけで、歴史物の面白さは史実を元にいかに創作を膨らませるかがクリエイターの腕の見せ所だ。
この映画は、数ある作品を執筆したのはある貴族と言うことになっている。
何故、彼は正体を隠さなければならないか?
そも理由付けは妙に説得力があって面白い。
ただ、シェイクスピアを知っていることが前提の映画なので、一応観る前は予習が必要。
主演はリス・エヴァンス、共演にヴァネッサ・レッドグレイヴ、ジョエリー・リチャードソン、デヴィッド・シューリス。
ヴァネッサ・レッドグレイヴってもういい年なんだけど、まだ現役で頑張ってるんだなあ。
監督が意外にもローランド・エメリッヒ。
「インデペンデンス・デイ」や「2012」、「ゴジラ」など特撮大味路線の監督が、路線変更か?と思ったが、要所要所ではいかにもな大味なシーンもあって、彼のキャリアは生かされていると思う。
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