「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」
若いのに自分よりはもちろん、英国王室よりも財産を持っているとか言われているダニエル・ラドクリフ。
ハリー・ポッター関係の収入だけで一生遊んで暮らしていけるので、もう働かなくてもいいのに、まだ仕事してしまうのは、彼の稼ぐ金額のレートが自分らと違うからだろう。
おそらく一般人の生涯賃金が彼にとっては端金にしか過ぎないのかもしれない。
とりあえず普通なら第二のマコーレ・カルキンになる可能性もあるのだが、そうならなかったのはえらいと思う。
そんな彼が選んだ仕事は、英国の女流作家スーザン・ヒルのベストセラー「黒衣の女 ある亡霊の物語」の映画化への出演だ。
原作は舞台にもなった有名作らしいが、自分は未読だし舞台も見ていない。
19世紀末のイギリスを舞台に、妻に死なれ息子一人を抱えた弁護士が、仕事で亡くなった家主の遺書を探すために不気味な邸宅を訪れ、その家の禍々しい過去を知ると同時に、不可解な現象に襲われるゴシックホラー。
前から言うとおり、自分は怖い映画が苦手だ。
静かなところに、いきなりド~ンと大音響というのが心臓に悪すぎる。
しかし、それが自分の想像の裏をかいて巧妙に展開するのが、ホラー映画の醍醐味であり、テクニックなので、それはそれで見てみたいので、苦手でも劇場に行くのは映画ファンの性やね。
この映画も基本音で脅かしているのは重々承知しているのだけど、怖がりの自分には結構来るものがあったわ~。
だけど、話は大体想像できてしまう。
正直、問題解決のアレもどうかと思ってしまう。
まあ、原作がどうなっているかわからないけど、そこらへんはゴシックホラーのお約束ということで無理無理納得。
ダニエル・ラドクリフは、ハリポタのイメージしかなかったけど、メガネなしの素顔は予想以上にイケメンだった。
監督はジェームズ・ワトキンス。
最後は少し解釈によっては後味が悪かったり、救われたりするので、人によっては感じ方が違うかも。
制作がハマーなのも注目…というか、そこが出オチ的な感じも(笑)
« 「ミロクローゼ」 | トップページ | 「アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント