「EDEN」
いわゆるオカマバーに行ったことがある。
行く前は物凄く抵抗感があったのだが、いざ行ってみると、商売とはいえ、意外に話しやすく物凄く気楽だった。
オカマバーに行く人の気持ちもわからないでもないと思った。
この映画はゲイやニューハーフが働くショーパブが舞台だ。
話は、物凄く要約すると新宿のショーパブで働くニューハーフやゲイたちが、死んだ仲間をトラックで実家まで送り届けようとするというものだ。
船戸与一の短編小説の映画化らしいが自分は未読。
今は亡き原田芳雄が長年温めていた企画らしい。
何故、彼がこの企画を立てていたのかわからないが、何か思い入れがあったのだろう。
映画やドラマにおいてオカマはお笑い要員的な要素が強い。
ノーマルな人の中にいると物凄く際立つからだ。
ところが、この映画はいわゆるノーマルの人が少なく、オカマの方が遙かに多い。
ところが、数が揃うとそれが普通になってきて、見ているうちにオカマというよりも、普通に女子が話しているような感じになってくるのだ。
そしてオカマバーにいるような気楽さもある。
そうなってくると、ちょっと問題ありの女子の話のように思えてくるから不思議だ。
彼ら(彼女ら?)が何故、そうなったかはわからないが、色々あるのだろうが、それでも生きていくわけやね。
主演の山本太郎はいい味だしていた。
正直、関西弁を使っていない方が好きだな。
久しぶりに高岡早紀(B87-W60-H90)を見たが、一瞬だけ彼女の豊満な胸の谷間を見ることができるので、お見逃しなく!
監督は武正晴。
劇中歌で昔大好きだったシーナ・イーストンの「モダンガール」をフルで聞けたのが良かった。
やっぱり、あの歌は名曲ですよ。
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