「コンシェンス/裏切りの炎」
妻を殺され犯人を追う警部と本部の刑事。
娼婦の殺害現場で知り合った二人は、捜査をしていくうちに仲間意識を感じていく。
しかし、娼婦殺害事件が数日前に発生した警察官拳銃強奪事件と関連することが判明し、真相究明のために拳銃密売団を追って取引現場に踏み込んだものの、銃撃戦で多くの警官が死傷。
どう考えても警察の情報が外部に漏れているらしい…。
自分の中では香港映画=カンフー映画だったのだが、「男たちの挽歌」以降は銃撃戦満載の男汁あふれる映画というのも加わっている。
この映画もどちらかといえば、そのカテゴリーに含まれるかもしれない。
とにかく、銃撃戦は勿体ぶらずに手加減なし。
人の多い道だろうが、店だろうが、人の迷惑顧みず撃ちまくりだ!
それでいて男たちの葛藤がこれでもかと描かれている。
出てくる男たちにはそれぞれ背負っているものがあり、それらは一見些細なものかもしれないが、人として捨てるわけにもいかないものがあり、それが人間臭さを出している。
もちろん、ベタな展開は重々承知なのだが、それでもそういうのが無性に観たくなるし、この映画はそれを満たしてくれるのだ。
でもやっぱり意外に面白かった「ビースト・ストーカー/証人」「密告・者」のダンテ・ラムだったから観にいっちゃったんだけどね。
自分的にはすっかりご無沙汰のビビアン・スー(B85-W57-H85)が出演しているのだが、全く話題になっていない。
ブラビで歌っていた時より今の方が大人の色気があって好きだな。
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