「私の奴隷になりなさい」
エロ系の映像は一人で見るのが当たり前だが、時には皆で共有したいと思う時もあるかもしれない。
だからといって、まんま成人映画を見るには勇気がいる人もいるかもしれない。
直球の成人映画専門の劇場にいくよりも、普通の一般の劇場でそれなりの大義があって、比較的ソフトで、「話題だからとりあえず観てきたよ」と言えるようなのが良い。
特に女性はおしゃれ感が漂っていたり、露骨なのはいやだけどソフトな感じなら観たいという人もいるかもしれない。
だからこそ「エマニエル夫人」がヒットしたのかもしれない。
そう考えると、この映画はうってつけだろう。
とりあえず角川書店が関係しているから。
大手出版社が関係する映画だと何となく大義ができるというもの。
これがフランス書院文庫だったりすると、ハードルが高くなってしまう。
この映画は、出版社に転職した若い男が、職場の先輩で清楚な印象の人妻を好きになって、口説き落とそうとして失敗→ところが彼女から誘われてラッキー→ところが何故かやってるのをビデオで撮影しろとか何か変。→まあそんな趣味の人もいるさと思って気にせずにいたら今度は自宅にお招き。→そこで部屋を物色していたら、彼女は先生と呼ばれるご主人様に調教され、凌辱されることに悦びを覚えた彼の奴隷だった←今ここ。
このタイトルで想像がつく通り、奴隷女に夢中になっていく若い男がいつのまにか彼女の奴隷になっていた…っちゅうわけやね。
見所は29歳というグラビアでは遅咲きのデビューの壇蜜(B85-W60-H89)が裸になって濡れ場を演じる文字通り体当たり演技だろう。
というか、そこしかない。
まあ、これはこれでOKなんだけど、やたらと映像加工して局部を見えないようにしているのだが、ビデオでは良くても、映画だと興醒めしてしまう。
そんなものに頼らずともカメラアングルや編集で見えないようにするのがプロってやつじゃないの?
ちなみにビデオはモザイクで、映画はボカシなんだな。
監督は「くろねこルーシー」の亀井亨。
おそらく、女優を変えながらシリーズ化していくんだろうなあ。
杉本彩(B88-W63-H88)も出演しているが超短時間でお色気シーンは全くないので期待しないように。
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