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2012年11月23日 (金)

「シルク・ドゥ・ソレイユ3D彼方からの物語」

Cirque_du_soleil_worlds_away 上戸彩(B82-W58-H84)の美脚と服の上からもわかる豊満な胸に注目が行ってしまい、それ以外のことはあまり覚えていない予告編でお馴染み「シルク・ドゥ・ソレイユ3D彼方からの物語」を観にいった。
 恐ろしいほど客は入っていなかった。
 アクロバティックなパフォーマンスと華麗で幻想的な演出を組み合わせたステージで世界中の人々を魅了するエンタテインメント集団シルク・ ドゥ・ソレイユも知らない人はとことん知らないので仕方ないのかもしれない。
 ある夜、小さなサーカスの公演を覗いた若い女性が、空中ブランコの青年に心奪われるが、彼はブランコから落下してしまい、巨大な砂の海に呑み込まれてしまう。
 慌てて後を追いかけた彼女は、知らぬ間 に異世界へと迷い込んでしまう……という話なのだけど、話なんか、この映画の場合どうでもよくて、それはエロ映画の裸が出てくる前のどうでもいいドラマパートと同じだ。
 重要なのは超人的なパフォーマンスを見せることなのだ。
 おそらく、生で見ると物凄いのだろうということはよくわかった。
 そして、生で見た人が、普通なら見ることができない細かい部分や、早すぎてわからない身体の動きをスローモーションで確認する面白さはあると思う。
 しかし、この映画で初めて見た人はどうだろう?
 確かに凄いことはよくわかる。
 人間ハムスター状態や、首で人を持ち上げるとか、よいこは真似しないで下さいどころか、真似したら確実に死亡すること間違いなし。
 ところが、生で見る>越えられない壁>映画であり、おそらく3Dにしているのは、生の迫力を映画に昇華する変換手段なのかもしれない。
 昨今CGで何でもできるので、物凄いパフォーマンスも映画だと半減してしまうのだ。
 結論から言うと、物凄いことをしているけど、話に重点を置く人には面白くない。
 …って、それ自分なんだけどね。
 3Dの効果は出ていたし、この映画を2Dで観る意味は全くない。
 ジェームズ・キャメロンが製作総指揮で、彼が関係する3D映画は基本的にハズレなしだと思っている。

参加してます。よろしくで~す

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