「伏 鉄砲娘の捕物帳」
祖父が死んで兄の住む江戸にやってきた猟銃使いの14歳の少女が、犬の面をつけた青年と出会い、少しずつ心を通わせていく。
江戸では人と犬の血を引き悪事を働く“伏”と呼ばれる者たち人の生珠を食べるという事件が発生していた…。
桜庭一樹の小説「伏 贋作・里見八犬伝」を基にしてアニメ化しているらしいが、自分は未読。
ただ、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」は読んでいるし、NHKの人形劇も見ていたので、話はバッチリわかっているので、伏姫が人8人の子供を産んでいたというアレンジの仕方は面白いと思った。
物語に出てくる江戸は、パラレルワールド的なところがあって、普通の時代劇で見慣れたものとは違っている。
いわゆる架空の江戸だ。
キャラクターデザインが昔懐かしいものがあった。
そういえば、昔の東京ムービーってこんな感じのキャラクターデザインだったなあ。
制作がトムス・エンターテイメントなので当たり前か(苦笑)
アクションシーンも悪くない。
声の出演は「けいおん!」の寿美菜子、「DEATH NOTE デスノート」の宮野真守、その他にも竹中直人や劇団ひとり等。
監督は宮地昌幸。
猟師の娘と“伏”が戦わなくてはいけない葛藤があるのかと思いきや、そういう話でもなかった。
賛否両論に分かれると思うが、自分は嫌いじゃない。
それこそ、つながったと思うよ(笑)
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