「花の詩女 ゴティックメード」
そういえば、「ファイブスター物語」が月刊ニュータイプに連載されていて、確か映画化もしたんだよなあ。
同時上映が「宇宙皇子」だったっけ。
その「ファイブスター物語」の作者・永野護が原作・監督・脚本・絵コンテ・レイアウト・原画を手がける劇場版アニメ。
増加する人類の受け皿であり、列強国の資源調達の場所でもある小さな惑星。
人々の心の支え は、 記憶を代々受け継ぎ、預言を発する「詩女」の存在だった。
新しく詩女となった少女ベリンは、任地先である聖都ハ・リへ旅立つ。
護衛につくのは軍事超大国ドナウ帝国のトリハロン皇子だ。
反目している二人だが、旅の途中でお互いの考え方がわかってくる。
一方、裏では巨大な陰謀が蠢いていた…。
王道と言えば聞こえはいいが、そんな今更な話展開でどうするよ?…と思っていたが、実はこれが思った以上に面白い。
懐かしい「エルガイム」の雰囲気もあって、個人的には満足!
アニメとしての動きも滑らかで、ゴティックメードと呼ばれる巨大人型兵器も迫力があって良い。
ゴティックメードと聞いただけで、「お帰りなさいませ、ご主人様」のメイドの一種かと思ってしまったことを深く反省!
それにどういうわけか、声優も大物が多数起用されている。
実は意外に拾い物なのだが、地道な小規模公開しかされていない。
ましてや、某アニメが目立ちすぎて、すっかり話題にもなっていないが、できればもっと注目されてほしい。
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