「綱引いちゃった!」
運動会で注目度も低く、団体競技なので個人の責任を問われることがない。
それが綱引きだ。
しかし、適当にやっていると思っていた綱引きも実はオリンピック競技で、きちんとしたルールもあり、それなりの大会があるらしい。
そんなことを、この映画で初めて知った。
大分で地元PRのために結成された即席綱引き女子チームの奮闘物語。
まあいわゆる「ウォーターボーイズ」とかの系列映画やね。
チームのメンバーは、市の真面目な職員と、給食センターで働くおばさん連中。
目的が市のPRだけでなく、全国大会まで行けたら、給食センター廃止を見直すという条件があるため、おばさん連中が参加している。
ところが、このおばさん連中が個性豊というか、くせ者揃い。
果たして彼女らは全国大会まで、いやもっと言うときちんと参加できるかどうか?
そこが見所。
はい、おっしゃる通り、王道の展開です。
だから、安心して観ていられるわけやね。
正直、もう少し捻りが欲しかったし、意外に綱引きのシーンが少なく、それぞれの家庭の話が中心だ。
だから、スポ根を期待すると肩透かしかもしれない。
面白いし悪くないのだけど、予告編が粗筋ダイジェストになりすぎて意外性がない。
せめて、本編は良い意味で裏切りがないといかんよね。
監督が「舞妓 Haaaan!!!」や「なくもんか」の水田伸生なので期待していたのだけど、あの弾けっぷりは、クドカンの脚本があってこそなのかも。。
主演はの井上真央(B79-W60-H85)。
共演に玉山鉄二、風間杜夫、松坂慶子(B83-W57-H85←「家宅の人」出演時)、渡辺直美(B120-W115-H130)。
松坂慶子は見事に太ったおばさんになっていたが、若い時代を知っていると彼女が随分遠くに行ってしまった感じがしないわけでもないが、年相応の役を演じているだけ吉永小百合よりまし。
吉永小百合もちった~見習えよ。
渡辺直美はどう考えてもやばい太り方だろ!!!
ただ、捨てがたい魅力もあるのは確かだ。
大分のご当地映画だけど、観光地羅列しているだけじゃないくて良かった。
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