「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」
ここ最近、歴代仮面ライダーや歴代スーパー戦隊のヒットで気を良くしたのか、東映は今まで自社が関係している特撮物を再度復活させ、当時は子供だったお父さんのノスタルジー心を刺激し、彼らの子供を連れて劇場に観にきてくれるようにしているようだ。
確かにお父さんも自分が子供の時に夢中になっていたものが悪いと思わないし、逆に自分が夢中になったものを子供が夢中になってくれれば嬉しいに決まっている。
それでも、数ある特撮物でも何でもいいから復活させるわけにもいかない。
できれば1本のタイトルで集客ができるのが望ましい。
そう考えるとアクマイザー3ではきついわけで、そう考えると宇宙刑事ギャバンあたりが手頃なのかもしれない。
もちろん、21世紀を生きるちびっ子を取り込むために「ゴーバスターズ」に登場させる念の入れようだ。
といっても、完全リメイクではなく、2代目のギャバンが出てくる。
2代目ギャバンが、初代ギャバンに倒された首領ドン・ホラーを復活させようと地球へやって来た宇宙犯罪組織マクーの残党との戦いに挑む…という話で、当然2代目というからには初代も出てくるわけで、大葉健二氏が登場し、暑苦しい、いや熱い存在感を見せている。
正直、彼がいるといないのでは大きく違う。
やっぱり、お父さんは彼が出てこないと納得しない。
アメコミと違ってリセットとかリメイクではなく、日本の特撮は体育会系なので、2代目とかの形を取るみたいだ。
話は、2人の男と1人の女性の恋話もありつつ、因縁の戦いがあるのだが、ちょっとイマイチな感じで、まあ自分としてはそんなことより昔懐かしいものさえ出てきたらOK!
2代目ギャバンは石垣佑磨。
監督は「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」の金田治。
そういえば、「ロボコップ」が出てきた時にギャバンのパクリだと言われてたが、今はひょっとしてギャバンがロボコップのパクリだと言われているのか?
とりあえず、お父さんはそこらへんの説明をお子さんにビシッとするように!
« 「アルゴ」 | トップページ | 「バイオハザード ダムネーション」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント