「「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ」
とにかく秋吉久美子(B83-W58-H86←「バージンブルース」出演当時)はエロい。
普通にしてても妙な色気というかフェロモンが出ている。
それなのに映画で裸が出てきたり、濡れ場が出てくると、思春期の男子なら辛抱たまらないものがある。
まあ今の若者にはDVDがあるので「ひとひらの雪」や「さらば愛しき大地」を観ることができるが、公開当時は「11PM」しかなかったら大変だったんだよ~。
それ以前に今の若い人が彼女に何か感じるものがあるか?と言えば、よく考えたら彼らのおばあちゃんでも通ってしまうような年齢なのかも。
所詮、若い奴には彼女の熟した魅力はわからんのさ(キリッ)
そんなわけで、シルヴィア・クリステルの次に青少年の心をがっちり掴んでいる秋吉久美子が出演している映画はやっぱり観るしかない。
「「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ」は、認知症の父親とその娘が、アルゼンチンタンゴを使った最新音楽療法であるタンゴセラピーを通して絆を深めていく話で、認知症の父親役に橋爪功、秋吉はその娘役だ。
う~ん、これはきっつい。
年取った親を持つと他人事ではなく、いつ何時やってくるかわからないし、自分でさえもいつそうなるかわからない。
認知症の父親の奇行を見て笑えるのは、おそらく若い人で、そんなことは随分先のことで、親御さんにそんな心配がない人だと思う。
ところが、少しでもそういう可能性もある状態の人は、笑うどころかリアルな怖さがあると思う。
というか、自分はさすがに怖くて直視できない話だった。
タンゴを使った音楽療法がどれくらい効果があるかはわからないが、可能性の一つであり完全でないのが厳しい。
お目当ての秋吉久美子はやはり年を考えたら若く見えるが、年を取ったことをひしひしと感じた。
ひょっとしたら10年もしたら、橋爪と同じ役を演じていても不思議ではないかもしれない。
それでもにじみ出るお色気はあるわけで、まだまだ枯れていない。
これからも応援していく決意をした。
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