「ザ・レイド」
VFXを駆使したハリウッドのアクションも好きだけど、たまには昔の香港映画のような見ていて痛さを感じる生身のアクションが見たい。
本物の生身のアクションであれば、話は単純でもいいと思っている。
昔の香港のカンフー映画の基本は敵討ちというシンプルな内容だったが、それでも迫力のある生身のアクションであれば話なんか申し訳程度でいいと思っている。。
しかし、今や香港映画でさえもVFXを使うようになっている。
今や生身のアクションを見ようと思ったら、東南アジアの映画しかない。
そんなわけで、「ザ・レイド」はインドネシアの映画だ。
タイトルだけ聞くと、複数のハードディスクを組み合わせるアレのことかな?と思ったが、全く関係がなく、強制捜査のことらしい。
話は至ってシンプル。
麻薬王が支配する高層アパートに強制捜査に入ったSWAT隊と、各階で待ち受ける無数のギャングとの壮絶なバトル!!!
あまりにも捻りのない話なのだが、手加減を知らないアクションが全編で炸裂!
見所はシラットと呼ばれる東南アジアの伝統武術なのだが、実は底知識がないのでどれがそれなのかすぐにわからなかった。
う~ん、実は「レモ/第1の挑戦」のシナンジュも実在する武術と思っていたからなあ。
とにかく見ていて痛さがひしひしと伝わってくる。
やっぱりこういう生身のアクションは良い!
完全武装の警官連中がどうして素手で戦う必要があるのか?と思ったが、そこは話が進むにつれて装備がなくなっていき、素手で戦うことになることになっていて、無理な展開でないところに説得力があった。
まあ正直、そんなものはどうでもいいんだけどね。
最初は銃撃戦、後半は肉弾戦という至れり尽くせりの盛り沢山!
やっぱりこれだよ。
出演者も監督も誰も知らないけど、続編があったら間違いなく観にいくよ。
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