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2012年10月13日 (土)

「新しい靴を買わなくちゃ」

Atarasiikutu 「花とゆめ」の懸賞ページのモデルをしていて、田舎の学校の文化祭にもやってきた中山美穂(B80-W60-H84)だが、「ビー・バップ・ハイスクール」以降はすっかりブレイクしてしまった。
 それまで「なかやまみほ」=吉本興業の中山美保だったが、いつのまにかそうでなくなっていた。
 彼女の出演映画の中で一番良かったのは「ビー・バップ・ハイスクール高校与太郎哀歌」と「Love Letter」だと思っている自分にとって、「新しい靴を買わなくちゃ」は岩井俊二とのコンビ復活なので観ないわけにはいかない。
 だけど、コンビ復活といっても岩井俊二は監督じゃなくてプロデュースで、本当の意味でのコンビは「ハルフウェイ」の北川悦吏子が監督、岩井俊二がプロデュースなんだよね。
 ところが自分は「ハルフウェイ」がイマイチだったので、不安の要素しかなかった。
 話は、妹に付き添ってパリ観光にやって来たカメラマンと、ひょんなことから知り合ったパリでフリーペーパーの編集をする日本人女性が過ごす3日間を描いたもので、冒頭でハイヒールのヒールが折れて転んだところで出会うという、今や漫画でもやらないようなツカミには少し引いてしまった。
 北川悦吏子って脚本家なのに、こんな展開もどうよ?と思ってしまう。
 登場人物は不自然な行動や言動が多く、もうちょっと自然な流れはないものか?と思ってしまうのだが、「ハルフウェイ」の時もこんな感じだったので無理なんだろうなあ。
 「ハルフウェイ」の手持ちカメラの撮影よりは、今回は幾分マシだったのが救いか?
 主演の中山美穂はやっぱり年を取っていて、顔の皺とかが時々目立つ箇所があった。
 カメラマン役の向井理と並ぶと年の差を感じてしまう。
 そう考えると妹役の桐谷美玲(B78-W58-H83)は若いことを認識した。(いや、当たり前なんだけど…)
 あくまでスケッチ風のうだうだ映画。
 韓国映画のような劇的なものを求めている人には向かないかも。
 パリの観光映画としてはかなりよくできているので、これから旅行の予定がある人は必見!
 
 

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