2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月31日 (水)

「ザ・レイド」

The_raid VFXを駆使したハリウッドのアクションも好きだけど、たまには昔の香港映画のような見ていて痛さを感じる生身のアクションが見たい。
 本物の生身のアクションであれば、話は単純でもいいと思っている。
 昔の香港のカンフー映画の基本は敵討ちというシンプルな内容だったが、それでも迫力のある生身のアクションであれば話なんか申し訳程度でいいと思っている。。
 しかし、今や香港映画でさえもVFXを使うようになっている。
 今や生身のアクションを見ようと思ったら、東南アジアの映画しかない。
 そんなわけで、「ザ・レイド」はインドネシアの映画だ。
 タイトルだけ聞くと、複数のハードディスクを組み合わせるアレのことかな?と思ったが、全く関係がなく、強制捜査のことらしい。
 話は至ってシンプル。
 麻薬王が支配する高層アパートに強制捜査に入ったSWAT隊と、各階で待ち受ける無数のギャングとの壮絶なバトル!!!
 あまりにも捻りのない話なのだが、手加減を知らないアクションが全編で炸裂!
 見所はシラットと呼ばれる東南アジアの伝統武術なのだが、実は底知識がないのでどれがそれなのかすぐにわからなかった。
 う~ん、実は「レモ/第1の挑戦」のシナンジュも実在する武術と思っていたからなあ。
 とにかく見ていて痛さがひしひしと伝わってくる。
 やっぱりこういう生身のアクションは良い!
 完全武装の警官連中がどうして素手で戦う必要があるのか?と思ったが、そこは話が進むにつれて装備がなくなっていき、素手で戦うことになることになっていて、無理な展開でないところに説得力があった。
 まあ正直、そんなものはどうでもいいんだけどね。
 最初は銃撃戦、後半は肉弾戦という至れり尽くせりの盛り沢山!
 やっぱりこれだよ。
 出演者も監督も誰も知らないけど、続編があったら間違いなく観にいくよ。
 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月30日 (火)

「バイオハザード ダムネーション」

Damnation 最初、観た時はこんな動きが気持ち悪いものが浸透するかと思っていた3DCGアニメだが、今やハリウッドではピクサーを中心にアニメ=3DCGアニメになってしまった。
 当然、世界一のアニメ技術を誇る日本もすぐに追いつくだろうと思いきや、意外にうまくいかず、すっかり差がついてしまった感じだ。
 確かに日本でも色々な3DCGアニメが作られているのだがイマイチなところがある。
 その要因は色々あるのだが、最大の要因はいわゆる3DCG用のアニメ的動きとキャラクターの〈萌え〉の要素がうまく確立していないからだと思われる。
 そして日本の3DCGアニメは映画よりもゲームにその有効性を発揮している。
「バイオハザード ダムネーション」は、人気ゲームソフト「バイオハザード」を元にしたフルCGアニメ映画の第2弾。
 東スラブ共和国の内戦で、生物兵器「B.O.W.」が使用されているという情報を受けて、単独で潜入したアメリカ合衆国大統領直属のエージェントのレオンだが、アメリカは東スラブ共和国から手を引 くことに決定し、撤退命令が出る。
 しかし、「B.O.W.」の脅威による犠牲者を出さないようにするため、レオンは単独で残り戦うことにする……てなわけで、同じ時期にミラが主演の実写版、それも2Dと3Dが公開されているため、チケット売場が混乱していた。
 登場人物が軽口をたたきまくっているのがアメリカンな感じで笑える。
 おそらくゲームの絵が動いているのが好きな人はOKだと思う。
 自分はゲームをやっていないせいか、微妙だった。
 妙に実写のようなリアルなところもあるのだが、ここまでだと実写でもいいんじゃね?と思ってしまう。
 いや、それ以上にアニメ的なケレン味が欲しいわけで、それは実際の人間の動きとは違うアクロバティックな動きをするとは違い、デフォルメ的なものなんだけどね。
 もちろん、自分がズレたことを言っていることはわかっているのだけど、「ファイナルファンタジー」の時より技術が上がっているのに、ゲームのアニメ化って何か違和感がある。
 見所は女大統領とエイダ・ウォンのバトルアクションかな。
 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月29日 (月)

「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」

Gavan ここ最近、歴代仮面ライダーや歴代スーパー戦隊のヒットで気を良くしたのか、東映は今まで自社が関係している特撮物を再度復活させ、当時は子供だったお父さんのノスタルジー心を刺激し、彼らの子供を連れて劇場に観にきてくれるようにしているようだ。
 確かにお父さんも自分が子供の時に夢中になっていたものが悪いと思わないし、逆に自分が夢中になったものを子供が夢中になってくれれば嬉しいに決まっている。
 それでも、数ある特撮物でも何でもいいから復活させるわけにもいかない。
 できれば1本のタイトルで集客ができるのが望ましい。
 そう考えるとアクマイザー3ではきついわけで、そう考えると宇宙刑事ギャバンあたりが手頃なのかもしれない。
 もちろん、21世紀を生きるちびっ子を取り込むために「ゴーバスターズ」に登場させる念の入れようだ。
 といっても、完全リメイクではなく、2代目のギャバンが出てくる。
 2代目ギャバンが、初代ギャバンに倒された首領ドン・ホラーを復活させようと地球へやって来た宇宙犯罪組織マクーの残党との戦いに挑む…という話で、当然2代目というからには初代も出てくるわけで、大葉健二氏が登場し、暑苦しい、いや熱い存在感を見せている。
 正直、彼がいるといないのでは大きく違う。
 やっぱり、お父さんは彼が出てこないと納得しない。
 アメコミと違ってリセットとかリメイクではなく、日本の特撮は体育会系なので、2代目とかの形を取るみたいだ。
 話は、2人の男と1人の女性の恋話もありつつ、因縁の戦いがあるのだが、ちょっとイマイチな感じで、まあ自分としてはそんなことより昔懐かしいものさえ出てきたらOK!
 2代目ギャバンは石垣佑磨。
 監督は「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」の金田治。
 そういえば、「ロボコップ」が出てきた時にギャバンのパクリだと言われてたが、今はひょっとしてギャバンがロボコップのパクリだと言われているのか?
 とりあえず、お父さんはそこらへんの説明をお子さんにビシッとするように!
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月28日 (日)

「アルゴ」

Algo  1979年にイランで起きたアメリカ大使館人質事件。
 民衆がアメリカ大使館を占拠して、52人の職員を人質にとるが、裏口か ら6人の職員が秘かに脱出し、カナダ大使の私邸に逃げ込んだ。
 イラン側に見つかれば公開処刑ま間違いなし。
 彼らを脱出させるため、国務省はCIAの人質奪還の専門家トニー・メンデスに依頼する。
 トニーが考えた計画は、架空の映画企画をでっち上げ、6人をロケハンに来たスタッフに偽装させて出国させるというものだった…。

 そういえば、初期の「エロイカより愛をこめて」やプリンス・マルコ・シリーズがイランを舞台にした話が多いのは、この時代だったことを思い出した。
 2012年の映画は微妙な作品が多かったのだが、やっと傑作が登場!
 大変面白い!
 映画スタッフに偽装させて国外脱出…って「スパイ大作戦」かよ!と思ったが、実際に行われた作戦だと聞くと、サスペンスに歴史物の面白さが加わる。
 最初、ワーナーの古いロゴ、それもご丁寧にフィルム傷までついているので、午前十時の映画祭のスクリーンと間違えたか?と焦ってしまった。
 実はここが一番ハラハラしたところだったりする(笑)
 久しぶりに映画を観てドキドキハラハラした。
 ここ最近は映画を観ても、予定調和で軽く流してしまうことが多いのだが、この映画はオーソドックスな手法なのにもかかわらず、緊張感と緊迫感が漂っている。
 よく考えてみたら、6人が脱出したことは歴史的事実なので、オチはわかっているのだけど、いつ彼らの正体がバレるかとか、いつ警察が捕まえにくるのか等のサスペンスの演出があまりにも上手い。
 派手な銃撃戦やアクションがあるわけでもないのだが、全編目が離せない。
 異国の文化や言葉の違いによる恐怖という生々しさがリアルな怖さを出している。
 そして、この手の話だとアメリカが絶対に正しいという目線で描かれていることが多いのだが、この映画では歴史的背景を最初に説明し、アメリカが絶対的に正しいわけではなく、それぞれの立場があることを前提にしている。
 もちろん、史実を元にしているだけで、そんなに盛り沢山ではないと思うのだが、そこは映画的アレンジっつうことで。
 いくら何でもシュレッダーにかけた書類を、多くのイランの子供が復元するということはないと思うが、この地道な作業も逆にサスペンスを盛り上げている。
 監督・主演はベン・アフレック。
 ひょっとして、クリント・イーストウッド路線に行くのか?
 共演にアラン・アーキン、ジョン・グッドマン等、個性派を配置。
 エンドクレジットで実際の人物と演じている役者の写真を並べているのだが、これが予想以上に似ているのでびっくり。
 実はこの映画のタイトルを聞いた時に「アルゴ探検隊の大冒険」のリメイクかと思ってしまった。
 物語に出てくるSF架空映画の「アルゴ」はポスターを見る限り「フラッシュ・ゴードン」っぽい。
 ひょっとして「フラッシュ・ゴードン」が脱出に使われた映画だったのか?…とは考えすぎ?(笑)

人気ブログランキングへ

2012年10月27日 (土)

「「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ」

Watashi とにかく秋吉久美子(B83-W58-H86←「バージンブルース」出演当時)はエロい。
 普通にしてても妙な色気というかフェロモンが出ている。
 それなのに映画で裸が出てきたり、濡れ場が出てくると、思春期の男子なら辛抱たまらないものがある。
 まあ今の若者にはDVDがあるので「ひとひらの雪」や「さらば愛しき大地」を観ることができるが、公開当時は「11PM」しかなかったら大変だったんだよ~。
 それ以前に今の若い人が彼女に何か感じるものがあるか?と言えば、よく考えたら彼らのおばあちゃんでも通ってしまうような年齢なのかも。
 所詮、若い奴には彼女の熟した魅力はわからんのさ(キリッ)
 そんなわけで、シルヴィア・クリステルの次に青少年の心をがっちり掴んでいる秋吉久美子が出演している映画はやっぱり観るしかない。
 「「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ」は、認知症の父親とその娘が、アルゼンチンタンゴを使った最新音楽療法であるタンゴセラピーを通して絆を深めていく話で、認知症の父親役に橋爪功、秋吉はその娘役だ。
 う~ん、これはきっつい。
 年取った親を持つと他人事ではなく、いつ何時やってくるかわからないし、自分でさえもいつそうなるかわからない。
 認知症の父親の奇行を見て笑えるのは、おそらく若い人で、そんなことは随分先のことで、親御さんにそんな心配がない人だと思う。
 ところが、少しでもそういう可能性もある状態の人は、笑うどころかリアルな怖さがあると思う。
 というか、自分はさすがに怖くて直視できない話だった。
 タンゴを使った音楽療法がどれくらい効果があるかはわからないが、可能性の一つであり完全でないのが厳しい。
 お目当ての秋吉久美子はやはり年を考えたら若く見えるが、年を取ったことをひしひしと感じた。
 ひょっとしたら10年もしたら、橋爪と同じ役を演じていても不思議ではないかもしれない。
 それでもにじみ出るお色気はあるわけで、まだまだ枯れていない。
 これからも応援していく決意をした。
 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月26日 (金)

「ペンギン夫婦の作りかた」

Penguin 美人かといわれたら完全肯定できないが、どことなくかわいい時があり、しかし何よりもその豊満すぎるくらい豊満な胸だけで何もかも許せてしまう。
 それが小池栄子(B91-W59-H87)だ。
 巨乳グラビアアイドルとして活躍していた彼女も結婚して年を取ってからは、路線変更し女優としての活躍が増えてきたような気がする。
 実際、女優としての彼女は悪くない。
 「BOM!」に出演していた時はエキゾチックな顔の女の子だと思っていたが、実際ここまで残るとは思わなかった。
 実は「茄子 アンダルシアの夏」の声優っぷりが良かったので、密かにアニメでの活躍も期待している。
 「ペンギン夫婦の作りかた」は、食べるラー油ブームの火付け役として知られる石垣島ラー油の生みの親、辺銀夫婦の話で、中国人の旦那の帰化の話や、ラー油誕生秘話、夫婦の独自のライフスタイルを描いている。
 小池栄子は夫婦の妻役だ。
 南の島の話だからといって、彼女の水着とか期待しても無理だ。
 南の島、スローライフっぽい雰囲気…こ、これは荻上直子監督の「かもめ食堂」以降、だらだらとしているだけなのに癒し系といわれる映画のことか?…と思ったが、意外にもそういう展開ではなく、むしろテンポよく話が進んでいく。
 おそらく小池栄子の演じるヒロインが物事をサクサク進めていくからかもしれない。
 彼女はこの役がハマリ役だと思う。
 意外に面白い!
 少なくとも今まで観た癒し系のようなだらだらした感じはしない。
 夫婦の妙だけどお互い信頼している関係がひしひしと伝わってくるのも良い。
 監督は「僕らはあの空の下で」の平林克理。
 実は自分は食べるラー油を食べたことがない。
 大昔、某袋入りラーメンに入っていたラー油が合わなくて腹痛&下痢になってから、ラー油は極力食べないようにしているからだ。
 だから、その誕生秘話といわれてもイマイチピンと来ないものがあるのだが、映画を見ていると食べたくなってくる。
 今度体調の良い時に挑戦したい。
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月25日 (木)

「マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!」

Fb7 新たなる世界を求めて銀河を巡航する第25次超長距離移民船団マクロス・フロンティアで、S.M.Sスカル小隊隊長のオズマ・リーは見たことのない生命体と遭遇し、VHSのテープを渡される。
 そのテープには伝説のロックアーティスト・熱気バサラの映像が記録されていた…。

 
 そういえば、昔はテレビ番組の映画化というと、まんまテレビ放送したフィルムを上映したり、良くて再構築した総集編だった。
 さすがに今はそんなことんだいだろうと気を抜いていたらキタ━(゚∀゚)━!
 マクロスFとマクロス7の世界を融合させたハイブリット・ロック・アニメ…というので期待しまくっていたら、「マクロスF」の新作映像に「マクロス7」の総集編を入れただけだった。
 「マクロス7」はちょっと前にBS11の「マクロスゼミナール」でやったばっかで、さすがにこれは厳しい。
 正直、観にいかなくても良かったというのが本音。
 まあ確かに劇場の大画面と音響設備ででFIRE BOMBERを観るというのもありなんだけどね。
 そもそも「マクロス7」そのものがかなり途中から変な展開になっていて、リアルタイムで観ていた時は何度も挫折しかかっていたのだが、この映画を観て改めてこんな話だったなあと認識した次第。
 見所はシェリルとランカちゃんが、FIRE BOMBERの歌を熱唱するところで、スクリーン越しとはいえファイヤーボンバーと〈共演〉する。
 でもできれば番外編的シェリル&ランカとFIRE BOMBERが何らかの形で時空を越えて夢の競演ライヴをオール新作カットで観たかったなあ。
 ひょっとしてマクロス40周年記念だとリン・ミンメイも出てくるのかという淡い期待もしている。
 
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月24日 (水)

「SAFE/セイフ」

Safe ロシア ン・マフィア、チャイニーズ・マフィア、汚職警官グループに追われる中国人少女。
 一度見たものは全て忘れない記憶力を持つ彼女はある重要な暗証番号を記憶していた。
 そんな彼女を救うのは元刑事で今は場末の格闘技のファイター、ところが八百長試合 でヘマをしで大損したロシアン・マフィアに妻を惨殺されてしまった男だった…。

 ブルース・ウィリスの次を担うアクションのできるハゲ、ジェイソン・ステイサムが大活躍するアクション映画。
 おそらく多くの人は同じ時期に公開されていて、彼も出演している「エクスペンタブルズ2」を観にいくのか、この映画は異常に客入りが悪い。
 しかし、映画は面白い。
 ステイサムのアクションが炸裂!
 格闘技だけでなく、銃撃戦も盛り沢山!
 特に敵のチャイニーズマフィアは加減を知らないのか、往来の激しい道だろうが、ホテルだろうが構わず派手に大暴れするし、それに答えるようにステイサムも大暴れ!!
 上映時間も94分というお手頃さが暇潰しにもってこい。
 こういう映画はどんな時にも必要だよ。
 監督は「アップタウン・ガールズ」のボアズ・イェーキン。
 ただ、天才中国人少女が全くかわいくないのが残念!
 というか、西洋人の考える東洋人って、日本人から見るとそんなにかわいくもないし美人でもないのが不思議。
 やっぱりいかにもな感じの記号でしかないのかな。
 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月23日 (火)

宇宙戦艦ヤマト2199 第三章「果てしなき航海」

Yamato21993 リメイクシリーズ第3弾。
 さすがにもうこなれた感じがあるので、斬新な驚きは少なくなったものの、安心して観ていられる。
 今回は劇場で第7話「太陽圏に別れを告げて」、第8話「星に願いを」、第9話「時計仕掛けの虜囚」、 第10話「大宇宙の墓場」をまとめたものを上映。

 第7話「太陽圏に別れを告げて」
 オリジナル版にもあった乗組員が一人ずつ地球との最後の通信をする。
 時間が来ると通信が切れてしまうという熱湯コマーシャル状態。
 当然、オリジナル版にもあった島大介の弟との会話はありだ。
 太陽圏お別れパーティーを赤道祭として開催。
 これで乗組員の状況がよくわかる。

 第8話「星に願いを」
 デスラー魚雷)ガス生命体と恒星との挟み撃ちをいかに脱出するか?
 いやもちろん、オチはわかっているのだけど手に汗握る展開!
 それよりも一番心配していた「ガミラスに下品な男は不要だ」→床がはずれてすっぽーんと落ちる「とんねるずのみなさんのおかげでした」の細かすぎて伝わらないモノマネ選手権状態がなくなっていなくて良かった。
 
 第9話「時計仕掛けの虜囚」
 う~ん、正直、この話はいらんかったわ。
 ヤマトの航行システムが、キャプテン・ハーロックのアルカディア号みたいな雰囲気を思わせる。

 第10話「大宇宙の墓場」
 
 生身のガミラス人との接触!
 当然、古代がメスを持って殺意丸出しとかあるのかと思ったが、そうではなかった。
 宇宙のサルガッソーでは、それぞれの艦長の男気がかっこよかった。

 
 宇宙戦艦ヤマトには当時としては珍しいSFマインドがあって好きだったのだが、リメイク版はさらにSF的な面白さが満載。
 懐かしい雰囲気の中にも今風の要素を入れているのが嬉しい。
 「真っ赤なスカーフ」が効果的に使われているのも良い。
 物語の中であえて懐メロ扱いになっているのも、往年のファンの気持ちを考慮しているようで泣ける。
 物語はオリジナル版をベースにさらに話を盛り込み、毎回引きを作っているので次が気になって仕方ない。
 皆が涙し、新作ができる度にいつのまにかファンであることが恥ずかしくなったヤマトだが、このリメイクだったらファンであったことを声を大にして名乗っても恥ずかしくないかな。
 ここまで来るのは長かったなあ。
 早く次回作が観たい!!
 
 

人気ブログランキングへ   

 

2012年10月22日 (月)

「希望の国」

Kibounokuni 昨今、テレビ番組の映画化が多いし、それを完全否定するつもりは全くない。
 時代的にそういう流れだし、テレビ番組の映画化の中にも面白いものはある。
 しかし、一方ではあえて金を払って劇場まで行くのだから、テレビで見ることができないような作品もあっていいと思う。
 もちろん、それはテレビでは難しい3Dであったり、血がドバドバ出るようなホラー、または最近全く見なくなった女の裸でもいい。
 テレビでは絶対にやらないような内容であってこそ、劇場に行く価値があると思う。
 そしてテレビあえてボカしているのが原発問題だ。
 この映画は原発事故が発生した架空の県を舞台に、いきなり発生した原発事故に巻き込まれ、翻弄される家族の物語だ。
 監督の園子温は前作の「ヒミズ」で舞台を震災後にしたりしていたが、今度はダイレクトに原発問題について言及している。
 確かにダイレクトすぎてテレビで取り扱うのは絶対に不可能。
 しかし、映画だからこそできたのかもしれない。
 前フリなしでいきなり発生した原発事故。
 それは色々なところに弊害をもたらしている。
 正直、現実世界がまだ現在進行中の話なので、観ていて痛々しく、現実味がありすぎて気分がブルーになってしまう。
 ところが、テレビだと既に終わってしまったような感じである。
 だからこそ、映画では追求するべきなのかもしれない。
 正直、普通のホラー映画より遙かに怖い。
 放射能という見えない恐怖もそうだが、政府の対応や報道のあり方など。
 過去の話ではなく現在進行中の現実の話で、遠い外国の話ではない。
 そして、これがドキュメンタリーではなく、劇映画で、きちんと物語として成り立っているし、面白い。
 賛否は分かれるだろうが、伝わるものはあるし、おそらく地上波では放送はしないと思う。
 出演は夏八木勲、大谷直子、村上淳、神楽坂恵(B92-W58-H87)、清水優、梶原ひかり(B85-W58-H87)、他にも園子温の映画ではお馴染みの役者が多数。
 正直、何をもって希望の国かわからないが、せめて将来が希望の国になってほしいと切に願う。
 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月21日 (日)

「エクスペンダブルズ2」

Expendaburus2 仮面ライダーやスーパー戦隊、アメコミヒーローが大集合して巨大な敵と戦う。
 これはこれで正に夢の競演!
 しかし、自分らが求めているのは、変身ヒーローだけではなく、生身の等身大のアクション映画の主役級が大集合する映画だ。
 ランボーとコマンドー=スタローンとシュワルツェネッガーの競演をどれだけ夢見たことか。
 それはゴジラとガメラが競演するくらい難しいことだとあきらめていた
 しかし、「エクスペンダブルズ」は映画少年の夢を形にしてしまった。
 スタローンとシュワルツェネッガーが競演、それどころか「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスまで登場。
 しかし、シュワルツェネッガーはちょっとしか出ていないし動いてない。
 当然、誰しも思うことはもっとアクションをやって欲しい…だろう。
 そんな映画少年の気持ちに答えるように2作目ではシュワルツェネッガーとブルース・ウィリスは銃をぶっ放し暴れまくっている。
 前回に引き続き、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレンも登場!
 ドルフ・ラングレンは前回は裏切ったはずなのに、今回はすっかり仲間になっており、さらにMIT出身という意外に高学歴であることも発覚!
 裏切り者とか敵が仲間になるという、タイマン張ったらダチみたいな少年漫画の王道的展開になっている。
 さらに今回の初登場がジャン=クロード・ヴァン・ダム、そして、な、なんとチャック・ノリス!!!!
 まさか生きる伝説化したチャック・ノリスが登場するとは!!
 もうこの映画は、誰かが魔法少女になるのと引き換えに契約したとしか思えない。
 当然、それぞれのキャラに合わせた映画ネタも満載で、これがわかったらかなりの通なのでお友達になりたい。
 話はバルカン半島アルバニア領の山脈に墜落した輸送機に積まれていたデータボックスの回収をだが、作戦終了直前に、謎の武装組織が現われ、データボックスを横取りされ、さらには大切な仲間の命も奪われてしまう。
 奪回と復讐のため、エクスぺンタブルズが立ち上がる……って大した話じゃない。
 時間も102分も手頃だ。
 この映画はアクションスター夢の競演を楽しむもので、単純明快上等!
 人の迷惑さえかからなければ「いよ、待ってました」と声をかけたいくらいだ。
 3作目は当然できるだろうが、その時はスティーヴン・セガールとか、ウェズリー・スナイプスに出演してほしい。
 
 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月20日 (土)

永遠のセックスシンボル!シルヴィア・クリステル

 2012年10月17日、シルヴィア・クリステル死亡。
 これはかなりショックというか、人によっては青春の何かが終わったような感じだろう。

 エマニエル夫人死亡

 ニュースのどの見出しも彼女の本名より映画の役柄の方が遥かに大きい。
 ショーン・コネリーがもし亡くなっても「ジェームズ・ボンド死亡」とはならないだろう。
 逆に彼女はエマニエル夫人しかないのである。
 「エマニエル夫人」は配給したヘラルドが大入袋が出たと言われるくらいの大ヒットだった。
 「8時だヨ全員集合」の前半のコントで、「エマニエル夫人」を観るとかいって喜んでいたら「いも煮える夫人」だったというオチがあったくらいだったので、おそらくソフトコアポルノとしてはかなり有名で、映画史の片隅に残っても良いくらいのポジションにはあると思う。
 当然、主演のシルヴィア・クリステルは一躍有名となり、エマニエル夫人=シルヴィア・クリステルというポジションに定着し、当時の中高生の中ではエロの女王だった。
 そして、エロビデオが普及する前で、テレビの規制が今より緩かった頃、年末年始の深夜はエマニエル夫人シリーズ連夜放送か、猿の惑星シリーズ一挙放送のどちらかが定番で、ビデオデッキがまだまだ未来のマシンだった当時、少年たちはリアルタイムで見るしかなかったのだ。
 「エマニエル夫人」でスカッシュというスポーツを知った人達も多いはず。
 ちなみにプリンス・マルコ・シリーズの日本での記念すべき1冊目が「SAS/セーシェル沖暗礁地帯」なのは、発売前に「さようならエマニエル夫人」が公開されて、ちょっとしたセーシェルのブームだったからとの話もあり。
 ところが、その「エマニエル夫人」も今見ると、極めて普通のエロっぽい話で、今のエロがあふれている時代では、まるで実用性のないものだった。
 さらに映画そのものが面白かどうかといえば、極めて退屈であることは否定しない。
 そもそもシルヴィア・クリステルも美人だけど、今風な巨乳でないのも残念なところだ。
 だけど、彼女は当時のセックスシンボルであり、お世話になった男子は数多いはず。
 死亡を聞いた時、60歳という年齢が当たり前なのだが意外な感じがした。
 何しろ自分の中の彼女はエマニエル夫人に出ていた当時のままだ。
 まさか本当に「さようならエマニエル夫人」になってしまうとは…。
 
 とにかく色々お世話になりました。
 安らかにお眠り下さい。

 

 ちなみにエロ映画以外でも彼女の映画は嫌いじゃなかった。
 「エアポート’80」はアラン・ドロンと共演!

Airport80_2

 「0086笑いの番号」はやっぱりお色気要員だった。

Nb_smart_agent


 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月19日 (金)

「夜のとばりの物語」

Les_contes_de_la_nuit_2 とりあえず、ジブリが関係している作品だと観た方がいいかなと思ってしまう。
 もちろん、今やジブリ=宮崎駿の監督作品というわけではなく、誰が監督とかもうどうでもよくて、ディズニーと同じでジブリという看板が大切なのだ。
 この映画は、「キリクと魔女」「アズールとアスマール」のミッシェル・オスロ監督の影絵(?)アニメーション映画で、ジブリは制作に参加しているわけではなく、配給をしている。
 それでもジブリが配給していれば面白い映画なんだろうと勝手に思いこんでしまう。
 古い映画館を舞台に映写技師と少年と少女による6つの愛の物語。
 う~ん、絵は物凄くきれいなのだけど、話が当たり障りないというか、正直、面白くない。
 いやもちろん、童話みたいなものがベースっぽいので、そんなに激しい話があるわけもないのだけど、毎日アホみたいに濃いアニメを観ていると物足りない感じがしてしまう。
 はい、すっかり毒されてます。
 こういうのが面白いと言えたらかっこいいのだけど、そこまでできた人間じゃないからなあ。
 日本語版は坂本真綾と西島秀俊が参加している。
 西島は声優初挑戦だそうな。
 しかし、誠に残念なことに、そんなのに限って字幕版で観てしまった(泣)
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月18日 (木)

「推理作家ポー 最期の5日間」

Poh 何でも最初に始めたことはえらい。
 そんなわけで、SFだとジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズ、当然、推理小説だとエドガー・アラン・ポーだ。
 そんなわけで、中学時代にそれらの本を図書館で借りて読んだ。
 「モルグ街の殺人」を読んだ時に、このトリックというかオチはどうよ?と思ったが、当時は斬新的だったのかな?と思い直したりした。
 さて、この映画はエドガー・アラン・ポーの小説を模倣する猟奇殺人鬼との頭脳戦と、何故彼が40歳の若さで亡くなったか明らかになっていない謎を盛り込んだサスペンス・ミステリーだ。
 ポーの小説の要素をうまく盛り込んでおり、彼の作品を読んでいると「ここであれが出てくるか?」という面白さはある。
 だからといってロバート・ダウニーJr.の「シャーロック・ホームズ」のようなものを期待してはいけない。
 そこまでの面白さはないからだ。
 犯人も意外と言うより、ちょっと現実味がないというか無理目な感じだし、そこに至るまでに説得力が足りない感じもする。
 結構いいところまで行っているのに惜しい。
 主演はジョン・ キューザック。
 監督はちょっと微妙な映画「Vフォー・ヴェンデッタ」のジェームズ・マクティーグ。
 個人的には「モルグ街の殺人」のトリックネタがどこで出てくるかドキドキしていたのだけど…。
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月17日 (水)

「コッホ先生と僕らの革命」

Der_ganz_grosse_traum 「ビッグマグナム黒岩先生」の例を出すまでもなく、型破りの先生は物語のネタとしては面白い。
 何故なら、学校の先生=当たり障りがないのが定番であり、現実の世界の型破りな先生は性的犯罪をやらかして逮捕されるくらいである。
 もちろん、それはそれで面白いのだけど、やっぱり正統派は伝統を壊して新しいものを取り込み、常に生徒のことを考えてくれる先生である。
 もちろん、現実にそんな先生がいることは99.9999%、NASAの安全基準と同じ確率でありえない。
 せめてフィクションの中くらいは…と思ってしまうのだ。

 19世紀末、ドイツ帝国の厳格な名門校にイギリスからドイツ初の英語教師コン
ラート・コッホ。
 当時のドイツはイギリス=英語に強い偏見を持っている。
 コッホは英語に興味を持たせるため、サッカーを授業に取り入れる。
 最初は戸惑う生徒だがすぐにサッカーの虜になってしまう。
 しかし、コッホのやり方をよく思わない人も当然出てくる…。

 実はタイトルを軽く流して見ていたので「ゴッホ先生」だと思いこみ、耳を切った画家の話かと思いこんでいた。
 さらに学校の先生の話だと聞いて、「コンラック先生」のリメイクかとも考えてしまった。
 もちろん、宣伝文句にもある通り、「いまを生きる」が正解。
 実話の映画化っぽいけど、その話を知らないので歴史物の面白さは堪能できなかった。
 むしろ、よくありがちなベタな展開!
 だけど、その正統派の話が今だからこそ面白いところもあって、自分は好きだな。
 出演はダニエル・ブリュール、監督はセバスチャ ン・グロブラー……って言われてもドイツの監督だったら全く知らない。
 そもそもドイツ映画そのものが久しぶりで、前に観たドイツ映画って「007/オクトパシー」か?……ってあれはドイツが舞台なだけやね(007シリーズが世界を舞台にしていることを改めて実感)
 ただ最後はいきなり終わった感じなので、もうちょっと余韻が欲しかった。

 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月16日 (火)

「マルドゥック・スクランブル/排気」

Photo  三部作の完結篇。
 2012年9月は「天地明察」もあるし冲方丁で大盛り上がりだ~と思ったのだが、意外に盛り上がってない。
 特に「マルドゥック・スクランブル/排気」は、公開2週目で上映が1日1回になってしまった位だ。
 三部作であるために最初から観ていない人が完結篇だけ観るわけもないし、動員は減っていくばかりだろうし、マニアックなアニメは人気ないだろうしね。
 前半はブラックジャック対決、後半は宿敵ボイルドとの壮絶な最終決戦。
 実は意外にもクライマックスよりも、カード対決の方が緊張感があって面白かった。
 う~ん、韓国のカジノで負けたことのある自分の原因がわかったような気がした(苦笑)
 原作でわかり辛いところが、映像化されるとこうなるんだなという新鮮な驚きがあった。
 特にカード対決なんか小説では想像が追いつかない。
 その意味ではこのプロジェクトは有意義だったと思う。
 個人的には「マルドゥック・ヴェロシティ」も同じスタッフで映画化してほしい。

人気ブログランキングへ   

2012年10月15日 (月)

「キック・オーバー」

Kick 「マッド・マックス」でブレイクし、監督業にも進出しているメル・ギブソンだが、一般的に人気者かといえば、そうでもなく、どちらかといえば映画ファンにはそれなりに人気だが、一般的には名前を聞いたことがある程度の微妙なポジションになっているような気がする。
 それでも新作が公開されたら観にいってしまうのがファンの性というものだろう。

 マフィアから大金を強奪した男(メル・ギブソン)が国境を越えてメキシコへと逃亡を図るが失敗、逮捕され送られた先は、無法地帯と化した悪名高き刑務所だった。
 男はその中で盗んだ金を取り戻し、脱獄する機会を狙っていた…。

 この刑務所というのが脱獄以外は何でもOKで、それどころか女や子供がいて金が流通し、それどころか麻薬の販売もOKで、一つの町となっている。
 こんな刑務所あるわけねえだろ!というツッコミもあるのだが、そこは世界のどこかにはそういうところもあるので、そのうち「世界ふしぎ発見!」で特集されるかもしれないと思う程度で軽く流すのが正解。
 主人公の男が刑務所で出会う少年が、実は刑務所内のボスの移植用ドナーとして、近い将来臓器を奪われる運命にある。
 金を取り返す、脱獄、少年の肝臓…これらをいかにやりくるかが、この映画の見所である。
 予告編を見ると、メル・ギブソンの脱出アクションみたいな感じだが、どちらかというとコメディに近い。
 だからアクションを期待すると肩透かし、だがユルいコメディとして観るとそれなりに面白い。
 監督は「アポカリプト」で助監督を務めたエイドリアン・グランバーグなので、メル・ギブソンは、ご祝儀的な出演と制作か?
 知っている人は知っていると思うが、メル・ギブソンがロジャー・ムーアの次のボンド候補の時があったのだが、この映画を観ていると、ショーン・コネリー路線ならありかなと思ってしまった。
 どちらにしろ今では年齢的・時代的には合わないんだけど。
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月14日 (日)

「劇場版魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語」

Madomagi2   つい一週間前に前編が公開されて、すぐに後編公開。
 そのため劇場は前編と後編が同時に公開されたため、信じられない数の客がごった返している。
 しかし、彼らの目的は映画よりもグッズや入場者特典が目当てらしく、全席完売なのに空席があるのは、グッズ購入を優先したり、入場者特典の引換券目当てなのかもしれない。
 前編は色紙をもらえたので、早く入場すればその分確実にもらえるのだが、後編の場合はフィルムコマで、どこのシーンが入っているかはわからない。
 そもそもデジタルの時代にフィルムというのが不自然な感じもしないわけでもないのだが、誰もそんなことを気にしていない。
 彼らが気にしているのは袋の中に何が入っているかである。
 当然、当たりはお目当てのキャラクターが写っているかどうかである。
 一番最悪なのは何もキャラクターが写っていない風景的なものである。
 そして、自分がもらったフィルムコマがこれだ!

20121013_16_53_35  なんじゃこりゃあ~。
 ハズレもハズレ、大ハズレだ~。

 個人的にはマミちゃん推しなので、他のキャラでも当たりとは言い難いのに、これはいくら何でもひどいでしょ。
 時間を逆行できる能力があれば、マミちゃんのフィルムが出てくるまで何度もやり直すのに!!!
 まあこれおお祭り騒ぎの一環としてあきらめるしかない。
 さすがに何枚も入場券を購入する程の根性もないしね。
 
 さて、映画の方は大きく話が変化するかといえば、そうでもなく基本総集編なのだが、最後のところが追加映像があったような。
 しかし、それ以上に衝撃なのは2013年に公開される新作映画のことで、実は前編と後編はこのためのプロローグだったのか?

人気ブログランキングへ

2012年10月13日 (土)

「新しい靴を買わなくちゃ」

Atarasiikutu 「花とゆめ」の懸賞ページのモデルをしていて、田舎の学校の文化祭にもやってきた中山美穂(B80-W60-H84)だが、「ビー・バップ・ハイスクール」以降はすっかりブレイクしてしまった。
 それまで「なかやまみほ」=吉本興業の中山美保だったが、いつのまにかそうでなくなっていた。
 彼女の出演映画の中で一番良かったのは「ビー・バップ・ハイスクール高校与太郎哀歌」と「Love Letter」だと思っている自分にとって、「新しい靴を買わなくちゃ」は岩井俊二とのコンビ復活なので観ないわけにはいかない。
 だけど、コンビ復活といっても岩井俊二は監督じゃなくてプロデュースで、本当の意味でのコンビは「ハルフウェイ」の北川悦吏子が監督、岩井俊二がプロデュースなんだよね。
 ところが自分は「ハルフウェイ」がイマイチだったので、不安の要素しかなかった。
 話は、妹に付き添ってパリ観光にやって来たカメラマンと、ひょんなことから知り合ったパリでフリーペーパーの編集をする日本人女性が過ごす3日間を描いたもので、冒頭でハイヒールのヒールが折れて転んだところで出会うという、今や漫画でもやらないようなツカミには少し引いてしまった。
 北川悦吏子って脚本家なのに、こんな展開もどうよ?と思ってしまう。
 登場人物は不自然な行動や言動が多く、もうちょっと自然な流れはないものか?と思ってしまうのだが、「ハルフウェイ」の時もこんな感じだったので無理なんだろうなあ。
 「ハルフウェイ」の手持ちカメラの撮影よりは、今回は幾分マシだったのが救いか?
 主演の中山美穂はやっぱり年を取っていて、顔の皺とかが時々目立つ箇所があった。
 カメラマン役の向井理と並ぶと年の差を感じてしまう。
 そう考えると妹役の桐谷美玲(B78-W58-H83)は若いことを認識した。(いや、当たり前なんだけど…)
 あくまでスケッチ風のうだうだ映画。
 韓国映画のような劇的なものを求めている人には向かないかも。
 パリの観光映画としてはかなりよくできているので、これから旅行の予定がある人は必見!
 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月12日 (金)

「ツナグ」

Tsunagu 死者との再会を一度だけ叶えてくれる使者(ツナグ)の役割を祖母から引き継いだ青年が出会う3組の依頼者を通じて成長する様を描く人間ドラマ。
 彼の会う3組は以下の通り。

 癌で亡くなった母との再会を願う中年男性
 喧嘩別れしたまま事故死してしまった親友に会いたいという女子高生
 7年前に突然失踪してしまった恋人の消息を知りたいサラ リーマン

 彼自身は両親が不審な自殺をしており、その原因を探りたいという気持ちを持っている。
 
 正直、そんなに面白くない。
 あえて金払って劇場で観るようなものでもなくて、テレビの2時間枠のドラマで十分かなと思ってしまう。
 そもそも、多くの人は死んだ人と再会は無理と思いこんでいるわけで、それでも会いたいと思わせる何が何でもの切羽詰まった感じが全く出ていない。
 つまり物語に出てくる依頼者は、死者と再会しなくても何とかやっていけそうな感じなのだ。
 普通なら死んで会えなくなる悲しさがあるのだが、この場合、死んだけど1回だけ会えるというボーナスポイントみたいなものでしかなく、全体を通してユルい雰囲気が漂っているのだ。
 3組の話の中で、死んだ母親に会いたい中年男性の話は面白味がないものの、それでも何となく共感できてしまうのだが、女子高生の話はわかりにくいし、失踪した恋人の話は、行方不明の恋人が生きているのか死んでいるのかが最大のサスペンスなのに、その状況を物語にうまく生かしてない。
 それ以前に、失踪した彼女を捜すのに他にも手の打ちようがあるんじゃないか?と思ってしまう。
 これで第32回吉川英治文学新人賞受賞作をもらったと聞くと嘘だと思ってしまう。
 自分は原作未読だが、どう考えても映画を観る限りダメなラノベでしょ。
 主演は朝の連ドラ出演ですっかり有名になり公開映画が目白押しの松坂桃李。
 共演は、樹木希林、佐藤隆太、桐谷美玲(B78-W57-H83)、橋本愛(B80-W58-H82)、大野いと(B80-W59-H85)、遠藤憲一、 八千草薫、仲代達矢。
 大野いとは相変わらずの演技で、彼女が演劇部に所属する女子高生というだけでギャグか?と思ってしまう
 橋本愛はいつもの髪型と違うのが、新鮮でかわいく見えてしまった。
 監督は「ROOKIES -卒業-」の平川雄一と聞くと、色々な意味で仕方ないかなと思ってしまう。
 色々とアレンジが利きそうな話なので、調子がよければ続編とかTVシリーズ作ってしまうのかもしれない。
 おそらく、ちゃんと演出できる人なら、面白くなりそう。

 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月11日 (木)

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語」

Madomagi1 映画化の話を聞いたのでレンタルDVDでTVシリーズを全部見たのだが、久しぶりの大ヒット!
 無茶苦茶面白い!
 かわいいキャラクターの出てくる魔法少女物かと思いきや、実はダークな話で、展開も全く予想ができなかった。
 魔法少女の契約の真実が明らかになり、8話あたりからは目が離せない。
 というか、実はTVシリーズで完成しているので、劇場版って何やるのかが興味津々だったが、実はほとんど総集編だった。
 違うところは最初の夢のシーンがなかったとか、杏子ちゃんのお菓子の種類が多くなったことくらいかな。
 自分はマミちゃん推しなんだけど、彼女の最後はさらにえげつなく感じる。
 どうせ、劇場版を観にくる人達はTVシリーズを見てくる人が中心なので、もうちょっと劇場版ならではのアレンジがあっても良かったのではないかと思うと少し残念。
 一方ではTVシリーズを踏まえて観ると、色々なところの見直しができてOK!
 こんなところに伏線が張ってあるんだなとか確認できて面白い。
 でも多くの人は映画よりもグッズ目的であること明白で、とりあえず入場者特典と劇場でしか手には入らないものを入手するのが最優先なんだろうなあ。
 とりあえず、入場者特典は手に入れたけど、意外に色紙が大きい。

201210092322000_2

 「なのは」の時にもらったくらいの大きさだと思ったので、鞄を持っていかなければ、ほとんど罰ゲームに近いものあり。
 翌週からの後編でフィルムコマ引換券が意外にも良いので中には手放したくない人もいるんじゃないかな。

201210092324000_2

 ちなみに自分のストラップはさやかちゃんのソウルジェムとグリーフシードだ。

Sg_6
 そんなわけで、映画の感想は後編を観ないと何も言えないな。
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月10日 (水)

「神秘の法」

Shinpi テレビが出てくる前、映画館は広告媒体としては最強だった。
 何しろ多くの人が1回で同じ物を観るのだ。
 それも暗闇でスクリーンしか観るものはない。
 宣伝をするための媒体としては正に最強だった。
 その後、テレビが出てきて、映画産業は斜陽になっていき、当然、広告媒体としての価値も減っていく。
 さらにはテレビさえもネットの登場で1番ではなくなっている。
 しかし、だからといって映画の媒体価値はなくなったかといえば、そうでもなく、むしろ劇場で観るという高級感と、一つの場所に多くの人が集まるという付加価値は揺るぎないものとなり、「権威」として存在している。
 特に全国公開の映画はそれだけでも影響力が強いのだ。
 しかし、わかっていても使い切れない。
 せいぜい上映前のCM枠を買えるかどうかである。
 本当はテレビよりも制限がないので、自由に使えるはずなのに。
 実は思った以上に費用がかかる。
 ところが、それを理解してうまく活用しているのが幸福の科学だ。
 時々、アニメ映画を制作しては大規模公開をしている。
 今までは東映で公開していたが、前回の映画から日活が配給となっている。
 前回は実写映画だったが大変残念な作品で、やっぱり、この団体はアニメ映画が一番手堅いと思う。

 202X年、東アジア共和国で軍事クーデターで発生した帝国ゴドムは、強力な軍事力を背景に近隣諸国を侵略!
 弱体化したアメリカや国連も打つ手はなかった。
 しかし、国際的秘密結社ヘルメス・ウィングスだけが抵抗運動を続けていた。
 そのメンバーで予知能力を持つ日本人青年、獅子丸翔は、謎のインド人仏教僧から救世主再臨の予言を告げられる…って前回に引き続き近未来予言シリーズ(?)なわけやね。

 最初の方はそれなりに面白そうで、「これはいけちゃうかな」と期待していたのだが、途中から失速してしまう。
 結果から言うと面白くない。
 予言やら宇宙人やら、救世主やら盛り沢山で、今の国際状況における日本の立場もうまく説明しているのだが、盛りすぎてしまい、山場の連続も続けば平らになってしまうの典型的な例。
 いわゆる詰め込みすぎってやつやね。
 もう少し絞り込んでも良かったかも。
 ただアニメ技術は頑張っているので、このまま作りつづければ、いつかは物凄い傑作が出てきそう。
 声の出演は意外に豪華だけど、やっぱり子安武人は外せない。
 よく信者が劇場で勧誘するという噂があるが、正に都市伝説。
 今回も信者っぽい人もいたが、きちんと静かに映画を観ていて、むしろ頭の悪そうなカップルや、おばさん、女子団体の上映中の携帯やお喋りがするよりも、礼儀正しかった。
 これだけの費用をかけて映画を使うのに、作品がパターン化しつつあるのが残念。
 次回作は違うアプローチで作品を作るのもありだと思う。
 
 

人気ブログランキングへ   

 

2012年10月 9日 (火)

「ナナとカオル 第2章」

Nanatokaworu え、第2章って、1章っていつ公開されたんだよ?
 調べてみたら、2011年3月12日。
 震災の翌日公開なのでそれどころじゃなかったみたいだし、公開期間も短かったらしい。
 当然、自分も見逃している。
 果たしていきなり続編を観て大丈夫か?…という不安もあったのだが、適度な上映時間とタイミングで観ることのできる映画がこれしかなかったというのが理由だ。
 「息抜き」と称してSMプレイのレッスンをするようになった、童貞男子高校生カオルと幼なじみの優等生ナナが、パワースポット巡りの旅先の屋外や古い民家で「息抜き」に勤しむという話。
 SMといっても所詮は「ヤングアニマル」に載っている漫画の実写映画化なので過激でもなく、中学生だったら興奮するけど、本格的なマニアなら物足りないかもしれない。
 でも逆にこういう寸止めに近いエロは必要かもしれないし、新鮮かも。
 自分はSMに興味がないので、のめりこむことはなかった。
 主演は栩原楽人と青野未来(B86-W58-H86)。
 固定ファンもいるだろうし、第3章もできるだろうなあ。
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月 8日 (月)

「ロラックスおじさんの秘密の種」

Dr_seuss_the_lorax 「怪盗グルーの月泥棒」のスタッフが、世界的絵本作家ドクター・スースの原作を3Dアニメ化。
 花や木が人工で出来た街に住む少年テッドが、憧れの女の子の夢を叶えるため、街の外に住む老人をワンスラーを訪ねる。
 ワンスラーは何故街から木がなくなったかを語り出す。
 それは、若き日の彼と森の代弁者ロラックスおじさんの不思議な話だった…。

 
 前にも言ったが、日本では出遅れた感のある3DCGアニメはハリウッド映画では既にジャンルとして確立しており、アニメ=3DCGアニメのことになっている。
 その中でもトップを走っているのがピクサーであり、その後はドリームワークスかもしれない。
 その他の会社も作っているのだが、どれも似たりよったりで凡庸な感じ。
 この映画はドクター・スースが原作であることが海外では最大の売りなのだが、日本の場合、そこはあまり宣伝になっていない。
 実は「怪盗グルーの月泥棒」も言うほどヒットしているわけでもなく、売りがあまりない。
 結局、何で話題を作るかというと、アニメの場合、誰が声を担当するか?しかないのだ。
 そしてこの映画の最大の売りはロラックスおじさんの声が志村けんが担当するということだ。
 ここで声優原理主義の人は彼の起用を叩くだろうが、ところが実際に観てみると違和感がなく、むしろうまい。
 もともとドリフターズは演技をしているコントが多く、志村けんは「飛べ!孫悟空」もあったので、下手ではないと推測はできてしまう。
 むしろ、トータス松本の方が問題で、歌があるので彼の起用は正解なのだが、関西弁に物凄く違和感がある。
 海外の作品での関西弁は時々出てくるが非常に不自然である。
 そしてこれは、演出の問題であり、トータス松本の責任ではない。
 映画そのものは、急に歌ったり踊ったり、海外アニメのお約束満載なのだが、テッドの動きとワンスラーの昔話のやりとりが、少しもたついてしまう。
 強欲な実業家から空気を買うという設定も、「トータル・リコール(1990)」程切羽詰まるものがないので、イマイチ緊迫感を感じないのが残念。
 自分は未読のだが、原作はどうなっているのだろう?
 ちなみに宣伝で言うほど立体感はないので3Dに期待しすぎないように。
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月 7日 (日)

「アウトレイジ ビヨンド」

Outrage_beyond 「アウトレイジ」の続編。
 前作から5年後が舞台で、関西のヤクザも巻き込み陰謀と抗争が拡大していく…。

 とにかく北野武の映画は面白い時と面白くない時の差が激しい。
 もともと映画業界の人ではないので、基本ができていないのだ。
 だから、手堅くそこそこというのがないのだ。
 一方だからこそ、斬新な手法が発揮できるのかもしれない。
 「アウトレイジ」は、北野武が得意とする暴力映画に属するものだが、残念なことにテンポが悪いし、登場人物が多いのに出し入れがうまくないためか、もたついた感じがする。
 しかし、今回の映画は、続編なので登場人物の設定説明が終わっているせいか、テンポがよく大変面白い。
 但し、その分、普通にVシネのヤクザ物みたいになってしまった。
 監督の言う今までとは違うヤクザ映画って、企業ヤクザのことで新しくも何ともないのだけど、普通の企業は、指をつめたり、殺されたりしないだけで、似たような感じなので、共感できてしまう。
 もっとも一般企業は生物的に死なないだけで、社会的に殺されることはあるかも。
 出演者の中で一番ノリノリで悪人なのは加瀬亮と小日向文世で、一番かっこいいのは三浦友和だ。
 しかし、一番の悪人って国家的なヤクザと言われる警察なのかもね。
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月 6日 (土)

「アシュラ」

Asura ジョージ秋山先生と言えば、「電撃ハリキリ娘ピンチー」が好きで「うしっ」というギャグが好きだったのだけど、周りで誰も乗ってくれなかった。
 その後の「デロリンマン」も好きだった。
 今だって「浮浪雲」は読んでいる。
 そんなジョージ秋山先生の漫画がアニメ映画化!
 そういえば昔、「戦国魔神ゴーショーグン」の同時上映で「浮浪雲」があったなあ。
 しかし、1970年代物議を醸しだした「アシュラ」がアニメ化されるとは…。
 そして、これ程面白いとは!!
 15世紀中頃、飢饉や戦で食糧のない時代、ただ生きるために人を殺し食うアシュラの運命を描いているのだが、とにかく「生きる」ことへの執念が全体的にひしひしと痛いくらい伝わってくる。
 生きるか死ぬかの極限の状況で、人間としての尊厳とは何かということをひたすら追求している。
 しかし、何よりも凄いのはアシュラを演じる野沢雅子で、ほとんどセリフらしいセリフがないのに、アシュラの心情がひしひしと伝わってくるのだ。
 声優の仕事の凄まじさを思い知らされた。
 これはもう彼女あってのものであり、彼女の声の演技がなければ映画は全く成り立たないのだ。
 そして、人を食うという話なのに何故かレイティングがGの映画で、これに比べたら「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」が年齢制限を受けている意味がわからない。
 だからこそ、子供たちに観てもらいたいのだが、残念なことに全く客が入っていない。
 公開2週目からは1日1回のになってしまうのが残念。
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月 5日 (金)

「劇場版ミューズの鏡 マイプリティドール」

Muse 映画のデジタル化の弊害の一つに、どうでもいいようなテレビ番組の劇場版がある。
 むかしは、プリント代も含むフィルム代が高いため、映画化も慎重だったが、今やフィルムを使用しないため、簡単に映像作品ができてしまう。
 そのため、ドキュメンタリー映画は面白くなっているが、反面、テレビ番組の劇場版が乱発されているのも確かだ。
 そのため、テレビを見ていることが前提となっており、劇場は家庭の延長になってしまった。
 上映中に喋ったり、携帯電話を使用するのは、家の延長だから当たり前かもしれない。
 金払って映画を観るという緊張感がまるでないのだ。
 この映画は深夜連続ドラマの映画化らしいのだが、放送しているのが東京と大分のみらしい。
 その後、放送局が増えたかどうかはわからない。
 いずれにしろ、テレビ番組の映画化なのに、放送エリアが限定されている。
 そのため、人気があるから劇場版を作ったわけでもないっぽい。
 これはもうネタ映画で、デジタル化だからこそ気楽にできるわけで、フィルムの時代だったらありえない。
 そして、このネタも元AKB48で現在HKT48の指原莉乃(B73-W53-H82)が主演であることが最大の売りなおだ。
 話は貧乏な女の子が女優を目指し、いじめに耐え、ライバルと競い合いながら成長していく話で、基本が「ガラスの仮面」で、大映ドラマっぽく描いていて、正直今更感が強い。
 おそらく、深夜にテレビで見ている分には面白く感じるドラマなのかもしれない。
 しかし、いざ劇場で金を払って観るようなものかと言うと、そんなものでもない。
 例え入場料が千円均一であろうともだ。
 しかし、千円均一でも全く客がいない。
 だけど、これは映画化したのも、興行成績が悪いのもネタでしかない。
 おそらく企画的に誰も損をしていないのだろう。
 宣伝的に映画館を使っていくのも新しい方法かも。
 いわゆるこれが劇場型ってやつか?
 監督は福田雄一。
 う~ん、ということは夜中にボ~っと見ている分には面白い「勇者ヨシヒコと魔王の城」も映画化すると面白くないのか?
 
 

人気ブログランキングへ   

2012年10月 4日 (木)

「人生、いろどり」

Irodori 葉っぱビジネスと聞いて、大麻の販売でもしているのか?と思いきや、懐石料理についている食べれない、もしくは普通食べない飾り用の葉っぱのことだった。
 四国の徳島県上勝町は過疎化が進み、若者の流出が止まらず、年寄りが半数近くを占めている。
 そこに住む老婆が、“つまもの”と呼ばれる料理に彩りを添える葉っぱを自分たちで売ろうと奮闘する話だ。
 実話を元にした映画化で、葉っぱビジネスは年商2億円の事業にまで成長して、町は活性化したらしい。
 若い時はこの手の映画は絶対観なかったし、観てもバカにしていたと思う。
 ところが、年とってくると、この手の話が他人事に思えず、ひしひしと伝わり考えさせられる。
 この映画が面白いかどうか?と聞かれたら、普通としか答えようがないのだが、落ち着いて観ていられることも確かだ。
 葉っぱビジネスは言われてみれば納得できてしまうのだが、なかなか発想はできない。
 やっぱり最初に思いつく人がえらいんだろうな。
 出演は吉行和子、富司純子、中尾ミエ。
 この3人は若い時代を知っているので、ここまで年取ったかと思うと感無量だ。
 監督は御法川修。
 これからの時代、高齢者の映画は増えていくのだろうが、日本映画でも「グラン・トリノ」みたいな映画が出てくるのを希望!
 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月 3日 (水)

「ボーン・レガシー」

The_bourne_legacy 「007/オクトパシー」では、ジェームズ・ボンドがどこかで任務遂行中に、東ドイツで009がファベルジュ・エッグを持って、必死で双子のナイフ投げの殺し屋から逃げていた。
 009はボンド程でもないにしても、優秀な情報部員かもしれないが、彼の活躍する映画を観たいかといえば微妙だ。
 実は「ボーン・レガシー」は正にそんな感じの映画なのだ。
 ジェイソン・ボーン・シリーズ3部作の続編で、ジェイソン・ボーンの死闘の裏で動いていたもう一つの国家的陰謀を同時進行で描くサスペンス・アクション。
 ジェイソン・ボーンが主役じゃないの?
 主役でなくてもいいけど出るの?
 答えは主役じゃないし、写真が出てくる程度。
「踊る大捜査線」のスピンオフで織田裕二が出ないで、ユースケ・サンタマリアや、寺島進が主演の話って、つまらなくはないけど微妙な感じがするのと同じ。
 はっきり言うと物足りない。
 この映画は正にそれだ。
 普通のアクション物としては普通に面白い。
 だけど、ジェイソン・ボーン・シリーズの関係と言われたら別だ。
 当然、今までの作品と比べたりしたくなる。
 残念なのは、ジェイソン・ボーンは、巨大組織CIAに追いつめられるサスペンスがあったのだが、この映画はそこまでの緊迫感はまるでない。
 切羽詰まったり、命懸けというのが伝わってこないのだ。
 話もボーン・シリーズを観ていることが前提とされているため、わかりにくいところが多く、それでも知らない人にもうまく雰囲気を伝えるべきなのだがうまく伝わっていない。
 何でもありのCIAの過剰な大騒ぎが逆に白けさせてしまう。
 物語の中で主人公を倒すためにやってくる殺し屋が出オチ的な存在なのが何ともはや…。
 主演はジェレミー・レナー。
 共演にレイチェル・ワイズ、エドワード・ノートン。
 もう明らかにエドワード・ノートンの無駄遣いとはこのこと。
 監督はシリーズの脚本担当のをトニー・ギルロイ。
 とりあえず、続編もご希望ならできますよ的な終わり方はお約束だ。
 さらに裏で動いている工作員が主役になるのかな?
 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月 2日 (火)

「アイアン・スカイ」

Iron_sky 映画に出てくる仮想敵というのは時代によって変化する。
 第二次世界大戦中は当然、敵国で、アメリカにとってはドイツだし、冷戦時代はソ連だ。
 しかし、それらは時代によって変化していく。
 今の複雑な国際状況を考えると仮想敵国を作るのは難しい。
 だからこそ、宇宙人という存在があるわけだ。
 しかし、中には50年以上前から人類の絶対的な敵が存在する。
 それがナチスだ。
 ロシア人やアラブ人を悪にしてしまうのは色々な配慮がいるが、ナチは地球規模の絶対的な悪なのでOK。
 しかし、今時ナチスってネタになるのか?と思いきや、思いっきりなっちゃってるよ。
 それも、ナチスの残党が月の裏側で地球侵略の準備を進めていた……って、絶対的な悪であるナチスが、もう一つの絶対的悪の宇宙人の要素も取り込んで、宇宙から攻めてくるって発想は、今時中学生でも思いつかない。
 だからこそ、斬新なものがある。
 正に逆転の発想ってやつか?
 それだけでもツカミはOKなのに、時代は2018年でアメリカに女性大統領が就任し、月に黒人モデルを送り込んでいるという設定。
 何故、黒人?という疑問はともかく、その黒人が白人になってしまったり、スマホが最強の兵器だったり、さらには北朝鮮をネタにしたり、意外に小ネタも盛り込みつつ、よくありがちな出オチになっていない展開なのも良い。
 一番笑えたのが「ヒトラー~最後の12日間~」ネタだな。
 月面のナチスが「チャップリンの独裁者」が編集で、ヒトラー賞賛の映画だと思い込んでいたというエピソードは、ある意味怖いものがあった。
 これに近いことがテレビで行われている可能性はないわけじゃない。
 実はコメディとしても普通によくできているのだ。
 監督はティモ・ヴオレンソラ。
 普通に笑って観てたけど、日本帝国海軍が月の裏にいるとかのネタの映画が出てきたら、ちょっと気分はブルーかな。

 
 

人気ブログランキングへ   


2012年10月 1日 (月)

「ハンガー・ゲーム」

Hungergames 反乱の抑止を目的に独裁者により、全12地区からそれぞれ12~18歳の男女一人ずつを選出して、最後の一人になるまで殺し合いをさせ、それを完全生中継する見せしめイベント、ハンガー・ゲームが開催されていた。
 妹の代わりに参加することになっている姉のカットニスは狩猟で鍛えた弓矢の腕と持って生まれた鋭い勘を生かし、総勢24人が参加する究極のサバイバル・ゲームを戦い抜いていく…。

 真剣つまらない。
 え、これって全米で大ヒットで、シリーズ化決定?
 ありえんでしょ。
 というか、この脚本でOKというのが良くわからない。
 話的に「バトル・ロワイヤル」と比べがちだが、そんなことしたら今は亡き深作欣二監督に失礼だろ。
 何しろバトルが始まるまで1時間位かかってるし、やっと始まったバトルも24人が、時には頭脳戦、時には肉弾戦かなと思いきや、半分位は何の描写もなく死んでいる。
 そのバトルもこいつは実は裏切るかなと思いきや、そんなこともなく、淡々とすすんでいく。
 命をかけた戦いなのに緊迫感も緊張感もないのだ。
 人物描写がないので、戦っている人間のキャラが立っていない。
 だから戦っていても思い入れがないために観ていて手に汗握れない。
 それぞれに得意技みたいなものもあるのに全く生かされていない。
 主人公が木の上に逃げたので下りてくるのを待つ。
 それも見張りも立てずに全員寝るとか、そんな展開ないでしょ?
 木を燃やすなり切るなり何か方法がありそうだし、テレビ中継していて、そんな悠長な展開じゃ誰も見てくれないって。
 だって、主催者側は番組を盛り上げるため、意図的に山火事を発生させたり、猛獣を解き放ったりできるのに、そんな皆が寝ているのを放置しているとかありえないでしょ。
 バトルに参加するプレイヤーにはスポンサーがつくと差し入れがあるらしいのだが、それが全く生かされていない。
 その他にも変な人物配置とかツッコミ所満載。
 そして何も解決していないうちに終わり、「ハンガーゲーム2日本公開決定」の文字が!!!
 これ程つまらない映画も久しぶり!
 間違いなく今年のダメ映画当確!
 監督は「シービスケット」のゲイリー・ロス。
 続編はもう観ないかも。
 これはあまりにもひどい。
 もし面白い映画だけ残るハンガー・ゲームがあったら、この映画は真っ先に死んでると思う。

 
 

人気ブログランキングへ   

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »