「コロンビアーナ」
両親をマフィアに殺された9歳の少女カトレア。
決死の逃走でシカゴのシカゴの叔父さんの家にたどり着いた彼女は、両親を殺した連中に復讐を誓う。
15年後、カトレアは凄腕の暗殺者となったカトレアは、復讐相手へわかるように必ず殺しの現場に自分の名前と同じカトレアの花を残していった。
それはマフィアだけでなく、FBIからも追われることになるのだった……。
世界規模でVシネマを量産していると言われているヨーロッパ・コープの映画だけあって、ベタかもしれないが最低限の面白さは保証されている。
女の殺し屋というと「ニキータ」を思い出させるが、脚本と製作がリュック・ベッソンなので意識はしているかもしれない。
とにかく普通に観ている分には面白く、上映時間も108分というお手軽さも良い。
ヒロインの女の子が、幼少時代にマフィアからの逃走が一番手に汗握るところであり迫力があった。
特に制服フェチの人必見か?
この手の話だと、殺人マシーンになるまでの過程を見せることが多いのだが、この映画はそれをカット。
その代わり、刑務所内での暗殺が、トレーニングをしている<過程>ではなく、その<結果>として見せているのはありだと思う。
この手の映画はじっくり見せるよりも、テンポよくサクサク進む方がいいしね。
自分としては女性アクション物が大好きなので大満足!
いやだって、そんな物凄いこと望んでなかったので、適当にドンパチしてくれれば。
主演は「アバター」のゾーイ・サルダナだが、おそらくあの映画で青い宇宙人だと言われても原型がわからないのですぐにピンと来ない。
ただ体が異常に細いモデル体形なので、とても大の男相手に戦っていけるとは思えないが、そこはファンタジーっつうことで。
監督は「トランスポーター3 アンリミテッド」のオリヴィエ・メガトン。
「レオン」のマチルダが成長したら、こんな感じになっているかもという脳内妄想を楽しむのもありかな。
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