「ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド」
ホームレスの人を「レゲエのおじさん」と言って通じてしまうのは、ボブ・マーリーの存在が極めて大きい。
彼のドレッドヘアが、頭を洗わずにべたついた髪に似ているのが語原であることは言うまでもない。
そういえば、いしかわじゅんの漫画「うえぽん」で日本に来た主人公がホームレスを見て「これが日本のボブ・マーリーですね」を言うのは、こういう状況が前提となっている。
ところが、自分はボブ・マーリーをよく知らない。
音楽をやってるホームレスっぽい人ということくらいだ。
一応、音楽は聞いたことがあるなあ程度。
そんな自分にとって、この映画は大変ありがたい。
この映画は、ボブ・マーリーの生涯を、家族や友 人、バンド・メンバーによる貴重なインタビューや、秘蔵のプライベート映像で構成されている。
ボブ・マーリー財団初のオフィシャル・ドキュメンタリーなので、当然、彼について悪く言っているところはない。
確かに彼の一生や功績はよくわかった。
一方で、彼の音楽を劇場の音響で楽しみたい人には物足りないかも。
監督は「ラストキング・オブ・スコットランド」のケヴィン・マクドナルド。
ただちょっと上映時間が長すぎる。
やっぱり2時間以内が理想かな。
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