「天地明察」
2012年9月は冲方丁強化月間!!
というわけで、「天地明察」と「マルドゥック・スクランブル」の公開が控えている。
「天地明察」は、さすがにあの厚い本を読んんではいないが、「アフタヌーン」の漫画の連載は読んでいる。
しかし、原作を読んだ人に聞くと、漫画は今の段階(2012年9月)では上巻の2/3あたりだそうで、休載もしているし、月刊だし、おそらく映画の公開がすっかり終わってDVDが出ても完結していない可能性は大きい。
「ローレライ」もそんな感じだったし。
だから映画を観ると、物凄い初めの方で漫画の部分は終わってしまうのに驚いてしまう。
それはそれということで、映画は映画として別物として見るのが正解。
江戸時代に日本独自の暦作りという一大プロジェクトに挑んだ実在の人物、安井算哲を描いている。
この手の話の場合、日本全国を回り、星や太陽の観測をすることに焦点が置かれることが多いのだが、それよりも暦を権威の象徴と考える朝廷を敵に回して、認めさせようとする方に重点が置かれており、それが一番面白い!
正しくても利権が関係してくるものは、そう簡単に承認されないのはいつの時代も同じであることを実感した。
算術の問題を解くところは、説明されてもわからないところだが、そこは軽くスルーして、よくわからないけど難しいらしいという雰囲気は伝わったのでOK!
分厚い原作をどういう風に端折ったかしらないが、映画は映画で面白かったと思う。
むしろ、映画を観た後に、体力と時間があれば原作小説を読みたいと思った。
でも、それより「アフタヌーン」の原作をチャッチャと進めてほしいな。
主演は「SP」の岡田准一。
共演は宮崎あおい(B77-W57-H82)、中井貴一、松本幸四郎。
ちなみにず~っと香川照之だと思っていたら、市川猿之助だった。
監督は「おくりびと」の滝田洋二郎。
だけど映画を観ていると、日食ってそんなに頻繁に起こるものなの?
« 「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」 | トップページ | 「莫逆家族 バクギャクファミーリア」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント