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2012年8月31日 (金)

「トガニ 幼き瞳の告発」

Dogani 韓国の聴覚障害者学校で起きた実在の性的虐待事件を基に映画化。
 校長や教員が聴覚障害を持つ子どもたちに暴行や性的虐待を行い、それを隠蔽。
 告発して裁判に持ち込むが、必ずしも正義が勝つという簡単なものではなかった…。
 さすがに観ていて、これは気分がブルーになってしまう。
 そもそもにおいて、やっていることがあまりにも最低。
 当然、こんな奴らは重い罰を受けるべきだ。
 しかし、この映画は現実の事件を元にしている。
 つまり、必ずしも胸がすっきりするような終わり方ではないということだ。
 被害者は耳も口も不自由で、中には知能障害もある子供であり、自分の意志を明確に伝えることはできない。
 一方、相手は金も力もある大人である。
 さらに勝つためには手段を選ばない。
 正々堂々と戦うわけでもなく、あの手この手で勝とうとしている。
 そしてそこには正義はない。
 日本でも同じような水戸事件があったくらいなので、実は発覚しないだけであっちこっちで、この手の事件が発生しているのかもしれない。
 この映画の主人公は問題の学校に知人の紹介で入ってきた教師で、家族は妻が死に喘息持ちの娘がいる。
 彼は本当に良い人だ。
 子供たちに親身になってくれる。
 しかし、一方で思うのは、人間は他人にかまっている余裕はなく、自分の家族を守るだけで精一杯であること。
 少なくとも自分はこの映画を観て、かわいそうな子供たちを何とかしようとは思えなかった。
 むしろ、身内だけを守るだけしかなく、逆に身内は誰も守ってくれないことを改めて実感した。
 気分はブルーになるが法廷劇は手に汗にぎるものがある。
 出演は「あなたの初恋探します」のコン・ユ、「人喰猪、公民館襲撃す!」のチョン・ユミ。
 監督はファン・ドンヒョク。
 この映画で一大社会現象となり、映画の名から取った「トガニ法」という法律が制定され、学校も廃校となったらしい。
 どこまで本当かわからないが、少なくとも映画の訴える力があると思いたい。
 もちろん、それがいきすぎるとプロバガンダ映画になるわけやね。

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2012年8月30日 (木)

「闇金ウシジマくん」

Ushijima 実は漫画の存在は知っているが、TVドラマがあることを全く知らなかった。
 予告編を見て、初の映像化だと思っていた。
 前から言っているけど、映画のためにテレビ番組を見るのは無理。
 そんなことしてたら四六時中テレビを見ていることになる。
 ところが、がっちり予習して劇場版を観ると意外につまらなかったりするので困ってしまう。
 この映画はTVドラマを見てればより楽しむことはできると思うが、見ていなくても面白い。
 何しろ話のベースが金銭の話だから。
 主人公の丑嶋は闇金業者で ウシジマは、10日で5割、1日3割という、「ミナミの帝王」の万田さんも真っ青の法外な金利と情け容赦ない取り立てをしている。
 パチンコ狂いの母親を持つフリーターの未來と、その友達でイベントサークルの代表のチャラ男の純。
 未來の母親は丑嶋から借金をしており、その利息を彼女が支払うことになる。
 そして高額のバイトを探しているうちに出会いカフェで働くことになる。
 一方、純は上昇志向が強く、一 世一代のイベントを企画しており、資金調達のため丑嶋に近づく…。
 実は主人公のウシジマはどちらかといえば、狂言回し的な存在で、ミコと純の二人がメインで話が進んでいく。
 イベントサークルというのが、バブル期を思い出させて懐かしいものがあった。
 昔はイベサーがアホみたいにあって、学生で起業するとか浮ついた話が一杯あったけど、景気の良い時の話だったんだよなあ。
 今でもこんなことやっている奴がいるというのが微笑ましくもあり、ドンドン崖っぷちに追い込まれていくのが面白かった。
 一方、出会いカフェみたいなものは昔からあることを改めて認識!
 女性はやり方によっては稼げるが、神経を削っていると言われるとその通りかもしれない。
 正直、「ミナミの帝王」と同じ路線の話なのだが、金銭ネタはオールタイムのネタなんだな。
 主演のウシジマを山田孝之はこの手の胡散臭いor小汚い格好の役がピッタリ!
 昔の好青年路線より今の方が好きだ。
 チャラ男を演じる林遣都は、意外にハマり役!
 出会いカフェで働く女の子を演じている大島優子(B82-W55-H81)は「メリダ」の吹替で叩かれていたが、これはもう偏見でしかなく、彼女は子役時代から活動しているせいか、意外に演技達者で、この映画でも妙に緊迫感と切羽詰まった感じがして好演!
 今まで好きではなかったが、この映画でちょっぴり好きになった。
 監督は山口雅俊で、ドラマ版の演出もやってたらしい。
 2作目ができたら絶対に観にいく!
 そりゃあ確かにVシネっぽいけど、こうやって気楽に観る映画も大切なんだよ。

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2012年8月29日 (水)

「ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇-」

United 1956年に起こった、マンチェスター・ユナイテッドのチャーター機の航空事故の映画化。
 といっても事件究明をするわけではなく、この事故で主力選手を亡くしたサッカーの世界的名門クラブであるイングランドのマンチェスター・ユナイテッドが、クラブ閉鎖の危機から奇跡の復活を遂げるまでを描いている。
 自分はとりたててサッカーファンではないので、マンUに対しての思い入れもないのだが、歴史物の映画は好きなので、真実の事件を元にどう描くかが興味があった。
 よく事故に遭うと「日常生活には支障はない」と言われる時があるが、スポーツ選手の場合、試合に出て活躍することが「日常」なので、相手によっては無責任な発言になるのかもしれない。
 この映画に出てくる選手も怪我で再起不能の選手もいたので、それが見ていて痛々しい。
 しかし、命あってナンボのものと考えればまた別なのかもしれない。
 仕方ないとはいえ、このような悲劇は後で考えれば色々な要素があり、偶然的でありだからこそ運命だとしかいいようがない。
 映画は淡々と進んでいくが、逆に史実がわかっているので、事故が発生するまでは怖いものを感じた。
 一方では、今までのスポーツものとは違い、選手調達から始まるチーム再生がいかに大変かがひしひしと伝わってくる。
 出演はデヴィッド・テナント、ジャック・オコンネル、ダグレイ・スコット。
 監督はジェームズ・ストロング。
 調べたらイギリスではテレビ放送らしい。
 びっちり史実を予習していくと、もっと面白いが、サッカーファンは必見かも。

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2012年8月28日 (火)

「UVERworld DOCUMENTARY THE SONG」

Uver 映画もそれなりに観るには知識がいるわけで、特に昨今はテレビ番組の映画化だったり、続編だったり、知っていることが前提である。
 映画のデジタル化は、フィルムを使わない分コストが安く、また映写の解像度が上がっているため、劇場は劇映画以外の上映ができることになった。
 例えば生中継のライヴ・ヴューイングがその最大の活用方法だろう。
 一方では、ドキュメンタリー映画が増えてきたような感じもする。
 フィルムだと湯水のように使えないが、デジタル撮影は文字通り湯水のようにメディアが使えるため、ドキュメンタリーにもってこいだ。
 そしてドキュメンタリーも昔ながらの社会問題提議型ではなく、娯楽的要素の強い作品も多くなってきた。
 特に「THIS IS IT」のヒットにより音楽系ドキュメンタリーが増えてきたような感じがする。
 そして、それらの映画は出演しているアーティストを知っていることを前提としている。
 固定ファンを掴むことは重要だからだ。
 だから当然その手の映画はファンをいかに多く動員するかが勝負となってくる。
 この映画はUVERworldの密着取材ドキュメンタリーだ。
 しかし、自分はUVERworldを知らない。
 そもそもUVERworldを何て読むのかもわからず、チケット売場でうやむやにしたくらいだ。
 そんな人間がファンを相手にしている映画を観にいくのが間違いであるのだが、たまたま時間があって、観ることができる映画がそれしかなかったから。
 それにドキュメンタリー映画が好きだから。
 UVERworldのライヴとその舞台裏、私生活を含めた密着ドキュメンタリーだ。
 実は駆け出しの頃は数人の客相手の時があったりして、実は苦労していたらしい。
 自分は今回初めて知ったのだが、ファンには当たり前で色々と泣かせる話が盛り沢山!
 ファンのための映画とはいえ、知らなくても観ればわかるようになっている。
 意外に面白い!
 ファンは間違いなく必見だが、そうでない人も観れば興味は出てくると思う。
 一方では、映画会社としては劇映画以外の新しいコンテンツ探しの真っ最中なんだろうなあ。

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2012年8月27日 (月)

「劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-」

Fairy_tail 原作漫画は連載が始まった時から「ワンピース」のパクリだと陰口を叩かれていたが、連載も続いているし、TVアニメにもなっている。
 今回、めでたく劇場版が公開されることとなった。
 自分は連載でず~っと読んでいるが、アニメは観ていない。
 その前の「プリティーリズム」までは見ているんだけどね。
 今回も正直、スルーするつもりだったのだけど、監督が「おまえうまそうだな」や傑作「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学 園 全員出動!の段」の藤森雅也であることを後で知ったので、すぐに観にいった。
 ちなみに満席かと思いきや、意外に空席もあったが、「ポケモン」や「なのは」の入り方が異常でこれが健全なアニメの姿なのかもしれない。
 冒頭、フェアリーテイルが、港町にはびこる海賊団のリーダーを捕らえようとするエピソードがあるのだが、これはもう「ワンピース」に喧嘩を売っているとしか思えない。
 ははは、掴みとしてはOKですよ。
 その後、記憶喪失の少女と出会うが、彼女の持つ鳳凰石がやがて大きな事件に発展していく……という話で、「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学 園 全員出動!の段」の監督であるので、集団でのチームプレイをうまく描くものだと思っていた。
 特にフェアリーテイルのギルドは人数が多いのでやるかな?と思いきや、実はメインキャラの見せ場のみの極めてジャンプアニメ的展開だったのが、ちょっと残念。
 だけど手堅い作りで、観ている分には面白く、夏休み映画としてはありかな。

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2012年8月26日 (日)

「あなたへ」

Anatahe 自分は高倉健が好きだ。
 健さん=寡黙なイメージがあるが、これはどうも違うらしい。
 もう随分前だけど、健さんを知っている人と知り合った。
 その人によると、健さんはお喋りで下ネタ大好きで気さくな人らしい。
 果たして、その人が健さんと本当に接触があったかどうかもわからないし、実際の健さんが果たしてそんなキャラなのかどうかは確認ができない。
 だけど、自分の好きな健さんは「網走番外地」に出てた頃で、よく動きよく話していた役の時だ。
 「野性の証明」の時は、新人子役の薬師丸ひろ子(B80-W60-H84)の方に注目してしまったが、最後の健さんの勇姿には泣けた。
 そんな健さんも当然、若い時のギラギラ感はなくなっているが、いい感じに年を取っている。
 「あなたへ」は、先立った妻の遺言に従い、北陸から妻の故郷・長崎へと旅立った主人公が、道中で様々な人々と出会うロードムービーだ。
 何となく健さんの総決算的な感じの映画で、映画のベースが「幸福の黄色いハンカチ」で、ビートたけし、田中裕子(B83-W60-H85)との共演は「夜叉」を思い出させる。
 健さんの演じている役が刑務所の職員というのが、「網走番外地」を思い出させる。
 もっとも、この映画では服役しているのではなく、立場が逆というのが少し笑える。
 さらに、車の運転シーンでフロントガラスに夜景が映るシーンが、ラークのCMを彷彿させる。
 かっこいい!!
 久しぶりに高倉健映画を堪能!!
 映画は年配向きというか、じっくり観ることができる。
 説明過多でないのも好感がもてる。
 映画は集中して観るものだから、これくらいで丁度良い。
 最近は落ち着きのない映画が多いので、こういうのもたまにはいいかも。
 当然、劇場はじじばばの佃煮状態だ。
 監督は健さんとコンビを組むことが多い降旗康男。
 出演は佐藤浩市、草なぎ剛、綾瀬はるか(B88-W61-H91)、三浦貴大、大滝秀治、長塚京三、原田美枝子(B88-W58-H85)、浅野忠信とむやみやたらと豪華!
 実は綾瀬はるかと原田美枝子は正に新旧巨乳対決なのに誰も話題にしていないのは何故?
 チケットを買うときに、女性スタッフに「あなたへ」と言って金を渡すのはちょっと気持ちいい。 

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2012年8月25日 (土)

「るろうに剣心」

Rurounnikenshin 昔は漫画が原作のアニメ化はかなりの確率でがっかりすることが多かった。
 何しろ原作の絵を全く再現することができないからだ。
 似ても似つかない絵になってしまうのだ。
 例えば、「うる星やつら」のTVアニメは押井守のセンスが全開で面白いのだが、残念ながら高橋留美子の絵を再現はできていなかった。
 今は技術の発展により、原作の絵を再現できるだけではなく、へたしたら原作よりもアニメの方がよくなっている場合もある。
 それでは実写化はどうか?
 正直、アニメ化より地雷が多く、それは今でも変わっていない。
 特に「月曜ドラマランド」は、特に悲惨だった。
 自分が原作のキャラそっくりで、作品としてよくできていたと思ったのは「嗚呼!花の応援団」くらいだ。
 そんなわけで、漫画の実写化はかなりのリスクが伴うが、それも含めて話題だと捉えるなら、これからも続くであろう。
 「るろうに剣心」は今更説明するまでもなく、少年ジャンプの人気漫画で、アニメ化もされている。
 アニメもそれなりにファンがいるのは、原作の絵を違和感なくアニメ化しているからだろう。
 だからこそ、実写化となると物議を醸し出すのだ。
 もちろん、原作に思い入れはあるのはよくわかるし、比較してしまうのは仕方ないだろう。
 それよりも、別物として映像表現でいかに原作をアレンジしているかを楽しむ方が面白い。
 例えば、アメコミヒーローの映画化は、原作は正直無茶苦茶面白いとは思えないが、原作の要素を生かしつつも映像化していることからもわかるだろう。
 原作原理主義であれば、観なければ良いのだ。
 今回の「るろ剣」の実写映画化は原作と比べてどうこう考えるのも楽しみの一つだが、あえてそれを考えない。
 和月伸宏の漫画をベースにした別の映像作品として観る。
 そうすると、実は意外に悪くない。
 いやむしろ面白い。
 特にアクションは、伝統的な時代劇のチャンバラとは違う。
 だからといって「SFサムライフィクション」のようなごまかしたような演出でもない。
 漫画やアニメの構図や様式を取り入れて、スピード感がありダイナミックに見せている。
 昔ながらのチャンバラが好きな人は抵抗感があるかもしれないが、自分は今後の新しい世代の取り込むことはもちろん、時代劇のアクションの新しい方向性の一つの可能性を感じた。
 そして、主演の佐藤健が上手い。
 パッと見は好青年、しかし、かつては幕末の暗殺者で、時々その片鱗が見え隠れする複雑な役をうまく演じている。
 そして、動きにもキレがある。
 もちろん、「仮面ライダー電王」を見ていれば今更のことなのだが、久しぶりに見るとその芸達者ぶりを改めて感じる。
 それに比べると武井咲(B76-W58-H82)は残念感が漂っている。
 一方、蒼井優(B78-W64-H85)は、すぐに彼女とわからなかった。
 悪役の香川照之の怪演ぶりは見事で、一昔前なら間違いなく竹中直人がやっている可能性は大きいが、香川が竹中みたいにならないように切に願う。
 監督は「ハゲタカ」の大友啓史。
 この出演者とスタッフなら続編希望!

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2012年8月24日 (金)

「Virginia/ヴァージニア」

Twixt 今でこそそんなことはないが、自分の中ではスティーヴン・スピルバーグ=娯楽映画の王様というイメージがあって、「カラーパープル」を監督した時に、アカデミー賞もらいたいために媚びた映画を作っている!!…と憤慨していた。
 もちろん、実はそれは自分の思い込みで、スピルバーグは娯楽だけでなく何でもできる映画作家であることは言うまでもない。
 実は同様にフランシス・フォード・コッポラも自分の中では「地獄の黙示録」の監督というイメージが強い。
 だから、「ワルキューレの騎行」をBGMにヘリが飛んで、ナパームでドッカンドッカン、ジャングルを焼き尽くして、マーロン・ブランドが動かなかったりする派手な映画を監督している人と思いこんでいるところがあるので、どうしても地味な小さい映画だと違和感があるのだ。
 もちろん、これは完全に間違った思い入れで、コッポラが毎回「地獄の黙示録みたいな映画を監督しているわけではない。
 当然、普通(?)の映画も監督している。
 そして、傑作も多い。
 この映画は、訪問先の田舎町で少女殺人事件に遭遇した作家が、夢に現われたエドガー・アラン・ポーと謎の少女に導かれ事件の真相を解明していく……というもので、実はこの映画を監督しているのが、コッポラだとは知らず、あやうく見逃すところだった。
 上映時間も89分程度で、話もパッと聞く限り昔の同時上映についてそうなホラー映画っぽい感じだ。
 何故?
 ナパームでジャングルを焼いているような映画を作っている監督が?(←偏見)
 と、思って調べてみたら、インディペンデント・スタイルで作ったらしい。
 ちょっと納得。
 パートカラーとか駆使して、実は伝統ある怪奇映画スタイルで、個人的には大満足。
 いわゆる大騒ぎのホラーではなく、様式美を楽しむものだと考えれば、その昇華の仕方などはとても良い。
 さらに出演者がヴァル・キルマーやエル・ファニング……と実は意外に豪華であり、実はインディペンデントのスタイルだけで、それなりの大作規模だったりするのだ。
 しかし、ヴァル・キルマーの変貌ぶりは凄まじく、もちろん役作り……だと思いたい。

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2012年8月23日 (木)

「リズムでてあそび アンパンマンとふしぎなパラソル」

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  お盆時期は公開映画がど~んと減って、さらに自分が実家に帰ってきていると、観るものが限られる。
 「プロメテウス」と「アベンジャーズ」を観たら、もう何もないぞ。
 どうするよ?……と思って探していたら、あったよ、観ていない映画「アンパンマン」
 自分はドラえもんやクレヨンしんちゃんは積極的に観にいっているのだが、アンパンマンは、あまり観たことがなく、観るものがないと観にいく程度だ。
 何故なら、自分はアンパンマン世代じゃないから。
 子供の頃に観たアニメの映画を観にいくのは定番だが、自分の場合、アンパンマンは幼少の頃に存在していないので、イマイチ思い入れがない。
 さらに今回で24作目らしいけど、いつも地道に公開しているのでわからない時があるんよね。
 この映画は「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」と同時上映される短編。
 大舞台に立つために必死に努力しているが、うまくいかない双子の姉妹のため、アンパンマンと仲間たち、ダンスが得意なパラソルパラコさんが協力する…というもので、これもプリキュア同様、参加型映画で、アンパンマンが呼びかけ、画面の端に一緒に歌おう&踊ろうマークが出たら、子供たちが一緒になって歌って踊るというもの。
 観客が多ければ多い程盛り上がるし、当然一体感も出るのだが、自分が観た回は人が少なく盛り上がりに若干欠けた。
 それよりもタイトル通り手遊びで、「むすんでひらいて」をやらされるのは、自分が子連れじゃないと、かなりアウェー感を感じる。
 そこは自分の立場を甘んじて受け入れるしかないだろう……ってそこまで大層なもんでもないんだけどね。

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2012年8月22日 (水)

「映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス」

Jewelpet 自分はマイメロ目当てで観にいったが、世間的にメインはジュエルペットだ。

 魔法の国ジュエルランドの隣に位置するお菓子の国スウィーツランド のプリンセスが、誕生日を迎えることになるので、ジュエルペットのルビーたちは、誕生日を祝福するダンスを披露しようとはりきっていた。
 そこに空から謎のグミが落ちてきて、中からスウィーツペットの 男の子が飛び 出してきた。
 彼は自分が何者かわからない記憶喪失だった…。

 
 個人的にはジュエルペットは、「サンシャイン」が一番面白かったので、話のベースがそれであれば良かったのだが、当然今放送の「きら☆デコッ!」を元にしている。
 それでもオープニングの歌で、「てぃんくる☆」のあかりちゃんや「サンシャイン」の花音ちゃんがチラッと出てくるのは救いか。
 光り物とかお菓子とか子供の好きなものでキャラクターを作るサンリオとセガトイズの発想は今更ながら凄いと感心。
 この映画もプリキュア同様、いわゆる参加型で、入場する時にもらった紙のかぶりもので、ピンチに応援することになっている。
 こういうのって、沢山人がいると盛り上がるのだが、やっぱりプリキュアのミラクルライトみたいに光るライトじゃないと一体感が出てこない。
 ちなみに、入場者プレゼントは子供しかもらえなかったよ。
 プリキュアの時もそうだけど、大人の方が料金高いのだから、希望者にはもらえるようにしてほしい。
 ちなみに最後もダンスがあって、踊ってもOKなのだが、自分が観た回で踊っている子供はいなかった。
 当然、踊っている大人はいない。
 一応、ワイドショーで扱ってもらえるための、唯一の話題である芦田愛菜ちゃんは
上手なんだけど、アニメ声優とは違うので若干浮いているが、一方では「これが芦田愛菜ちゃんです」とわからないとダメなのかも。
 オモチャを売るのが目的のアニメなので、続編もありそう。
 その時はマイメロをもう少し長めにしていただければ…。

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2012年8月21日 (火)

「THE GREY 凍える太陽 」

The_grey 8月中頃過ぎても暑いのは変わらず。
 こういう時は涼しい映画館で、「海猿」のように無駄に熱い映画よりも、さらに寒い映画を観るに限る。
 といっても寒いの意味を勘違いすると「ホタルノヒカリ」とかになってしまうが、そういう寒い映画ではなく、寒い国が舞台の映画の意味ね。
 そういう意味ではこの映画がぴったり。
 最初から最後まで極寒のアラスカが舞台だからだ。
 アラスカの石油採掘現場で凶暴な野生動物から作業員を守るハンターの乗った飛行機が嵐で墜落。
 生き残ったのは彼を含む7人だが、極寒のマイナス20℃の大雪原ですぐに救助が来るわけもなく、さらには野生の狼の縄張りだった。
 果たして彼らは生き残ることができるのか?……という正に絵に書いたような崖っぷちの状況。
 しかし、主演がリーアム・ニーソンであるため、何とかなってしまいそうなのが、ある意味ミスキャストなのかも(笑)
 生き残った7人が、犯罪者とかスパイとか色々訳ありな連中かと思って、ドキドキしながら観ていたが、そんな盛り沢山な内容ではなく、寒さと狼と戦う実にシンプルな話だった。
 この手の野生の動物と戦う話は「デンデラ」みたいな、トホホな生物が出てきたらどうしようと思ったが、心配しすぎだった。
 それ以前に「デンデラ」以下のものが、そうそう出てきては映画業界はかなりやばいっしょ。
 全編目一杯アクションではなく、生きることについての言及もあるので、そんな気楽な話でもないので、人によっては物足りないかも。
 監督は「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のジョー・カーナハン。
 製作総指揮の1人にトニー・スコット。
 なんと、この映画を観た後に、彼が亡くなったことを知る。
 好きな監督だったので、残念。
 その意味では、この映画は感慨深いものとなってしまった。

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2012年8月20日 (月)

「コードギアス 亡国のアキト/第1章 翼竜は舞い降りた」

Codegeass TVシリーズが微妙な時間だったので全く観ていない。
 そんな状態で観にいくことが極めて無謀なのだが、TVシリーズから舞台や主人公を一新したという話なので大丈夫でしょ。
 そんな感じでお気楽に観にいったのだが、くどいくらい設定や状況を説明してくれるので問題なし。
 もっといえば、今回は状況説明だけで終わっている感じもしないわけでもない。
 何しろ上映時間が50分位なのだから。
 皇歴2010年、E.U.と長きにわたる戦いを続けていた神聖ブ リタニア帝国は突如、日本を占領、エリア11とし、これにより世界各地にいる日本人は、イレヴンと呼ばれ亡国の運命を歩む こととなる。
 7年後、劣勢の続くE.U.軍は、正規の国民でないイレヴンを集め、生存率の極端に低
い危険な作戦に立ち向 かわせていた。
 その中でも元ブリタニアの貴族の少女レイラ・マルカルを司令官にパイロットの日向アキトら日本人の少年少女たちのナイトメア部隊は、常に生還の可能性の低い戦いに送り込まれていた……まあ細かいことは公式HPを見てもらうっちゅうことで。
 こういう細かい設定とか世界観は嫌いじゃない。
 むしろ重要だと思っている。
 アクションシーンは思った以上に迫力があり、これはこれでありだと思った。
 TVシリーズを見ているともっと面白いかもしれないが、泣き言は言うまい。
 自分の場合、純粋に劇場版が面白ければいいのだ。
 しかし、この手のガンダムUCみたいな、1時間前後の作品を複数本に分けて公開も方法として定着してきたなあ。
 だけど、次回が来年3月って結構ブランク長すぎじゃない?

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2012年8月19日 (日)

「ライジング・サン ~裏切りの代償~」

House_of_the_rising_sun タイトルだけ聞くとショーン・コネリーの出演している日本文化勘違い映画を思い出させるが、全くの別物。
 服役していて今や違法カジノの用心棒になった元刑事が、刑事時代のツテを使って店を襲った強盗を追っていく…
 レンタルDVDショップにいくと、日本映画のコーナーに、微妙な出演者で、単純な粗筋、だけど日本のどこかで劇場公開しているVシネみたいな映画がある。
 当然、アメリカだって、全てが大作ではなく、当然本国では低予算で地道に公開されている映画だってあるはず。
 ただ日本で公開されないだけなのだ。
 この映画は正にアメリカ版Vシネと言わんばかりの話で、手頃な時間で軽く観ることができる。
 最大の話題は、WWEの元人気プロレスラー、デイヴ・バウティスタ主演であることなんだけど、自分には彼が菅田俊に見えてしまう。
 一応お目当てはダニー・トレホだったのだけど、あまり活躍していない(泣)。
 彼の活躍は「マチェーテ」の続編まで待つしかないか。

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2012年8月18日 (土)

「アベンジャーズ」

The_avengers 国際平和維持組織シールドで研究中だった四次元キューブが地球の支配を目論む邪悪な神ロキに奪わた。
 アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイがチームを組んで、地球の危機を救う!!

 今まで、それぞれの映画の後ろにちょろっとおまけっぽい映像がついていたが、それがこの映画への前振りというわけだ。
 日本でも歴代仮面ライダー大集合とか、マジンガーZとゲッターロボが共に戦うという話だと盛り上がるが、それはアメリカだって同じ。
 ただ、それは日本だと子供相手なのに、アメリカの場合は、金かけてもっともらしくやってしまうことかもしれない。
 お祭り映画としては無茶苦茶面白い!
 それぞれのヒーローにきちんと見せ場があり、正に「いよ、待ってました」と声をかけたいくらいだ。
 意外にもハルクが最強なのには驚いた。
 TVシリーズを見ていて微妙な違和感を覚えていた自分としては、縦横無尽に動き回る緑色の怪物の動きには溜飲の下がる思いだった。
 ハルクのロキへのカートゥーンみたいな仕打ちには声を出して笑ってしまった。
 どちらかというと小道具を装着して戦うアイアンマンが日本人好みかもしれない。
 今回も相変わらずキユーピーちゃんみちゃいな格好で飛んでいるが、ビルから飛び降りながらのスーツ装着は燃えた!!
 キャプテン・アメリカは、第二次世界大戦のアメリカのプロバガンダ的な存在だが、今回のようなアメリカの危機に登場すると、あの派手な格好もありかなと思ってしまう。
 ブラック・ウィドウは、明らかにお色気要員なのだが、演じているスカーレット・ヨハンセンの外国人の割には小柄で、それでもわがままなスタイルを知っているので、今回みたいな体のラインが出るピチピチした格好でアクションを展開してくれたら文句は言いません。
 だけど、2012 年の夏の最強は仮面ライダーの原幹恵(B94-H61-H88)だな。
 ソーは神なのに人間以上に俗っぽいのが笑える。
 今回の話も根本は壮大な兄弟喧嘩っぽい。
 ホークアイはこの中では一番地味に活躍しているな。
 マーヴェルのヒーローなのでスパイダーマンも出てほしかったが、そいこらへんは大人の事情もあって無理か。
 敵はトランスフォーマーを思い出させる。
 監督はジョス・ウェドン。
 だけど、この手のチームで活躍する話なら「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のブラッド。バードが向いているような感じがするので、次回作に起用してほしい。
 最後に新たなる敵の登場を思わせるのはお約束だが、最後の最後がまさかの展開で、自分的には滅茶苦茶ツボにハマった。
 シャワルマって何?
 「バトルシップ」のチキンブリトーとか、これってアメリカでは普通に浸透しているの?
 
 3Dは迫力あったが、どちらにしろ目が慣れるので、2Dでもいいかも。
 上映終了寸前に「名探偵コナン」や「ドラえもん」のように次回予告の告知が入るのだが、アベンジャーズではなく「アイアンマン3」だった。
 個人的にはアメリカ版社長シリーズが好きなので楽しみ!!

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2012年8月17日 (金)

「おねがいマイメロディ 友&愛」

Mymelo_5
 遅いよ、映画化。
 せめてTVシリーズを放送している時期じゃないと。
 それも無印か「くるくるシャッフル」を放送している時が一番ベストだったんだけどなあ。
 とにかく、それでも映画化となれば、迷ったけど観にいってしまった。
 たとえ、マイメロに「おねがい」とされなくてもなっ。
 話はピクニックにいったマイメロとクロミのドタバタで、クロミがバーベキューの材料を忘れてたので、マイメロの食材をいただこうとする……という子供向けっぽい感じ。
 いや、そもそも子供用の映画だから仕方ないか。
 ちなみに、大人は自分だけ。
 だから入場者プレゼントももらえない。
 ふん、プリキュアで慣れっこさ。
 希望としては、歌ちゃんとか出てきてもらう方が良かったのだけど、今回はいわゆる小動物(?)しか出てこない。
 だって、上映時間12分だし。
 もう明らかにジュエルペットの前座扱い。
 それでもマイメロのママが出てきて毒を吐いているのを見ることができて満足!
 TVシリーズも随分前に終わったし、映画化されただけでも良しとするか。

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2012年8月16日 (木)

「ローマ法王の休日」

Habemus_papam これはもう日本語のタイトル勝ちというか、タイトルだけの出オチ的な映画。
 この日本語タイトルだけで、ローマ法王がこっそり抜け出して、新聞記者と知り合って、バイクの二人乗りしたり、アイスクリーム食べたりする……とまでは思わないけど、「新任演説の直前、新法王様が逃げだした!笑ってホロリ。人生に束の間の休息を」というチラシの文章から、ほのぼのコメディを期待してしまう。
 もちろん、勝手に思い込んだ自分が悪いことは重々承知している。
 だけど、話はコメディといえばコメディと言えるかもしれないが、全体的に重苦しい話で、笑えないしホロリともしない。
 最後もちょっとドン引きしてしまい、全くスッキリしない。
 完全に予告詐欺と言える。
 いや、考え方によっては予告篇やらキャッチコピーを考えた人は無茶苦茶才能があると思う。
 劇場は結構な人が入っていたけど、おそらくタイトルと予告に騙されて来ちゃった人が多いんじゃないかな。
 上映中寝ている人もいたし、終わった後に納得できていない顔の人が多かったしね。
 監督はのナンニ・モレッティは「親愛なる日記」「息子の部屋」を演出したらしいけど、全く観たことない。
 むしろ今回が初めて監督作品を観ることになるのだけど、こんな調子ならもう観なくていいや。
 一応、ローマ法王の選出方法がよくわかったことが救いか?
 そういえば「エロイカより愛をこめて」でローマ法王ネタの話が面白かったなあ(遠い目)

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2012年8月15日 (水)

「プロメテウス」

Prometheus リドリー・スコットが「エイリアン」を自らリメイクするとか、前日談を作るとか、色々話を聞いたが、結局それが「プロメテウス」になるのだろう。
 人類の起 源を求めて未知の惑星へと旅立った探査チームが、体験し、やがてわかる真相を描くSFミステリー。
 う~ん、実は期待しすぎた自分が悪いのか、面白くない。
 全体的に話が大雑把というか、ツッコミ所満載。
 物凄くお金をかけて未知の惑星にいく真の理由が妙にショボいし、最初から未知の惑星の生物が友好的だと決めつけているし、そもそも優秀なアンドロイドがいる世界であえて人間が行く必要もなし。
 そもそも、ネタふりしているのに、因果関係を示す描写がなかったり、風呂敷も広げっぱなしで全く畳む様子がない。
 完全に最近よくありがちな、思わせぶりなものがテンコ盛りなのに説明がなく、観客に深読みさせる、もしくは想像させるという映画だ。
 結局、「エイリアン」と同じ世界観を背景に外伝的な感じで要所要所に「エイリアン」を思わす要素が散りばめられている。
 つまり、ファンが必要以上に深読みすれば面白く感じるだけなのだ。
 いわゆる同人誌的なものと考えるとが正解。
 自分もエイリアンは好きだけど、これだったらいつも通りの永遠のワンパターンでいいんだけど…。 
 出演は「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン。
 調べたら続編の制作が決定しているそうで、ひょっとしてそこで色々な謎が解決するのかもしれないが、それでも1話である程度の完結はするべきだと思う。
 3Dは効果的で良かった。
 3Dの字幕は辛いので、日本語吹替版を観たのだが、ノオミ・ラパスの声をあてている剛力彩芽(B77-W58-H84)があまりにも下手なのには驚いた。
 自分は字幕スーパーの限界を感じているので吹替は反対しないし、本職の声優じゃなくても、上手ければOKだと思っているが、これは完全にミスキャストだと思う。

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2012年8月14日 (火)

「アナザー Another」

Another 綾辻行人の小説の映画化。
 何度も言うけど、当然、未読。
 いや~活字が最近読むの辛くって(泣)
 アニメは見ようと思ったのに、すっかり見逃し、当然コミックも読んでいない。
 だから、小説やアニメ、コミックと比較したりすることはできない。
 その意味では何のイメージも思い入れもない。
 地方都市の中学校に転校してきた少年が、眼帯をはめている少女に出会う。
 彼女は、何故かクラスメート全員や担任の先生も含めて、存在しないかのように振舞われていた。
 実は彼の転入したクラスは、誰か一人をいないものとして扱わないと、死者が増えていくのだった……という話なのだが、前から言っている通り、自分は怖い映画が嫌いだ。
 だけど、観ないという選択肢はないので、びくびくしながら観にいくのだ。
 しかし、この映画は幸いにも全く怖くない。
 さらに、話がどうも微妙というか、無理無理死の連鎖状態に持ち込もうとしている。
 原作は人気なので、そこらへんはきちんとなっていると思うのだが、映画を観る限りホラーにありがちな逆算式脚本っぽくなっている。
 一応、クラスから存在しないことになっている少女と仲良くする少年も存在を無視されて、二人だけ孤立しているのだが、これが意外にいい感じで楽しそう。
 自分だったら、あんなかわいい娘と仲良くなれるのなら、他のクラスメイトに無視されてもいいかなと思ってしまうのだ。
 だって、映画の中の眼帯少女は橋本愛(B80-W58-H82)だしね。
 しかし、橋本愛もすっかりホラー映画専門女優になってきたなあ。
 早いとこ路線変更しないと戻れないぞ。
 監督は「アベックパンチ」の古澤健。
 当然、クラスがどんどん変わっていくので、続編は量産体制は整っているって感じの終わり方はお約束だ。

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2012年8月13日 (月)

「アニメ師・杉井ギサブロー」

Animeshi 杉井ギサブローの足跡と知られざる素顔に迫るドキュメンタリー。
 杉井ギサブローといえば、自分が真っ先に思い出すのが「銀河鉄道の夜」だ。
 もちろん、それ以外にもテレビアニメの創世記から関わっているわけで、彼のアニメ仕事の歴史=日本アニメの歴史と言える。
 この映画を物凄く大雑把に分けると、虫プロの歴史、「銀河鉄道の夜」のメイキング、「グスコーブドリの伝記」の宣伝の3つのパートで構成されている。
 1958年に東映動画に入社し、日本最初の総天然色長編漫画映画「白蛇伝」に参加し、水のゆらぎを担当して、大塚明夫に3回ダメ出しを食らったらしい。
 個人的には大画面で「白蛇伝」の一部を大画面で見ることができて満足!
 虫プロの話になると、今のアニメの賃金が安いのは手塚先生のせいということが定番になっているが、そのことについての反論があったのが興味深い。
 しかし、当時は思わなかったが「鉄腕アトム」ってあんなにカクカクした動きだったっけ?
 手塚先生は漫画の天才ではあったけど、アニメに関しては微妙な感じがした。
 というか、やっぱり漫画の片手間では無理じゃない?
 「悟空の大冒険」は今見ても全く悪くない。
 「これって中国が舞台じゃないよね」みたいな証言は、自分も確かにそう思っていた(笑)
 「どろろ」は時代が早すぎたかなあ。
 「タッチ」はあまり興味なかったので軽くスルーだ。
 映画は観にいったけどね。
 「銀河鉄道の夜」は今観ても傑作だったけど、その後の「源氏物語」をすっかり忘れていた。
 確かにあれはダメだったと思う。
 当時の関係者の証言が興味深いが、今考えると当時のヘラルド映画は先見の明があったような気がする。
 実は杉井ギサブローの話というより、アニメの歴史の一部を知る意味では極めて貴重な映画で、そして改めて気づくのは実はアニメの歴史は意外に長くない。
 少し残念だったのはインタヴューを雑音の多い街中で撮ったり、雨の中で撮ったりしていることで、色々と考えがあったのだろうけど、もう少しきちんとした聞き取りやすい状況で収録してほしかった。

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2012年8月12日 (日)

「桐島、部活やめるってよ 」

Kirishima 成績も優秀でバレー部のキャプテン、さらには女にモテる。
 まさにリア充の頂点の高校生・桐島。
 そんな彼が突然の退部のニュースに校内での動揺が広がる…。

 大変面白い!
 桐島を中心に学校内の複雑な人間関係をぞれぞれの視点で描いていく。
 特筆すべきは皆の話題の中心である桐島が本編に全く登場しないことだろう。
 いわゆる彼はマクガフィンであり、それこそ「M:i-Ⅲ」のラビットフットみたいなものであり、物語を動かす小道具でしかない。
 それでも、不在なのにインパクトはあるし、その存在感は大きい。
 そして、彼を中心に学校内のヒエラルキーが描かれている。
 遙か昔から、運動ができる奴だったり、イケメンだったり、美女グループだったりが”上”で、当然、文化系やオタクは”下”だ。
 本来なら桐島が部活をやめた話題なんか、彼の関係するバレー部や友人関係だけで終わってしまいそうなものである。
 しかし、事態はそう簡単でなく、桐島と関係ないような生徒まで影響を与えていく。
 この映画は桐島を中心にした集団劇であり、学校の中のひつよう最小限の人間をうまく描いている。
 観ている人は、そのうちの誰かに共感をし、時には甘酸っぱかったり苦かったりする想い出を反芻するのだ。
 個人的には映画部に共感してしまう。
 別に顧問がどう言ってこようが、好きな映画を作りたかったら部活じゃなくても作ればいいと思うのだが、そこが高校生の狭い世界なのだ。
 まあ、それ以前に8ミリフィルムで音の同録は手間がかかるわりには効果が少ないので、アフレコをオススメするのだけどね(笑)
 自分と同じ趣味の映画を観ているからといって憧れに似たものを感じるのも、ありがちだけど、だからといって彼女とどうにかなることはないのが常だ。
 だからといって、ヒエラルキーの”下”にいる彼らを決してバカにしていないのが、この映画の良いところかな。
 出演は、神木隆之介、橋本愛(B80-W58-H82)…など当然、若手中心だが、橋本愛ってすっかりホラー御用達女優になりつつあるのかな?
 監督は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「パーマネント野 ばら」の吉田大八。
 青春映画なんだけど、よくTVシリーズでよくありがちなのを期待していくと肩透かしなので注意!
 だけど、じっくり観ていると心に響くものがある傑作だと思う。

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2012年8月11日 (土)

「トータル・リコール」

Total_recall 1990年にポール・ヴァーホーヴェン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「トータル・リコール」を初めて観た時は寺沢武一先生の「コブラ」のパクリだと思ったが、原作はフィリップ・K・ディックの小説で、「コブラ」より前なんだけどね。
 確かにディックの小説の映画化と考えるとちょっと微妙だが、シュワルツェネッガーのスター映画として考えると悪くないし、ヴァーホーベンのキワモノ演出が弾けていて面白い。
 今回の再映画化の話は相変わらずハリウッドもネタがないことを実感するのだが、20年以上前の作品を今風にどうアレンジするかが興味が出てくる。
 自分はオリジナル絶対信者ではないし、それはそれとして置いておいて別物として考えるのはありだと思っている。
 しかし、当然前の作品と比べてしまうが、再映画化はそういう楽しみ方もありだろう。

 世界規模の戦争後、地球で人類が住むことができる地域は限定され、裕福なブリテン連邦と貧しいコロニーという二つの地域に分かれて暮らしていた。
 退屈な 日常生活をごまかすためには酒と、刺激を求めてリコール社の人工記憶を買いに行くことだけだ。
 コロニーに住む工場労働者のクエイドも、毎日の仕事に嫌気がさして人工記憶センターのリコール社を訪れる。
 しかし、彼の記憶が書き換えられようとした時に、ブリテン連邦の 連邦警察官の襲撃を受ける。
 しかし、何故か意識せず、今まで知らなかった戦闘能力で撃退、家に帰ると妻のローリーに襲われる。
 実は今のクエイドは 記憶を消され、新しい記憶を植えつけられただけで実際には存在していない…というローリーの話が信じられないまま、逃げる先で出てくる数々の謎メッセージを読み解き、やがてメリーナという女性に出会うのだった……。

 「ブレードランナー」の世界でジェイソン・ボーン・シリーズを作りました~みたいな感じで、オリジナルの完全リメイクでもなく、新しく再構築したような感じ。
 正直、「トータル・リコール」のタイトルではなくてもいいような感じだ。
 だけど、全編アクション盛り沢山で面白い!!
 よくよく考えてみると、1990年版はアクションが多いわけでもないのだけど、シュワちゃんの存在そのものが最強なので、アクション盛り沢山に思えてしまうのかもしれない。
 今回の主演はコリン・ファレルだが、一般人だけど実は物凄い戦闘能力を持っているという設定には説得力はあると思う。
 1990年版のシャロン・ストーンの演じていた役を「アンダーワールド」のケイト・ベッキンセイルが演じている。
 とにかく彼女の演じている鬼嫁(笑)が執拗に主人公を追いつめるのが最大の見せ場で、さすがにアンダー・ワールドのセリーンに追いかけられたら逃げきれない感じがする。
 別に1990年版を観ていなくても大丈夫なのだが、オリジナルファン向けのサービスもあって、ちゃんとオッパイ3つの女性や、空港の2週間おばさんも出てくる。
 オッパイ3つの女性が出てくると必ず手が3つあれば…と言っている人がいるのだが、両手と口を使うことを何故考えないのか?
 残念ながら火星に行かない。
 そのため、最後のアクションの火星の空気を取り戻すみたいな、わかりやすい切羽詰まった感じはなかったのが惜しい。
 監督は「ダイ・ハード4.0」のレン・ワイズマン。
 とにかく、これはこれで楽しめたので良かった。
 観た後に何も残らないかもしれないが、この映画そのものがリコール社の人工記憶みたいなものっつうことで。

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2012年8月10日 (金)

「マダガスカル3」

M3 故郷のニューヨークの動物園を目指してアフリカ大陸を離れたはずのアレックス、マーティ、メルマン、グロリアの 仲良し4人(4匹?)組だが、何故か今度はヨーロッパを舞台に、サーカスの立て直しに巻き込まれる…。
 
 シリーズ第3弾。
 「メリダとおそろしの森」がピクサー初の黒星アニメだったせいか、その相乗効果を差し引いても、大変面白い!
 全編恐ろしい程テンポよく進んでいく。
 何よりも3Dの面白さを目一杯生かしており、昨今の悪い流行である奥行きの3Dでなく、飛び出す3Dであることは評価したい。
 ギャグやアクションのテンポが良く、最後まで一気にダレずに観ることができる。
 それは「メリダ」の時に落ち着きがなかった子供たちが、この映画だと大人しく、時には笑っていることからもわかるだろう。
 今回、4匹を執拗に追いかける動物管理局のデュボア警部が、動物より動物みたいな動きが奇怪で面白く、彼女の出てくるアクションパートはかなりの迫力と不気味さで、是非とも彼女のスピンオフを作ってもらいたい。
 トラがどう考えても自分の体より遙かに小さいリングを通り抜ける芸がナンセンスにあふれており、おそらくこの映画の中ではかなりハイセンスな笑いだと思う。
 やたらと登場人物(動物?)が多いのに、きちんと整理され、それぞれの見せ場を作っているのも良い。
 日本語吹替は、これまでと同じ4匹は玉木宏、柳沢慎吾、岡田義徳、高島礼子(B84-W56-H89)で、本職の声優でないタレントの起用を嫌う人もいるかもしれないが、彼らに関しては問題なし。
 特に柳沢慎吾は、実際の原語セリフがどうなっているかどうかではなく、広川太一郎のような独自の面白さを出しており、もうこれはこれで確立しているのでありだと思う。
 実質、シリーズ完結編っぽいが、できれば違う形で新作希望。
 上映が終わった後に、子供たちが「アフロ、サーカス」と歌っているのが微笑ましい。

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2012年8月 9日 (木)

「ゴッド・ブレス・アメリカ」

God_bless_america 離婚、リストラ、不治の病と三拍子揃った中年男と女子高生が、銃を片手に世直しの旅!!
 バットマン乱射事件があった後なので、公開されるかどうか心配だったが、所詮は外国の話だし、日本は銃社会でないので全く問題なし。
 むしろ、鉄パイプや自動車を普段使いで殺人兵器として使っている韓国映画の方が、影響を与えやすいかも。
 普段の生活に腹の立つ奴は多いし、だからといって、そんな奴らをどついたら自分が悪者になってしまう。
 だからこそ、せめて映画の中だけでは、そんな奴らをやっつけて欲しいと切に願ってしまうのだ。
 特に、映画館でのお喋り、携帯電話に銃をぶっ放すところは痛快!
 いや、マジで映画館でマナーを守らない奴は死んでもらってOKです。
 しかし、それだけだと話はすぐに終わってしまうので、そこは少し捻りが加わっている。
 結局、こういうのって思い込みだけであって、つきつめれば、銃をぶっ放す彼らにも問題があったりする。
 だからこそ、痛快であるはずであるのに、手放しで喜べない箇所もあるのはそのせいかもしれない。
 監督はボブキャット・ゴー ルドスウェイト。
 主演は中年男にジョエル・マーレイ、女子高生にタラ・リン・バー。
 いや~略してタラリンが滅茶苦茶かわいい!!!!
 個人的には注目の若手だな。
 これも結局、昨今のアメコミヒーローみたいな感じのジャンル分けだと思う。

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2012年8月 8日 (水)

「この空の花 長岡花火物語」

Konosoranohana とにかく大林宣彦監督作品は独自の作家性があり、それ故に彼の演出がハマる場合とハマらない場合の差が激しすぎる。
 例えば今でも熱狂的信者の多い「転校生」や「時をかける少女」は、その独自の演出が見事ハマったものである。
 一方、「漂流教室」のように原作と彼の独自の演出が合致せず、裏目に出てしまうことがある。
 ここ数年の作品は、独自の演出は相変わらずだが、手堅くまとめている感が強く、大きく残念なものは少なくなっている。
 この映画は、新潟県長岡市で毎年8月に開催される花火大会を題材に、いくつもの苦難を乗り越えてきた長岡市の歴史と人々が花火に託した想いを描いている。
 とにかく、大林宣彦監督作品の集大成ともいうべき映画で、今まで彼の映画に出演してくれた役者の皆さんが、これでもかとばかりあらゆるところに登場!
 さらには演出も劇映画の表現方法だけでなく、舞台やドキュメンタリーの要素を盛り込み、特殊効果はもちろん、テロップやイメージ映像を駆使し、あまりにも細かくそれでいてきちんと流れのあるカット割りと編集することにより圧倒的な情報量と映像の迫力を出している。
 それだけでもお腹一杯なのに、時間軸が目まぐるしく動きまくり、セリフの多さも尋常でない。
 もはや、やりすぎとかの域を越えてしまい、観ている人をトランス状態にしてしまうものがある。
 何がとか理論的に考えるものではなく、感じる映画なのだ。
 だから、何故、一輪車に乗っている少女がいるのか?とか、色々な解釈ができてしまうのだが、あえて深読みするのも一興かも。
 出演は、今までの大林映画の脇役に出てくる人を思い出せば、その人は出ている可能性があるのであえて書かない。
 原爆の話がわかりやすくて勉強になったのと、一輪車少女の動きがあまりにも凄いのが印象的!
 だけど、やっぱり上映時間160分は長すぎだよ~。
 いくら面白くても途中でダレてきた。

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2012年8月 7日 (火)

「ニセものバズがやって来た」

Toystorysmallfry_4 「メリダとおそろしの森」の同時上映の短編アニメ。
 「トイ・ストーリー3」の後日談的な話で、ファストフード店のおまけのニセものバズと本物のバズ・ライトイヤーが入れ替わり、ニセモノはウッディたちの仲間入りをしようとするし、本物はウッディ達のいるところへ帰ろうとする。
 「トイ・ストーリー3」は、きれいに話をまとめているのに蛇足だと思う人もいるかもしれないが、本編とは別物の番外編的なものということで。
 それにオモチャって年取るわけでもないしね。
 一番面白いのはファストフードのおまけ達が何故自分達は何故人気がないかとかを話し合っているところで、確かにファストフードのおまけって、いかにも客寄せのためだけなので、中途半端な企画で、安っぽい作りで、さすがに子供たちにもそれがわかってしまうが、店に来させるだけのアイテムとしては効果的だ。
 ニセモノのバズが一生懸命、本物だとアピールするのはツッコミ所満載だし、普通に考えたらすぐにわかるだろう?と思うのだが、おもちゃの認識能力はそんなに高くないっっちゅうことで納得できてしまった。
 まあ短編なのでこんなもんかなってな感じだ。
 監督のアンガス・マクレーンは「トイ・ストーリー3」のアニメーターだそうで、こういうところからコツコツとやっていきことにより、長編デビューにつながるわけやね。
 そして我々としては、「そういえば、デビュー作の短編を劇場で観たよ」とドヤ顔で言えたらいいのだけど。

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2012年8月 6日 (月)

「ザ・チャイルド:悪魔の起源」

Children 周りに何もない道路で自動車事故によって立ち往生してしまった若い夫婦。
 やっと見つけた屋敷に住むのは不可解な言動をする夫婦で、不本意ながら泊まらせてもらうと、真夜中にどこかから聞こえてくる不気味な物音。
 何かやばそうなので逃げ出そうとするが、何故か不思議な力により逃げ出すことができないのだった…。

 この映画の最大の売りはスティーヴン・キングが原作の小説の映画化ということだろう。
 自分としては上映時間が81分というコンパクトな時間が買いだった。
 原作がどうなっているか知らないが、あまり面白くない。
 おそらく、人里離れた一軒家に行ったらえらい目にあってしまった…というのがパターンで食傷気味なのかも。
 監督はジョエル・ソワソン。
 出演者は知らない人ばかりだが、ビリー・ドラゴの怪演だけが光っている。
 彼がいなかったら、かなり厳しい。

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2012年8月 5日 (日)

「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」

Fozegobas 原幹恵(B94–W6-H88)キターッ!
 毎年東映の恒例で稼ぎ頭の仮面ライダーとスーパー戦隊の二本立て。
「仮面ライダーフォーゼ」の劇場版。
 意志を持つ強力な衛星兵器を破壊するため仮面ライダー部が宇宙に行く…という話で、ホロスコープス勢揃いとか、TVシリーズでは少ない宇宙での活躍など、映画ならではの見所もあるのだが、今回は原幹恵のアクションが最強&最強!
 とにかく、収まりきらない豊満な胸をレザースーツに包み、銃を撃ちまくり、殴り合い、蹴り合いテンコ盛り!
 正にキューティーハニーと仮面ライダー夢の競演と妄想してしまう。
 もうこれだけでもOKなのだが、「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」でアクションだけ話を展開していたが、今回もその流れなのは良し!
 やっぱり子供も複雑な話をこねくりまわしているより、単純明快なアクション盛り沢山の方がいいでしょ。
 さすがに歴代仮面ライダー大集合は飽きてきたので、正統派の路線に戻ったので安心した。
 しかし、東映特撮のゲスト出演は引き続きやるみたいで、今回は宇宙鉄人キョーダインが登場!
 そうはいってもオリジナルとは若干デザインが違う。
 悪役なのにはちょっと違和感を感じてしまうが、おそらく今の子供はキョーダインなんか全く知らないと思うので、一緒に観に来たお父さんのためのネタっつうことで。
 当然、次回の仮面ライダーへの引継ぎ紹介もある。
 仮面ライダーウィザードって、デザインが響鬼っぽくて、ちょっとヤバそうな感じが…。
 監督は「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」の坂本浩一。
 一応、原幹恵以外にも木下あゆ美(B81-W59-H83)も出演しており、特撮女優で脇を固めた感じか?

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2012年8月 4日 (土)

「特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!」

Fozegobas 毎年東映の恒例で稼ぎ頭の仮面ライダーとスーパー戦隊の二本立て。
 スーパー戦隊シリーズ36作目とゴーバスターズの劇場版。
 エネトロンの大量転送計画を阻止するゴーバスターズの活躍を描いたもので、どちらかといえば仮面ライダーがメインなので、上映時間は短い。
 まあそれは昔からの伝統ということで、スーパー戦隊の活躍は引継ぎも兼ねて一本立てを公開するので、ファンはそれまで心して待て。
 実はゴーバス嫌いじゃないんだけど、途中でアキバレンジャーが始まったのでそっちの方が面白いと思ってしまったので、若干影が薄い。
 だけど転送時間を使ったサスペンスの作り方は面白いと思う。
 そうはいいながらも映画は大きなスクリーンを生かした絵作りをしていて、巨大ロボットの水上スキーは、正にセンス・オブ・ワンダーに溢れていて、これだけでもOK!
 レギュラー陣に加え、元モーニング娘。の辻希美(B78-W62-H78←出産前)がゲスト声優として登場。
 本職の声優意外は拒否反応をする人もいるだろうが、辻ちゃんは既に多くのアニメで声の仕事をしていて、実は思った以上に上手い。
 いやもっと言えば、モー娘関係は声の仕事は侮れないのだ。
 監督は「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL将軍と21のコアメダル」の柴崎貴行。
 でもやっぱりアキバレンジャーの映画化希望だ。

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2012年8月 3日 (金)

「クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち 」

Crazyhorse 1980年代、やっと家庭用のビデオデッキが普及し始めた頃、世の男連中は自宅で動く女の裸を見ることができることに舞い上がっていた。
 何しろ、動く女の裸を見るにはエロ映画か「11PM」くらいしかないわけで、「11PM」でさえもビデオデッキがなかったので、女の裸が出てくるまでひたすら見ているしかなかった。
 そんな不遇の時代から考えるとビデオデッキは正に革命であり、自分の長い人生の中でビデオデッキが家にやってきた時が一番嬉しいことだった。
 レンタルビデオの店もあっちこっちにできて、エロビデオ借り放題!!!!
 ところが、刺激は刺激でなくなってくる。
 あれだけ見たかったエロビデオに刺激を感じなくなるのだ。
 そして、何故か通販の下着のモデルさんとかに興奮を覚えたりする。
 中学生かっちゅうの
 いや、これが原点回帰ってやつか!!!
 そして、これを何度も繰り返して、一人前の男になっていく……わけもなく、ボンクラに拍車がかかっていくのだった。
 この映画はパリを代 表するナイトクラブの1つ“クレイジーホース”の全貌に迫るドキュメンタリーで、ヌードショーの舞台裏に密着している。
 当然、胸やら尻やら惜しげもなく登場!
 今更そんなものに興奮する年齢でもあるまいしと思ったのだが、彼女らの動きが妙に色っぽく、これはこれで斬新なものが。
 さらにナイトクラブでヌードショーだから裸であれば適当にやっているかと思いきや、実はダン サーと振付・演出家との入念なリハーサルをしており、オーディションもあるし、当然運営会議もある。
 いやはや、自分が知らなかっただけで、きちんとしたショービジネスでもあるわけやね。
 ドキュメンタリーの醍醐味はここにあるわけで、これだけ裸が出てきたらテレビでは無理だろうしね。
 
 監督はフレデリック・ワイズマン監督。
 でも一番感動したのは影絵(?)のパフォーマンスだな。

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2012年8月 2日 (木)

「ムカデ人間2」

Mukade2 ホラー映画は、それなりに評判が良かったり興行成績が良かったりすると、続編ができてしまう。
 何しろ基本設定がシンプルなので、どれだけでも話が膨らませることができるのは、往年のシリーズ物を見れば明らかだ。
 そして新作ができれば被害者の数と残酷さのインフレ状態に突入してしまうのもお約束だ。
 「ムカデ人間2」の話を聞いた時、やっぱりできると思った人も多いはず。
 後で調べたら3部作だそうな。
 まあこれも、リセットやらリブートやら、タイトルに新とか新たなるとかつけて、新作ができるに違いない。
 当然、新作はつながっている人間の数が増えていくだけだろうと思ったら、その通りだった。
 映画「ムカデ人間」を愛する男が、DVDを繰り返し見るだけでは飽きたらず、とうとう自分も実際にムカデ人間を作りたいという衝動に駆られるようになっていく…というわけで、古い貸倉庫に人々を拉致ってくるのだが、今回の数が12人。
 前作が物凄い医療知識を持っているのにもかかわらず、それを人をつないでみたいという意味不明な欲望に使うという、正にマッド・サイエンティストの才能の無駄遣いの話だった。
 今回は駐車場の管理をしている不細工な男で、ムカデ人間を作るといっても、医学的知識は全くなく、口の中の歯を全部抜いたり、口と尻を釘やホッチキスで強引にくっつけたりしているだけなのだ。
 つまり前作はまだ無理すれば怪奇映画の様式があったが、この映画はひたすらグロいだけであり、全く救われない。
 モノクロの映像が逆にグロさを際立たせている。
 もしこの映画をデートに使ったら雰囲気が悪くなることは言うまでもない。
 主演のローレン ス・R・ハーヴィーは、ハゲ、チビ、デブと見事に揃った気持ち悪さで、CGではなく、本当に実在するのなら、使い勝手の悪い俳優かもしれない。
 正直、気分が滅入る映画なのだが、ここまで徹底していると逆に清清しいものがある。

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2012年8月 1日 (水)

「ダークナイト ライジング」

The_dark_knight_rises 前から何度も言っているが、アメコミのヒーローは変だ。
 何故、原色の派手な格好で出てくるのか?
 もちろん、コミックが原作であるため、わかりやすく記号化しているからだということはわかる。
 当時の印刷技術では微妙な色合いを出せないので、原色に近い方が都合がいいということもあるかもしれない。
 しかし、現実社会にそんな格好のヒーローが登場したらどうなるか?
 間違いなく、痛い人、もしくはあぶない人と思われ、犯罪現場に登場しただけで連行されてしまうだろう。
 そもそも何故、そんな格好をしなくてはならないのか?
 言い出したらきりがない。
 しかし、これらの疑問を懇切丁寧に理由付けしたら、アメコミのヒーローは実在しても不思議ではないかもしれない。
 おそらくスーパーマンは宇宙人だから一言で済んでしまうかもしれない。
 地球人とは考えが違うといえば、それまでだからだ。
 それではバットマンはどうか?
 彼の正体は宇宙人ではなく地球人だ。
 お手製の武器を使ってコウモリの格好でやってくる自警団だ。
 何故、そんな格好をしているのか?
 単なる変わった人だからかもしれない。
 黒澤明の告別式で月光仮面の格好の人を見たが、どう考えても月よりの使者には思えず、色々な意味であぶない人にしか見えない。
 必然性が重要なのだ。
 「バットマン ビギンズ」は上映時間のほぼ全てを使って、バットマンがコウモリの格好をする理由を説明している。
 そして、続編である「ダークナイト」では、マスクをしなくても悪と戦うハービー・デントを出すことにより、コウモリの格好に対しての反証をしている。
 そして3作目であり完結編である「ダークナイト ライジング」は、これまでの2作を踏まえた上で、バットマンの存在意義を描いている。
 ジョーカーとトゥーフェイスとの死闘の後、8年間沈黙を守り続けたバッドマンが、街の破壊をもくろむ新たな強敵ベインと戦うために自らの封印を解いて最終決戦に挑む…というh
で話展開で上映時間167分。
 本来なら自分の活動限界を越えている時間であるが、全く長時間であることを感じさせない。
 最後の最後まで緊迫感が途切れない。
 大変面白い!
 これがアメコミの映画化とは思えないくらいの濃厚で重圧感のある話であり、見終わった後に心地よい疲れを感じる。
 特殊な能力があるわけでもないコスプレ親父が一つの都市を丸々占拠された状態で、いかに戦うのか?
 このあまりにも無謀で荒唐無稽なはずの話を、いかにもっともらしく理論的に勢いで見せていくことに成功していることはかなり凄く、アメコミのヒーロー映画の中では究極に位置している。
 さらに原作コミックの要素をきちんと盛り込むことにより、往年のファンも満足させてしまうのはあまりにも見事だ。
 今回はキャットウーマンが登場。
 演じているのがアン・ハサウェイなのだが、これが魅力的で色っぽく、ミッシェル・ファイファーを軽く越えている。
 個人的にアンハサの顔は好きではなかったが、これですっかり好きになってしまった。
 おそらく、この映画で役者としての株が上がったのは間違いなく彼女だ。
 この映画からの新しい登場人物として、正義感に燃えて行動的な熱血刑事ブレイクが出てくる。
 ひょっとして彼が…と思ったら、その通りでちょっと感動!!!
 今までのレギュラーも健在なのだが、バットマンの正体がブルース・ウェインであることを知り、ある意味育ての父のような存在でもある執事のアルフレッドのやさしさに泣かされた。
 今回もマイケル・ケインの名演技ぶりが光っている。
 あ、マリオン・コティヤールはネットでも話題になっている通り、勝間和代に似ていた(笑)
 正直、バットマンの登場シーンは多くないのだが、それでも主演のクリスチャン・ベイルが素顔でも行動でバットマンだとわからせる。
 それは今回の映画のテーマの一つである見た目や格好ではなく、精神的なところに正義が存在していることを表しているみたいで興味深い。
 腐敗した警察だが、その中にも〈本物の警察〉がいるというのも、三部作を通しての回答でもあり、警官VSテロリストの集団の戦いは、まるで昔のツッパリ映画を思わせるものがあり、男汁全開!
 この映画はバットマンの存在意義を再検証した結果であり、ある意味最終作としては正に完璧である。
 当然、過去の2作品を観ていることが前提であり、これ1本だけで判断することもできるが、やはり三部作で一つの作品であると考えるのが正解だろう。
 ティム・バートンはバットマンを怪奇映画として描いているが、クリストファー・ノーランはどちらかというと歴史物に近いものがある。
 あのおポンチなTVシリーズから40年以上。
 やっと極めた感があって感無量。
 そしてこの映画を観るなら絶対にIMAXだ。
 劇中の振動音で客席が振動するため、臨場感&シンクロ率が高く、観るだけでなく体感できてしまうからだ。

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