「臍帯」
映画のタイトルってやっぱり重要だと思うよ。
タイトルで観にいくことだってあるのだから。
昔の外国映画の日本語タイトルはうまいつけかたが多い。
ここ最近は原題をカタカナ表記にするだけだったり、変な副題がついたりしてセンスのないものが多い。
しかし、それよりも何よりも読めないのが一番困る。
自分は頭の良い人間でないので仕方ないのだけど、この映画のタイトルが全く読めなかった。
だから、チケットを買うのにも一苦労。
まあそこはチケット売場の人も、時々そんなバカがいることも考慮して、相手の気持ちを察してくれたので安心。
当然、この文章を書くのもタイトルだけコピペだ。
幸せそうな家庭の女子高生が、ある女性に拉致られて監禁される。
女子高生が拉致監禁される理由は、女性の過去に理由があった……という話で、この映画のタイトルが読めなかった自分が頭が悪いからだと思うが、真剣つまらない。
いや正確に言うと自分と合わない。
確かに固定カメラによるじわじわとくる恐怖はわかる。
セリフが少なく変化の乏しい絵作りが、息詰まるものがあり、拉致監禁の追体験ができてしまう。
キャッチコピーの「あんたの一番大事なモノを壊してあげる」は、どちらかというと観ているこっちが壊れそうだ。
2時間もない映画なのにしこたま長く感じるのは、監禁という内容からある意味正解なのかもしれない。
女子高生が何故拉致監禁されるかがわかってくると、同情してしまうところもあり、実はそこが一番肝ではあるのだけど、ほとんどの情報誌やHPがネタバレしているし、予想だにしない結末よりも拉致した女性の理由の方が遙かに衝撃的だと思うけどなあ。
« 「Beyond the ONEDAY ~Story of 2PM & 2AM~」 | トップページ | 「BRAVE HEARTS 海猿」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)」(2016.01.06)
- 2015年映画雑感(2016.01.05)
- 2015のダメ映画②(2016.01.04)
- 2015のダメ映画①(2016.01.03)
- 2015年日本映画ベストテン(2016.01.02)
この記事へのコメントは終了しました。
« 「Beyond the ONEDAY ~Story of 2PM & 2AM~」 | トップページ | 「BRAVE HEARTS 海猿」 »
コメント