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2012年7月31日 (火)

「さらば復讐の狼たちよ」

Saraba 日本のタイトルだけ聞くと、「男たちの挽歌」みたいな感じの話かと思っていた。
 だって、チョウ・ユンファが出てるし。
 しかし、そんな香港ノワールとは全く関係ない話だった。
  列車を襲ったギャングの頭が、県知事の職に就けばもうかると聞き、知事のふりをしてとある街にやってくる。
 そこは麻薬や人身売買に手を染めた男の支配下にあった…。
 いや、確かに復讐の連鎖反応で話が転がっていくのだが、どちらかというといかに相手を出し抜くかというのが焦点になっている。
 ハードボイルドな展開ではなく、どちらかといえばコメディ的要素の方が強いような感じで、県知事が実はギャングであるため、その行動が規格外で、実は意外にも住民のためになっているというのが痛快!
 おそらく、ここらへんが風刺的要素があるので、中国では大ヒットしたという話は納得できてしまう。
  監督は「鬼が来た!」「陽もまた昇る」のチアン・ウェンで主演も演じている。
 チョウ・ユンファは悪役なのだが、思った以上にハマリ役だった。
 「ドラゴンボール」の実写版はやっぱり黒歴史っつうことで。

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2012年7月30日 (月)

「エイトレンジャー」

Eightranger こ、これは真剣つまらない。
 2035年。日本は度重なる天変地異、経済危機、超少子高齢化、人口減少、治安の悪化などの理由により、地方都市は荒廃し、強大なテロリストがははびこっていた。
 略奪や誘拐が横行する八萬市(エイトシティー)は、治安悪化に伴い、街の平和と市民の安全を守るため、自警団“ヒーロー協会”を設立していた。
 しかし街の治安を守るエイトレンジャーは、問題を抱えたやる気ゼロの男たちの集まりだった…という話で、機能しない警察とヒーローの話というと、同じ時期に公開された「ダークナイト ライジング」と比べてしまいたくなるのは人情だ。
 もちろん、制作予算も違うし方向性が違うので比べる方が野暮なのだが、「ダークナイト ライジング」がヒーローのあり方についてとことんつきつめているのに、この映画はとりあえず上っ面をなめただけ。
 いわゆるかっこいいヒーローとは違う、情けないヒーロー、もしくは現実的で生活臭が漂うヒーローを描いているようなのだが、大変中途半端。
 これだったら「非公認戦隊アキバレンジャー」の方が遥かに面白い!
 おそらく制作側もそんなことは重々わかっていて、適当に小ネタの笑いを盛り込んで真剣ではないことを前面に出している。
 ところが、その小ネタの笑いが全く面白くなくて、ほとんど滑りっぱなし。
 2035年の日本の状況設定も正に出オチ状態で、言うほど物語に生きていない。
 正確にいえば、テレビで見ている分にはいいのだけど、金払って劇場で観るとかなり辛いものがある。
 つまり、この映画はテレビの深夜ドラマで見ている分には全く問題ないのだが、劇場で金払って観る域には全く達していないのだ。
 せっかくの関西出身の人気アイドル・グループである関ジャニ∞の映画初主演作がこんなのでいいのか?
 確かに全員の個性を手っ取り早く出そうとしたら、この手の話だろうけど。
 
 共演の舘ひろしもこんなのに出てほしくなかった。
 監督は「金田一少年の事件簿」や「スシ王子」などジャニーズ映画御用達の堤幸彦。
 正直、堤幸彦はテレビドラマは面白いのに、映画になると何故かつまらない。
 テレビと映画は同じようで同じでなく、彼の場合、テレビではOKでも映画では情報量が足りず薄く水増ししているだけになっているのだと思う。
 おそらくこの作品もテレビドラマだったらもう少し面白く見ることができたはず。
 まあそれ以前に今更的なネタで新鮮味は全くないんだけどね。

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2012年7月29日 (日)

「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」

The_lady たまたま「皇家戦士」を観た時に、美人でキレのあるアクションができる女優を見つけた。
 昔からアクションができる女優大好きな自分としてはチェックしないわけにはいかない。
 この女優こそミシェル。キング、後にミシェル・ヨーとなり、ジャッキー・チェンの「ポリス・ストーリー3」では手加減なしの普通なら死んでいるアクションを披露し、やがて007のボンドガールにもなっていく。
 しかし、そんな彼女も年には勝てないわけで、今はアクション女優ではなく、普通の女優として活躍している。
 男優とは違い、アクションも女優の場合は若くてナンボなところもあるので仕方ないだろう。
 この映画は非暴力 を貫いてミャンマーの民主化に挑み、アジア人女性初となるノーベル平和賞を授与された活動家、アウンサンスーチーの半生を描いたもので、ミシェル・ヨーが演じるのはアウンサンスーチーだ。
 当然、非暴力を貫いた人なのでアクションなんか期待する方がおかしい。

 ビルマの独立運動に尽力し、民衆から慕われながらも政敵に父を殺されてしまったアウンサンスーチー。
 やがて、英国のオックスフォード大 学で学んだ彼女は、チベット研究者のマイケル・アリスと結婚、2児の母となる。
 ある日、心臓発作で倒れた母の看病のためビルマへと帰国。
 久しぶりのビルマは民主主義運動を軍事政権が武力で制圧しているような状態だった。
 死後も多くの国民から敬愛されるアウンサンス将軍の娘であるスーチーの帰国を聞きつけた民主主義運動家たちが彼女の元に集結。
 選挙への出馬を懇願され、立候補を決意するスーチーだが、当然軍部は快く思うわけもなく、彼女に圧力をかけていく。
 自宅で軟禁、そのため夫の死に目には会えないし、ノーベル平和賞も受賞したのにもらいにいくことができない…。

 実はつい最近のことなので今更説明することもないのだが、とにかく壮絶な人生であり、自分が同じ立場だったら、さっさとイギリスに戻っているだろう。
 しかし、世界のどこかでは、こんな漫画に出てくるような政権の国家があることが意外だ。
 だけど、お隣りの国も同様で、その国の中にいるとそんなものだと思ったり、現状がわからなかったりするんだろうなあ。
 ミシェル・ヨーは実在するスーチーさんの雰囲気を掴んでいて好演!
 監督は、数々のおポンチ映画をプロデュースし、本人の監督作品は「レオン」以降は微妙なものが多いリュック・ベッソン。
 正直、「アンジェラ」で完全に終わっている人だと思ったので、心配したのだが、この映画は普通にできていたのでホッとした。

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2012年7月28日 (土)

「リンカーン弁護士」

The_lincoln_lawyer 昼は大統領、夜はハンターの映画かな?と思ったら全く違った。
 かといって昼は大統領、夜は弁護士でもない。
 タイトルのリンカーンは大統領の名前ではなく車のことだ。
 高級車リンカーン・コンチネンタルの後部座席を事務所代わりにLAを忙しく駆け回る弁護士ミック・ハラー。
 金銭勘定に厳しく、顧客は麻薬の売人や娼婦が多く、司法取引を最大限に利用して軽い刑で収めるのが得意戦略だ。
 そんな彼に資産家の御曹司の弁護の話が舞い込む。
 女性を殴打し重傷を負わせたとという事案なので、さっさと司法取引で終わらせようとしたが、御曹司は無実を訴え、司法取 引を拒否。
 さらに、どうもミックが4年前に担当した殺人事件の真犯人が彼っぽい。
 簡単な仕事のはずがややこしいことになっていく…。

 昼は大統領、夜は弁護士という期待は裏切られるものの、大変面白い!!!
 実は最初は映画というよりもテレビドラマっぽいなあと思っていたのだけど、話が進むうちに、そんなことどうでも良くなってきた。
 面白ければ何でもいいんだよ。
 とにかく、主人公のミック・ミラーのキャラが面白い。
 いわゆるチョイ悪系だが抜け目がない。
 彼の周りにいる人間もビジネスライクなところが面白く、情報交換も駆け引きの一つであり、乾いた仲にもプロ意識があるのが良い。
 そして何よりも弁護士は正義の味方ではなく、依頼人のために動く。
 この基本概念と社会的正義の板挟みが面白く、人間として、弁護士としてのそれぞれの立場の葛藤があり、それらをいかにうまく決着つけるかが気になって最後まで目が離せない。
 アクション映画なのでドンパチはないが、会話劇だけで緊迫感を出せるのは弁護士ネタの強みだ。
 主演はマシュー・マコノヒー。
 共演はマリサ・トメイ、ライアン・フィリップ。
 監督はブラッド・ファーマン。
 とりあえず、マイクル・コナリー原作のはベストセラーだそうなので、続編希望!!

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2012年7月27日 (金)

「月と少年」

Tukitoshpunen 「メリダとおそろしの森」と同時上映の短編。
 父と祖父と初仕事に出た少年は、小船に乗って夜の海にやってきた。
 大きな月が昇ると、目の前で信じられない不思議な出来事が起き、少年は家業の秘密を知るのだった…。

 ピクサーの短編はへたすると本編以上に面白いから侮れない。
 今回も誰にでも理解できるようセリフはなく、見ていれば誰にでもわかるになっている。
 それだけでもかなり高度なテクニックを要するのに、技術も毎年上がっていることがよくわかる。
 ところが、自分の場合、過度な期待してしまったせいか、残念ながらこの短編は面白くなかった。
 いやそれだと語弊があるので言い直すと、当たり障りがなかった。
 長編もそうだが、今年のピクサー作品はイマイチだった。
 監督はエンリコ・カサローザ…って誰だか聞いてもわからない。
 とりあえず、次回に期待だ。

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2012年7月26日 (木)

「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」

Starship_troopersinvasion 自分の好きなSF作家の一人、ロバート・A・ハインラインの作品で映像化して欲しいものは多いが、もし「夏への扉」を映像化されたら、自分の中でイメージが固まっているのでそれはそれで抵抗があるかもしれない。
 「宇宙の戦士」の映像化でもっとも気になるなのは、誰がジョニー・リコを演じているかとかは全く問題ではない。
 一番重要なのはパワードスーツなのだ。
 そして、日本人にとっての「宇宙の戦士」のパワードスーツ=早川文庫のスタジオぬえのデザインが絶対であり、少なくともそれの完全映像化、もしくはそれを越えるものでなくてはいけない。
 「スターシップ・トゥルーパーズ」はポール・ヴァーホーヴェンの趣味が炸裂していて一部の映画ファンには評判がいいのだが、原作ファンにはすこぶる評判が悪い。
 その理由は簡単。
 パワード・スーツが出てこないから。
 そのため、原作ファンに言わせると、あの映画はわかっていないということになる。
 その後、2作目でも出てこず、やっと3作目でそれっぽいものが出てきたが、思った以上に活躍をしていない。
 原作ファンの受難は続くばかりだ。
 「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」は「宇宙の戦士」の設定を生かした別物の話で、ここらへんはホラーにありがちな、とりあえず設定だけ生かしてやっていることは基本的に同じというのと変わらない。
 宇宙を舞台にバグとの戦いが展開しているだけなのだ。
 宇宙船という密室で兵隊さんとバグがひたすら戦うというもの。
 当然、この手の話はどこかで観たようなものが多く、「これってエイリアンじゃねえの?」という野暮なツッコミはなしだ。
 それよりもパワードスーツが出てくるかどうかが最大の問題であり、その意味ではこの映画は原作の長年の鬱憤を一気にはらしてくれる。
 一応、ジョニー・リコを含む原作の要素が随所に生かされていて、まあこれはこれで同人誌的な意味でありかなと思ってしまう。
 今回は3DCGアニメなのだが、やっぱりゲームっぽい感じが拭えないのだが、いわゆるピクサー等の3DCGアニメとは違ったものがあり、ゲーム世代にはOKなのかもしれない。
 それに女の裸も思った以上にリアルだったしね。
 監督は「アップルシード」「エクスマキナ」の荒牧伸志。
 個人的にはパワードスーツがきちんと出てきて、そのデザインが自分の想像以上のデザインで、原作に忠実な実写映画化希望!!!

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2012年7月25日 (水)

「おおかみこどもの雨と雪」

Ookami 今でこそ宮崎駿のように名前だけで観客を動員できるまでのアニメ映画監督になってしまった細田守監督。
 一応、自分は映画のデジモンもワンピも観ていて、特に「オマツリ男爵」はそれまでの劇場版とは違う面白さがあって、あっちこっちで布教活動をしたのだけど、所詮子供の映画ということでスルーされてしまった。
 ちなみにこの時は監督の名前を全く意識していなかった。
 結局、細田守の名前を確実に覚えたのは多くの人と同じ「時をかける少女」からだった。
 大林宣彦の映画を頂点とし、それ以外は駄作と言われた「時かけ」だが、まさかアニメ映画で肩を並べる作品が出てくるとは思わなかった。
 その後、細田監督の名前は多くの人に知られるようになり、「サマーウォーズ」も比較的大きな規模で公開され、今回の映画でめでたく東宝系で全国拡大公開となった。
 おおかみおとこと恋に落ちた女性と、生まれてきた2人のおおかみこどもの絆と成長の物語だ。
 生まれてきた子どもは雨の日に生まれたから雨、雪の日に生まれたから雪というネーミングが若干DQNネーム(今はより優雅にキラキラネームと言うらしいが)っぽいが、まあそれは二人の性格を表す記号的意味も含めているということで。
 実は予告編以外の情報を入れてなかったので、どういう話か全くわからず、何となくおおかみこどもが巻き起こすコメディ色の強い映画かと思っていた。
 その要素はないわけでもないが、どちらかというと、極めて真っ当な家族の映画だった。
 ただ唯一違うのは、娘と息子がおおかみこどもであるくらいだ。
 女子大生の花は、学生ではないが講義を聞きにきている男(名前は出てこない)と知り合い恋に落ちる。
 彼には秘密があって、実はおおかみ男だった。
 しかし、花はその事実を受け入れ、二人の間にはおおかみこどもの雪と雨が生まれる。
 二人の子供は普通ではなく、人間からおおかみに変身ぢてしまうのだ。
 花とおおかみおことこが知り合い恋仲になる様子が懇切丁寧に描かれており、見ていて微笑ましく、若い時代の恋愛はそんな感じだと妙に納得してしまう。
 しかし、突然におおかみおとこは死んでしまい、花は子ども二人と途方に暮れてしまう。
 花は田舎で暮らすことを決意する。
 「ルックルックこんにちは」のドキュメント女ののど自慢に出てきても不思議ではない花の境遇は、何も特別ではなく、子どもがおおかみこどもでなかったら、身近に転がっていそうな話だ。
 そう、この作品はどこまでいっても、家族の映画であり、娘と息子がおおかみこどもであろうが、個性の一種位の軽い流され方をしている。
 娘である雪は思春期を迎え、〈人間〉としての自覚が出てくる。
 一方、雨は〈おおかみ〉であることを選択しつつある。
 子どもたちの成長の様子も丁寧に描かれ、特に雪の女性としての自覚や、淡い恋心に近いものは見ている方にガンガン伝わってくる。
 特に台風のエピソードは「台風クラブ」を思わせるものがあり懐かしいものがあった。
 「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」を思わせるところは、岩井俊二の映画の方を先に観ると二番煎じ感があるのは仕方ないっつうことで。
 ファンタジーであるのだが、妙に生活感が漂っているところもあり、逆にそこらへんがツッコまれるところでもある。
 特に子ども達の戸籍どうするの?とか、色々あるのだが、ここらへんは制作側もわかってやっているに違いない。
 極めて地味な展開っぽく見えるが、実は盛り沢山であり、どちらかといえば、大人が感じいるものがあるかもしれない。
 かなり演出的に冒険した作品であり、少なくとも自分は大絶賛ではないけど嫌いじゃないし、どちらかといえば好きな部類だ。
 声の出演は宮崎あおい(B77-W57-H82)と大沢たかお、菅原文太。
 但し大沢は早々といなくなるので、過度な期待をすると肩透かしだ。
 菅原の演じる爺さんのツンデレぶり最強!

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2012年7月24日 (火)

「ワン・デイ 23年のラブストーリー」

One_day 大学の卒業式で意気投合して親友となった男女の23年間を毎年7月15日の一日を切り取り描き出していく。
 タイトルだけ聞くとコンタクトレンズっぽい(苦笑)
 これはアイディアは斬新なんだけど、残念ながら生かし切れてないような。
 実際観てみると極めて普通の恋愛映画に近いものがあった。
 確かに一線を越えない男女の親友、だけど、時々恋愛の片鱗が見え隠れするのはいいし、時々切なさが漂っているのも良い。
 毎年7月15日の一日を切り取るというアイディアは小説だと向いているけど、映像にするとイマイチ伝わりにくいものがあったりする。
 もちろん、これは演出の問題で、違うやり方だともっと感じるものがあったのかもしれない。
 それかこの映画そのものは完璧なのだけど、自分がうまく読みとれなかっただけかもしれない。
 監督はロネ・シェルフィグ。
 主演はアン・ハサウェイとジム・スタージェス。
 アン・ハサウェイはダサい格好でも絵になる。
 個人的にはタレ目は好きではないのだけど、そこは好みの問題っつうことで。

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2012年7月23日 (月)

「ラム・ダイアリー」

The_rum_diary こ、これは真剣つまらない。
 伝説のジャーナリスト、故ハンター・S・トンプソンの自伝的同名小説を、親友でもあったジョニー・デップが自ら製作・主演で映画化。
 ジョニデは前にもトンプソンのドキュメンタリーのナレーションをしていたので、よっぽど仲良しだったんだろうなあと言うことは想像できてしまう。
 だけど、仲良しだったら、せめて故人のためにも面白く作ってあげようよ!
 
 1960年、南米プエルトリコにやってきた新進ジャーナリストのポール・ケンプは、地元の新聞社に就職するが、そこの新聞社は潰れる寸前で、仲間の記者も仕事もせず、昼間っからラム酒を飲んでいるような状態だ。
 ところが、そんな状況にも溶け込んでしまうケンプ。
 ある日、不正な土地取引で金儲けを企むアメリカ人実業家サンダーソンと知り合ったケンプは、彼の婚約者のシュノーと出会い、恋に落ちてしまう。
 しかし、いつの間にかサンダーソンの策略にも巻き込まれていく。
 果たしてケンプの恋と記者としての明日はどっちだ……という話なのだが、色々盛りあがる要素はあるのに、全くそれを生かしきれず、ダラダラと盛り上がらずに終わってしまうのだ。
 いや、もちろん原作がそんなものかどうかは知らないが、せめて映画的メリハリは欲しいわけで、ほとんど酒飲んでいるばっかりで、そりゃあ飲んでいる人はご機嫌かもしれないけど、見ている方は面白いわけではない。
 というより、酒じゃなくて、ジョニデが自分に酔っているだけじゃないの?
 監督はブルース・ロビンソンなんだけど、どっちかといえばジョニデの意向が強いんだろうと思われる。
 久しぶりに素顔のジョニデを見たが、基本的にメイクせずに出ている映画はつまらないことがよくわかった。
 とりあえず、ジョニデ大好きな人で、彼の顔さえ見ていれば幸せという人は大丈夫だろう。

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2012年7月22日 (日)

「メリダとおそろしの森」

Brave 王女のメリダは弓矢を手に野山を駆け回るのが大好きで、家のしきたりや伝統に反発を覚えていた。
 王女としての心構えや立ち振る舞いを口うるさく指導する母親とはぶつかりあっている毎日。
 ある日、メリダは森の中で鬼火に導かれて魔女の家にたどり着く。
 魔女に運命を変えてもらうようにしてもらったメリダだが、願いはかなったものの、安泰だった王国は滅亡の危機を迎えるのだった…。

 今までピクサーの映画はハズレなしだと思っていたが、これが初のハズレ作品になってしまった。
 大変つまらない。
 いや厳密に言うと当たり障りが無く面白みが全くないのだ。
 まるでピクサーなしでディズニー単独で作ったような感じだった。
 つまり凡庸であるということになってしまう。
 根本的に話がつまらない。
 しきたりや伝統に反発するお転婆(←死語)のお姫様という設定に新鮮味が全くない。
 ピクサー史上初の女性主人公ってそんなものドヤ顔で売りにされても困ってしまう。
 主人公のメリダの言うことややっていることは独りよがりであり自分勝手でしかなく、物語の中で発生する事件は全て彼女が起こしているので、観ていて全く共感ができず、居心地が悪くてたまらない。
 どう考えても母親の言うことの方が正しい。
 王国に限らず、一般社会の世襲制のオーナー会社に例えてみれば、地位が約束されている分責任があるのは当然であり、従業員に対しての責務を果たすのが当然である。
 もちろん、これは大人目線であり、子供目線とは違うのだが、作品としてはどちらにも理解と共感ができるものでなければいけない。
 ところが、この映画に関してはステレオタイプであり、プラスαの要素が全くない。
 せめて「風の谷のナウシカ」を見て勉強しろ。
 さらに話があまりにもこじんまりとしており、壮大さがない。
 国家滅亡の危機という割りには緊迫感がないのだ。
 同じような感じだと「ヒックとドラゴン」の方が遥かに面白い。
 技術的にはメリダの髪の動きなど物凄く手間隙がかかっているのだが、逆にアニメ的表現の面白さが少なく、ピクサーのアニメってこんなもんじゃなかったはず。
 全体的にジブリの「崖の上のポニョ」を観たようなガッカリ感が漂っているのだ。
 この映画の最大の話題が日本語吹替版でメリダ役をAKB48の大島優子(B82-W55-H81)が担当していることで、宣伝としてはうまいと思う。
 当然賛否が分かれるのも想定範囲内だろう。
 本職声優以外のタレントの声の起用を嫌う人がいるが、自分はあまり気にならない。
 今回の大島はまあそれなり。
 それよりも話がつまらなかったことの方が辛いよ。

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2012年7月21日 (土)

「メロエッタのキラキラリサイタル」

Meloetta_2 なんかいやらしい名前だなと思った皆さん、エロメッタではなくメロエッタですから~。
 「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」の同時上映される短編アニメ。
 歌とダンスが得意な幻のポケモン・メロエッタが砂嵐でメロ ディベリーが吹き飛ばされてしまい、それがないとリサイタルができないため、ピカチュウたちが探しに行くという話だ。
 短編の時は人間は出てこず、ポケモンだけで話が展開する。
 今までも短編アニメがついたことがあったが、共通して言えることは短編がついた年はつまらないことが多く、今回も例外ではなかった。
 長編の方はしこたまつまらなかった。
 短編は、もう子供向きというか、当たり障りんまいっつうか。
 いや、実はポケモン同志で「トムとジェリー」みたいな感じになるんだったら面白いだろうなと思っていたけど、そこまで高度なドタバタでもなく、最後までゆる~く進んでいく。
 一応、見所はポケモンのダンスになる……のか?
 自分的にはエンディング曲を「ももいろクローバーZ」を歌っていることかな。
 どちらかというと、AKB48よりも、ももクロ派なもんで。

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2012年7月20日 (金)

「少年は残酷な弓を射る」

We_need_to_talk_about_kevin 自由奔放に生きてきた作家のエヴァだが、妊娠を機にそのキャリアを捨てざるおえなかった。
 生まれてきた息子のケヴィンは生まれた頃から反抗的で、やがて成長し、とんでもない事件を引き起こしてしまう…。

 予告編を観る限り、気合いの入った反抗的な息子の話で、発言小町に出てきそうな悩み事を再現ドラマにしているだけの映画だと思っていた。
 ところがいざ、映画を観てみると、確かに気分がブルーになってしまうし、不愉快極まりないのだが、最後まで目が離せない。
 認めたくないが、面白いのだ。
 もう一度観たいとは思わないが、面白いかどうかと聞かれたら面白いと答えざるおえない。
 内容が過激でグロいはずなのに、その決定的なところは見せない。
 いわゆる想像させつってやつだ。
 もちろん、そんなのは今まででも沢山あるのだが、さらに時間軸を入れ替えて情報が細切れに出てくる。
 それらの全貌が明らかになっていくことにより、状況がわかってくるじわじわとした怖さがあるのだ。
 そしてその怖さもホラーとは違い、母親のにとっての実の息子というのが、あまりにも現実にありそうで怖さ倍増である。
 女性はどれだけ頑張ってキャリアを築こうが、妊娠をしてしまうとそれらの何かを確実になくしてしまう。
 もちろん、子育ては大切だし責任も生じるのだが、それでも守るべきなのが子供である……はずなのだが、その子供にどこまでも嫌われていたらどうしようもない。
 一方では、この映画の場合、子供ができたばかりに今までのキャリアを捨てた女性であることから、潜在的に子供を憎んでいる可能性もあり、二人の間は親子にもかかわらず深い溝が存在するのかもしれない。
 一見俗っぽい話なのに、最後まで目が離せないのは、演出の妙だろう。
 出演は母親役にティルダ・スウィントン、息子役をエズラ・ミラー。
 エズラ・ミラーはいわゆる美少年なので、人気が出そう。
 「ロードショー」の人気男優部門なら急に登場しそうなタイプ。
 監督はリン・ラムジー。
 是非ともこの映画の子供育成ゲームを作って欲しい。
 かなり難易度が高いだろうけど(笑)

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2012年7月19日 (木)

「苦役列車」

Kuekiressha 父親が性犯罪をやらかし、「ウィークエンダー」のネタになって一家離散。
 中卒で日雇いの肉体労働でその日暮らしの生活を送る読書好きな青年、北町貫多。
 稼いだ金も酒と風俗に使い、家賃を払わず大家に怒られる自堕落の 日々を送っている。
 そんな彼にも、職場の新入りの専門学生、日下部正二と知り合い意気投合し、初めて友達らしいものができる。
 日 下部に協力で、秘かに想いを寄せる古本屋の女性、桜井康子とも友達になることに成功。
 人並みの青春が花開こうとしていた…。

 2012年の映画はイマイチなものが多いように感じたが、やっとこの映画で面白いと思えるものが出てきた。
 大変面白い!
 おそらくタイミングさえよければ、「キネマ旬報」や賞に入るかもしれない。
 とにかく主人公のキャラが立ちすぎ。
 正直、こんな奴が周りにいたら絶対に関わりたくない。
 だけど、客観的に見ている分には面白く、それでいて、自分が隠しておきたい部分を具現化したような感じで、他人事には思えない。
 すぐに中卒であることを言ってはひねくれたり、友達づきあいをしたことがないのに、女づきあいなんかできるわけもなく、正に見事なダメ男っぷりである。
 しかし、だからこそ若者のどん詰まり感が凄く出ていて、若いから可能性があるっぽいが、実は若いだけで何でもできるわけでもない。
 中卒の彼は人より早く社会に出た分、それがよくわかっている。
 彼の職場にいる日雇い人促の先輩連中は、今の彼の将来の姿でしかないのだ。
 そして、それは今の彼と何も変わらない。
 やがて、友達であるはずの日下部も、いつのまにか学友との行動が多くなっていく。
 これこそ本物の崖っぷちの男である。
 原作を読んでいない自分は全く先が読めなかったのだが、それでも彼なりの再生はしていく。
 しかし、主人公の彼よりも、日雇い人促で、いい年ぶっこいて歌手を目指していたおっさんの生き様の方が泣けたよ。
 ダメな人間の青春映画の傑作!!!
 主演は「モテキ」といい、ダメな男が似合う森山未來。
 共演は高良健吾、前田敦子(B77-W57-H83)。
 前田敦子は意外に好演していた。
 監督は「リンダ、リンダ、リンダ」「マイ・バック・ページ」等比較的痛い青春映画を撮らせたらピカイチの山下敦弘。
 おそらく、多くの人がこの映画を観て、自分だったら「コブラ」を観るかどうか考えるに違いない。
 自分はおそらく迷わず観にいくけど、あえてあの時期なのでシュワちゃんの「ゴリラ」も選択肢の一つとして考えたい。

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2012年7月18日 (水)

「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ」

Pokemon15 劇場版15周年記念作品。
 あの頃、子供だった人も今やすっかり大人になっているだろう。
 思い返せば、1作目が公開された頃は、シネコンが普及する前だったので、夕方まで満席で立ち見が出ている異常な盛り上がりだった。
 そうこうしているうちにテレビのポケモン事件があり、存続が危ぶまれたが、今は極めて普通に続いており、世代も変わりつつあり、夏の東宝の稼ぎ頭となっている。
 今回ものうのうと気楽に開演15分前に行ったら全席完売だったのには驚いた。
 おそらく劇場にDSを持って行けば、新しいポケモンをゲットできるからというのが大きな理由だと思うが、それも動員の工夫の一つだと考えたい。
 自分はTVシリーズは見ていなくて、年1回劇場版を観るだけなので、いつのまにか最初から旅をしているのがサトシだけで、周りの仲間が入れ替わっていたことは映画で初めて知ったような状態だ。
 今回はケルディオという幻のポケモンが中心となって話が進んでいく。
 サトシとピカチュウが出てくるのは随分後だ。
 毎回幻のとか伝説のとか言われるポケモンが出てくるのは、すっかりお約束やね。
 しかし、劇場版15周年記念作品という割には、大変地味でつまらない。
 妙に小さくまとまった話で、15周年記念というくらいなので、もっと派手な展開で、かつての登場人物も出てくるかと思いきや、そうでもなく、それどころか、ロケット団の空気っぷりに拍車がかかっている。
 所詮、子ども用のアニメ映画だと言われたらそれまでなのだが、昔は時々、大人が観ても面白い話があったので、子ども用=つまらなくてもよいではないのだ。
 出演はレギュラーはいつも通りだが、ゲスト声優は高橋克実、中川翔子(B84-W58-H84)、山寺宏一。
 高橋克美はちょっとイマイチだったのが残念!
 来年も新作ができるそうで、できればもっと頑張ってほしい。

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2012年7月17日 (火)

「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」

Nanoha_the_movie_2nd_as 実はテレビの芸能ニュースでは全くのガン無視で話題にもなっていないが、2012年7月14日の映画の一番大きな話題は沢尻エリカ(B83-W58-H86)の「ヘルタースケルター」よりも「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」だ。
 とにかく観客動員が異常で、朝から物凄い行列ができており、それが映画を観る客かと思えば関連グッズを買う人達で、中には並んでいるいる間に自分が本来観るはずだった映画が始まってしまった人もいるらしい。
 だから、朝から晩まで全ての座席が完売しているのに空席があるわけだ。
 さらに来場者プレゼントで、1回目鑑賞特典 【特製モバイル待受画像、2回目鑑賞特典 【ご鑑賞サンクスサイン入りミニ色紙】、3回目鑑賞特典 【メモリアルフィルムコマ】がもらえるらしい。
 そんな何度も観る人なんかいねえよ…と思ったら、初日に既に3回目特典のフィルムをもらっている人がいた。
 すげえ、短期間で3回なんか無理だろ!
 せいぜい、2回じゃない?
 っつうわけで、自分は2回目鑑賞特典のフェイトちゃんの【ご鑑賞サンクスサイン入りミニ色紙】をもらってしまいました。テヘ。
201207162223000_2

 
 結局、映画を観るのが目的でなく、グッズを手に入れるのが目的になっているのが少し寂しいところだけど、こういうのがあってこそ劇場は潤うわけやね。
 ちなみに同日に「ヱヴァ:Q」の前売も販売されて、修羅場に拍車がかかっていた。
 肝心の映画は、第2期「A's」の劇場版で、禁断の魔導書“闇の書”をめぐり、戦いが展開する…というもので、これが後のStrikerSに続くのかと考えると、まあそれなり。
 バトルシーンも迫力あって良し!
 しかし、上映時間150分って長すぎるよ!!
 これだったら90分前後編にして公開した方が回転率も良くなって儲かるんじゃないの?
 声の出演は田村ゆかり、水樹奈々、植田佳奈。
 監督は草川啓造。
 グッズですぐに売り切れだったのろいウサギだけど、「ぴたテン」の美紗が似たようなのつけてたのを思い出した(笑)

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2012年7月16日 (月)

「ヘルタースケルター」

Helter 「パッチギ!」に出演した時は久しぶりの大物映画女優の登場か?…と思わせたが、その後は私生活を含む奇行ばかりが話題になり、すっかりお騒がせ女優になってしまった沢尻エリカ(B81-W58-H86)。
 そんな彼女が「さくらん」の蜷川実花監督と再びコンビを組んで、岡崎京子の漫画の原作映画に出演!
 全身整形の人気トップモデルの際限のない欲望と転落の様子を描くもので、蜷川実花が監督であるせいか、極彩色を中心とした絵作りと過剰な性愛描写、それに女のいやらしさが出まくっている。
 沢尻は胸や尻を披露しての正に体当たり演技である。
 これはひょっとして、沢尻版「ブラック・スワン」になるか?と期待したのだが、残念なことにそこまで至らなかった。
 全編ハイテンションで、それがヒロインの心情とシンクロして悪くないのだが、見せるところと想像させるところのバランスが悪く、むしろ見せすぎて、想像させる隙が全くない。
 それ故に映画としての奥行きがないのだ。
 狙いとしてはいいところまでいっているのだが、少しツメが甘いような。
 それに上映時間、長すぎ!
 後半はダレまくりで、2時間以内でまとめるべきだと思う。
 それでも沢尻エリカのアイドル映画としてはかなりできがよく、沢尻エリカ絶対主義の人にはオススメかも。
 個人的には彼女よりも水原希子(B75-W60-H85)の方が美人に思えた。

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2012年7月15日 (日)

「BRAVE HEARTS 海猿」

Brave_hearts 前作「THE LAST MESSAGE 海猿」では惨い3Dを見せられ、完結と言って煽りまくっていた。
 しかし、予想通り、新作ができてしまった。
 日本映画の完結編は単なる宣伝コピーにしかすぎないので、鵜呑みにしてはいけない。
 ちなみにこの映画は主人公が死んでしまうかもと煽って死なない〈死ぬ死ぬ詐欺〉の典型でもある。
 本来は前作で完結だったはずが、ファンの熱い要望に応える形で新作が制作されたらしい。
 熱い要望と新作を作る基準がよくわからないが、興行価値があるものをやめる必要はない。
 観客動員が見込めそうなら、どんどん新作を作っていくのは正解だ。
 何事もなかったように出てきた新作は、海上着水事故をしたジャンボジェット機から、約20分以内に乗客乗員346名を救出する…というものだ。
 主人公の仙崎大輔は後輩の吉岡とともに、海上保安官から海難救助のエキスパートで
ある特殊救難隊に所属しており、妻の環菜は二人目の子供を宿している。
 吉岡はキャビンアテダントの恋人がいて、彼女の乗るジャンボ旅客機のエンジンが炎 上して、仕方なく東京湾に着水することになる。
 ジャンボ旅客機が水に浮いていられるのは約20分。
 その間に乗客乗員を助けなくてはならない。
 この設定は面白いし、VFXも頑張っているので、絵的にも迫力はある。
 残念ながら主人公がウザいくらい熱いし、〈死ぬ死ぬ詐欺〉も存在。
 もうここらへんはシリーズのお約束ということで、どうこう言う方が間違いなのかもしれない。
 「ポセイドン・アドベンチャー」の例を出すまでもなく、この手の話は色々な人の思惑が絡んでくるし、それがドラマを作るのだが、この映画は全員いい人ばっかりで、救助のために全力を尽くしてくれる。
 実際の震災の影響もあって、極端に非協力的な人を出すのは避けたのかもしれない。
 そのため、何となく展開が読めてしまうのが惜しいところだが、そんなユルさもシリーズのお約束と思えば納得。
 実は1作目は面白いと思ったのだけど、2作目と3作目が面白くなかったので、あまり期待していなかったせいか、今回はそれなりに面白いと思った。
 とりあえず、このシリーズは話の状況設定は悪くないのに、登場人物の行動が変なのでおかしくなっていくだけで、そこらへんさえ考えてくれたら、悪くはないのだ。
 出演は伊藤英明、加藤あい(B78-W58-H82)、佐藤隆太、時任三郎のレギュラーに加え、仲里依紗(B87-W58-H88)が吉岡の恋人のCA役で登場。
 しかし、どういうわけか仲里依紗って、顔に特徴がないというか出てきてしばらくしないと誰かわからなかった。
 監督はシリーズ全作を手掛ける羽住英一郎。
 間違いなく5作目もできるはず。

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2012年7月14日 (土)

「臍帯」

Saitai 映画のタイトルってやっぱり重要だと思うよ。
 タイトルで観にいくことだってあるのだから。
 昔の外国映画の日本語タイトルはうまいつけかたが多い。
 ここ最近は原題をカタカナ表記にするだけだったり、変な副題がついたりしてセンスのないものが多い。
 しかし、それよりも何よりも読めないのが一番困る。
 自分は頭の良い人間でないので仕方ないのだけど、この映画のタイトルが全く読めなかった。
 だから、チケットを買うのにも一苦労。
 まあそこはチケット売場の人も、時々そんなバカがいることも考慮して、相手の気持ちを察してくれたので安心。
 当然、この文章を書くのもタイトルだけコピペだ。
 
 幸せそうな家庭の女子高生が、ある女性に拉致られて監禁される。
 女子高生が拉致監禁される理由は、女性の過去に理由があった……という話で、この映画のタイトルが読めなかった自分が頭が悪いからだと思うが、真剣つまらない。
 いや正確に言うと自分と合わない。
 確かに固定カメラによるじわじわとくる恐怖はわかる。
 セリフが少なく変化の乏しい絵作りが、息詰まるものがあり、拉致監禁の追体験ができてしまう。
 キャッチコピーの「あんたの一番大事なモノを壊してあげる」は、どちらかというと観ているこっちが壊れそうだ。
 2時間もない映画なのにしこたま長く感じるのは、監禁という内容からある意味正解なのかもしれない。
 女子高生が何故拉致監禁されるかがわかってくると、同情してしまうところもあり、実はそこが一番肝ではあるのだけど、ほとんどの情報誌やHPがネタバレしているし、予想だにしない結末よりも拉致した女性の理由の方が遙かに衝撃的だと思うけどなあ。

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2012年7月13日 (金)

「Beyond the ONEDAY ~Story of 2PM & 2AM~」

2pm2amBeyond_the_oneday 実は世間的に人気があることはわかっているが、自分はK-POPをあまりよくわかっていない。
 少女時代だったかKARAが美脚のグループで、芦田愛菜ちゃんのお気に入りという位しかわかっていない。
 最近知って歌を一番聞くのがPURETTYなんだけど……って「プリティーリズム」が情報源で悪いか?すいません。
 そんな状態の自分が2PMとか2AMを知るわけがない。
 自分の好きなのは11PMだよ~。
 そんな奴がどうしてこの映画を観るのか?というツッコミはごもっとも。
 時間が合って、観ていない映画がこれしかなかったから。
 もう一つ、ドキュメンタリー映画は嫌いじゃないから。
 韓国を代表するヴォーカルグループの2PMと2AMが初めて組んだユニッ ト“Oneday”を追ったドキュメンタリーらしい。
 らしいというのは自分がよくわかってないから。
 AKB48のドキュメンタリーがあるくらいだから、K-POP版があっていいはず。
 10人のメンバーによるライブ・パフォー マンスはもちろん、舞台裏やオフショットの顔等を見せていく。
 実は2PMや2AMを知らなくても、わかってしまうし、飽きさせる展開ではない。
 もし彼らを知っていれば、もっと楽しめるだろう。
 監督は大道省一。
 日本語のナレーションはわかりやすいのはわかるけど、いらないと思う。
 雰囲気が壊れると思う。

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2012年7月12日 (木)

「フェイシズ 」

Faces 殺人事件の現場を目撃してしまった女性が、犯人に追いつめられ川に落ちてしまう。
 一命を取り留めるものの、1週間の意識不明から目覚めると、人の顔や表情を識別できなくなっていた…。

 佐々木倫子の「ちょっとだけハードボイルド」を思い出させる。
 佐々木倫子といえば、「動物のお医者さん」があまりにも有名だが、自分は「花とゆめ」に読み切りで掲載されたこの漫画が好きだ。
 顔が覚えることができない男子高校生の話だが、これがギャグと手に汗握らないサスペンスの微妙なバランスでかなり面白かった。
 この映画の主人公が顔の認識ができなくて、犯人が近くにいてもわからないというのがサスペンスを盛り上げる。
 実は、自分も人の顔を覚えるのが不得意で、名刺交換会に出ようものなら誰が誰だかわからない。
 後で声をかけられてもわからないから適当に話ながら、脳内検索しまくり状態だ。
 この映画では主人公目線で色々な顔が出てくるのだが、もうそれでさえもかなりしんどい状態だ。
 そんな意味では、自分は主人公に感情移入しまくりというわけやね。
 しかし、この映画が面白いかどうかというとちょっと微妙で、犯人が途中でわかってしまう。
 何故なら明らかにフラグ立ちまくっている登場人物がいあるから(笑)
 それでもサスペンスが盛り上がればいいのだが、意外にユルい展開なので盛り上がらない。
 さらに主演が「バイオハザード」のミラ・ジョ ヴォヴィッチなので、どう考えても通り魔ごときに負けるような感じがしない。
 これは、ちょっとキャスティングミスと言えるかもしれない。
 しかし、ミラも完全に色物特撮女優になってしまったなあ。
 監督はジュリアン・マニャ。
 これだったら佐々木倫子の「ちょっとだけハードボイルド」を映画化した方が絶対に面白いと思う。
 ミラはとりあえずバイオハザードの新作の方に期待したい。

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2012年7月11日 (水)

宇宙戦艦ヤマト2199 第二章「太陽圏の死闘」

21992 劇場版2作目で感動の涙を流したが、その後のあまりにトホホな作品の連発にファンであることを名乗ることが恥ずかしくなってしまい、すっかりオワコンになってしまった宇宙戦艦ヤマト。
 あれから30年以上経過し、当時のファンもすっかり冷静になり、むしろ懐かしく楽しむことができるようになってしまった。
 キムタクの実写版だって、ツッコミ所満載だが、同人誌的に見ればありだと思っている。
 一方では当時熱くなったファンがクリエイターになり、逆にヤマトを作る立場にもなってしまう時代だ。
 「宇宙戦艦ヤマト2199」は正にかつてのファンがスタッフになって作り上げたものだと言っても過言ではないだろう。
 シリーズ第2弾はヤマトが太陽系を出るまでで、当然ワープテストがあったり、波動砲を撃ったりして、メインは反射衛星砲の攻撃でお馴染みシュルツ率いる冥王星前線基地との死闘だ。
 TVシリーズとして作られ、そのイベント上映として劇場公開らしいのだが、これがTVシリーズだとしたら、どんだけレベルが高いんだよ!
 完全に劇場版レベル!!!!
 とにかく、オリジナルを見事に昇華して21世紀でも十分通じるような展開になっている。
 当時でさえ、色々とあったツッコミ所を全部解消しているのは見事としか言いようがない。
 木星の浮遊大陸は、さすがに21世紀だとなかったことにするかと思いきや、きちんと筋を通したもっともらしい理由付けがされていた。
 さらに、ガミラス人が肌の色が途中から青くなってしまうのにも、人種差別という設定を用意。
 これならシュルの肌の色が違っても不自然ではない。
 さらにその設定を生かし、彼らの切羽詰まった状況を描いている。
 そして、今回からデスラー登場!
 彼の愛用の角の生えたデスラーグラスも健在だ。
 オリジナルのインパクトが強くて心配だったが、今回のデスラーは思ったより悪くない。
 とにかく細かいところにも相当気を使っており、敬礼の仕方も海軍方式になっていたり、戦闘の時に艦長席が他のスタッフの近くにあるのも良い。
 オリジナルTVシリーズを見ていて、面白いと思ったと同時に、もう少しどうにかならないものかと思ったところが予想以上にできている。
 もうヤマトが好きだからといって恥ずかしいことはないのだ。
 ガンダムUCといい、同じ材料でも作る人によってこんなにも違うんだなあと感心してしまった。
 もちろん、次回も公開されたら迷わず観にいく。

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2012年7月10日 (火)

「ただ君だけ」

Only_you ボクサーの夢に破れて借金の取り立て屋→傷害事件で服役→出所後はミネラルウォーターの配達と駐車場の係員として働いていている男。
 そんな彼が知り合ったのは目の不自由な女性だった。
 徐々に惹かれ合う二人。
 しかし、彼女の目の原因が彼の借金取り立てに原因があり、さらには1ヶ月以内に完全失明することがわかってきた。
 彼女へ罪の意識と手術の費用のため、男は違法な賭博格闘技試合への出場を決意する…。

 何となく展開が読めてしまうなあと思っていたら、それもそのはずチャップリンの「街の灯」をベースにしているそうだ。
 それを聞くと、この昇華のやり方は悪くない。
 いや、上手い方だと思う。
 正直、ベタな展開ではあるけれど、そもそも「街の灯」がベタな話なので、韓国映画にはもってこいなのかもしれない。
 最初、目の不自由な女性が、とても目が不自由に思えなかったり、何故、夜間の駐車場にやってくるのかわかり辛かったり、多少ツッコミ所もあるのだが、恋愛ファンタジーということで納得するしかない。
 出演はソ・ジソブとハン・ヒョジュ。
 ハン・ヒョジュの地味派手な顔が良い。
 でも、一番良かったのは犬かな。
 かわいいし、何気に演技達者だったりする。
 監督はソン・イルゴン。
 さすがに韓国映画だけあって、劇場はおばちゃんの佃煮状態だが、上映中に小声でも会話はやめてほしい、

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2012年7月 9日 (月)

「崖っぷちの男」

Man_on_a_ledge 高層ビルから飛び降りようとする男。
 果たして彼は自殺しようとしているのか、単なるお騒がせ男か?
 警察や野次馬が取り囲み、大騒ぎになっていく。
 やがて、男の隠された狙いが明らかとなっていく…。

 面白い!
 前半の緊迫感は尋常ではない。
 足元わずか30cm程の幅を動き回り、時々見える下の様子が、高所恐怖症でなくても怖いものがある。
 さらに男が何故そんなことをしているかがわからないので興味深々であり、目が離せない。
 後半になるにつれて、男の目的が明確になってくる。
 実はそれを知ってしまうとそんな大したことでもないのだが、前半の掴みがうまいので、多少のツッコミ所も気にならない。
 これは演出と設定の勝利だ。
 実は飛び降りようとしている男とは別に違うドラマも進行しており、これはこれで面白い。
 また、飛び降りようとしている男を説得に来る女刑事が、実は前に説得に失敗して1人死なせているというのも緊迫感を割り増ししている。
 もっとも自分は高層ビルの壁面でず~っと話が進行していけば、もっと面白いと思ったので、盛り沢山は面白かったけど、少し残念でもある。
 主演は「アバター」「タイタンの戦い」のサム・ワーシントン。
 共演は、エリザベス・バンクス、ジェイミー・ベル、エド・ハリス。
 エド・ハリスが出てきた時点で、彼がいい奴に思えないのが、ある意味キャスティングミスなのかも(笑)
 個人的にはジェネシス・ロドリゲスの巨乳ぶりが裏の見所だと思っている。
 というか、完全にお色気要員であることは、彼女の意味の無い露出度の高い格好からも明らかだ。
 監督はこの映画が長編デビューのアスガー・レス。
 日本語のタイトルも言いえて妙でうまい!

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2012年7月 8日 (日)

「グスコーブドリの伝記」

Gusko 実はこんなことを言うと自分のアホが露見するだけだけど、宮沢賢治の小説は、読みやすいけど、何が書いてあるかというとあまりよくわからない。
 想像し、参考文献を読んで何となくこんな感じかなとわかっているような気になってしまっているのかもしれない。
 だけど、アニメ映画の「銀河鉄道の夜」を観た時に、自分の想像で補えきれなかったところがきちんとわかり、さらに一個の作品として大変感動した。
 正に文句無しの傑作だった。
 その監督の杉井ギサブローを中心として「銀河鉄道の夜」のスタッフが再結集して「グスコーブドリの伝記」を映画化!
 こりゃあ期待するしかないのだけど、反面不安が…。
 何しろ原作の小説はしこたま暗い。
 お父さんとお母さんが失踪したり、妹が拉致られたり、読んでいてかなりブルーになってしまう。
 そんな原作なので、どうなるか不安&楽しみでもある。

 が、しかし、結論的には大変つまらない。

 幻想的な雰囲気と言えば聞こえはいいけど、話がまとまってないというか、とりあえず夢オチは幻想とは別だからね。
 せめて、原作通りにやってほしかったなあ。
 ブドリとネリの原作の最後はあってほしかったなあ。
 というか、この映画の最後は原作読んでないと何がなんだかわからない。
 「銀河鉄道の夜」と同じようなネコキャラはいいんだけど、ちょっと萌え系要素入りすぎ。
 あのネコの独自な雰囲気が良かったんだけどなあ。
 話が話だけに東日本大震災に気を使いすぎたかなあ。
 小田和正の歌も唐突すぎるし。
 そもそも原作でもそうだけど、ブドリって結構不幸なのにあまり悩んでないような。
 妹連れてかれても、あまり気にしてないというか、時々思い出すような感じ。
 それが映画だともろ出てしまう。
 声の出演は小栗旬、忽那汐里(B79-W59-H83)、佐々木蔵之介…など昨今のアニメ映画と同じように本職の声優ではなく、話題になりそうな芸能人を使っている。
 アニメは本職以外は絶対否定な人もいるが、自分はそこまでのこだわりはなし。
 今回の小栗とかそれなりだと思う。
 忽那汐里なんか「あんちゃん」以外何か喋ってたっけ?
 おそらく、次のアニメ化は「風の又三郎」だと思うが、それは期待してもいいのか?

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2012年7月 7日 (土)

「博多ムービーちんちろまい」

Tintiromao 東京に住んでいる人には珍しくないことだが、地方に住んでいる人間にとって地元でTVや映画の撮影があった日にはそれは大変な大騒ぎである。
 しかし、「男はつらいよ」にしても「ゴジラ」にしても地方都市はさっと流される程度でいかにもそこの土地ですよという記号である建物や有名なものを入れて終わることが多く、物足らないのだが、地元以外の人にとってはそれくらいで十分なのかもしれない。
 でも地元総動員の映画があったら他の人はともかく地元の人は楽しいだろうなあ。
 まさにそれを具体化したような映画が「博多ムービーちんちろまい」だ。
 自分は別に博多の人間でもないのだが、ミュージカル大好きな自分としてはちょっとでもダンスシーンがあればとりあえず観にいってしまう。
  今回だって予告編で皆が駅前で踊っているから観にいったようなものである。
 だからそれ以外は話がご都合主義だろうが気にしない。
 そんなことに怒る方が間違いというもので、制作側だって十分わかっている。
 博多を舞台に博多の人のためのご当地映画で、ポスターにもある通りインド映画を意識しているものなのだ。
 ここで金払って「芸能会隠し芸大会」を観ることができるかどうかがポイントだ。
 それができなければやめた方がいい。
 そこまで十分意識して観にいった映画だが、前半の勢いはどこへやら後半は妙に小さくまとまってしまった。
 やっぱりこの手の映画は最後までバカに徹してほしいものである。
 また武田鉄矢の主人公が異常なくらい博多にこだわったり言葉も博多弁にこだわりすぎるのも観ていてちょっと鬱陶しいのだが、これがご当地映画の醍醐味ってやつか?。
 なんでもありといいながらも実は最後まではじけてない。
 やっぱり日本映画のミュージカルの最高峰は「鴛鴦歌合戦」か?

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2012年7月 6日 (金)

「LOVE まさお君が行く!」

Masaokun テレビ番組の映画化と言えば、ドラマかアニメなのだが、それ以外のジャンルの映画化も当然あるわけで、古くは「未来日記」の映画化なんかがそうだ。
 さらに映画のデジタル化によって、高いフィルム撮影でなくなっているので、何でも気楽にサクサク撮れてしまう。
 だから、バラエティ番組の映画化だってありだ。
 この映画はテレビ東京の動物バラエティ番組「ペット大集合!ポチたま」の人気コーナーを元に映画化している。
 といっても、さすがにそのまんま映画にするだけでは集客も見込めないので、出演者も豪華にしている。
 松本秀樹が本人の役で出るわけでもなく、彼を香取慎吾が演じている。
 その時点でテレビと違う別の物になっている。

 う~ん、大変つまらない。

 正直、映画にする内容でもない。
 滑稽な(と思われる)動きとかに、間抜けな効果音をつけるって、どんだけ昔のセンスなんだよ?
 もちろん、スタッフは面白いと思っているだろうし、こういうこと言われたらあえてやってみたというに違いない。
 それはそれでいいんだけど、寒くなるだけで、全く効果的とは思えない。
 話も笑わせようと思っているであろう箇所は笑えないし、泣かせようと思っているであろう箇所が全く泣けない。
 いや違う意味で情けなくて涙が出てくる。
 この映画の企画が通してしまった人って凄いよなあ。
 相当なやり手だよ。
 さらに言えば、こんな映画を作って公開しているようだから、日本の景気はまだまだ大丈夫でしょ。
 共演は広末涼子(B81-W59-H85)、成海璃子(B79-W60-H87)、光石研。
 世間的に広末はポケベルのCMに出ていた頃が一番人気だろうけど、自分的には今が一番良いと思う。
 一時期はブクブク太っていた成海が。比較的元に戻りつつあって良かった。
 監督が大谷健太郎なのに驚いた。
 「アベックモンパリ」で注目され、「NANA」で全国映画デビューなのに、どうして?
 この映画がOKなら「くいしん坊!万歳」の劇場版ができても不思議じゃないかに。

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2012年7月 5日 (木)

「図書館戦争 革命のつばさ」

Library_war 近頃、何でもかんでもテレビ番組の映画化で、さらに必ず1年位すると放送しているので、今や劇場に行ってテレビの番組の有料先行試写を観ている感じだ。
 この映画もノイタミナ枠で放送されていた有川浩の小説原作アニメを劇場版にしたもの。
 だから当然、TVシリーズを見ていて楽しめるのだが、自分はOK!
 何故ならTVシリーズ全部見ているから。
 結局、自分のテレビライフって真剣アニメ中心なのな(泣)
 日本を震撼させたテロの手口が著書に似ていたとして良化隊による拘束、執筆権剥奪の危機に直面していた作家の身辺警護に当たる図書館隊の話で、TVシリーズを知らなくてもわかるようにもなっている。
 笠原郁と堂上篤がええ感じになっているだけでなく、その周りも色々な意味で恋愛フラグ立ちまくり。
 ここらへんはファンにはたまらないものがあるのだけど、自分はあまり興味がなく、図書隊と良化隊の抗争が楽しみだったりする。
 いかにして、図書館隊が作家を守るか?…それが見所でもあるのだが、途中でこんな展開になるだろう…と思ったら、その通りになってしまった。
 ひょっとして自分ってエスパー?と思ってしまったが、せめて自分の想像よりも上の展開になって欲しかった。
 それでも普通に面白かったからOKなんだけどね。
 映画の声のゲスト出演者にイッセー尾形が起用されているんだけけど、彼は下手じゃないんだけど、周りがアニメ的喋りの中では若干浮いてしまっている。
 監督はテレビシリーズの浜名孝行。
 最後は色々な意味で感無量な人もいるかもしれない。

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2012年7月 4日 (水)

「サルベージ・マイス 」

Smice 広島で奪われた宝物を本来の持ち主に返す正義の怪盗サルベージ・マイスの真唯とマリク。
 しかし、マリクは真唯を裏切り、真唯は怪盗マイスとして指名手配されてしまう。
 そんな中、真唯は空手少女・美緒と出会い、友情を育み再起していく。
 そして、窃盗団として広島中のお宝を盗み続けるマリクを阻止し、汚名の返上しようとするのだった…。

 いわゆる御当地映画で、舞台である広島で先行上映し、やっと全国で順次公開!
 御当地映画と言えば、観光名所で撮影し、当たり障りのない話、その多くは人情物だったりするのだが、この映画はそんな御当地映画の不満を一気に解消してくれた。
 普通、御当地映画で泥棒が主役でアクション物はない。
 だけど、「ダイ・ハード3」はニューヨークを舞台にした御当地映画だと思っている自分としては、こんな映画もありだと思っている。
 正直、ツッコミ所満載で、もしこれでサルベージ・マイスが凄い怪盗なら、どんだけこの映画の警察は間抜けなんだよ。
 つうか、宝物を本来の持ち主に返したら、その人が犯人と疑われるんじゃないの?
 いくら地方局のテレビ局とはいえ、そこまで警備がユルいもんじゃないし、生放送だからず~っと中継しているわけじゃないんだけど、それって昭和時代からネタになっているテレビ局の都市伝説でしょ。
 だけど、そんなことはどうでもいいと思ってしまうのは、広島の自警団の空手少女を演じる長野じゅりあ(B80-W56-H80)のキレのいいアクションだけで満足できてしまえるからだ。
 え~あのKカップ巨乳女優ってまだ活動してたの?と思った人、それは大舞じゅりあ(B97-W60-H86)だっつうの。
 本当は主役の谷村美月(B87-W56-H80)のアクション目当てだったけど、彼女、実はあまり動いてないんだよね~。
 監督は田崎竜太。
 とりあえず、長野じゅりあVS武田梨奈(B72-W57-H82)とのバトル映画希望だ。

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2012年7月 3日 (火)

「サニー 永遠の仲間たち 」

Sunny 余命幾ばくもない高校時代の親友と再会した40代になったヒロインが彼女の願いを叶えるため、かつての仲間たちを捜し出しながら、高校時代を回想していく…。

 こ、これは、おっさんホイホイ、いや正確にはおばさんホイホイ!!!
 大変面白い!、
 いや、もっと言うと泣かせる。
 韓国映画なのでベタなのは想定範囲内としても、ベタなりに笑いも盛り込んで、ホロリとさせるところもある。
 実は制作サイドも韓国のベタな展開は承知していて、そのことを登場人物がテレビを見ながらツッコんでいる。
 おそらく、ここは笑えると同時に多くの人がよく言ってくれたと思っているに違いない。
 時代を写すアイコンとして1970~80年代の懐かしの洋楽ヒットナンバーがガンガン流れているが、映画ファンとしてはリチャード・サンダーソンの「愛のファンタジー」に涙!!
 今更言うまでもなく「ラ・ブーム」の主題歌で、この映画、「愛のファンタジー」を効果的に使うだけでなく、「ラ・ブーム」の名場面をパクり、いや再現してしまい、これには自分も号泣してしまった。
 それ以外でも「タイム・アフター・タイム」が懐かしい。
 その他、「ロッキー4」の映画の看板が時代を感じさせる。
 映画というものが時代を映すものだと改めて認識した。
 サニーというのは主人公達のグループ名であり、ボニーMの歌から取ったもので、よくわからないが、韓国は友達グループに名前をつけるのが流行なのか?
 敵対するグループが「少女時代というグループ名にしようと思ったがダサいからやめた」みたいなことを言っていたのが笑えた。
 誰でもそうだが、高校時代の友人も20年近く経つと大きく変化してしまう。
 若い時は将来は何でもできるし、何にでもなれるし、明るい未来が待っていると思ってしまう。
 ところが、実際にはそんな未来予想図通りにいくわけもなく、こんなんじゃなかったと思いつつも生きていく。
 この映画の主人公を含む仲間もそれぞれに悩みを抱えており、逆に高校時代は冴えなかったのが、大人になってからは幸せな結婚をしていたりしている。
 そして、この映画は現実と過去を巧みに交差させ、誰しも大なり小なり経験する甘酸っぱい青春時代を追体験させるのだ。
 主演は松嶋菜々子(B84-W59-H88)に似ているユ・ホジョンだけど、自分は高校時代にモデルをやっていたクールな女子高生役のミン・ヒョリンがイチオシだ。
 監督はカン・ヒョンチョル。
 日本人が観ても心に来るものがあるのだから、韓国人はもっとこの映画に感動するだろう。
 それなら、日本版を是非とも作ってほしいと切に願う。

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2012年7月 2日 (月)

「臨場 劇場版」

Rinjou 人気テレビドラマの劇場版。
 そんなドラマがあったとは、この映画化を知るまで全く知らなかった。
 っつうか、もう無理。
 ちょっと前までは映画を楽しむためにドラマも録画やDVDを借りて観ていたのだけど、さすがにこう本数が多いと全部網羅できるわけもない。
 今更声を大にして言うまでもないけど、テレビ番組の映画化多すぎだろ!!
 でも、面白ければ何でもいいんだけどね。

 死者4名を出す凄惨な無差別通り魔事件が発生したが、犯人は精神鑑定で心神喪失と認定され、刑法39条によって無罪となってしまう。
 その2年後、犯人を無実にした弁護士と精神科医が殺害される。
 検視に当たった警視庁の倉石義男は双方の状況に類似点を見つけ、同一犯の可能性を指摘。
 警視庁と神奈川県警の合同捜査本部が立ち上がり、通り魔殺人事件の遺族による犯行との見立てで捜査が開始されるが、倉石は死亡推定時刻に疑問を抱き、独自の捜査を続けて捜査本部と対立する…。

 あれれ、思った以上に面白い。
 いわゆる「Dr.刑事クインシー」みたいなものかな。
 今までも散々話題になっていた刑法39条に真っ向から取り組んでいる。
 確かに多くの人が精神が異常だったら何やっても許されるのか?という疑問。
 さらには、そもそも犯罪をやらかすことが既に精神が異常ではないのか?
 そしてそれを誰が判定して、それがどう正しいのか?
 個人的は精神異常だから罰せられないとかは納得できない。
 この映画は、そんな誰しも内心思っていること、特に被害者側の無念さを描いているのだ。
 さらに、警察の内部事情や殺人の意外な犯人像など盛り沢山!
 タイトル通り臨場感がある。
 確かにこの手のネタはテレビでやりにくい。
 検視の時に思いっきり女性の乳首も見せているしね。
 出演は内野聖陽、松下由樹(B83-W58-H83←「オイシーのが好き」出演時)、渡辺大、柄本佑、長塚京三、それに離婚問題が泥沼化している高嶋政伸。
 松下と長塚は「ナースのお仕事」を思い出させる。
 柄本佑の弾けた演技最高!!!!
 監督は「探偵はBARにいる」の橋本一。
 登場シーンでやたらとスローモーションを多用するのはちょっと失笑ものだが、短いながらも松下由紀樹の乳揺れが確認できたので良しとする。
 最後はちょっと蛇足っぽいな。

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2012年7月 1日 (日)

「ブレイクアウト 」

Trespass ダイヤモンド・ディーラーの豪邸に武装した強盗一味が家に押し入ってくる。
 狙いは金庫の中に入っている大金とダイヤモンドだ。
 しかし、妻を人質に取られているのもかかわらず、夫は金庫を開けるのを頑なに拒むのだった…。

 大変面白い!
 舞台がほとんど豪邸の中という密室劇だが、上映時間91分という昨今の映画では極めて短い時間なのに、盛り沢山の内容で、全編緊張感が途切れることはない。
 この手の話は脱出がメインになるのだが、この映画の場合、それだけではなく、登場人物の思惑や背景が密接に絡み合い、サスペンスに深みを与えている。
 何故、夫は金庫を開けるのを拒むのか?
 強盗一味は、全員が仲間というわけではなさそうなところや、妻は何かを隠しており、それが今回の事件と何か関係があるのか?…など正に謎が謎を呼ぶ展開!
 主演は、その髪の毛が最大の特撮と言われているニコラス・ケイジと、その美貌が特殊メイクの領域と言われているニコール・キッドマン。
 こんな豪華な夢の競演なのに、上映劇場が少ないのが残念。
 監督は「オペラ座の怪人」のジョエル・シューマカー。
 家族監禁物というと、「スペイン一家監禁事件」を思い出さてちょっと気分がブルーになってしまうが、さすがに明るく楽しいハリウッド映画なので、そんな展開にはならないので、あの映画でトラウマになっている人も安心!
 タイトルが英語カタカナ表記かと思ったら全く違っていた。
 「トレスパス」の方がかっこいいのにと思ったが、そういえばアイスTとアイス・キューブの出演作がそんなタイトルだったのでやめたのかも。
 だからって、このタイトルも微妙。
 やっぱりスウィング・アウト・シスターの歌を思い出すよね。

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