「キリング・フィールズ 失踪地帯」
テキサス州テキサスシティには、キリング・フィールズと呼ばれる湿地帯があって、多数の死体が発見され、未解決事件の温床になっている。
市街地で起きた少女の殺人事件を捜査するマイクとブライアンだが、手掛かりは掴めず、次々と少女たちを狙った新たな事件が発生!
さらにはブライアンが気に掛けていた心に傷を負った少女リトル・アンも行方不明になってしまう…。
タイトルだけ聞くと、ポル・ポト政権下のカンボジアで、大量虐殺が行われた刑場跡のことかと思ってしまう。
「キリング・フィールド」があって、「キリング・フィールズ」はバッタ物臭い臭いがプンプンするし、さらには失踪地帯という日本語がダメさ加減を加速している。
原題通り「テキサス・キリング・フィールズ」の方がかっこいいと思うのだが、これいかに。
テキサスもソマリアやヨハネスブルク、米花町と同じくらい治安が悪いという印象ができてしまう。
全体的に展開がもたついていてテンポが悪い。
観ていて途中でダレてくるのだ。
さらに、暗いシーンが多く、設備がダメな劇場だと何が映っているのかさっぱりわからない可能性は極めて高い。
監督がマイケル・マンの娘、アミ・カナーン・マン。
何と初監督作品だそうな。
う~ん、父兄の方は製作もしているらしいので、娘さんに適切なアドヴァイスをしていただきたい。
そもそも予告編でマイケル・マンの娘であることを売りにしていたが、役者の子供ならどんな顔か気になるが、監督の娘って微塵も売りにならんだろ。
へたするとコネと思われて、正当な評価をされない可能性が高いだけだが、コッポラもそうだが、今は娘が監督になるのがトレンディなのか?
自分はマイケル・マンの娘なんかどうでもよくて、クロエ・グレース・モリッツ目当てで観にいったのだが、途中出番が少なく、ちょっとばっかり。
まあとちあえず、彼女の成長を確認できただけでもいいか。
参加してます。よろしくで~す
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こんな場所があるなんて公式サイト http://killingfields.jp製作: マイケル・マン監督: アミ・カナーン・マンマイク(サムワーシントン)は、テキサス州の田舎町の殺人課の刑事。血の気 [続きを読む]
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