「バッド・ティーチャー」
玉の輿が人生の目標の自分勝手な不良教師であるエリザベスだが、ある日やっと実家が金持ちのイケメン代理教師を見つける。
彼が巨乳好きだと思ったエリザベスは豊胸手術の費用を稼ぐため手段を選ぶことはなかった…。
今やハリウッドの大物女優であるはずのキャメロン・ディアス。
彼女の胸がないことは知っていても、知らないふりをするのがお約束だと思っっていたが、この映画はそんなタブーをネタにしているのが良い。
…というか、実はそこだけで、もっと言えば予告編が物凄く面白そうなので観にいったら、それ以上のものはなかった。
キャメロン・ディアス演じる女教師は型破りというよりせこく、本来の目的は幸せな結婚のはずが、金持ちとの結婚に変わっていったために、やることなすことがおかしくなっている。
彼女のライバル的存在で性格が正反対の女教師も、その性格が災いして暴走している。
これだけ、面白い要素があるのに生かしきれていない。
それは全ての行動が後味が悪く笑えないし、全体的な映画のテンポが悪すぎる。
だからバッサリと切った予告編が面白く感じるのかもしれない。
どちらかというと、キャメロン・ディアスのコメディエンヌぶりに救われている。
しかし、その彼女の演技もパターン化しつつあり、もう若くもない彼女が今回のような役を演じるのにも若干無理があるのも確かだ。
これが潮時ってやつか?
監督はジェイク・カスダン。
やっぱり洗車のところが一番笑える。
参加してます。よろしくで~す
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『チャーリーズ・エンジェル』、『ベガスの恋に勝つルール』などラブコメの女王と言われるキャメロン・ディアス主演作品。金持ちの男を捕まえようと婚活に命を燃やす女教師のハチャメチャ振りを描いたラブコメディだ。共演に『ザ・マペッツ』のジェイソン・シーゲル、『TIME』のジャスティン・ティンバーレイク、ルーシー・パンチが出演している。監督はジェイク・カスダン。... [続きを読む]
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☆こりゃ、面白かった。
魅力があるのは認めるが、私の趣味ではないキャメロン・ディアスが、あまりにも下世話で利己的な教師を演じる。
しかし、観終えると、その魅力に感心し惹かれてしまうのだった・・・^^;
◇
・・・寿退職するはずだったエリザベス...... [続きを読む]
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