「ポテチ」
昨今の映画はダラダラと長いものが多い。
映画は90~100分を理想としている自分としては、普通に140分とか150分とかやられるときっついものがある。
入場料安くて短い映画はないものか?と探していたらあったよ。
この映画は上映時間68分。
入場料を安くして、これくらいの上映時間だと悪くない。
むしろ、理想だ。
同じ年、同じ日に生まれた2人は26年後、プロ野球のスター選手と、さえない大人になっていた。
実は彼らは皮肉な運命と巡り合わせがあった…という話で原作は伊坂幸太郎の同名中編小説らしいが自分は相変わらず未読。
映画は面白ければ上映時間が長くても気にならないし、つまらなければ上映時間が短くても長く感じる。
この映画は上映時間が短いが面白い。
だからといって、満足度が足りないと言うわけでもなく、むしろ腹八分目の丁度良さ。
一体何がどうなっていくのか先が読めない展開だが、それが気持ちいい程にまとまっていく。
確かにちょっとできすぎなところもないではないのだが、演出が淡々としてくどすぎもしないので問題なし。
観た後は心地よいものがある。
監督は「アヒルと鴨のコインロッ カー」「ゴールデンスランバー」の中村義洋。
主演は濱田岳、共演に木村文乃(B80-W58-H85)、大森南朋、石田えり(B85-W60-H88)。
やっぱり大森南朋の胡散臭さはいいなあ。
濱田岳が善人っぽいので、そのバランスがいい。
それと久しぶりに石田えりが物凄く美人に思えた。
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