「僕等がいた 後篇」
観てきました。
「ボンクラがいた」いや「僕等がいた 後編」
七美は東京の大学を卒業し、出版社に就職。
かつて遠距離恋愛をしていた矢野とは突然音信不通。
矢野に代わって彼女を支えていたのは竹内だった。
しかし七美は矢野への想いを断ち切れないでいた。 そんなある日、七美に矢野の消息を伝える情報が舞い込んでくる…。
前篇に比べると遥かに面白い。
というか、前篇あっての後篇なので当然だし、2本で1本の作品として観るのが正解。
これは映画の「マクロスF」と同じだと思う。
前篇ではすっかりいい大人の役者が中学生とか高校生を演じているので、コスプレ風俗みたいになっていたが、後篇では比較的実年齢に近づいているので違和感なし。
前篇では甘酸っぱいこっ恥ずかしい青春模様をこれでもかと描いていたが、後篇は試練の連続。
いかに乗り越えるかが最大の見所だ。
正直、矢野の周りの人間は母親を筆頭に困った人ばかりで、十代でこの環境はきついものがある。
七美の年で長距離恋愛はきつい。
ましてや相手が消息不明だったら、身近な恋愛に逃げてしまいそうだ。
おそらく、この物語の支持されるのは、男女とも普通はできないことをしているからなのかもしれない。
確かにツッコミ所はあるベタな話だが、少女漫画の読み方で観ると、極めて正統派であり、本来なら1本でまとまる話を二部作にすることにより、濃厚さが出たと考えるのなら正解だろう。
出演は生田斗真と吉高由里子(B85-W63-H88)。
この映画、吉高のアイドル映画としては最強である。
監督は「ソラニン」の三木孝浩。
ちょっと残念なのは、あまりにもくどい説明描写で、個人的には肉まん食べに誘いにきたところで終われば、絶対に余韻を残して良いのに残念である。
参加してます。よろしくで~す
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☆よっぽど、私には、この「後編」を見る機会がないのかと思っていたら、ようやく、見ることが出来ました^^
やっぱ、前後編の5時間弱の濃密な愛の物語のパワーには圧倒された。
面白かったっス^^
続きは、お風呂に入ってからです^^
◇
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