「女ドラゴンと怒りの未亡人軍団」
人前でスピルバーグやら黒澤やら言っていても、本当に好きな映画人はジャッキー・チェンだけだ。
そりゃあ確かに最近はアクションのキレはなくなっているが、年齢的に仕方ないし、逆にあの年齢であそこまで動ける人はそうそういない。
アクション俳優が年を取ると、今後どうしていくかを決めなくてはいけない。
引退する、もしくは演技派になる、制作側になるなどの選択肢があるが、ジャッキーは一応、演技派っぽいのを狙っているところもあるのだが、正直イマイチ。
これは、観る側がジャッキーが出てくるだけで、条件反射的に物凄いアクションを期待するから仕方ない。
そうなると、制作側に回るのもありといえばありかもしれない。
いや、むしろ、彼のキャリアからは正しい選択だ。
この映画は、1972年に香港のショウ・ブラザーズが人気女優陣の豪華競演で製作した武侠アクション「14アマゾネス 王女の剣」をリメイクしたもので、ジャッキー・チェンが製作となっている。
正直、製作と言われても、目に見えるものではないので、実際は何やているかわからないし、単なる名前貸しだけかもしれない。
だけど、ジャッキーのファンとしては、彼が関係しているとなれば、迷わず観にいく。
それがファンの心意気というものだ。
敵国との戦闘で男達が全滅する中、一族最後の男子となった亡き将軍の息子を守るため、未亡人たちが自ら戦地で戦いに挑む…という話で、ツッコミ所は満載だが、正統派香港武侠映画なので細かいところを気にしてはいけない。
深く考えずに、その時その時のアクションを堪能するのが正解。
出演はセシリア・チャン、リッチー・レン。
監督はフランキー・チェン。
結局、ジャッキーがどう関わっているかわからないが、最後のNG集に彼の片鱗を感じた。
参加してます。よろしくで~す
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