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2012年4月15日 (日)

「ジョン・カーター」

Photo 学生時代にSF小説を読み倒していた自分にとって、エドガー・ライス・バローズの火星シリーズはスペースオペラのバイブルの一つだ。
 当然、映画化となれな観にいかないわけにはいかない。
 たとえ、本国で思いっきりこけたとしても、せめて死に水を取るのがせめてものファンの仕事だ。
 映画化されたのはシリーズ1作目の「火星のプリンセス」を基本としている。
 本国でコケたと言われているのを聞いて、ハードルを低くしていたせいか、思った以上に面白い!
 予告編を観ていると、火星を前面に出していないので、どこか別の惑星を舞台にしているのかと諦めていたら、ちゃんと原作通り火星が舞台だった。
 「スター・ウォーズ」と「デューン/砂の惑星」、「フラッシュ・ゴードン」それにちょっぴり「スーパーマン」の要素を入れたような感じだった。
 やっぱり自分の中には視覚的に武部本一郎画伯の絵がベースにあるんだよね~。
 そんなわけで、自分なりの雑感。

 ジョン・カーター

同じ日に「バトルシップ」が公開されているテイラー・キッチュが演じているが、ちょっとヤサ男っぽいけど、不満はなし。

 デジャー・ソリス

絶世の美女の設定なんだけど、演じているリン・コリンズが微妙。
「フラッシュ・ゴードン」に出演していた演じているオネムラ・ムーティを思い出させる。

  緑色人。

もっとマッチョなイメージだったのだけど、火星での独自の発達した種族と考えればOKなのかも。

 ウーラ 

  ジャバ・ザ・ハットの子供みたいな感じだけど、物凄く速く動けるのにお驚き!

 火星にどうして来ることができたかを小説は結構軽く流していたが、映画の方はそれなりに理由付けをしており、それが最後のオチにつながるようになっている。 
 火星の言葉を覚えるのが小説では、数ページだったが、映像化するとかったるいだろうなあと思ったが、映画はあっという間に解決。
 実はこの手のもたつきそうなところを、さっさと処理してテンポが良い。
 卵の話や大白猿をうまく入れているのもファンサービスかな。
 ジョン・カーターの過去の妻子の話は不要。
 但し、バロウズを物語に入れ込んだのは深みが増して良い。
 最後のオチは映画の方が面白いかな。
 監督は「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」のアンドリュー・スタ ントン。
 これが実写初監督らしい。
 世間的な評価はともかく、自分は嫌いじゃないし、むしろ好きかもしれない。
 できれば、続編希望!
 タイトルは小説に合わせてくれると嬉しいのだけど。
 おそらく原作ファンの動員もできるのではないのかなと思ってしまう。

  参加してます。よろしくで~す

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コメント

こんにちは。
続編を作って欲しいですね!
すでに『John Carter: The Gods of Mars』という仮題も決まっているのに。
ウーラが可愛くて気に入りました。

この記事へのコメントは終了しました。

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