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2012年4月16日 (月)

「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」

Kuresin 「オトナ帝国」や「戦国」の評価が上がってから、最近やたらと持ち上げられている「クレヨンしんちゃん」の映画だが、実は年々面白くなくなっている。
 かつてはハズレなしだったが、20年も経てば微妙な作品だって出てくる。
 そして、記念すべき20周年20作目の記念作品であるこの映画は、残念ながらシリーズの中で一番つまらない。

 しんのすけが契約してしまったために、ヒマワリ星の姫になってしまったひまわり。
 野原一家は地球滅亡か、家族で暮らすかの究極の選択を迫られる…って話なのだが、全体的にダラダラしていてテンポが悪い。
 何故、ひまわりがヒマワリ星にいないと地球の危機なのかが判りづらい。
 ギャグも空回りしている。
 泣かせようとしている箇所もあるのだが、どうもとってつけたというか、わざとらしい。
 これはひょっとして自分がやさぐれた大人だからか?と思ったが、観客席から子供の「もう終わった?」という声が聞こえたし、居心地悪そうなので、大人だから面白くないのではなく、子供もイマイチみたいだ。
 声のゲスト出演者は、ココリコ、藤井隆、土田晃之。
 監督は前作「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」の増井壮一。
 とりあえず、これからも続いていくだろうから、どこかで面白くなってくれればいいや。

  参加してます。よろしくで~す

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